前回食べ物の話を書きました。
「体に良くない」とされる食べ物を食べる時でも
自分軸、自分の意図が大切
という話です。
それに加えて
自分の体と相談して決めていくことは
とても大事だと思います。
私は特に30代位から疲れやすく
40歳前が、私の人生でたぶん一番
体調が悪かったです。
毎朝、会社に行く時
もう今日は無理、休もうと思うくらいしんどくて
でも休んでもいられないので
這っていく思いで行きました。
それでも一日寝込んでしまう時も
時々ありました。
漢方の病院に行って
漢方薬も飲んでいましたし
食事療法もやりました。
どういう時に体調が悪くなるか
食べ物との関連なども
研究しました。
それでマクロビオティックに出逢って
実践すると
びっくりするほど体調が良くなりました。
それでマクロビオティックにはまっていたのですが
マクロビでは普通の食べ物も
つまり、トマト、なす、じゃがいもなども
「あまり良くない」食べ物とされているし
(私の記憶では、です。ちょっと違っていたらすみません)
「健康は100%食べ物で決まる!」というような
考え方が窮屈に感じられてきたので
マクロビ自体はやめましたが
玄米食は今もずっと続けています。
玄米は消化に負担がかかるような気がして
胚芽米に変えたこともありましたが
やっぱり玄米が好きで、体調も良いので
玄米は体に合うようです。
一時、「朝バナナ」というのが流行ったことがあります。
朝食をバナナだけにすると
バナナは消化する必要がないので
胃の負担が減って、疲れにくくなる、やせる
というものです。
私はもともとやせ型なので
やせたくはなかったのですが
「胃の負担が減る!」ことに魅力を感じて
実践しました。
これはめちゃめちゃ楽でした。
なにしろ朝ごはんを作る必要がないので
朝食は2分で済みます。
夏から始めて気に入ったので
ずっと続けよう~と思っていたのですが
11月に入ったら、ほとんど風邪はひいていなかったのに
1か月の間に3回風邪をひきかけました。
バナナは南方の食べもの。
体を冷やすものだし
消化の負担がないということは
消化の際に熱を発することもないということで
体が冷えてしまっていたんですね。
夏はいいけど、冬はだめだなと思って
「朝バナナ」はやめました。
体に熱がこもりがちな人にはいいのでしょうが
私は、消化にエネルギーを使うことによって
体を温めることが必要だとわかって
朝食は軽く、タンパク質も必ず摂るようにして
今に至っています。
また
私は一時、週末は自然に目が覚めるまで眠って
ブランチとしてうどんをどさっと食べる習慣がありましたが
そうすると
今までよく眠ったのに
まただるくなって昼寝をしてしまうことが続きまして
これはおかしいなと
思ったんですね。
会社に小麦粉アレルギーの人がいたので
自分はアレルギーというほどでもないけど
体に合ってないかも・・・と思いましたので
うどんをやめてみました。
そうすると
だるいのがなくなりまして
休日をフルに使えるようになりました。
できるだけ小麦粉を避けるようになりました。
その2年後位に、プロテニスのノヴァク・ジョコビッチ選手の
『ジョコビッチの生まれ変わる食事』
という本を読みまして
自分もジョコビッチ選手と同じで
小麦粉が合わない体なんだ~と
答え合わせをした感じになりました。
ヨーグルトを食べると
胃が重く感じるので
やめました。
でもある時食べてみたら
そうでもないことに気づき
また食べ始めました。
でもまたその後
あんまり体に合わない感じがしてきたので
今はやめています。
ヴィーガン食を実践したこともありますが
完全に菜食だけだと
自分は元気が出ないということもわかりました。
子どものころから肉は好みませんので
ほとんど肉は食べませんが
魚は毎日食べています。
長くなってしまいましたが
結局、
何が良い食事で
何が良くない食事かは
人によって違うということです。
玄米が合わない人もいるし
完全菜食がピッタリという人もいるし
「朝バナナ」が合う人もいるし
小麦粉が合う人も
みんなひとそれぞれで
自分で体感して決めていくしかありません。
自分の体との対話、ですね。
テレビで「体に良い」と言っていたからとか
誰かが「良くない」と言ったからとか
そういうことでは決めらないのです。
食べた時の体の感じや
その後の体調の変化などに気を配ることで
だんだん自分の体と対話できるようになっていきますね。
でも
あまりにも今まで食事に対して無頓着だった人は
食べているものの中に
「良くないかもしれない」食べ物が多すぎて
どれが良くて、どれが良くないのかが
わからない場合もあると思います。
そういう時はいったん
「良くない」と言われているような食べ物
加工食品とか、スナック菓子とか
小麦粉製品とか、乳製品とかを
思い切ってできるだけ減らして
リセットするのもおすすめです。
自分は食べ物だけに左右されてしまう弱い存在ではなく
自分が自分の世界を創っている
ということだけは忘れないで
自分の体と相談していけるといいですね。