『続 ふくふく家族』 by おかねともこ -5ページ目

『続 ふくふく家族』 by おかねともこ

京都市長選の予定候補・福山和人弁護士のパートナーおかねともこ(イラストレーター)が「家族の目から見たふくちゃん」を綴ったエッセイです。
2018府知事選のときの「ふくふく家族」同様、リラックスしてお楽しみください。

♪私があなたにホレたのは
ちょうど十九の春だった~
 
夕飯の片づけをしていると、のどかな三線の音色が響いて夫が小さく歌っている。私はこの時間がとても好きだ。毎晩ではない。でもたまに夫が三線を弾くのを聞くと、しみじみいいなと思う。
 
私は音楽はダメなのでもっぱら聞くだけなのだが、子どもらはできる。娘はお父さんに習って三線を弾くし息子は三板(サンバ)という沖縄のカスタネットや和太鼓をやる。じゃあ私はマラカスでも振っておこうか。
 
そう言えば昔私たち二人の間でバカなギャグがあった。
私が何か可笑しなことを言うと夫が
「笑かっしょんなあ」
と言い
続いて私がジェスチャーつきで
「パーカッション?」
しめはアホな夫が
「マラカス?」
本当にアホである。
 
今やそのくだらないやり取りは、そのまま子どもらに受け継がれている。本当に四六時中バカなことばかり言っている。

♪今さら離縁と言うならば
元の十九にしておくれ~
 
まあ離縁してやっても、夫も次はないだろう。
アホなことばかりワーワー言ってる間に、お互い、もうこんな歳になってしまったよ。
 
 
 
 

これは京都市長選に出馬を表明している福山和人弁護士のパートナーおかねともこ(イラストレーター)が、「家族の目から見たふくちゃん」を綴ったエッセイです。

2018年府知事選のときの「ふくふく家族」と同様、リラックスしてお楽しみください。

前回のシリーズはこちら→

http://www.fukuyamakazuhito.jp/fukufukufamily

小6の息子はとてもひょうきんで、家の中ではいつも笑いの花を咲かせている。
さっきもお父さんといっしょにお風呂に入っていて、何だかヘンテコな歌が聞こえてくる。
「津軽海峡冬景色」のメロディで
「♪鼻がつまる鼻がつまる鼻がつまるわ~♪」
なんじゃ?と思っていると
サビの部分もノリノリで
「♪つまる海峡~冬景色~♪」
と歌いながらすっぽんぽんの少年が出てくる。
 
あとで聞くとそのアホな歌を歌い出したのは夫らしい。夫は意味のない言葉遊びの天才。なかなか独特なセンスだ。
前にも書いたが(「わんぱく低山部」)夫は小学生男子を混沌とした笑いの沼にずぶずぶとワニのように引きずり込む。男の子たちは逃げられない。
 
夫と息子は仲良し親子で嬉しい。
でも実は最初はかなり心配したのだ。
 
息子が生まれたとき、いや、生まれる前、私は病中での上の子の出産、育児の疲れから回復しておらず、二人目を身ごもる自信がまったくなかった。産んでも育てられないと思っていた。でも夫も私も子どもはもう一人欲しかった。
 
悩んで悶々とする毎日。
「案ずるより産むが易し」と人はお気楽に言うけれど、ちょっと産んでみてダメだったらどうするのさ。もう引っ込められないんだよ!ーでもやっぱり子どもはほしいのよね。授かるならばーう~んーー
 
答えが絶対に訪れない悶々ループで私はどこへも行けず。
するとそれまで辛抱強く隣で見ていた夫がある日、ガシッと私の肩に手を置き、こう言った。
「俺が育てるから、つべこべ言わずに産んでくれ!!」
 
つべこべってアータ
と言いそうになったが、けっきょく、それが決め手になって私は第二子妊娠にこぎつけた。
 
そうして神さまの御加護があって息子は誕生した。
ところが、だ。
「俺が育てるから」と言った夫はその当時、超絶忙しく、文字通り家にちょびっとしかいなかった。
座布団の上の赤ちゃんを大股でまたいで仕事に出ていって夜中まで帰ってこない。仕事で何だか大きな役についていたらしいけど私ゃ知ったこっちゃない。こちらは二人の子育てでいっぱいいっぱい。それぞれが精一杯の日々だった。今思えばよくまあ破綻しなかったものよと思う。
 
この嘘つき男、いえ、夫は、たまにしか息子と時間を過ごさなかったので、息子は「誰だこの大きい男は」と思ったのだろう、夫の前では見事に言葉を発しなかった。それは二歳ぐらいまでそうで、夫は長い間、息子のことを「格別おとなしい子」と思っていたらしい。息子は夫以外の人には普通に賑やかに愛嬌を振りまく赤ちゃんだったんだが。
 
「この子はお父さんと上手くコミュニケーションとれるのだろうか」と息子の将来を本気で心配した。
 
でも今やそんな心配をしたことも忘れているほど、父と子は仲がいい。いつもふざけてバカなことを言っている。夫は息子に私にはとうていできないような「男っぽい」扱いをしている時もあれば、まだまだ幼い息子に「Kちゃんー」と優しく声をかけることもある。二歳の時「大きな男の人」に凍りついていたのが嘘のように息子もうちとけている。
そういう姿を見るにつけ
「あーよかった」
としみじみ思う。
 
よくしゃべり、よくふざけ、よく笑う家族。結果として、息子の誕生は福音以外の何物でもない、と今は言える。
 
五つ上のお姉ちゃんが小学生の時に弟に言っていた。
「Kちゃん、Kちゃんはお父さんの大嘘のお陰で生まれて来たんやで。よかったなー」
 
この頃、嘘つき太郎は今も忙しいけれど、以前ほど無茶もせず、子どもらともよく話し、よいお父さんだと思う。彼の名誉のために付け足しておくと。
 
 
 
 

これは京都市長選に出馬を表明している福山和人弁護士のパートナーおかねともこ(イラストレーター)が、「家族の目から見たふくちゃん」を綴ったエッセイです。

2018年府知事選のときの「ふくふく家族」と同様、リラックスしてお楽しみください。

前回のシリーズはこちら→

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100人を超えるおばちゃん(とおっちゃん)たちの大うたごえ喫茶大会!in 山科(正式名称ではないです)

~福ちゃんを応援する歌声大会🎵

に呼んでもらいました。

 

アコーディオンはうたごえ喫茶で活躍するAさん。

 

呼んでもらってお話してきました。

ふくちゃんについてのインタビューに答えて

(彼の得意料理は何ですか、とか

家族から見た彼の魅力は何ですか、とか)

 

何だか口がくるくる回って

漫才師みたいにしゃべってしまった!

 

それから

まだ発表していないこのブログのエッセイ

「思い出の蒸し餃子」

を朗読してきました。

 

歌声のリクエストも聞いてもらって

相方との出会いの曲「ふれあい」

をやってもらいました。じ~ん。

 

今ちょっと話題の、私のイラストのふくちゃんミニプラカも紹介してもらいました。

ゴムがついてて鞄とかにつけるやつですが

帰り際、30枚ぐらいのプラカが

飛ぶように売れてました!

これはMちゃんはじめ、つなぐ京都の仲間が仕事の合間にボランティアでつくってくれているもの。

 

春の陽気を思わせる一日。

各地で全国から

応援に入ってくれた人たちも

ハンドマイク宣伝などに大活躍。

ありがとうございます。

 

私も素敵な歌をたくさん歌って

気持ちよく

楽しい時間を過ごしました。

呼んでくださった山科の皆さん

ありがとうございました。

 

大勢の人には、しかしやはり、くたびれた。

ちょっと休んで晩御飯だ!

 

夕方帰宅したらチビがまだパジャマ。

 

「あら!

まだパジャマ青パジャマ黄パジャマ?」

と言うと

「うん、まだパジャマ青パジャマ黄パジャマ」

と悪びれず返事が返ってきた。

 

 

これは京都市長選に出馬を表明している福山和人弁護士のパートナーおかねともこ(イラストレーター)が、「家族の目から見たふくちゃん」を綴ったエッセイです。

2018年府知事選のときの「ふくふく家族」と同様、リラックスしてお楽しみください。

前回のシリーズはこちら→http://www.fukuyamakazuhito.jp/fukufukufamily

ふくちゃんは発想はのびやかだが体は硬い。
夫が立って傾いている。
「何してんの?」
「アキレス腱伸ばしてんねん」
ウソやろ。そんなんで伸びるんか。
 
 

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夫は子どもたちのことを可笑しな呼び名で呼ぶ。

「○○○ちゅんちゅくちゅん」「△△ちゅわぁん」

他にもいろいろあるけど、時々により変わる。

もちろん呼び捨てのこともある。

 

高校生の娘に「ちゅんちゅくちゅん」はどうなのかとも思うが、夫がそう言う時、家の中の空気は優しくまろやかになる。

だからいくつになっても「ちゅんちゅくちゅん」とか「ちゅわぁん」とか意味なく言葉で遊んでほしい。それは四角四面の言葉が並ぶ仕事の書類に埋もれそうになってもユーモアを忘れない彼の余裕なんだろうと思う。

 

これは京都市長選に出馬を表明している福山和人弁護士のパートナーおかねともこ(イラストレーター)が、「家族の目から見たふくちゃん」を綴ったエッセイです。

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子どものいなかったときは手乗り文鳥のつがいを飼っていて、可愛がっていた。首を傾げて醤油をなめる仕草の可愛さ。ホウレン草のお浸しの端を持って文鳥と私が引っ張りあいっこする。帰宅するとピピっと声を上げる。本当に可愛いかった。

 

何腹もヒナを孵させてその子達も餌付けして手乗りにした。たくさんの人にもらってもらった。でもけっきょく夏が暑い暑いアパートで親の文鳥のつがいを飼いきれなくて、実家に二羽とも養子に出した。それからわが家は動物とは縁がない。

 

その文鳥も実家で大事に育ててもらって何年かして、今は亡きフミちゃんと慎之介になった。

 

慎ちゃんとフミちゃんは私には全然違って見えたが、夫はいっこうに区別がつかないようだった。私には全く違う個体だったので驚いた。しかし夫も彼なりにこのつがいの文鳥を可愛がった。1羽を頭に頂き、もう1羽に手ずからお浸しをやっている図は、いかにも牧歌的で微笑ましいものだった。

 

 

 

また手乗り文鳥のつがいを飼いたいけど、あの糞害はちょっと。鳥は飛ぶために体重をミニマムに保たないといけないからそこらじゅうで用を足す。そこらじゅうがトイレだ、厠だ、雪隠だ、ウォータークローゼット、WCだ、ボットンだ。

遠慮なくぴゅっー!

 

さっき鳥の写真を見たので、ノスタルジックに可愛い子達のことを書こうと思ったのに、けっきょく下ネタに走ってしまう。でも動物を飼うことは下の世話をするということ。

生きてるってけっきょく下の話。

動物は管。あなたも私も管なのよ()

 

慎ちゃんフミちゃんを飼う前に1羽だけで文鳥を買ってしまい、風邪を引かせて死なせてしまった。その時私は自分を責めて落ち込んだ。世話の仕方をよく知らないで殺してしまった!可哀想に!

 

すると夫は本屋から「手乗り文鳥の飼い方」という本を買ってきて優しく言った。

「可哀想やけど、そこまで落ち込まんとき。その分、今度のヤツを大事に可愛がってやろう」

 

そして本で飼い方を勉強してからもらってきた慎ちゃんとフミちゃんとは、とてもいい時間を過ごした。暑さが可哀想で田舎に疎開させるまでは。

 

これは新婚の思い出として懐かしく心にある。

 

 

 

これは京都市長選に出馬を表明している福山和人弁護士のパートナーおかねともこ(イラストレーター)が、「家族の目から見たふくちゃん」を綴ったエッセイです。

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帰宅した夫に

「ハウ ワズ ユア デイ?(どんな一日でしたか)」と聞くと

 

「アイ アム オールウェイズ 絶好調

と返ってくる。

 

 

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前回の出馬の時は4月の投票日で、庭に植えた50球のチューリップの開花が待ち遠しかった。それを心の支えにしていた。

今回は2月なので球根はまだまだ辛抱強く土の中で 春を待っている。芽もまだ出ないかな?

だから今回は、夫が出馬を決意する前にたまたましつらえていた水栽培の球根があって、よかったなと思う。

ジンクスではないが、やはり 何かに願をかけて、いい結果を待ちわびる、そういう心持ちが冬を乗りきるには必要だと思う。

今はこんなに寒くて庭が殺風景でも、きっと春には色とりどりの花が咲き誇る、それを夢見て今日も一日頑張ろうーそうやって実際私は前回の冬を持ちこたえた。今回は50球とはいかないけれど、水栽培の4球。それらはすでに部屋の中で根を生やし、つるりとした緑の芽も顔を見せている。あと数週間。花までは咲かないかも知れない。でも芽がぐんぐん伸びるのが励みになる。

時折、夫がもらってくる花束のお花に和ませてもらいながら、部屋の中で伸びていくヒヤシンスやチューリップの茎に声をかける。それが私のこの冬の過ごし方。

希望を持って未来を思い浮かべられたらワクワクして楽しい。球根は私には春の準備の必須アイテムと言える。

 

 

これは京都市長選に出馬を表明している福山和人弁護士のパートナーおかねともこ(イラストレーター)が、「家族の目から見たふくちゃん」を綴ったエッセイです。

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夫は薬が飲めない。飲みきるまでにたくさん余らせてしまう。もったいない。飲まないんならもらってくるな!()

 

本人曰く、「自分はコツコツ型ではないので一日三度の飲み薬は飲めない。食間に飲めという漢方薬なんか絶対無理!」

 

しかし、そういう彼は若いときからギターを弾き、今は三線も弾く。コツコツ練習した結果だ。

 

英語の歌もネイティブみたいな発音で歌う。それも何度も音源を聴いて練習した結果ではないのか。ただし意味は適当。

 

スポーツも然り。長くやっていた野球も時速140キロ超えの豪腕投手としてプロに行きたかったそうだが、練習しすぎて肩を壊した。柔道も黙々と練習した。コツコツできないのではない。

 

では何故に薬を飲まない、飲めないのか。

だんだんと歳とともに薬に頼らないといけないことも出てくる。もう少し自覚を持ってほしいものだ。いつまでもあると思うな健康と体力。

 

しかし今のところ夫は元気にタフだ。

元気過ぎて横にいるこっちが辛気くさいヤツみたいで気がひける。こちらは身体中ガタガタ言ってるので。

 

共白髪。いっしょに健康で長生きしたいけど、健康でなくても安心して暮らせる世の中であってほしい。

 

これは京都市長選に出馬を表明している福山和人弁護士のパートナーおかねともこ(イラストレーター)が、「家族の目から見たふくちゃん」を綴ったエッセイです。

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夫は大きい。ガタイがデカい。

家のテーブルの椅子にしょっちゅう足をぶつけ、「たっ!椅子がジャマやねん。わが家は狭いなあ!」

おでこに傷をつくっているから、どうしたのかと聞くと

「トイレの個室で打ったんや。まったくこの世界は俺には小さすぎるわ」

かなり大袈裟に言っている。これは定着したギャグ。

 

道を歩けば大股でドンガドンガ行く。

うちの小6のチビなんか、お父さんの後ろを走っている。

「自分大きいねんから、ちょっと加減して歩いてよ」と喘ぎつつ訴えると

「君たちがちっちゃすぎるねん。それ、停まってるやん」と心底辛気くさそうに言う。

 

体も大きいからくしゃみも大きい。

藪から棒にボッカーン!と爆発音。ビックリしてこちらは呼吸が止まる。壁の三線がビヨ~ンと共鳴する。ストーブもワンワン鳴る。

 

声も大きい。マイクで話していたら誰よりもよく通る。ついでに言うとよく通る声で歌も上手い。

司法試験の受験生時代にカラオケ屋で出会ったのだけど

「この人たち、こんなに歌が上手いけど、ホントにちゃんと勉強してるのかしら」

と心配したほどだ。

 

またあるときは、テレビを見ていると、その大きい声でいきなり「おーっっしっっ」と握りこぶしで立ち上がる。みんな心臓が止まる。

スポーツ観戦は静かにできないらしい。あの爆声()は地雷並みの破壊力だ。家族は迷惑している。

 

カラは大きいけれど怖いのは蜘蛛。

昔、トイレにいた小さな蜘蛛に驚いて、蟻を怖れる象さんよろしく、横っ飛びにふっ飛んで、かけていたメガネを折ってしまったこともある。

 

そんな意外な面もあるけど、夫は全体的におおらかに構えている。カラに合わせて夢もでっかい。

この心優しい大男が世の中をよくするような大きな仕事をさせてもらえたら素敵だろうなと思う。

 

 

 

これは京都市長選に出馬を表明している福山和人弁護士のパートナーおかねともこ(イラストレーター)が、「家族の目から見たふくちゃん」を綴ったエッセイです。

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