欧州車かく語りき。 -100ページ目

秋深まれば、調子が良いのは、バイクだけ・・・。

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寒くなったものです。排気ガスに水蒸気が・・・。(オイルは燃えてませんよ)
 
マフラーから肉まんマシーンの様な湯気が出るのを見るのが、なぜか好き。冬はオートバイが調子が良いので、寒いけど好き。
(タイトルは一句謳ってみたかっただけで、内容と何ら関係ありません)
 
今週はブログ繋がりの”たびおさん”のツーリングに参加させて頂きました。
いつも企画担当をしていると、他人様の企画したツーリングに参加するのが楽しみで仕方ありません。私と違った目線でのプランが新鮮で堪りませんから。
 
今回の目的地は群馬県は猿ヶ京温泉。古くからの温泉街だ。
以前にバンジージャンプもやっていたっけ。
 
待ち合わせ場所はAM9時半に、これまた群馬県の横川。
峠の釜飯で有名な”おぎのや”に集合。
自宅を出発したのはAM6時半。6時に出ようと思ったが、やはり寝坊・・・。急がねば。
 
横川まで、高速は使わず全線下道で行くつもり。
青梅街道で東青梅から成木を通り吹上トンネルを抜けて、名栗方面へ。
 
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本日1本目。名栗から秩父方面へ抜ける山伏峠”名栗からの登りは1.5車線のジムカーナコースだが、下りはご覧の通りキッチリ2車線。
時間が時間だけに寒い・・・。
 
その後、秩父市街をスルーし、少し前に行った小鹿野を神流に向かう。
 
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2本目の峠は”志賀坂峠”。ここも小鹿野方向からの登りは1.5車線で下りはやや狭めの2車線。日差しが差しているもののまだ寒い。
 
神流町から西進し、日航ジャンボ機が墜落した事で有名になった上野村を国道299号で通過。そこから県道45号で塩ノ沢峠へ・・・としたいトコですが、時間も時間なのでトンネルでショートカットする。
 
その後、下仁田から妙義山の麓を快走し横川のある国道18号へ。
結局、家を出て一回も休む事なく”おぎのや”へ到着。おおよそ10分程遅れてしまった。
 
ところが、誰も来ていない?今回初めてお会いする”プーサン”のと思しき白いR100RSが停まっているが、プーサンのである保証は無い。
 
プーサンを探そうかと思ったが、気の小さい私はとりあえず一人で待つ事に。
 
待つ事5分程度でしょうか、たびおさんとこれまた今回初対面のE藤さんがR1100Sとドゥカティ900SSで登場。
 
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たびおさんの粋な計らいで、1つの釜飯を4人で頂きます。
こうする事でそれぞれの距離はグッと縮まりますね。
自己紹介やら何やら30分ほど歓談し、快晴の空の下出発します。
 
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国道18号を旧道へ。難所で有名な”碓氷峠”、眼鏡橋。
現在では新幹線の開通で、JR在来線は碓氷峠の手前である横川で終わってますが、以前はこの急な碓氷峠を前後の電気機関車を連結して登っていました。
 
画像の橋はそれより更に前に使用されていた、アプト式レールの遺構で現在は遊歩道となっており、この高い線路を歩く事が出来ます。
碓氷峠を登って行くと、そこかしこに最近まで(と言っても10年程前か)使用されていたJRの廃線が見えます。
 
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碓氷峠を登り切ると、そこは軽井沢の街。目の前には浅間山が。
碓氷峠ではプーサンがバンクの入れ過ぎによりセンタースタンドが接地し、1度だけ危うい場面がありましたが、本日3本目の峠を無事クリア。
 
その後、中軽井沢から本日4本目万座ハイウェイで万座方面へ向かう途中で正午ジャストでの昼食。さすが、ここが私の企画するツーリングと違うトコです。
 
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万座ハイウェイを登るにつれ、木々の色がカラフルに変化します。
地味なBMWはともかく、900SSのサウンドが山々にこだまし、耳に心地良い。E藤さんのツナギもまた車両にマッチしています。
 
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万座温泉街を抜けて、”志賀草津道路”を草津方面へ向かう途中。
この景色、言われずに見るとアフリカの様に感じるのは私だけ?
 
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快走中の3人。たびおさんの直後を走るプーサンのR100RSのヘッドライトが暗い様に見えますが(画像が小さ過ぎで見えない?)、これが後程それなりの事態になろうとは・・・。
 
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こういう事態に・・・。当然セル回らず。
3000回転以上でないと充電しない為、ヘッドライトを点灯したまま、ゆっくり走るとこうなります。もっと飛ばすか回転を高めで維持出来ていれば良かったのですが、プーサンは入手後300キロしか走っていないとの事でこの車両を理解していなかった。
 
レッカー??という話にもなろうが、慣れないプーサンに代わり、たびおさんの押し掛けで無事エンジン再始動。止まらずに今晩の宿まで走ろうという事になりました。そう言えば本日5本目の峠終了。
 
私のは1500回転以上で発電する様になっているのと、HIDやLEDで節電しているので、全く問題無し。旧車は気を使います。
 
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民主党への政権交代で一躍全国に名が知れ渡った八ツ場ダム現場。
話題になり始めた際、この橋は橋桁のみだったのはご存知通り。
中止が決定?となる中、しっかり橋は出来あがっていた。
ダンプの往来も多く、続投中か・・・。ちなみにこの橋は”不動大橋”という名前まで付いていた。
 
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程なく、本日のお宿に到着。ライフケア猿ヶ京なる宿泊施設だが、名前だけ聞くと老人ホーム?
しかしこの離れはとても本館と違いとても素晴しかった。
 
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木造の建屋はロッジの様相で、中は和と洋を上手くバランスさせている。炬燵も堪らない。
 
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眺めの為か、露天のお風呂は2階にあり、そこから見える濡縁には足湯も完備。カユイ所に手が届くもてなしの極み
もちろん源泉垂れ流し・・・いや掛け流し。
 
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お宿自体も良いですが、夕飯も魅力なのも重要です。
身入りの良い蟹にビールやご覧の日本酒をたらふく飲んで、¥16000也。
飲まない人なら¥12000也。これ安いと思います。
 
欲を言えば、食事が部屋出しだと更に良かったでしょう。
若い女性と二人きりなら尚良いでしょう・・・。そんなことを考えながら、入る貸切露天は沢山の星の下、最高の夜を提供してくれました。
 
 
この週末は関東地方のお天気の心配は無しとの事でしたが、さすが秋の空です。
明けた日曜日は午後から雨の予報に変わっていたので、早々に出発。
 
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昨日とは打って変わってどんより曇り空の本日は猿ヶ京から水上経由で片品、金精峠を抜けて日光にて解散予定です。
 
まず藤原ダム前で記念撮影。朝から1台合流し、5台にて行動しています。上に見えるシェルター付きの道路をこれから走るかと思いきや、その下に開通したトンネルを通行します。それなりの距離がありそうな上の道は廃道になった様子。興味湧きます。
 
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そして奈良俣ダム。ここは藤原ダムと違いロックフィル式。
積み上げられた石が目を奪う。よくもこれほど積み上げました。
 
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不規則な石を積み上げて出来ていますが、キレイ並べるられる事と、隙間から水が漏れないのが不思議な気もします。
何も石を積み上げなくても?と思ってしまう私の脳味噌は濃い目の赤です。
 
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宝川温泉をかすめて、片品村へ。ここはちょうど紅葉がピーク。
 
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季節を外せば、交通量も格段に低い鳩待峠は多くの人で賑わっていた。これだけ綺麗なら致し方ないか。
 
このあと、国道401号を日光方面へ向かい昼食。またも正午だ。素晴しい時間の組み立て。
 
PM1時を回り、これから日光に抜けると時間が掛かり渋滞と悪天候に見舞われる事を懸念し、東京方面の私とプーサンはたびおさんとE藤さん、そして今朝合流したtakuさんと丸沼高原の茶屋でお別れする事に。
 
日光に向かわず、沼田方面へ向かい関越道から圏央道、中央道にて2台で帰路へ着きました。
 
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関越道上里SAまで一緒に走行し、プーサンからお茶をご馳走になったトコでお別れしました。
 
今回も良い旅のプロデュースありがとうございました。
たびおさんのおかげで楽しめた事に感謝です。
 
立寄り湯しかした事の無かった猿ヶ京の極上宿での宴会を楽しみ、
群馬県のダムの多さに驚いた二日目の工程。
そしてたびおさんを仲介し、同機種R100RSのプーサン、そして
よく仕上がったベベルドゥカティのE藤さん、僅かではありましたが果敢にオフ車と格闘するtakuさんと走れた事等々。
 
今年も楽しいツーリングの思い出が出来ました。やはりオートバイとオートバイ仲間は良いですね。
 
ご参加の皆様、お世話になりました。またの機会お会い出来ることを楽しみにしております。
 
 
 
 
 
 

無事であること。

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直径20ミリ程の太さのパイプ、もしくは跨った人間の足に依って支えられないと立っていられない乗りモノであるオートバイ。
 
そんな不安定な乗りモノに乗って何百キロと走る。
とても危険ではあるまいか。
 
4輪の様に自立が有り得ない乗りモノで、遠くに旅に出掛けるなんて常人からしたらナンセンスでしょう。
 
電車やバス、飛行機や自家用車等々、これだけ快適な移動手段が他に数多あるにも関わらず・・・。
同じ様な乗りモノに自転車がありますが、これとは危険度が異なります。
 
でも、なぜかオートバイで出掛けてしまう自分がいる事実。
 
現時点での私は”道中を楽しむ”に尽きると考えます。
 
風雨や日射にさらされ、自立が出来ない乗りモノを自立させ、遠心力に逆らいカーブを抜ける。稼働中は100%意識が無いと成立しません。
電車バス飛行機なら風雨日射に晒される事なく、そして移動中を休息に充てる事も可能なのに。
 
一旦、走り出したら再び止まるまで終始危険回避の繰り返しの道中を楽しむこと。
 
旅をする上で、景色を楽しむのもちろんですが、それは安全の上に成り立っているので二の次です。速い遅いは三の次。
危険回避すら楽しめる様、ライディングテクニックを身に付けようとしていると言っても過言ではないでしょう。
 
話が逸れましたが、目的ありきの旅にオートバイで出掛けたなら、目的の達成に加え、道中までも楽しめるなんて素晴しいではありませんか。
人に依っては、電車バスの道中も楽しいのかも知れませんが、今の私にはそうは思えません。
 
時に冷たい雨に打たれ、照り付ける太陽に晒され、そして向かい風に叩かれ、会話も食事も出来ない環境を楽しめる自分を自画自賛です。
 
そして何より、16歳からオートバイで走り続けて、無事に生きている偶然に感謝です。これからも無事でありますよう・・・。
 
言いたい事が纏まらない秋の夜長の独り事でした。拝読感謝です。
 
 
 
 

秋を感じる幸せ。

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沢山のオートバイが集まった中央道の談合坂SA。(画にありませんがホントに沢山いた)
 
9月はまだ残暑の影響、11月だと初冬という事になり、場所によっては降雪の可能性もある。
という事で10月というのはオートバイのイベントが各所で多いらしいというのはホントかどうかは定かではないが、我々のイベントも偶然10月に企画。
 
温泉が有難迷惑だった季節は通り過ぎたのを期に、上越地方へ出掛けてみました。
 
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中央道を八ヶ岳PAへ富士を背に走る。AM8時過ぎではまだ寒い。
 
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後方に富士、前方には八ヶ岳が見えてきた。
 
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日帰り参加のZ1000マークⅡに乗る”K山氏”と奥様がトライアンフのストリートトリプルで初参加。
 
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中央道を岡谷JCTから長野道へ分岐し、姨捨SAから初のスマート出口へ。完全一旦停止をする事以外は意外に普通でした。
 
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姨捨SAから国道403号で聖高原へ。
聖高原へは今回初めてでしたが、地図上ではそれなりの内臓具合(我々は地図上の峠をその雰囲気から内臓と呼びます)にも関わらず、イマイチでした。高原な雰囲気でもない。
 
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温泉と峠道も大事ですが、観光も大事です。時間がやや押していましたが目的地に着々と近づきます。
 
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目的地が近付くにつれ、北アルプスが行く手を阻む。まさに壁です。
 
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日本で唯一のトロリーバスに乗り込み向かうは・・・。
 
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バスを下車し、220段の階段を息を切らして登った先に、以前から行きたかった場所があります。
 
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NHKのとある番組を見てから行きたかった”黒部ダム”。
のべ1000万人が動員され、171名もの尊い命を落としてまで完成した日本最大のアーチ式ダム。
この富山の山深い位置に建設するのは、並大抵のことでは無かった様だ。そんな経緯を知るにつれ、一度見てみたかった。
 
このダムは関西電力の持ち物で、トロリーバスも関電所有。ちなみに扇沢駅からこの黒部ダムまで往復¥2500也。富山県側にロープウェイやケーブルカー、そして高原バス利用で抜けられるが¥10000前後必要。少々高額な気もしなくもない。
 
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ダムの上の方に何か建屋が・・・?この山奥で、あの高さにあるのは一体何?発電所の何かか。で、目一杯望遠で引いてみると・・・。
 
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ロープウェイの駅でした。恐るべし人間の建造物、こんな崖によくぞ建てたものです。
 
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コンクリートアーチの中間地点から。ここの景色も絶景です。
 
時間も押していた為、滞在時間は1時間に満たないものでしたが、満足のいく観光スポットでした。
その後、復路のトロリーバスに揺られ扇沢駅へ。
その後遅い昼食を挟み、大町市街から今夜の宿である新潟県は糸魚川市の山奥に位置する“蓮華温泉”へ。
 
そこで事件発生。
 
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”エンマコ”がタチゴケ。¥50,000CBR1000Fなので本人の精神的ダメージは皆無だったが、車両にはダメージが・・・。
このレバー、なんと”ブレーキレバー”。このままリアブレーキのみで行く!と本人は主張したが、免許取得後3カ月の人間にそれは無理だ。
 
そこでスマートフォンを駆使し、オートバイ屋を検索。
無論、ライコランド大町店やナップス長野店等は無いであろうから、町の親切なホンダのお店を見つける事に。
 
検索する事5分でみつかったホンダのお店へ問い合わせると、それらしいレバーがあるそう。
 
5分程度で到着したそのお店は、田舎にありそうなホンダの代理店。
味のあるお父さんが出てきて、見かけとは裏腹にテキパキ作業で10分程で終了。無事ブレーキが使用出来る様になった。
 
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吉沢ホンダ商会さん、ありがとうございました。バケツブルーの初期型リード50が欲しかったです。
 
心機一転、国道148号を急いで北上。遅れた時間を取り戻すべくハイペースで走行。それでも蓮華温泉入口に到着したのはPM5時を回っていた。
こうなると日の暮れ方は加速度的に速度を増す。国道からの入り口から蓮華温泉に至る道は、幅4メートルの舗装林道がまだ20キロ以上あるのだ。
 
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宿まであと6キロ地点から濃い霧が発生。見ての通り視界は2~3メートルになり極端なペースダウンを余儀なくされる。(ヘッドライトの照射先が真っ白になっている部分から見えない)
おまけに日没と共に気温も下がる。
 
宿へ到着したのはPM6時ちょうどであった。予定では、ここ蓮華温泉名物の登山しながらの露天風呂を明るいうちに楽しみたかったが、黒部ダムにも寄ってしまった故、致し方あるまい。
 
しかし懐中電灯を各自持参したので、暗闇の中の露天風呂に入浴したのは言うまでもない。温泉好きですから・・・。
 
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少々残念な内容の夕食。
秘湯と言えば“冷やし岩魚”だが、”冷やしとんかつでした。山奥まで食材を運ぶ事を考えればこれも致し方ないでしょう。でも山菜が少ないのが不思議。
高所で炊くと白米は旨くないが、そういう事でした。
 
蓮華温泉ロッジは自家発電の山小屋なので、午後9時に強制消灯
ここでも懐中電灯が役立ちます。
が、早朝からの走行と黒部ダムの階段、そして露天風呂巡りの登山が老体に応えた様で皆さん早々にKO。
 
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明けた早朝、AM8時。
冷たく濃い空気と少々温めの温泉が最高に気持ち良い。おまけに快晴の下なら尚更だ。
夜間も悪くはないが、やはり日中に入るべき登山露天風呂。もちろん混浴
 
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蓮華温泉ロッジ前で出発前に1枚。
白馬岳(しろうまだけ)登山道入り口の完全なる1件宿。今年も10月20日で営業を終了する。1泊2食付¥9000也日帰りも¥800でやっているが、また来年・・・ということだ。
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ロッジから国道へ向かう道すがら・・・。
昨日通っている道だが、こんな素晴しいとは思ってなかったと同時に、あの濃霧の中こんな道を20キロ以上登ってきたのも驚き。
 
食事はお世辞にも良いとは言えないが、露天風呂は一度入る価値のある温泉。
テレビもエアコンもなく、夜は電気すらもなくなる・・・。もちろん携帯は全キャリア圏外。このロッジの予約は衛星電話です。
 
エンジンを切ると静寂が訪れる。聞こえるのは鳥の囀りと虫の鳴き声のみ。音が聞こえない幸せが味わえるなら¥9000は安いのかもしれません。
 
そんな文明や現実から離れるのも良いモノです。
 
 
今回、RTで参加の”E大”さんが体力の限界を訴えられたのと、渋滞を避ける為にこのまま最短ルートで帰宅する事に。
長野ICまでオリンピック道路、その先は長野道~中央道にて帰路につく。
 
途中、ネオクラッシクのドカティに絡まれて、豊科から長坂まではワープ。とても早く感じたのは嬉しい誤算だった。
 
今週末はお呼ばれの旅。オートバイに快適な10月はまだまだ中盤。
しかし、刻一刻と冬は近づきつつあるのは間違いない様だ。