最近娘のリクエストにより、こちらをお風呂に貼りました。モンテッソーリの教具以外、知育グッズがほぼない我が家の唯一とも言えるグッズ(笑)。
少し前まではこちらが貼ってありました。
これらの漢字を見ながらお話作りをするのが好きな娘。そろそろ新たなお話作りがしたいということで、貼ったのは2年生の漢字。
実際貼ってみると、読み方が分かる漢字も結構あったようです。ホームモンテッソーリを通じて「やりたいことをやる」ことを優先してきた我が家では、漢字学習においても、娘がその時知りたい漢字を教えたり、環境から自然と覚えたりしてきました。結果、こうして学年別で見てみると、上の学年でも知っているのもあれば、下の学年でも全く見たこともないものもある。でも、これが自然な流れなのだと思います。
最近の算数教育では割り算を楽しんでいる彼女。早期教育が当たり前になった今では、年長児が割り算を行なうこと自体珍しいことではないのでしょう。けれども、母の子ども時代を振り返ると、これはまさに早期教育。文科省のガイドラインよりも先に学ぶという意味では、先取り学習と言えるのでしょう。だとしたら、モンテッソーリ教育は先取り学習なのか。
答えはNOだと個人的には感じています。子どもの能力、集中力、忍耐力などその他諸々の素質よりも、まずは知識を与えるというのが母の感じる先取り学習。もし、子どもがガイドライン以上のことを現在欲しているのだとしたら、それを与えるのは自然のことだと感じるのです。我が子をしっかり観察した結果、与える学習は、先取りでも後でもなく、その子にとってその時期に必要な学びなのだと感じます。
実際、娘が幼稚園で学習してくる内容を見ていると、すでに概念としては既知でも切り口が違うために、とても新鮮で喜んで学びに取り組む姿が見られます。きっと、ここがモンテッソーリ教育の強みなのでしょう。実際、「強み」というのは語弊があるかもしれませんが、決して文科省の学習指導要領に基づいて作られたものでもなければ、100年以上前にイタリア人女性により考案された、人間の発達に即して作られた教育法だからこそ、いつどの時代であろうが、それぞれの学校教育に通ずる点も多く、子ども達はそれぞれの真理をあらゆる側面から学ぶことができるのかもしれません。
やはり小学生になっても、我が家のモンテッソーリ教育に関するアプローチは不変なのだろうなぁと感じます。先取りでも後でもない今娘に必要な学びを、親子で楽しみたいと思います。
相変わらず毎晩漢字作りに励む娘です^^