<目次>
ジュンコ田中ロングインタビュー byさいわいとみよ の連載を開始します♪
田中【ジュンコ田中ロングインタビュー①】第一章 地獄の日々
【ジュンコ田中ロングインタビュー②】第二章<その1>長女の発達障害
【ジュンコ田中ロングインタビュー③】第二章<その2>車椅子のわたしにお供え物??
【ジュンコ田中ロングインタビュー④】第三章 心に秘められた力
【ジュンコ田中ロングインタビュー⑤】第四章 乳がん発病から東京を目指す
【ジュンコ田中ロングインタビュー⑥】第五章<その1> 「ラポール・ラボ」を立ち上げる
【ジュンコ田中ロングインタビュー⑦】第五章<その2>NLPコースとは今回の記事…
【ジュンコ田中ロングインタビュー⑧】第五章<その3>まずは自分自身を知ることから
【ジュンコ田中ロングインタビュー⑨】第六章 蜘蛛の糸ー地獄から天国へと
【ジュンコ田中ロングインタビュー⑩】第七章 予防の心理学と世界平和を目指して
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第5章 カサンドラ脱却のため!「ラポール・ラボ」の立ち上げ <その2>
私の体験ですが、
一度、NLPの授業で、
「発達障害の方の心の状態」をリアルに感じるという
「パーチカルポジションチェンジ」というワークがあったんです。
私はそのワークで彼らの状態が、まるで目が見えない人のように
心が見えていなくとても衝撃をうけました。
心が見えていないというのは、
人の心はもとより、自分の心も悲しいとか怒りの感情も、
明確ではなくモヤモヤ・イライラするとしか捉えらないのです。
それを感じたときに、
「自分の心が見えていない」ということが、
こんなに恐ろしいことなんだ!!!と実感として感じられ
世の中がとても恐ろしく底しれぬ不安に満ちたものと感じました。。。
「百聞は一見に如かず」というように
「実際に感じる事に勝る理解」はありません。
例えば「目が見えていない」人に、「この花柄どう思う?」なんて聞き方はしないですよね。「目が見えていない」という特徴をこちら側が理解してわかる方法でコミュニケーションをとりますね。
発達障害は「こころ」が見えていない不安な状態、だからこそ、その特徴を理解してコミュニケーションをとっていくことが「目が見えていない」人に対するのと同じように必要なことです。
発達障害の特徴を心から理解するには、「リフレーミング」や「ポジショニングチェンジ」というNLPの手法が簡単で素晴らしく効果的なんです。
ーなるほど、リフレーミングとは、自分の当たり前と思い込んでいるある枠組み(フレーム)で捉えられている物事の枠組みを外して、違う枠組みで見るれるようになることだと伺いました。
通常の人間関係でも、なかなか固定してしまった枠組みをはずすことができず自分の思い込みで人や物事を見てしまうことがトラブルの原因になりますが、相手を理解するために「自分の枠組みを手放し、別のポジションからの枠組みを取り入れる」という頭で分かっていてもなかなかできない事がNLPでは簡単にできてしまうんですね。
なるほど〜それはまた自分自身の思い込みに対する気づきへも繋がりますね。