《症例写真》30代女性 顔のほくろ~炭酸ガスレーザーで除去 | 文京区小石川 もものマークのクリニック 院長ブログ

文京区小石川 もものマークのクリニック 院長ブログ

文京区春日駅最寄りの形成外科・皮膚科のクリニック。
湿潤治療、シンプルスキンケアのこと、もっと皆さんに知ってほしい♪



顔のほくろを炭酸ガスレーザーで除去してから4ヶ月が経過し、

かなりすっきりと治って満足してくださった患者さんが

ブログ掲載を快諾してくださいました


ありがとうございますぺこり


30代 女性の患者さんです。

お顔に多発しているほくろの除去を希望されて受診されました。



特に気にしていらっしゃったのが

右小鼻の横と鼻下のやや大きめのほくろ。


今年の2月に右小鼻横、右頬、鼻下のほくろを

炭酸ガスレーザーで除去しました。


治療から1ヶ月半の写真がこちら矢印矢印

鼻下の傷跡が少し赤く硬くなっています


口周りの傷跡は、このようにいったん硬くなることも多いのですが

多くは時間の経過とともに柔らかくなじんできます。


しかし


肌質によっては

「ケロイド」「肥厚性瘢痕といって

硬さが悪化してくることもあり、その予測も難しいので


治療した私は内心ドキドキです汗


患者さんは、鼻の頭の小さなほくろも除去を希望され

4月に炭酸ガスレーザーで除去しました。



初回の治療から4ヶ月目の状態がこちら矢印矢印

鼻下の傷跡も、硬さと赤みが取れてかなり周りに馴染んでいます

よかったあーーーーーー泣


治療前の写真と比べると


治療後のほうが、印象がスッキリしましたね

ご本人の満足度も高く、良い治療が出来たと思います


ただ、こういう綺麗な症例写真を出すと


「どんなほくろでも、どんな場所でも消しゴムで消したみたいに綺麗になるのねっ


と思い込んでしまわれる方も少なからずいらっしゃるかと思いますが汗


そんなことはございません


ほくろの除去には組織の欠損を必ず伴います。


傷跡は必発です。

矢印上の患者さんだって、よくよく見れば傷跡はちゃんとありますからね。


そしてその傷跡は

ほくろの大きさ、部位、肌質などに大変左右されます。


私は、自分の方から


「そのほくろ、美容的に取った方がいいですよ。」


と、おススメすることはまずありません。


「取っちまってください!」

というご本人の覚悟と

「もとのほくろよりは取った傷跡の方が見目よかろう」
という私の自信


その二つが並び立たないと治療しません。


「センセイが背中押してくれたら、ほくろ取るんだけど~きらきら


と、引っ張ってほしい内気なタイプは


そういう優しいお医者さんのところに行った方がいいと思う。


うちのクリニックに来ると


もののふ系の院長に言葉で斬られて終わります。


お気をつけてもも