小4娘の『2歳からのホームモンテッソーリ♡ときどき英語』。
よろしければ自己紹介もご覧ください。
秋晴れの土曜の朝。
今朝の読書は引き続きこちら。
「0歳~3歳」となっているけれど、子どもという存在そのものについて教えてくれる1冊。
この本に収められている松浦先生の言葉で、意識して思い出すフレーズがあります。
「歩くための教室のようなものがあって、そこに赤ちゃんを通わせたりするのでしょうか。」
発達という課題を持って生まれた子ども達。
生まれたばかりの新生児は歩くことはできなくても、時期が来れば誰からも教わることもなく、歩くための教室に通うこともなく、自然とできるようになる力が子どもには備わっています。
これをモンテッソーリは「自己教育力」と呼びました。
急に韓国語で話しかけてくる。
半年のハングル講座とドラマ視聴でかなり意思疎通できるように。前のめりで挫折した英語育児とは大違い。
書き出しは「〇〇先生、いつも楽しい授業をありがとうございます。」
クラウド上での学校の先生への質問メッセージは、常にこの枕詞から。
手元にないと、出てくるお茶。
乾燥の季節は、咳喘息が辛い母。喉を潤す努力を怠ると、娘によりお茶が運ばれてきます(笑)。
どれも教えたわけではないのに、環境がそうさせているのであろう娘の自己教育力。
大人がすべてを教え込まなくても、常に自分育てを行っている子ども達。
こんな力がすべての子どもに備わっていることを教えてくれたのはモンテッソーリでした。
娘が初めて寝返りをした日。
娘が初めてお座りをした日。
娘が初めて歩いた日。
たくさんの自己教育力を目の当たりにし、たくさん感動してきたのに、子どもが成長するにつれ、そんなことも忘れてしまう。
そして気付くと、ついつい教え込んでしまいたくなる自分がいます。
だから、心のどこかで「歩くための教室」について思い出そうとするのです。
すると、我が子のちょっとしたことでも、「あっ、これも自己教育力!!」とプチ感動(笑)。
そうすると、マイナスに思える部分が帳消しになります^^
「我が子にこうなって欲しい」と望む前に、まずは我が子を信じることのできる親になること。
「歩くための教室」に通わずして歩けるようになった奇跡は、今もずっと続いています。。.:*・゚