前回の出馬の時は4月の投票日で、庭に植えた50球のチューリップの開花が待ち遠しかった。それを心の支えにしていた。
今回は2月なので球根はまだまだ辛抱強く土の中で 春を待っている。芽もまだ出ないかな?
だから今回は、夫が出馬を決意する前にたまたましつらえていた水栽培の球根があって、よかったなと思う。
ジンクスではないが、やはり 何かに願をかけて、いい結果を待ちわびる、そういう心持ちが冬を乗りきるには必要だと思う。
今はこんなに寒くて庭が殺風景でも、きっと春には色とりどりの花が咲き誇る、それを夢見て今日も一日頑張ろうーそうやって実際私は前回の冬を持ちこたえた。今回は50球とはいかないけれど、水栽培の4球。それらはすでに部屋の中で根を生やし、つるりとした緑の芽も顔を見せている。あと数週間。花までは咲かないかも知れない。でも芽がぐんぐん伸びるのが励みになる。
時折、夫がもらってくる花束のお花に和ませてもらいながら、部屋の中で伸びていくヒヤシンスやチューリップの茎に声をかける。それが私のこの冬の過ごし方。
希望を持って未来を思い浮かべられたらワクワクして楽しい。球根は私には春の準備の必須アイテムと言える。
これは京都市長選に出馬を表明している福山和人弁護士のパートナーおかねともこ(イラストレーター)が、「家族の目から見たふくちゃん」を綴ったエッセイです。
2018年府知事選のときの「ふくふく家族」と同様、リラックスしてお楽しみください。
前回のシリーズはこちら→
http://www.fukuyamakazuhito.jp/fukufukufamily

