本稿は「サスペリア」(2018)のネタバレ全開詳細解読記事です。

すっかりハマって長々こればっかり書いてしまってますが、この週末からはいろいろ話題作が封切りされて、「サスペリア」は早くもすっかり縮小気味です。寂しいなあ…。

ネタバレひかえめなレビューはこちらです。

また、この記事は「サスペリア ネタバレ徹底解説その1」ならびに「サスペリア ネタバレ徹底解説その2」そして「サスペリア ネタバレ徹底解説その3」の続きです。

 

第4幕 取り込み

それまでずっと降り続いていた雨は、夜更け過ぎに雪へと変わりました。ここから後は、雪が降り続けることになります。

ベルリンの10月の平均気温は10度前後、東京が17度前後なのでだいぶ寒いですね。ベルリンは札幌ぐらいのイメージです。

ただ、降雪は12月頃からが一般的らしいので、そこは映画的な演出もあるのでしょう。

 

その3にも書いたように、Borrowing/借り出しとTaking/取り込みで1セット。

舞踏団の生徒はダンスで高みに昇らせてもらえる代わりに、儀式の一部に取り込まれていくことになります。

警察署にて

通報したパトリシアの件がどうなったか聞くために、クレンペラーは警察署に出かけて行きます。

ハイジャック機がソマリアの空港に着陸し、機内で殺された機長の遺体が滑走路に放り出されたことが報道されています。

その行為が行われたのは1977年10月17日午前3時30分。なので、その事実が朝のニュースで流れるこの日は10月17日ということになります。

 

警察署の廊下に、パトリシアを爆弾事件の容疑者とする手配書が掲示されています。

実際にパトリシアがテロ事件の容疑に浮かぶとは思えないので、これも魔女たちによって心理操作されたグロックナー刑事たちによるものなのだろうと思えます。パトリシアは過激派に参加して地下に潜った、というアリバイ作りです。

 

グロックナー刑事とアルブレヒト刑事は魔女たちに術をかけられているので、舞踏団に怪しいところはないと信じ込んでいます。記憶操作によって、自分で調べた結果だと思い込んでいるんですね。

「魔女が実在すると思うんですか?」という刑事たちの問いに、クレンペラーは答えます。

「人は組織的に犯罪を行う手段として、魔術を用いる」

超自然的な魔女が実在するかどうかはともかくとして、魔術が存在すると人に思い込ませることはできるし、それによって人を操ることもできる…というような意味でしょうか。

アンケに何が起きたのか

帰り際、クレンペラーはグロックナー刑事に、会うのは初めてではないと言います。

34年前の1943年フリーデナウで、行方不明になった妻アンケ・マイヤーを探すのを担当したのが、グロックナー刑事でした。妻は見つかりませんでしたが、クレンペラーは今も感謝していることを伝えます。

 

フリーデナウとは、ベルリン市内の地区の名前。クロイツベルクの南西、8キロくらいの位置になります。

クレンペラーとアンケがイニシャルを刻んだ家とは別の場所です。なぜ彼らがそこにいたのかといえば、それは彼らが逃げていたからでしょう。

アンケはアーリア人証明書を持っていました。つまり、彼女はアーリア人だった。それなのになぜアンケが逃げなければならなかったかといえば、クレンペラーがユダヤ人だったからですね。

 

公式サイトに載っている、クレンペラーを演じたルッツ・エバースドルフの経歴を見ると、彼がユダヤ人であることがわかります。

って、この経歴はフェイクなんですが。でも、演じた役者のフェイクの設定をわざわざユダヤ人にしてあるのだから、クレンペラーがユダヤ人(もしくはユダヤ系ドイツ人)であることは確かでしょう。名前の元になったと思われる亡命した指揮者オットー・クレンペラーもユダヤ系ドイツ人です。

 

ナチス政権下のドイツでは、ユダヤ人がユダヤ人以外と結婚することは禁じられていました。だから、アンケも摘発の対象になります。

クレンペラーはどこかに隠れ、アンケはクレンペラーとの結婚を隠して暮らしていた。しかし密告されて、アーリア人証明書も見つからず、アンケは逃げるしかなかった。

そしてその逃亡の途中で捕まり、収容所に送られることになります。

痛恨の極みでしょうが、アンケの証明書はクレンペラーが持っていたんですね、なぜか。

 

クレンペラーがいまだにグロックナーの協力を覚えていて、深く感謝しているのは、それが特別なことだったから。

クレンペラーがユダヤ人であることを承知の上で、グロックナーが密告せず協力してくれたからでしょう。

キャロラインのジャンプ

「民族」の練習は、一部衣装を着けて行われています。

ブランはスージーのジャンプにダメ出しをします。「生み出す力に対する理解が足りない」と。

ブランはキャロラインに命じて、スージーのためにジャンプの見本を演じさせます。

 

キャロラインはハッとしたような表情をするし、他の寮母たちにも緊張が走ります。

ただ、キャロラインに見本を見せさせるだけではない…という含みが感じられます。

実際、練習が終わった後、キャロラインは突如けいれんして倒れてしまいます。

 

この辺りの一連の描写も、意味が取りづらいところです。

想像するしかないのですが、僕にはここは、ブランがキャロラインに与えていた何かを抜き取ったのではないかと思いました。

何か…ジャンプを上手く飛ぶことのできる、エネルギーというか、パワーというか。

ブランがスージーの手足にも注入していた「光」。キャロラインに対しては、ジャンプのパワーが貸し与えられていた。

それが…貸し出し期限を過ぎて…取り立てられた。より優れた素材、スージーに渡すために。

自分の体の一部になっていた重要なパワーを失ってしまったから、キャロラインは泡を吹いて倒れた。

フラーがキャロラインを看病するシーンもあります。「キャロライン、怖がらなくていいの」と。

これまでは、儀式をより優れたものにするために、生徒たちの中でいちばんジャンプの素質があるキャロラインにその力を与えていた。でも今やスージーがいるので、キャロラインはもう必要がなくなった…ということなのでしょう、おそらく。

 

しかし、スージーは反抗的です。ジャンプに身を入れようとしません。

スージーが苦手なジャンプを嫌がっていると見たブランは、「肉体の弱さと表現の好みを勘違いしている」とたしなめます。

しかしスージーは、「この時点のジャンプは作者の意図に反している」と言い張ります。作者を前にしていい度胸ですね。

これにはブランもさすがにカチンときて、「40年前、この地でどのように生き、この作品ができたか…」と思いの丈を語ります。

 

「高い代償を払って、完璧なバランスを得た。私たちは高みを目指す」とブランは語ります。「民族」におけるジャンプは、彼女たち魔女集団の理念を示す重要なものなのでしょう。

つまり、地に這いつくばった無力な人間という立場から、「三人の母」の絶大な魔力を手に入れることで、人間の領域を超えた高みへと昇るのだ…という決意の表明。

魔女たちの行動原理の集約されたもの。それが、ブランが作った「民族」というダンスである、ということなのでしょう。

 

それに対して反抗し、「まだ飛ぶべきではない、地に這っているべきだ」と言い張るスージー。

小娘が大先輩に生意気な意見を述べている…という構図ですが、しかし彼女こそがマザー・サスペリオルムであるという見地に立つと、また違って聞こえてきます。

これは、お前たちはまだ高みを目指すには早い…というマザー・サスペリオルムの託宣ですね。お前たち人間は、まだ地に這いつくばっているべきなのだ…という。

私と同じ高みを目指すなど、1000年早い!という。

意識的な無意識か、彼女はここで既に魔女集団の理念を否定しているのだと思います。

サラとクレンペラー その1

スージーやサラたちが外出しようとすると、雪の降りしきる外でドクター・クレンペラーが待っています。

クレンペラーはパトリシアを探していると言って、彼女の友人だったサラと喫茶店で話します。クレンペラーはケーキをごちそうしてくれます。サラが食べてるケーキも、クレンペラーが食べてるでっかいパイみたいなのも美味そうです。

 

クレンペラーはパトリシアの日記を見せて、マルコス舞踏団には秘密があることを語りますが、舞踏団を信頼しているサラは信用しません。

そういえば、ブランやタナーたちがサラを評して「ここは彼女の家も同じ」「サラは良き広報官」と言っていましたね。サラは他の生徒より深く舞踏団を信用していて、ブランたちの信頼も厚かったのでしょう。

 

クレンペラーは魔女について、「妄想は真実を語る嘘」だと言います。また、「革命組織に似ている」とも指摘しています。

パトリシアにとって、マザー・マルコスとマザー・マインコフは同じく崇拝の対象であると。憧れや崇拝は転移を起こし、やがて妄想に転じる…。

クレンペラーはこの時点では、まだ魔女が実在するとは思っていないようです。ただ、舞踏団はなんらかのカルトであるとは思っていて、魔女が実在すると信じて行動している…とは考えているようです。

舞踏団は家族のようなものだというサラに対して、クレンペラーは「彼らのような集団は愛情を使って人心操作する」ということを伝えます。

サラは信じないままケーキ代を払って立ち去りますが、「舞踏団には秘密の場所がある」というクレンペラーの言葉はサラの心に残ります。

スージーのジャンプ特訓とグリフィスの自殺

夜、生徒たちがおやすみと言い合う頃、スージーはブランとともにミラー・ルームにいました。二人きりで、ジャンプの居残り特訓です。

「Coupe de foudre」、フランス語で「稲妻の一撃」、転じて「一目惚れ」。ロマンチックですね。

「ダンスを学ぶならフランス語を学びなさい」とブランは言います。

この辺り、魔女云々ということを忘れて見ると、まるでスポ根モノみたいです。

とはいえ、「今は美しいものを壊さねば」「創作者に自分を重ねる」「自分を無にして、作者に委ねる」というブランのアドバイスは見事に「自分を無にしてマルコスを受け入れる」儀式の精神そのものなんですが。

 

ブランがスージーの気持ちに寄り添い、自信を引き出して、そしてついにできるようになった時、ブランも思わず笑顔になる。スージーも笑い返して、「いつもなら2回でできるのに」なんて強がりを言う。

なんだか爽やかなシーンですね。真っ当なスポーツものを見ているようです。

 

でも、それと同時進行で、おぞましい事態も進行しています。

いつもの、賑やかな寮母たちの夕食風景。タナーやフラー、ヴェンデガスト、バルフール、ミリウスなど皆が揃っています。

皆はパトリシアがあの老人に話したとか、マルコスの肉体はまるで「牢獄」だとか、口々にいろんなことをしゃべっていますが、グリフィスだけは無言です。

そして、おもむろにナイフを取って頚動脈に突き立て、グリフィスは自殺してしまいます。

 

冒頭にスージーを見てから、ずっと一言も口を聞かず、不安そうな表情でいるばかりだったミス・グリフィス。

投票の時には、「もう何もかも終わり」と言いながら、マルコスに投票しています。

グリフィスにだけは、スージーの正体が見えていたんですね。彼女は、マルコス派の魔女が粛清される運命にあることを知っていた。

(その場だけブランに投票しても、マルコス派であると見抜かれるということも知っていたのでしょう)

ブランやマルコスさえもまったく気づかなかった真実に、グリフィスだけは気づいた。彼女は、その他の能力はさほどではないけれど、予知能力にだけは長けた魔女だったのかもしれません。

秘密の部屋

真夜中に、壁の向こうに物音を聞いたサラは、秘密の場所があるというクレンペラーの言葉を思い出し、歩数を測ってその場所を探ります。

たどり着いたのは、ミラー・ルームでした。秘密の出入り口(オルガがフックに吊られて引き出された戸口)を発見したサラは、一人果敢にその中へ入っていきます。

大胆な…と思いますが、サラはそもそも舞踏団で怖いことが起こっているなんて、まったく思ってもいないのだから、不自然ではないですね。

 

階段を降り、重い扉を開けると、博物館のような場所に出ます。絵が飾られ、そこには若い頃のマザー・マルコスとマダム・ブランが描かれています。

飾り棚には、いくつもの不気味なオブジェが並べられています。乳房、手や足、性器など人体の一部を象った彫刻。デスマスク。そして、例の金属のフック。マスクはスージーの夢に出てきたものと思われます。

その先には扉があって、その向こうからは声が聞こえます。ミス・グリフィスの自殺を止められなかったことを釈明する声です。誰かが、マルコスに問い詰められているのでしょうか。

悲鳴が響き渡り、ハッ!ハッ!ハッ!という声が繰り返されます。これは、最後の儀式で寮母たちが一列に並んで出していた声ですね。

いったい何が起こっているのかはわかりませんが、グリフィスの死をめぐって、簡易的な儀式のようなことが行われているようです。

サラはフックを手にして逃げ出します。

サラとクレンペラー その2

ここから翌日になります。これまでは、1幕が1日に完全に対応していましたが、この章だけもう少し続きますね。

ここまでが10月17日、ここからが10月18日です。

 

サラはクレンペラーの家を訪ねて、フックを見せ、秘密の部屋について話します。

ここで初めて、クレンペラーの口から「3人の母」が言及されます。

キリスト教誕生より以前、3人の母が存在した。女神とも、悪魔ともつかない存在。

マザー・テネブラルム、暗闇の母。

マザー・ラクリマルム、涙の母。

マザー・サスピリオルム、嘆きの母。

マルコスはその3人のうちの一人である、らしい。

クレンペラーはそれをパトリシアの日記から知ったのだと思われますが、パトリシアはブランなどから「教育」されたのでしょうか。

 

先ほどと同じく、この時点ではクレンペラーにとってこれらのことは事実ではなく、あくまでもカルト教団が共有する妄想です。

人は他者に妄想を抱かせることができる。それが宗教であり、第三帝国だ。十字架と、難解な儀式だ」

 

過激派組織と、宗教と、ナチス。

「他者に妄想を抱かせる」という点において、それらは同じである、という思想。

冒頭から通して描かれてきた、ドイツ赤軍のテロ、魔女宗教、そしてクレンペラーの過去、その3つがこの考察によって、きれいに重ね合わされることになります。

 

クレンペラーは宗教を毛嫌いしているようです。

クレンペラーはユダヤ人であってもユダヤ教徒というわけではなく、キリスト教に関しても冷ややかであるようです。それはやはり、ナチスへの憎しみ、妻を死に追いやってしまった自分自身の出自への嫌悪などが作用しているのでしょう。

ユダヤ人を殲滅すべしという教条と同様、あらゆる信仰というものが彼に取って「愚かな、救い難い妄想」と思えるのだろうと思います。

もちろん、事実でなく妄想であるからと言って、危険でなくなるわけではありません。ナチスが危険であったように、マルコス舞踏団も極めて危険であろうとクレンペラーは判断します。

 

クレンペラーはサラに身を隠すよう言いますが、パトリシアがまだ中にいる可能性に思い至ったサラは、フックをクレンペラーに預け、舞踏団に戻ってしまいます。

外に出たサラは、通りの向こうでミス・タナーがこっちを見ているのに気づきます。

しかしデモ隊が通り過ぎると、それは別人に変わっています。タナーはその場にいなくとも、別人の目を通して生徒を監視することができるのかもしれません。

髪を切る

舞踏団では、「民族」の公演の準備が行われています。

スタジオの床にテープが貼られ、五芒星か紋章のような複雑な模様が描かれます。これはパトリシアの日記にも書かれていた形で、その中央にブランが、周囲にパトリシアやサラが位置するように描かれていました。

床に描かれた五芒星は、魔女の儀式の定番と言えます。

 

生徒たちは衣装に着替え、スージーは髪を切られます。

これも、パトリシアが言っていた通りです。尿を取られ、髪を切られる。

古代の魔術では、髪は女性の呪文が効果を発揮するために重要な要素であるとされていました。神は女性にとって生命力の象徴であり、魔力を奪うために髪を切るといったことも行われたそうです。

逆に、髪を通して生命力が流れ出ることを防ぐために、聖職者が頭髪を剃り落とす…というようなケースもあります。いずれにせよ、髪というのは魔術的に意味のあるものと考えられていたようです。

スージーが髪を切られた後は、寮母が床を掃いて彼女の髪を集めています。それはただ掃除したというわけではなく、儀式に使うために集めていたのでしょう。

 

髪を切られている時、スージーは故郷の母親の呻きを聞きます。

オープニングシーンで訪れていた牧師が、母親に宗教的な儀式を行っています。

瀕死の病床にあるらしい母親ですが、行われているのは医学的治療ではなく、牧師の儀式です。これもまた、魔女の儀式と変わらないカルト行為ということができます。

「信仰に基づく祈りは病人も救う」という牧師に対して、スージーの母は「末の娘が私の罪」だと言います。

「私は娘でこの世を汚した」とまで。

それがスージーの盗癖や、アーミッシュの教えに背く態度のことを指しているのか。

それとも、彼女が魔女であり、嘆きの母であるということまでを言っているのか。

 

公演前のレッスンが行われ、スージーはブラン直伝のジャンプを決めてみせます。それを見ていたサラは、「彼女たちと取引したのね」とスージーをなじります。「いつかツケを支払うことになるのに」と。

スージーは「何も問題はない」と言うのですが、サラは聞き入れません。

 

テレビで、ハイジャック事件の解決が報じられます。

突入が行われ、ハイジャック犯4名のうち3名が射殺、1名が逮捕。乗員乗客は(殺された機長を除いて)全員が無事救出されました。これが10月17日深夜のこと。

その直後、18日未明に、釈放を要求されていたドイツ赤軍の幹部のうちバーダーを含む3名が、厳重な警備のされた刑務所内でピストル自殺を遂げたという不可解な発表がされます。

そこまでが報じられているので、これは18日の続きであろう…と思います。

ただ、スージーがサラの行方を気にした時に、「サラは朝早くにメイクを済ませてどこかへ行った」と話されているので、これは翌日になっているのかもしれません。その場合は、この日は10月19日になります。

 

(2/24追記)「サスペリアMAGAZINE」の情報で、「民族の公演が行われたのは11月11日」というのがありました。

テレビでハイジャック事件の推移が報じられている第4幕半ばまでは10月17日までの出来事のはずなので、公演日が11月11日であれば、サラがクレンペラーの家を訪ねたシーンから公演日までの間で、20日ほどの日にちが経過していることになります。ハイジャック解決のニュースはその後のデモまで報道しているので、それがここで時間が経過していることを示しているのかもしれないです。

 

ネタバレ徹底解説その5に続きます!

 

長くなってしまったので、目次を作りました。

ネタバレ徹底解説その1……第1幕 1977

テロを語る意味、メノナイトについて、ロケーションについて、など

ネタバレ徹底解説その2……第2幕 涙の宮殿

投票結果の記録、スージーの少女時代について、オルガに何が起きたのか、など

ネタバレ徹底解説その3……第3幕 借り物

「借り物」の意味について、スージーがくすねたもの、悪夢について、など

ネタバレ徹底解説その4……第4幕 取り込み

アンケに何が起きたのか、ジャンプ特訓とグリフィスの自殺、髪を切る意味、など

ネタバレ徹底解説その5……第5幕 マザーの家で〜すべてのフロアは暗闇

赤い衣装の意味、ルッツ・エバースドルフのプロフィールからわかること、など

ネタバレ徹底解説その6……第6幕 Suspiriorum 嘆き(前編)

「深き淵よりの嘆息」採録、日付について、一人三役の意味、など

ネタバレ徹底解説その7……第6幕 Suspiriorum 嘆き(後編)

儀式について、赤と黒の衣装、Death/死の化身について、胸を開く意味、など

ネタバレ徹底解説その8……エピローグ スライスされた梨

記憶を消すことの意味、ラストシーンの意味、ポストクレジットシーンの意味、など