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モンテッソーリな時間~バイリンガルに魅せられて~

中2の娘とワーキングママによる2歳からのホームモンテッソーリとバイリンガル育児の足跡を綴っています。

母が大学時代、もっとも活用した辞典といえば、"thesaurusシソーラス"と呼ばれる類語辞典でした。文献を読み、自分の言葉でまとめようとしたときに、どうしても引用以外にも言い換えの表現が必要になってきます。特に本からの書き出しなどの”plagiarism(盗用)”を厳しく問われるアメリカの大学では如何に筆者の言葉をそのまま使わず自分の言葉で言い換えるかが必須です。実際、本人の気付かないところで、このplagiarismを続けて取られ退学になるケースも珍しくないため、常にヒヤヒヤしていました。元々は、課題のために使い出したシソーラスですが、実際卒業後に振り返ってみると、当時の母の語彙強化にもっとも役に立ったのはこのシソーラス。高校卒業するまでこんな辞典の存在すら知らずに過ごしてきましたが、娘には早いうちからツールの一つとして与えたいと考えてきました。
 
保持教室の宿題のために、辞書を引く機会も増えてきた彼女。最近、娘が2歳の頃に購入して温めてきたこちらのシソーラスを解禁。すると、辞典というよりも読み物として楽しいのか、ひたすら音読を繰り返しています(笑)。
 

Oxford First Thesaurus 2007

Oxford First Thesaurus 2007

 

新装版はこちらです。

Oxford First Thesaurus

Oxford First Thesaurus

 
"angry(怒る)"という単語一つにおいても、"annoyed"cross""furious""lose one's temper"などシチュエーションによって置き換えられるこれらの単語。例文と共に、細かなニュアンスを汲み取っていくのに、役立っているようです。
 
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最近は、自分の意見で構成するエッセイ以外にも、ある物を描写するような宿題も多く、ますます細かなニュアンスを伝えるような言葉が必要になってきている娘。実際、母語においても、国語辞典を引く回数が増えてきているのを見ていると、まさに今は言葉を吸収するのに最適な時期に来ているのだと感じます。
 
どうしてもこのような意識的な努力なしには伸長が望めない英語。かつては、環境からすべてを吸収できる最短距離の学び方ばかりを意識し、2歳でプリスクールの入園も決めた我が家でしたが、最近は回り道の方が案外得るものは多い気がしています。
 
シソーラスの読書時間。
あとどれくらい続くのか分かりませんが、こんな時間も娘の英語街道には必要な時間。
温かく見守りたいと思います^^
 

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