欧州車かく語りき。 -91ページ目

CB1300SB HID取付完了

この日曜日はHID取付作業依頼があり、朝から出張。
 
花粉舞う、暖かな日曜の朝9時~の作業。HIDの購入から依頼されていたので、ヤフオクで得意の中華製HIDを購入。
 
CB1300SBなので、H4バルブのハイロー切替の製品。
今や¥1980-の製品なんてのもあるが、入念に選定し送料込¥7810の製品に決定。アルミ製の薄型バラスト+小さなイグナイタのモノ。
 
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購入したての新型?CB1300SB
ちなみに前オーナーはなんと800キロで手放し、BMWのK1300Sを購入したそうだ。
ピカピカの極上中古車をバリバリ磨くこの方は仕事繋がりで、ここ最近大型免許を取得したリターンライダー。
 
オートバイ乗りが増えるのはとても好ましい事です。
 
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オーナーは、私と変わらぬ年齢層の中年男性だが、やはりマフラーは必須ということで、早速ストライカー製チタンスリップオンが装着されていた。
 
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最新だからか、昔からそうなのか、ホンダ車のメンテナンス性の悪さは筆舌し難いモノがある。
ハーフカウルは3分割であるのは、作業の容易さではなく、修復時の部品単価を下げる為。
そのサイドのカウルを外すのにタンクを降ろさねばならないのは、如何なものか・・・。もちろんプラグ交換時も降ろす事になります。
 
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この位置にサイドカウルの取付ビスが2個。このネジの内側にはタンクがくるので、このビスにアクセスする為にタンクを降ろさなくてはなりません・・・。
 
そしてその先、ウィンカーの下辺りにもう1個。この最後の1個を外すにラジエターもズラす必要アリ?工具が入りません。
かなり面倒なのでサイドカウルを外すさずに挑戦。手間が掛かるがどっちもどっちだ。
 
ここまで厄介にするメリットは盗難抑止意外何も無い。
 
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シート下に小物入れがあり、それを画の様に持ち上げるとバッテリーがようやく顔を出す。
 
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アルミダイキャストのバラスト、左の黒いモノがイグナイター
バラストは小さく場所を選ばないが、イグナイタが別なので2か所になる取付場所を探すのも労だ。
このCB”スーパーボールドール”なので、場所は比較的あるが、カウルを取り外す事が出来ず、ネイキッド並みに悩むバラスト設置場所。
 
HIDの取付作業で一番悩み、時間を要す部分はイグナイタ及びバラストの設置場所探索作業です。ちなみに諦めた車種は未だありませんが。
 
これの他にハイロー切替製品の場合、ハイロー切替コントローラも設置しなくてはならない。よってネイキッド車の取付が如何に面倒か・・・。
 
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4輪用を使用している為、プラス電源の長さが足りない事もしばしば。
今回は20cm程延長した。
ちなみに片側しか使用しないので、残りは同じCB1300SB乗りの方に売るそうだ。しかしハイローコントローラは1つしか付属しないので、別途必要なので注意。
 
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毎回使用するのが、この耐熱ペン。
バーナーの遮光管の内側にこれを使用し塗装し、乱反射を防ぐ。
 
 
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所要時間2時間半。ようやく点灯まで漕ぎ着けた。
バラストはヘッドライトしたのカウルに、イグナイタはサイドカウルの内側パネルに強力両面テープで貼り付けた。
 
HID換装効果は明るさアップ節電はもちろん、副産物もある。
このハイロー切替の製品の殆どが、バッテリーから直電源の為、ハーネスへの負担減でアーシングと同じ効果も得られる。
厳密に言えば点火系への負担が減っているのでパワーも微増しているはず。
 
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左側画像:斜め上からだが、グレアの漏れもほぼ無し。発光ポイントが直接見えないのもグッドです。
右側画像:下側リフレクタへの反射も抑えられ、レンズカットもしっかりしている。今回の中華製はアタリのようだ。
6000ケルビンだが、青みも無く明るさは相当上がっただろう。
 
この後、少々走って前から確認したが、昼間にしても少々眩しかったので夜はそこそこ迷惑。よって光軸調整が必要。
 
今や切れたハロゲンバルブを再び購入するより、よほどお得感のあるHID。失敗しても気にならない価格のモノも沢山あります。
作業を依頼しても1万~2万程度の出費で済むとは、良い時代になったものです
 
マルちゃん、無事装着完了したCB1300SFでの今週末のツーリング楽しみですね。
 
 
 
 
 
 

出会いは、別れの始まり・・・。

KTMの書庫にしてこのタイトルだと、内容を読む事なく理解も出来ようものだろうか。
 
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トランポに積載されているのは、サーキットに行く為でも、修理を依頼するものでもない。
 
某ネットオークションを隈なく覗いている方なら、目にしたかもしれないが、この度良縁に恵まれ、遠く遠方の地へ旅立つ事が決まった”RC8R”。
 
少々の小銭が必要になったのと、年末の忘年会ツーリングで乗れてない自分に嫌気がさし、RCに申し訳なく感じていた。
そう、あのツーリングの最中に、ずっとそんな事を考えていたのだ。
 
思い起こせば、RCとの出会いも突然やってきた。
 
リーマンショック直後の未曾有の不景気の09年夏、ほぼ一目惚れ状態で勢い余って購入してしまった車両だが、やはりKTM。サーキットでのタイムはともかく、乗っての楽しさは、私にとってドゥカティより明らかに上だった。しかし現実はそうでもないのだ。
 
話は逸れるが・・・。
1泊2日全行程700キロのツーリングに出掛ける状況。
自宅から宿、そして自宅。その中で愉しめるのは時間にして1時間、距離にして50キロあるかどうかだ。
大袈裟かも知れないが、その他の650キロは苦痛であろう。まして雨でも降ろうものならオートバイを嫌いになり兼ねない状況に陥る。
このたった”7%”の為に250万円の車両は無駄以外何ものでもないと思うのは私の持論。金額にすると17万程度です。
 
もちろん苦痛を感じない人もいるだろう。でもBMWを知ってしまっている自分には無理なのだ。
私はサーキットも好きではあるが、やはりメインは旅なのだ。
それを認識しながらも購入してしまった、私はアホです。
 
新車で約200万円~をほぼ100%楽しめるBMWは、物凄くお得ではなかろうか。自宅を出た瞬間から自宅へ戻るまで快適なオートバイを私は他に知らない。
 
すっかりBMWのススメみたいになってしまった・・・。
話を戻します。
 
我がRC8は、今年1月に初出品し落札されたものの、心無い落札者が飲んだ勢い?で落札してしまい、散々引っ張られた揚句、連絡不能に陥った。
出品料及び落札手数料共に無駄に払う結果となったのは言うまでもないが、このわけの分からないシステムを何とかして欲しい物だ、ヤフーさん・・・。
 
そして二度目の出品で、良い方と巡り合う事が出来、今回お別れする事となった。
私に取って高額商品と感じるモノなので、落札者の方にもなるべく安価に購入して頂きたい思いから、依頼のあった東京ベイサイド”有明港”への持込みを承諾した。
 
よって昨日会社を半休し、行ってきました。
 
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比較的順調に有明港へ到着。
後ろに停泊する大きなフェリーに揺られる。”RKK LINE”とは琉球海運という会社のフェリー。そう、新天地は沖縄だ。
 
到着後すぐにこの船の乗組員の方へ連絡を入れると、間も無くRCを引き取りに来てくれた。特に知り合いでもなく、口数の少ない沖縄の若者だったからかどうかは定かではないが、事務的なやり取りが数分あっただけで、あれよあれよという間に別れの瞬間に・・・。
 
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「じゃ、どうも・・・」と一言だけ残して、さっと行ってしまった・・・。
 
失礼かも知れないが、KTM等をとても知っているとは思えないにも関わらず、何の躊躇も無くエンジンを始動しようとしている若者に、「クセのあるバイクだけど大丈夫?」と聞くと、「大丈夫ッス!」と一事。
 
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ま、一応普通に乗って行った。物怖じしないのは彼の性格か、価格を知らないからか。
普通、高額な他人の荷物を扱うにビビリそうなものだが・・・。
ちなみに、案の定1回エンストしたのは彼の名誉の為に伏せておいた方が良いか。(あ、書いてしまった)
 
拍子抜けするくらい、アッという間に別れの時間は終わってしまった。
一度乗るのを諦めた車両ではあるが、いなくなると寂しいもの。
トータルで5000キロ少々、1年と7カ月。長い様で短かったRC8Rとの付き合いだった。
よく考えたら、2002年トシニシヤマ時代からの付き合いであるKTMだったが、気付いたら無くなってしまった。
この書庫ももう不要になってしまうのかな。
 
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ガランとしてしまったトランポ。(いつもガランとしているか)
もう我が家にKTMは無い。ピリリと辛口の尖がったハンドリングのオートバイが居なくなった穴埋めはBMWでは無理です。
 
でも、あのオートバイを公道で乗る方が勿体ないし、RCに対して申し訳ない。クローズドコースを何の縛りもなく、全開で走るRCが本来の姿。その走りが出来なくなってしまった私には重荷だったんです。
 
公道で乗るなら、やはりBMWなんです。
楽しさ、安全性、快適さ等々、どれを挙げてもBMWに敵うメーカーは無いと思っています。
 
熱くなれるのは間違いなくRCですが、公道ではリスクが高過ぎる。
ピンポイントを大きなリスクや苦労を経て楽しむのが男のロマンとも思いますが、いい大人になった私は疲れてしまったのかも知れません。
 
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とてもカッコいいRC8。全開で走った時の歓びはBMWには無いものでした。愉しさはドゥカティの上でした。
お疲れ様RC8。新天地で大事にされる事を祈ります。
 
いずれKTMに復活する気持ちは十分あるので、書庫はこのまま残そうと思います。
 
 

ドライカーボンホイール

近所の二輪タイヤ専門店に足を運んだ際に、取り扱いを開始したとの事で、じっくり観察させて頂いたカーボンホイール。
 
イメージ 1以前乗っていたドゥカティ996にマルケジーニ製のマグネシウムホイール(鍛造ではない)は装着していた事があり、軽量なミシュランタイヤを合わせて使用すると、切り返しでの抵抗の無さに驚愕したものだ。
 
その際のフロントホイールの重量は3キロ程度と記憶しているが、このホイールは2キロチョイだそう。実際、手に持った感じは材木で出来ている様な印象。
 
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この”BST”というメーカーの事を私は知らなかったが、イギリスのダイマグ社にはリムのみカーボンの製品があり、それはスポーク部分がマグネシウムであり、それなりに軽量であった。
 
が、この製品は全てがカーボンで出来ており、驚愕の軽さ。
他社製品にもカーボンホイールは存在したが、カーボンゆえ強度確保の為、スポーク部が異様に太く、私的に見た目がよろしくなかった。
 
しかしこのホイールは見ての通り、マグホイールと同程度の細身のスポーク採用で印象はよろしい。
 
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リムとスポークの接続部分。斜めにラインが入り、補強されているのが見て取れる。
 
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こちらの画像の方が、わかり易い。表裏から1プライ??補強されている。
 
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リムを内側(タイヤ側)から見てみると・・・。
中には芯材の様なものがあるのか?と思いきや、やはりカーボン100%の様子。
とにかくバッチリ焼かれており、軽く叩くと金属音というより、セトモノの音でした。
この辺りの仕上がり具合が、機能重視な感じで物欲をそそります。
 
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リアブレーキ取り付けハブ。このハブ取り付けは企業秘密なんだそう。それほど太くないスクリューボルトで留っているのだが、200キロの車重と200PS近いパワーを受け止めるには貧弱に思うが・・・。見る限りM8サイズのボルトで5本留め。
もしかするとこの内部には何か芯材が存在するかも?しかしそれは破壊してみないと知る由もない。
 
ちなみにサンプルとしてブン投げて破壊強度をテスト出来る製品が近々やってくるそう。地面や壁に好きに当てて良いらしいとの事だが、相当の自信があるからこそのサービスといえる。
 
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スプロケット側は以前のマルケジーニと酷似するが、ダンパーの容量が現行のマルケジーニと比較して小さい。耐久性はやはりマルケジーニか。なんでもレース用はこのハブがマグネシウムだそうだ。
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フロントブレーキ取り付けハブ。
ここ少々の矛盾が。せっかく軽量なカーボンホイールだが、ハブがアルミ製で左右に取り付けられているのは少々無駄で重量増だ。
マグネシウムホイールにはこのようなハブは存在せず、直接ブレーキローターを装着する。
 
構造上致し方ないのだろうが、本末転倒な様な気が。これでもマグホイールより軽い様だが・・・。
 
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美しく重ねられたクリア塗装。
アルミや鉄、スレンレスの様に錆びる事が無く、マグネシウムより軽量であるカーボンであるが、紫外線に弱い。
 
よって昼間を走る事があれば、常に紫外線に晒される事になるから、紫外線カットのクリアであることは間違いないだろう。
 
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私自信が装着するかといえば、しないでしょう。
 
私には今、これを必要とするオートバイが無いのもそうですが、公道では宝の持ち腐れ・・・。
軽くなる事はとても良い事ですが、燃費が上がるわけでも加速が良くなるわけでもありません。(厳密にいえばあるのかも)
そういえば、公道専門で乗っていたZZR1100にもダイマグを装着していましたが、サーキットで使用していた996ほど対価費用効果は得られませんでした。
 
しかし、ビジュアルもオートバイ乗りには重要なファクターですから、見た目での装着を否定はしません。色々な楽しみ方があるのもオートバイの魅力ですし、散々やってきた私だからの私見で、装着した事無い人は一度は装着して走ってみたいでしょう。
 
ビジュアル重視ならカーボンプリントで十分な気もしますが、偽物みたいで微妙でしょうか。
でも40万以上も出せません、いや出ません。これが本音でしょうか・・・。