地域の小学校に通う

高学年の難聴のお子さんの

お母さんからです。
(快諾くださりありがとうございます!!)
 


前回はこちら▼

 

 




小学校生活(前回の続き)

 


英語については

ほぼ聞き取れないので

発音記号を学習して対処しています。


授業参観などで様子を見ていると、

先生は娘のような大人しい子よりも

活発な子に注意を払っているようで、

 

娘は特に問題のない子の部類として

考えられているのだろうなと感じました。


通級学級の先生に、

「難聴児は補聴器をつけていれば聞こえている、

集団生活も特に問題なく送れていると

勘違いされがちだけれど、
本人は常に

様々なアンテナを使って努力をしている。

そのことを

ご両親だけは忘れないでいてあげてくださいね」

と言われた事を思い出します。


もうすぐ

娘の小学校生活が終わろうとしていますが、

健聴者であれば

しなくてもいい努力をしてきたのかもしれないと考えると、
それだけで

本当によくやったと拍手を送りたいです。
 

 

中学進学にあたって

中学校へ向けての準備が徐々に始まっていますが、

近頃の我が家の一番の議論は

通級学級へ通うのか否か

という問題です。


本人は

行きたくない、

行かなくても大丈夫。

 

親としては

勉強も難しくなるので

行ってほしい。。。

この議論が未だに続いています。

 


現に今通っている通級に行くのも

毎回乗り気ではなく、

いやいやながら何とか行っており、

マイクに関しては

六年生になってから
担任の先生にほぼ渡していない状況です。


これも思春期による成長の過程だと

理解してるつもりですが。。。

親が望んでいる通りにはいかないようです。

 

 

今後は本人の意思で決断する場面が増えてくると思いますが、

家族としての言い分もしっかり伝えて

一緒に問題をクリアしていきたいと思います。


あんなに心配だった小学校入学当時と比べると、

中学校へは不思議と不安もなく、

むしろ楽しみに感じています。


そんな気持ちになれたのも、

療育センターの先生や担任の先生、

通級の先生、難聴のお友達、

そしてもいもいスタッフの皆さんに出会えたおかげで、
娘の未来に希望が持てた
のだと思います。

本当に皆さんに感謝です。
今後の娘の成長を楽しみに見守りたいと思います。

 

 

先日の手話教室に参加して

 

 

そうそう!
先日、市役所主催の手話教室に参加しました。

市役所のかたには先日お世話になりました。

手話を教えてくださったろう先生も

とてもおもしろい方で

ずっと笑いがあるような時間でした。

 

難聴の女の子同士、2人一緒に行ったんですが

2人ともすごく楽しかったとの事で

また行きたいと行っています。

 

難聴への受け入れが難しい年頃だったので

親としては嬉しいきっかになることが出来ました。

ありがとうございました。

 

 

今回で最終回ですびっくりマーク

来週3月1日(金)はまた別のお話です。
お楽しみに音符

 

 

 

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これまでの連載は

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たくさん読めます。

もいもいに関わってくださった

お母さんがた、難聴の女子大生、社会人の

「その時の思いを書いてくださった」記録です。
 

ぜひお読みください鉛筆

 

参考までに…
 

●重複児を育てる保護者の連載
 

 


●ディナーテーブル症候群(家族との晩ごはんで聴覚障害児が疎外感を感じる、孤立するようなことを言います)

 

 


●こどもが就学するまで~

 

 


●補聴器を付けた赤ちゃんを抱っこして~

 

 

 

●ほかいろいろ…