小4娘の『2歳からのホームモンテッソーリ♡ときどき英語』。
よろしければ自己紹介もご覧ください。
我が家のホームモンテッソーリの新年度は毎年9月です。
なぜかというと、受講してきたモンテッソーリ教師養成講座が海外のものだったため、自然の流れでそうなりました(笑)。
※4月は新学年スタートということで、余裕がないという理由もあります^^;
毎年、新年度に向けて見直す5つのポイントがあります。
①おしごと環境の見直し
②教具棚の見直し
③本棚の見直し
④記録ツールの見直し
⑤カリキュラムの見直し
今日は、それぞれについて少し綴ってみたいと思います。
これは具体的にはおしごとをどこで行うかということを見直します。おしごと部屋なのか、リビングなのか、子ども部屋なのか…。子どもの成長に合わせて場所も変わってくるのですが、この1年我が家で上手く機能したのは、以前記事にもした通り、「家中の至るところ」(笑)。
関連記事
ホームモンテッソーリ★最適なおしごと場所とは!?(9歳10ヵ月)
どこか一ヶ所に決めてしまうよりも、目的に合わせてスペースを選んだ方が、機能しやすいということを実感しました。…ということで、新年度も我が家のおしごとスペースは、家の隅から隅まで使うことになりそうです^^
すでに子どもの興味が過ぎ去ったもの、まだそのレベルに達していないものなど、「現在の子ども」に合わない教具は排除すべきと言われている教具棚。けれども、ついついそのままにしてしまうこともあります。モンテッソーリ園のように、毎日教具棚をチェックし、頻繁に入れ替えるということが年々難しくなってきました。
そして、今年は何といっても娘の教具離れが進んだ1年。教具を出す前に、すでに具体物は必要ない段階にいることもあり、母としてはちょっぴり寂しい気分に(笑)。どちらかというと、最近の教具の出番は、「確かめる」ために使われることが多くなってきました。そしてこの1年増えたものは、「カード類」。娘にとっては参考書代わりともいえる「絵カード」。幼児期から慣れした親しんだこの形が、小4となった今でも親しみやすいようです。
今年に入り、学校でも急激に調べ学習が増えるようになりました。同時にICT教育の拡充など、今の時代を生き抜くためのスキルを日々身に着けている印象を受けています。ただそんな時代の流れとは逆行し、今年我が家が見直し始めたのはリソースの数々。ネット検索をすれば、数秒で答えが出てしまうものを、実際書籍を手に取りながら調べることの意義は…。もっと言えば、どうしてその疑問に辿り着いたのか…。なぜ、それを調べる価値があるのか…。そんな当たり前の部分がすっぽりと抜け落ちてしまっていた時代を埋めるような取り組みを少しずつ始めています。
関連記事
答えを与えるよりも見守る姿勢!?(Wonder Wallの活用)(9歳10ヵ月)
今年の目標は、年々増えてきたノンフィクションのリソースを分野ごとに分けて、おしごとと上手く連動させていくこと。そのために、もう一度必要な書籍と卒業の書籍を分けることから始める必要がありそうです。
これも少し前に取り入れ始めました。今までは母の観察ノート、おしごとリストだけが記録ツールでしたが、最近は娘専用のワークジャーナルを導入。
関連記事
「ワークプラン」か「ワークジャーナル」か…数年悩んだ結果(9歳10ヵ月)
彼女がおしごとをしながら、どこに面白さを感じたのか、そんな思い出を残す場所になったらいいなと導入を決めました。しかし…。忘れもしない彼女の1ページ目のノートに記録されていたのは、ショックな言葉(笑)。またこれについてはいつか機会があったら、別記事にしたいと思います^^;
それぞれの子どもの成長と発達に基づいて進められるモンテッソーリ教育。残念ながら、学習指導要領のような全員が通る統一したカリキュラムは存在しません。しかし、必ずしも通るとは限らない、ロードマップは存在します。全29冊にも渡るエレメンタリー教師養成講座のマニュアル。これを使いこなすのは至難の業。娘がどこに興味があり、そこからどうおしごとを広げていけるのか。いつになっても、この部分に自信を持てない母ですが、螺旋状のモンテッソーリのカリキュラムを再度見直し、必要なマテリアル、リソースを整えながら、新年度に備えたいと思っています。
関連記事
モンテッソーリエレメンタリー、戸惑う理由!?(9歳10ヵ月)
★★
こう書き出してみると、果たしてあと2か月で準備が出来るのか非常に不安ですが、今年よりもちょっぴり成長した姿に親も子もなれるよう、前進するのみ。教師養成講座の課題と目の前の娘との間で、相変わらず右往左往しながらも、「大人側の準備」こそが大切だと痛感している今、出来る範囲の精一杯を日々実践したいと思います♡
ご訪問、誠にありがとうございます