ドライカーボンホイール | 欧州車かく語りき。

ドライカーボンホイール

近所の二輪タイヤ専門店に足を運んだ際に、取り扱いを開始したとの事で、じっくり観察させて頂いたカーボンホイール。
 
イメージ 1以前乗っていたドゥカティ996にマルケジーニ製のマグネシウムホイール(鍛造ではない)は装着していた事があり、軽量なミシュランタイヤを合わせて使用すると、切り返しでの抵抗の無さに驚愕したものだ。
 
その際のフロントホイールの重量は3キロ程度と記憶しているが、このホイールは2キロチョイだそう。実際、手に持った感じは材木で出来ている様な印象。
 
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この”BST”というメーカーの事を私は知らなかったが、イギリスのダイマグ社にはリムのみカーボンの製品があり、それはスポーク部分がマグネシウムであり、それなりに軽量であった。
 
が、この製品は全てがカーボンで出来ており、驚愕の軽さ。
他社製品にもカーボンホイールは存在したが、カーボンゆえ強度確保の為、スポーク部が異様に太く、私的に見た目がよろしくなかった。
 
しかしこのホイールは見ての通り、マグホイールと同程度の細身のスポーク採用で印象はよろしい。
 
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リムとスポークの接続部分。斜めにラインが入り、補強されているのが見て取れる。
 
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こちらの画像の方が、わかり易い。表裏から1プライ??補強されている。
 
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リムを内側(タイヤ側)から見てみると・・・。
中には芯材の様なものがあるのか?と思いきや、やはりカーボン100%の様子。
とにかくバッチリ焼かれており、軽く叩くと金属音というより、セトモノの音でした。
この辺りの仕上がり具合が、機能重視な感じで物欲をそそります。
 
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リアブレーキ取り付けハブ。このハブ取り付けは企業秘密なんだそう。それほど太くないスクリューボルトで留っているのだが、200キロの車重と200PS近いパワーを受け止めるには貧弱に思うが・・・。見る限りM8サイズのボルトで5本留め。
もしかするとこの内部には何か芯材が存在するかも?しかしそれは破壊してみないと知る由もない。
 
ちなみにサンプルとしてブン投げて破壊強度をテスト出来る製品が近々やってくるそう。地面や壁に好きに当てて良いらしいとの事だが、相当の自信があるからこそのサービスといえる。
 
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スプロケット側は以前のマルケジーニと酷似するが、ダンパーの容量が現行のマルケジーニと比較して小さい。耐久性はやはりマルケジーニか。なんでもレース用はこのハブがマグネシウムだそうだ。
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フロントブレーキ取り付けハブ。
ここ少々の矛盾が。せっかく軽量なカーボンホイールだが、ハブがアルミ製で左右に取り付けられているのは少々無駄で重量増だ。
マグネシウムホイールにはこのようなハブは存在せず、直接ブレーキローターを装着する。
 
構造上致し方ないのだろうが、本末転倒な様な気が。これでもマグホイールより軽い様だが・・・。
 
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美しく重ねられたクリア塗装。
アルミや鉄、スレンレスの様に錆びる事が無く、マグネシウムより軽量であるカーボンであるが、紫外線に弱い。
 
よって昼間を走る事があれば、常に紫外線に晒される事になるから、紫外線カットのクリアであることは間違いないだろう。
 
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私自信が装着するかといえば、しないでしょう。
 
私には今、これを必要とするオートバイが無いのもそうですが、公道では宝の持ち腐れ・・・。
軽くなる事はとても良い事ですが、燃費が上がるわけでも加速が良くなるわけでもありません。(厳密にいえばあるのかも)
そういえば、公道専門で乗っていたZZR1100にもダイマグを装着していましたが、サーキットで使用していた996ほど対価費用効果は得られませんでした。
 
しかし、ビジュアルもオートバイ乗りには重要なファクターですから、見た目での装着を否定はしません。色々な楽しみ方があるのもオートバイの魅力ですし、散々やってきた私だからの私見で、装着した事無い人は一度は装着して走ってみたいでしょう。
 
ビジュアル重視ならカーボンプリントで十分な気もしますが、偽物みたいで微妙でしょうか。
でも40万以上も出せません、いや出ません。これが本音でしょうか・・・。