以前、あるクライアントさんが

 

「私の人生の目的は

本当の愛を得ることです」

 

と言われました。

 

 

40歳代後半の女性で

2度の離婚歴があります。

 

その時、付き合っていた人とも別れたばかりでしたが

今度こそ、幸せな結婚をしたいと熱望しておられました。

 

 

「本当の愛ってどんなんですか?

どうしたら本当の愛を見つけた、と言えますか?」

 

 

と聞いたら

 

 

「いつも自分を一番に考えてくれる人

何があっても裏切らないで

いつも自分を愛してくれる人

自分の味方で居続けてくれる人」

 

 

との答え。

 

 

私にも覚えがあります。

 

いつもひたすら自分の味方でいてくれる!

「無条件の愛」ですね。

 

最高ではないですか!

なんて心強いんでしょうか!

 

 

そんな人に出逢いたい!っと

「運命の人」を探して

パーティや合コンに行った時期も

短いですが、若いころはありました。

 

 

 

 

でもですねー

今、はっきり断言できるのは

 

「そんな人、

外に探してもどこにもいませんっ!」

 

ってことです。

 

 

自分の外にはいないのです。

 

 

自分自身が

一番の自分の味方になること。

 

自分に何があっても

うまくいかないことがあっても

認められなくても、怒られても、失敗しても

絶対に自分だけは

自分をいたわり、ねぎらい、

自分を愛し続けることです。

 

 

本当にそれしかないのです。

これを朗報ととらえるか

悲報をとらえるかは

受け取る人次第ですが

 

 

私にとってはすごい朗報でした。

ものすごく、ほっとしました。

 

 

だって

自分次第でどうにでもなるんですから。

外に探さなくてもいいですから。

 

 

 

考えてもみてください。

 

みんなそれぞれ自分の感じ方や考え方があり

気が合うように見えても

けっこう食い違いがあるものでしょう。

ほとんどの人がそれを経験済みですよね。

 

 

「え、そう来るの!?」

という位、思いがけないことを考えたり感じたりしているのが

人の常。

 

 

誰かが

いつも自分の味方でいてくれるなんて

そんなこと、ありえないです。

 

 

もし本当に

何を言っても、やっても

自分の味方をされたら

めちゃ気持ち悪くないですか?

 

 

もし、あなたが気持ち悪くないって言っても

それを期待すると

自分以外の誰かが

自分の味方をしてくれるか

自分に反対するかを

心の底でいつも気にしていることになります。

 

それ、めちゃ疲れますよー。

 

 

自分が自分の世界を創っているのですから

本当に自分で自分を愛することができてきたら

外の世界でも、自分の内側を反映して

理想の人が現れてくるかもですね。

 

 

そっけないですが

私には

今そんな人はいませんし

求める気持ちもないんですが、

 

自分の外にそんな人がいなくても

全然不足なく、幸せでいられます。