秋を感じる幸せ。 | 欧州車かく語りき。

秋を感じる幸せ。

イメージ 1
沢山のオートバイが集まった中央道の談合坂SA。(画にありませんがホントに沢山いた)
 
9月はまだ残暑の影響、11月だと初冬という事になり、場所によっては降雪の可能性もある。
という事で10月というのはオートバイのイベントが各所で多いらしいというのはホントかどうかは定かではないが、我々のイベントも偶然10月に企画。
 
温泉が有難迷惑だった季節は通り過ぎたのを期に、上越地方へ出掛けてみました。
 
イメージ 2
中央道を八ヶ岳PAへ富士を背に走る。AM8時過ぎではまだ寒い。
 
イメージ 13
後方に富士、前方には八ヶ岳が見えてきた。
 
イメージ 16
日帰り参加のZ1000マークⅡに乗る”K山氏”と奥様がトライアンフのストリートトリプルで初参加。
 
イメージ 17
中央道を岡谷JCTから長野道へ分岐し、姨捨SAから初のスマート出口へ。完全一旦停止をする事以外は意外に普通でした。
 
イメージ 18
姨捨SAから国道403号で聖高原へ。
聖高原へは今回初めてでしたが、地図上ではそれなりの内臓具合(我々は地図上の峠をその雰囲気から内臓と呼びます)にも関わらず、イマイチでした。高原な雰囲気でもない。
 
イメージ 19
温泉と峠道も大事ですが、観光も大事です。時間がやや押していましたが目的地に着々と近づきます。
 
イメージ 20
目的地が近付くにつれ、北アルプスが行く手を阻む。まさに壁です。
 
イメージ 21
日本で唯一のトロリーバスに乗り込み向かうは・・・。
 
イメージ 3
バスを下車し、220段の階段を息を切らして登った先に、以前から行きたかった場所があります。
 
イメージ 4
NHKのとある番組を見てから行きたかった”黒部ダム”。
のべ1000万人が動員され、171名もの尊い命を落としてまで完成した日本最大のアーチ式ダム。
この富山の山深い位置に建設するのは、並大抵のことでは無かった様だ。そんな経緯を知るにつれ、一度見てみたかった。
 
このダムは関西電力の持ち物で、トロリーバスも関電所有。ちなみに扇沢駅からこの黒部ダムまで往復¥2500也。富山県側にロープウェイやケーブルカー、そして高原バス利用で抜けられるが¥10000前後必要。少々高額な気もしなくもない。
 
イメージ 5
ダムの上の方に何か建屋が・・・?この山奥で、あの高さにあるのは一体何?発電所の何かか。で、目一杯望遠で引いてみると・・・。
 
イメージ 6
ロープウェイの駅でした。恐るべし人間の建造物、こんな崖によくぞ建てたものです。
 
イメージ 7
コンクリートアーチの中間地点から。ここの景色も絶景です。
 
時間も押していた為、滞在時間は1時間に満たないものでしたが、満足のいく観光スポットでした。
その後、復路のトロリーバスに揺られ扇沢駅へ。
その後遅い昼食を挟み、大町市街から今夜の宿である新潟県は糸魚川市の山奥に位置する“蓮華温泉”へ。
 
そこで事件発生。
 
イメージ 8
”エンマコ”がタチゴケ。¥50,000CBR1000Fなので本人の精神的ダメージは皆無だったが、車両にはダメージが・・・。
このレバー、なんと”ブレーキレバー”。このままリアブレーキのみで行く!と本人は主張したが、免許取得後3カ月の人間にそれは無理だ。
 
そこでスマートフォンを駆使し、オートバイ屋を検索。
無論、ライコランド大町店やナップス長野店等は無いであろうから、町の親切なホンダのお店を見つける事に。
 
検索する事5分でみつかったホンダのお店へ問い合わせると、それらしいレバーがあるそう。
 
5分程度で到着したそのお店は、田舎にありそうなホンダの代理店。
味のあるお父さんが出てきて、見かけとは裏腹にテキパキ作業で10分程で終了。無事ブレーキが使用出来る様になった。
 
イメージ 9
吉沢ホンダ商会さん、ありがとうございました。バケツブルーの初期型リード50が欲しかったです。
 
心機一転、国道148号を急いで北上。遅れた時間を取り戻すべくハイペースで走行。それでも蓮華温泉入口に到着したのはPM5時を回っていた。
こうなると日の暮れ方は加速度的に速度を増す。国道からの入り口から蓮華温泉に至る道は、幅4メートルの舗装林道がまだ20キロ以上あるのだ。
 
イメージ 10
宿まであと6キロ地点から濃い霧が発生。見ての通り視界は2~3メートルになり極端なペースダウンを余儀なくされる。(ヘッドライトの照射先が真っ白になっている部分から見えない)
おまけに日没と共に気温も下がる。
 
宿へ到着したのはPM6時ちょうどであった。予定では、ここ蓮華温泉名物の登山しながらの露天風呂を明るいうちに楽しみたかったが、黒部ダムにも寄ってしまった故、致し方あるまい。
 
しかし懐中電灯を各自持参したので、暗闇の中の露天風呂に入浴したのは言うまでもない。温泉好きですから・・・。
 
イメージ 11
少々残念な内容の夕食。
秘湯と言えば“冷やし岩魚”だが、”冷やしとんかつでした。山奥まで食材を運ぶ事を考えればこれも致し方ないでしょう。でも山菜が少ないのが不思議。
高所で炊くと白米は旨くないが、そういう事でした。
 
蓮華温泉ロッジは自家発電の山小屋なので、午後9時に強制消灯
ここでも懐中電灯が役立ちます。
が、早朝からの走行と黒部ダムの階段、そして露天風呂巡りの登山が老体に応えた様で皆さん早々にKO。
 
イメージ 12
明けた早朝、AM8時。
冷たく濃い空気と少々温めの温泉が最高に気持ち良い。おまけに快晴の下なら尚更だ。
夜間も悪くはないが、やはり日中に入るべき登山露天風呂。もちろん混浴
 
イメージ 14
蓮華温泉ロッジ前で出発前に1枚。
白馬岳(しろうまだけ)登山道入り口の完全なる1件宿。今年も10月20日で営業を終了する。1泊2食付¥9000也日帰りも¥800でやっているが、また来年・・・ということだ。
イメージ 15
ロッジから国道へ向かう道すがら・・・。
昨日通っている道だが、こんな素晴しいとは思ってなかったと同時に、あの濃霧の中こんな道を20キロ以上登ってきたのも驚き。
 
食事はお世辞にも良いとは言えないが、露天風呂は一度入る価値のある温泉。
テレビもエアコンもなく、夜は電気すらもなくなる・・・。もちろん携帯は全キャリア圏外。このロッジの予約は衛星電話です。
 
エンジンを切ると静寂が訪れる。聞こえるのは鳥の囀りと虫の鳴き声のみ。音が聞こえない幸せが味わえるなら¥9000は安いのかもしれません。
 
そんな文明や現実から離れるのも良いモノです。
 
 
今回、RTで参加の”E大”さんが体力の限界を訴えられたのと、渋滞を避ける為にこのまま最短ルートで帰宅する事に。
長野ICまでオリンピック道路、その先は長野道~中央道にて帰路につく。
 
途中、ネオクラッシクのドカティに絡まれて、豊科から長坂まではワープ。とても早く感じたのは嬉しい誤算だった。
 
今週末はお呼ばれの旅。オートバイに快適な10月はまだまだ中盤。
しかし、刻一刻と冬は近づきつつあるのは間違いない様だ。