本稿は「サスペリア」(2018)のネタバレ全開詳細解読記事です。

ネタバレひかえめなレビューはこちらです。

また、この記事は…

「サスペリア ネタバレ徹底解説その1」‥第1幕 1977

「サスペリア ネタバレ徹底解説その2」‥第2幕 涙の宮殿

「サスペリア ネタバレ徹底解説その3」‥ 第3幕 借り物

「サスペリア ネタバレ徹底解説その4」‥第4幕 取り込み

「サスペリア ネタバレ徹底解説その5」‥第5幕 マザーの家で〜すべてのフロアは暗闇

「サスペリア ネタバレ徹底解説その6」‥第6幕 サスピリオルム/嘆き

の続きです。

本項も第6幕の続きになります。

 

これまでの記事も、間違いなどはちょこちょこ修正したり、加筆したりしています。時々見返して頂けると嬉しいです。

 

母の家

ミラー・ルームの秘密の戸口の先には地下へ降りていく階段があって、舞踏団の秘密の地下室には奇妙なコレクションを収めた陳列ルームがあります。

その先には蜘蛛の巣のようなオブジェが飾られた教会に似た空間があって、パトリシアやオルガら犠牲者たちはそこに幽閉されています。

そこから更に先へ進むと、真っ暗な廊下を過ぎて、地下トンネルを潜っていくことになります。このトンネルは荒削りで古めかしいもので、それこそナチス時代の秘密の地下道を連想させます。あるいは、このトンネルは既に壁を超えて東側に達しているのかもしれません。

トンネルを抜けると、魔女の儀式サバトが行われるための巨大な大聖堂。Mutter Hause/母の家です。

この場所もセットではなく、舞踏団のロケが行われたイタリアの廃墟ホテル「グラン・ホテル・カンポ・デ・フィオーリ」の回廊を使い、その開口部を塞ぐことで作り出されています。

 

その空間は手前が高く、奥が低くなっています。突き当たりの壁には、3人の母を表す3つの巨大な白いドレスが飾られています。

ドレスの前には、魔女たちが並んでいます。魔女たちは生贄の三人の少女を取り囲んでいます。サラ、パトリシア、オルガです。

魔女たちの手前には、生徒たちがいます。魔女は着衣を着ていますが、生徒たちは全裸です。生贄の三人も同様です。

全裸の生徒たちが踊り始め、バルフールが歌います。

バルフールが歌うのは、トム・ヨークのサントラでは「Sabbath Incantation」。「サバトの呪文」です。

バルフールを演じるクリスティーヌ・ルブットはベルギーの歌手。民族音楽の歌い手で、バレエや演劇の分野でも活躍しています。

ウイッカとスカイクラッド、カヴン

女神崇拝と魔女術を信奉する信仰をウイッカ(Wicca)と言います。

現代のウイッカは1960年代にニューエイジの一環として起こった新宗教ですが、そのルーツは古代欧州にあるとされています。魔女宗教は先史時代から存在するとされています。

スカイクラッド(Skyclad)はウイッカにおける伝統的な正装の呼び名で、儀式的な裸の状態を意味します。

ウイッカを信奉する一部の人々は、サバトなどの儀式を彼らの正装である裸で行うことを定めています。「証人」であるクレンペラーも裸なのも、正装を強いられているのだと言えるでしょう。

 

三人の母はトマス・ド・クインシーとアルジェント版「サスペリア」に準拠しているのですが、ウイッカをはじめとするネオペイガズム(復興異教主義)では、しばしば三女神(Triple Goddess)を崇拝しているそうです。

三女神は三人の女性で象徴され、それぞれ処女、母、老婦人であり、女性のライフサイクルを象徴しているとされています。

 

また、魔女宗教ではカヴンと呼ばれる魔女のグループが定められ、その人数は13人であるとされています。

「母の家」には、12個の黒い立方体のと1個の黒い三角柱が置かれ、三角形に並べられています。

3人の生贄を囲む魔女たちは、この13個のオブジェに対応して配置されていますね。13人の魔女という様式が守られているわけです。

 

ちなみに、マルコス舞踏団の魔女はマルコス、ブラン、タナー、ヴェンデガスト、フラー、バルフール、ミリウス、マンデル、グリフィス、マークス、パヴラ、ブター、ユーディト、マルティンチン、キレン、マウチェリ、カプリット、クルーゾで18人

そのうちグリフィスが自殺したので現在残っているのは17人。

マルコス、ブラン、タナーの3人は一段高いところにいるので14人

バルフールは歌い手なので別枠で、残りの魔女が13人。人数は合っていることになります。

赤と黒のドレス

高くなった場所には、ブラン、タナー、そしてマルコスがいます。

ブランは真っ赤なドレスを着ています。スージーの黒いドレスと対照的です。

 

その6で引用したトマス・ド・クインシー「深き淵よりの嘆息」に、次のような文章があります。

「彼女たちは”悲しみ”なのだ。数は三人、人間の命を美で装う三美神のように。人間の生命の暗い綴れ織りをその神秘的なはたでいつも部分的には物悲しい色合いで、時には悲劇的な深紅黒の怒りの色合いで折り上げる運命の三女神のように」

深紅は悲劇的であり、黒は怒りの色合いである、とされています。

 

スージーを愛してしまっていて、彼女を犠牲にすることを恐れ、悲しんでいるブラン。

マザー・サスピリオルムの名を騙り、サラやパトリシアにひどい仕打ちをしたマルコスに対して、強い怒りを抱いているスージー。

二人の身にまとう色は、上記の表記に即して選ばれているのではないでしょうか。

ヘレナ・マルコス

醜い腫瘍に全身を覆われ、あちこちから小さな手が生えてきたりしている、フリークスと化したヘレナ・マルコス。

その体は、彼女があれこれ魔術を試して、老化を食い止めようとしてきた結果でしょう。

魔術は上手くいかず、かえってひどい状態になってしまってる。

生えている手を見ると、既に何人かの犠牲者の体を呑み込んでいるのかもしれません。

 

若い頃の肖像画からマルコスはサングラスをしているので、生まれつき目が弱いのだろうと思われます。盲目なのかもしれません。

マルコスが地下にこもって一切表に出てこないのは、光に弱いというのもあるでしょうね。

 

ヘレナ・マルコスの登場から、映画の様相が変化します。

それまでは、一貫してシリアスなアート映画の様相だったんですね。オルガのシーンやサラのシーンがあっても、なおホラーよりアートの色彩の方が強かった。

でもここで、いかにもあからさまなモンスターであるマルコスが登場することで、映画のフェイズが変わる。ぐいっとホラー映画に舵を切るんです。

 

ユーモアの要素も入ってきます。全裸でサングラスだけかけてるマルコスがそもそも滑稽だし、スージーとマルコスのやりとりとかね。タナーの反応とか。急になんだかくだけた表現が目立ち出す。

「これはアートではない!」の叫びとか、もうほとんどメタの域に達している。

それで勢いつけて、クライマックスの阿鼻叫喚に一気になだれ込んで行くんですね。

 

ここまで引っ張ってきての、土壇場でのこの転調。これって、勇気ある転調だと思うのです。下手すれば、ここまでのシリアスな積み重ねをぶち壊してしまいかねないのだから。

でもこの転調があることで、映画が予定調和に陥って、無難な結末に至ることを回避している。

最後に来て、こちらの予想を上回る驚きを味あわせてくれるんですよね。ここが、僕がこの映画が素晴らしいと思うところなのです。

ブランの心境の変化と処刑

舞踏団での訓練と生活、光の注入や我を忘れるダンス、あるいは尿や髪の毛を媒介に使った呪術的支配などを通して、狙いをつけられた生徒は意識をコントロールされ、喜んでマルコスに体を差し出す気持ちにされてしまう。

それが、魔女たちの描いた筋書きだったのでしょう。それは魔術として描かれていますが、現実の過激派組織でもままあることです。

残虐な犯罪行為に迷いなく向かってしまうドイツ赤軍

残酷な虐殺行為をすすんで行ってしまうナチス

オウムのような宗教とか、自爆を伴う現代のテロ組織も同様ですね。

 

儀式を政治的な集会と置き換えて、マルコスをカリスマに、魔女たちを幹部に、スージーを自殺行為を志願する若いシンパに置き換えても、成立する。

そのようなリアリティを持たせるために、本作ではずっと政治的な動向が描かれていたのでしょう。

 

スージーへの洗脳作用は見事に成功しているように見え、マルコスは喜びはしゃいでいます。

でも、スージーの反応は思っていたものとどこか違う。彼女はまったく恐れているように見えない。

サラやパトリシアはフックで腹を裂かれ、腸を取り出されても反応できないくらい茫然自失にされていますが、スージーの意識は誰よりもはっきりしています。

ブランは「何かおかしい」ということに気づき、儀式を中断させようとします。

 

ブランを含め、魔女たちは始めあくまでも魔術的信仰のもとに集まったのであって、ダンスはそのための手段に過ぎなかったのでしょう。

舞踏団が公演を行い、評価や名声を得てきたのも、資金獲得と安全な隠れみのの構築のためであって、ダンスは目的ではなかった。マルコスが「これはアートではない」と言うように。

でも、長年に渡ってダンスに打ち込むうちに、ブランの中で心境の変化が生じてきた。

醜く老いていくマルコスに幻滅し、マルコスを生き長らえさせることに興味を失ったことも手伝って、ブランはむしろダンスそれ自体を大切に思うようになっていきます。

 

ダンスを重視して考えた時、才能ある若い踊り手…パトリシアやスージーのような…はブランにとってかけがえのない大切なものになっていきます。

それをむざむざ無駄にして、老いたマルコスのために犠牲にするなんて、間違っていると考えるようになっていく。

 

だから、ブランは別に倫理的な正義に目覚めたわけではない。彼女が惜しいと思っているのは、あくまでもスージーの才能ですね。

実際、「パトリシアには目をかけていた」けれどサラに対してはそれほどでもなかったようで、サラが犠牲になるのにはまったく心は痛まないようです。

ブラン自身、才能溢れる踊り手だったはずで、スージーに若い頃の自分を重ねているというのも、あるでしょうけど。

 

ブランが儀式に乗り気でないのはそれが理由でしょうが、スージーの自信に満ちた態度を見て、ブランは徐々に「何かがおかしい」ことに気づいていきます。

それもあって彼女は「少しでも疑いがあれば記憶を消して帰す」とスージーに言い始め、儀式を止めようとするのだけれど、若返りのチャンスに目が曇っているマルコスは気づかない。

背後からブランの首をチョンパしてしまいます。

 

ここ、もはや全体の目的など考えず、自分の延命だけに凝り固まっているマルコスが表れているわけですが。

その6で触れた、「マルコスとブラン実の親子説」をとると更に鬼畜の行為になりますね。

実の子も道具としてしか考えず、用済みになったら簡単に切り捨ててしまう行動。自分が若返ったなら、後継者など不要になりますからね。

ブランの側も、まさかマルコスが自分を殺すと思わないから、ここまで無防備にやられてしまったとも言えるかもです。

Death/死の化身

スージーの中を「何も残らない。私のための空間だけ」にして、体を乗っ取ろうとしていたマルコスは、ブランを殺し、「この私を受け入れるなら産んだ女の息の根を止めねば」とスージーに迫ります。

オハイオの実家で病床にある母親に意識を飛ばしたスージーですが、彼女がやったのは母親を殺すことではなく、母親に取り憑いていた死の化身を呼び寄せることでした。

戸惑うマルコスに、スージーは自分こそがマザー・サスピリオルムであると正体を明かします。

死の化身は死の口づけでマルコスの命を奪い、他のマルコス派の魔女たちも粛清していくことになります。

 

スージーの足元にひれ伏し、彼女の思いのままに動いて速やかな死をもたらす死の化身。

これはDeathとクレジットされていて、これまた二役。スージーの母親を演じている女優が演じています。

つまり、これはまさしく“死”そのもの。

本来は形のないものだから、直前に取り憑いていたスージーの母親の形をしているのだと思います。

スージーの母親から“死”が離れたのであれば、今にも死にそうだった母親は逆に回復に向かうのかもしれません。

マザー・サスピリオルム

スージーはいつの時点でマザー・サスピリオルムの力を得たのか。あるいは、いつその力に気づいたのか。

 

回想シーンや夢で描かれる、少女時代の母親の様子を見ても、スージーが子供の頃から何らかの不吉な特質を持っていたことは確かだろうと思います。

少女時代から彼女はベルリンにひかれ、母親はスージーに辛く当たっていた。それはスージーに対する恐怖の表れにも思えますが。

おそらく、ドイツにルーツを持つバニヨン家は何らかの魔女に関する伝承を持っていて、スージーに魔女の特徴が表れていると考えたのでしょう。

そして、その血統というのは、古代から続くマザー・サスピリオルムの血統だった…。

バニヨン家に飾られていた「母」に関する格言は、その血統を反映してこの家に伝わってきたものだったかもしれません。

 

スージーの中にあるものを抑えつけようとして、母親は厳しく虐待めいたしつけを行いますが、しかしある時点でスージーが逆襲に転じた。

スージーはもともと持っていた「死を操る力」を発揮して、母親に死を取り憑かせたのかもしれません。

そしてそのまま家を出て、教会の金を盗んでドイツへと渡った…。

 

自分の中になんらかの力があることには気づいていても、スージーは自分の正体には無自覚だったはずです。

ただ、少女の頃からずっとひかれてきたベルリン、そして長じてから激しく引きつけられたマルコス舞踏団に、答えがあるのだろうということはわかった。

スージーがベルリンにやって来たのはただ舞踏団に入るためだけでなく、自分の正体を知るためだったと言えます。

 

だから、舞踏団にやって来た時から既に、スージーある程度自覚的で、目的を持っていたのだと言えます。

舞踏団での生活…夢を通した“教育”や、ブランやマルコスとの接触を通して、スージーは舞踏団で起こっていることに気づき、自分の中にある力の正体にも気づいていったのでしょう。

 

マルコスがマザー・サスピリオルムの名を騙っていることに気づいたスージーは、マルコスや彼女を支持する魔女たちに罰を与えます。

しかし、決して人間的な善悪の基準で動いているわけではありません。スージーは最初から、サラやパトリシアを救おうとすることは決してないし、彼女たちが腹を裂かれる時も止めようとはしません。

スージーのメンタリティはあくまでも、ものを盗み、他人のアイデンティティも奪い、刑事が弄ばれていればクスクス笑うというものです。

 

彼女がするのは、サラたちに慈悲としての死を与えるということだけ。

人間的な現世の幸福などは、マザー・サスピリオルムにとっては取るに足らないことでしかないのでしょう。

 

だから、本作のクライマックスを「スージーによる正義の執行」と見るのは適当ではないと僕は思います。

第5幕の最後で、「なぜ最悪な事態は過ぎたと思うの?」とスージーは尋ねています。

これは、マザー・サスピリオルムたる自分が目覚めて支配したならば、これから先はもっともっと最悪なことが起こるのだ…という予言かもしれません。

 

そして、スージーが言う「皆が過ぎたと思っている最悪の事態」は、例えばハイジャック事件のことであったり、テロリズムのことであったり。

また、ナチスという悪夢的な出来事のことも指しているのでしょう。

人類の歴史にとっても、これからまだまだ最悪の事態が待っているのだと、スージーは予言しているのかもしれません。

胸を開く意味

血の大饗宴を眺めながら、スージーはうっとりとしたように、自らの胸を開きます。

ぽっかりと口を開けた胸の穴から覗くのは、スージーの内部の暗黒

このシーンも謎めいていますね。

 

このシーンは、いろんな形でイメージが散りばめられています。

以前に書いたように、「民族」を踊るときの赤い紐の衣装はちょうど胸の部分をひし形に開いたような形になっています。

この項のはじめに掲載したポスターのイラストも、「民族」の衣装を着たスージーがモチーフになっていますね。胸にはひし形の穴が開き、そこは目のようになっています。

目といえば、その6に掲載したポスターのイラストでは手のひらに目が配置されていますね。

トム・ヨークのサントラ盤のジャケット・アートも、手のひらの目です。

これは、スージーの内部から、外の世界を覗き見ている目

内部に存在したマザー・サスピリオルムの目に、外の世界を見せているのだという解釈ができます。

 

また、ひし形に広げられた胸の穴が真っ先に連想させるのは、女性器の形ですね。

胸を開きながらスージーが言う言葉は、「私はマザー」。子を産んでこそ、マザーと呼ぶことができるはず。これは、マザー・サスピリオルムの「出産シーン」なのかもしれません。

いったい何が産まれたのか…。希望か、絶望か…。

胸の穴から見えていた黒の禍々しさを思うと、希望に満ちたものだとはちょっと思えませんね。

スージーはマザー・サスピリオルムとして、この先の世界に「最悪の事態」をもたらす暗黒の子供を産み落としたのかもしれません。

マルコス派の粛清

生徒たちが狂ったように踊り続ける中、死の化身はマルコス派の魔女たちを内部から破裂させて殺していきます。

ここで殺されたのは、第2幕マルコスに投票した魔女たち。

マンデル、ユーディト、ミリウス、マルティンチン、フラー、マークス、パヴラ、アルベルタの8人です。

グリフィスもマルコスに投票しましたが、既に自殺しました。

ミス・タナーだけは、マルコスに投票したにもかかわらず、生き残っています。

タナーは事あるごとにマルコス側に立った発言を続けてきた、マルコス派の筆頭のような人物です。それなのにタナーが許されたのは、舞踏団の運営に必要な人材だからでしょうか。

そうであれば、スージーは今後も舞踏団を存続させるつもりであると言えそうです。

 

血の饗宴が終わって、茫然自失のクレンペラーがヴェンデガストに付き添われて出てきます。

とぼとぼと帰って行くクレンペラーに、ヴェンデガストは子守唄を歌ってやります。

これはブラームスの子守唄

クレンペラーがアンケに送った音楽会は、「ブラームスとショパン」でした。

二人が初めて手を握った思い出の音楽会。「ブラームスの子守唄」も演奏されたのではないかと思います。


ブラームスの子守唄(ドイツ語版)

 

なんとか第6幕まで終わりました!

でもまだ、エピローグがある。なので、ネタバレ徹底解説その8に続きます!

 

長くなってしまったので、目次を作りました。

ネタバレ徹底解説その1……第1幕 1977

テロを語る意味、メノナイトについて、ロケーションについて、など

ネタバレ徹底解説その2……第2幕 涙の宮殿

投票結果の記録、スージーの少女時代について、オルガに何が起きたのか、など

ネタバレ徹底解説その3……第3幕 借り物

「借り物」の意味について、スージーがくすねたもの、悪夢について、など

ネタバレ徹底解説その4……第4幕 取り込み

アンケに何が起きたのか、ジャンプ特訓とグリフィスの自殺、髪を切る意味、など

ネタバレ徹底解説その5……第5幕 マザーの家で〜すべてのフロアは暗闇

赤い衣装の意味、ルッツ・エバースドルフのプロフィールからわかること、など

ネタバレ徹底解説その6……第6幕 Suspiriorum 嘆き(前編)

「深き淵よりの嘆息」採録、日付について、一人三役の意味、など

ネタバレ徹底解説その7……第6幕 Suspiriorum 嘆き(後編)

儀式について、赤と黒の衣装、Death/死の化身について、胸を開く意味、など

ネタバレ徹底解説その8……エピローグ スライスされた梨

記憶を消すことの意味、ラストシーンの意味、ポストクレジットシーンの意味、など