大学実施の『授業改善のためのアンケート』の結果が出たので公開します。



<秋学期アンケート結果(大学実施の授業評価アンケートより抜粋)>

キャリアデザインA:科目登録者89名(全3クラス)
無記名による回答
総回答数67

○先生はわかりやすい指導や話し方をしていたと思いますか。
  全く思わなかった(0%)
  ほとんど思わなかった(0%)
  ある程度思った(20.9%)
  かなり思った(77.6%)
  不明(1.5%)

○先生の教育に熱意が感じられましたか。
  おおいに感じた(68.7%)
  ある程度感じた(22.4%)
  ほとんど感じられなかった(3.0%)
  全く感じられなかった(0%)
  不明(6.0%)

○先生は工夫して教えていたと思いますか。
  全く工夫していなかった(0%)
  ほとんど工夫していなかった(1.5%)
  ある程度工夫していた(25.4%)
  かなり工夫していた(68.7%)
  不明(4.5%)

○学生と対話(コミュニケーション)をしながら授業を進めていたと思いますか。
  かなり思った(74.6%)
  ある程度思った(13.4%)
  ほとんど思わなかった(1.5%)
  全く対話をしていなかった(0%)
  不明(10.4%)


「不明」は、マークしていないものや、機械が読み取れなかったものです。


大阪産業大学
経営学部経営学科
キャリアデザインA
小倉典洋(おぐらのりひろ)

----------------
<以下引用>

私 輝きたいんです!

旅館のみんなは仕事ができる
それだけじゃなくて

みんなそれぞれ
「その人にしかできない仕事」があって・・・

みんな協力して仕事をこなしていって

それがうらやましかった

私もああなりたいって思ってたんです


みんなみたいに・・・・・・
「一人前」になって輝きたいんだ
って

---中略---

私 一人だって仕事できると思ってたんですけど

独断で突っ走ってただけだったんです

だから 帰ったら・・・・・・
仕事のことちゃんと聞きます!

ひとりよがりじゃなくて
みんなで協力して仕事できて
初めて一人前なんだ
って気づいたから

そして
私にしかできないこと見つけて

「一人前」になって輝くために・・・・・・!

自分から・・・・・・
踏み出さないと!



            -pp.168-172-

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2009年4月。

縁あって、初めて大学で講義を担当させていただいた。


学生時代から、ぼんやりと「将来は大学で授業できたらいいなぁ」と思っていたけれど、
それが、まさかこんなにも早く実現するとは!

あの時は、そんな驚きと、
ものすごいワクワク感と、ほんの少しの不安を抱え、
講義教室へと向かっていったことを覚えている。


学習支援者としての経験が浅い若造の僕だったけれど、
良いメンバーに恵まれて、順調に運営をすることができた(感謝!)。



あれから約2年。

あの時、講義を履修してくれたみんなも、
今日、卒業式を迎えた。



ドラマ(救命病棟24時)で江口洋介(役:進藤)が、

「医師は、患者によって生かされている」


と言っていた。


この仕事をさせていただいてつくづく思うのは、

「学習支援者(教師)は受講者(生徒)によって生かされている」

ということ。



みんなのおかげで、実に多くのことを学ぶことができ、
沢山の刺激を得ることができた(飲み会にも誘ってくれた(嬉!))。

みんなと出会い、同じ時を過ごせたことに感謝したい。

本当にありがとう!


激動の時代の中を、仲間と励まし合いながら、
周りの景色を楽しみながら、時には道草くいながら、
一歩一歩、確実に道を切り拓いていってください!


偉大なる平凡人たれ。

Good Luck!


■ □■ もぐらぐもの「働く」で悩むブログ □ ■□  モチベーション 人事-イケメンのみんな
↑イケメンのみんな↑
(ただし、一人だけ卒業していない男が(笑))

■ □■ もぐらぐもの「働く」で悩むブログ □ ■□  モチベーション 人事-中国人留学生のみんな
↑中国人留学生のみんな↑

■ □■ もぐらぐもの「働く」で悩むブログ □ ■□  モチベーション 人事-愉快な仲間たち
↑愉快な仲間たち↑

■ □■ もぐらぐもの「働く」で悩むブログ □ ■□  モチベーション 人事-華やかなアパレルのみんな
↑華やかなアパレルのみんな↑

HBR3月号
クレイトン M.クリステンセン
『プロフェッショナル人生論』



神が私の人生を評価する物差しは、お金ではなく、

私が関わりを持った一人ひとりであるという結論にたどり着いた。

-(中略)-

私の最後のアドバイスは次のとおりだ。

まず人生を評価する物差しについて考えなさい。

次に、最後になって自分の人生は成功だったと評価できるように毎日を生きる決意をしなさい。


-HBR3月号 p.34より-


Harvard Business Review (ハーバード・ビジネス・レビュー) 2011年.../著者不明

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大学実施の『授業改善のためのアンケート』の結果が出たので公開します。



<春学期アンケート結果(大学実施の授業評価アンケートより抜粋)>

キャリアデザインB:科目登録者89名(全3クラス)
無記名による回答
総回答数71

○先生はわかりやすい指導や話し方をしていたと思いますか。
  全く思わなかった(1.4%)
  ほとんど思わなかった(0%)
  ある程度思った(11.3%)
  かなり思った(84.5%)
  不明(2.8%)

○先生の教育に熱意が感じられましたか。
  おおいに感じた(80.3%)
  ある程度感じた(16.9%)
  ほとんど感じられなかった(0%)
  全く感じられなかった(0%)
  不明(2.8%)

○先生は工夫して教えていたと思いますか。
  全く工夫していなかった(0%)
  ほとんど工夫していなかった(0%)
  ある程度工夫していた(32.4%)
  かなり工夫していた(63.4%)
  不明(4.2%)

○学生と対話(コミュニケーション)をしながら授業を進めていたと思いますか。
  かなり思った(77.5%)
  ある程度思った(19.7%)
  ほとんど思わなかった(0%)
  全く対話をしていなかった(0%)
  不明(2.8%)


「不明」は、マークしていないものや、機械が読み取れなかったものです。


大阪産業大学
経営学部経営学科
キャリアデザインB
小倉典洋(おぐらのりひろ)

--------------
<『小倉昌男 経営学』小倉昌男著より>

ヤマト運輸が、創業以来足を向けて寝られないほどご恩になった三越百貨店と五十年以上にわたる取引を宅急便を開始して間もなく破棄したのは、当時の岡田社長の倫理観の欠落がどうにも許せなかったからであった。あんな経営者には絶対なるまい、と心に誓ったのである。
         -p. 290-
--------------

上記は、グロービスの「企業家リーダーシップ」のDAY3のテキストとなっている『小倉昌男 経営学』からの引用である。

※あらかじめ断っておくが、ヤマトの小倉氏とmoguragumoには何の血のつながりもない。
また、ヤマトの創業者である小倉氏の父の名は「小倉康臣」であり、私の父は「小倉康○」とニアミスだが、全く何の関係もない。


成長する上で「こんな人になりたい!」というロールモデルは重要であるが、
一方で「こんな人にはなりたくない↓」という反面教師も同様に重要であると思う。


○あんな人のような、すぐにキレるよう人にはなりたくない。もっと広い心を持った人になりたい!
○彼のような、すぐに周りの意見に流され、権威に屈するようなイエスマンにはなりたくない。しっかりとノーといえる、自己主張できる人間になりたい!

・・・といったように、自分の理想の人間像を形作っていくうえでは、反面教師となる人物が周りにいることが案外重要であったりする。


「いやだなぁ」「相性悪いなぁ」と感じる人も、実は「こんな人にはなってはいけない」と気付かせてくれているのかも。

そういう意味で身近な人を見回せば、ムダな人なんていないかもしれない。


周りに尊敬できる人がいないという人は、逆に「こんな人にはなりたくない」という反面教師を探してみては??

反面教師の反面こそが、実は自分のなりたい人物像かもしれない。


<その他、印象に残った文言>

たとえどれだけすぐれていようとも、経営者の過去の成功体験が、時代が変わって新しい仕事を始めるときに大きな妨げになることがある―。

     -p.29-

経営とは自分の頭で考えるもの、その考えるという姿勢が大切である。

     -p.37-

社長の役目は、会社の現状を正しく分析し、何を重点として取り上げなければならないかを選択し、それを論理的に説明すること、つまり戦略的思考をすることに尽きると思う。

     -p.146-

経営に参画するということは、社員に働き甲斐を与えることだ。


     -p.189-

自分の頭で考えないで他人の真似をするのが、経営者として一番危険な人なのである。

     -p.273-

攻めの経営の真髄は、需要をつくり出すことにある。需要はあるものではなく、つくるものである。

     -p.278-

経営者は、企業が新しいとか古いとかに関係なく、常に起業家精神を持っていなければならない。


     -p.278-

企業の目的は、永続することだと思うのである。永続するためには、利益が出ていなければならない。つまり利益は、手段であり、また企業活動の結果である。

     -p.289-




小倉昌男 経営学/小倉 昌男





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<『代表的日本人』より>

「この目で、わが民の悲惨を目撃して絶望におそわれていたとき、目の前の小さな炭火が、今にも消えようとしているのに気づいた。大事にしてそれを取り上げ、そっと辛抱強く息を吹きかけると、実に嬉しいことには、よみがえらすことに成功した。”同じ方法で、わが治める土地と民とをよみがえらせるのは不可能だろうか”そう思うと希望が湧き上がってきたのである」
            - p.59 -


変革は、他人を待つのではなく、まず自分からは始めなくてはなりません。

            - p.59 -
-------------------

ロールモデルを歴史上の人物に求める人は多い。

現代であれば、NHKドラマの影響もあってか「坂本龍馬」をあげる人は多いのではないだろうか。


上記は、『代表的日本人』の中の「上杉鷹山」の章からの引用であり、この本は昨日の大学院での講義、「企業家リーダーシップ」のDAY5の教材の中の1つである。


『代表的日本人』では西郷隆盛、上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤樹、日蓮が取り上げられており、受講者はこの中から感銘を受けた人物を一人選ぶ。

そして、

(1)その人物のどのような点が優れているか
(2)その人物の特徴的な思考・行動を列挙し、どのような条件があれば指摘したような思考・行動をとることができるか
(3)その人物から学んだことを、自らの行動でどのように活かすべきと考えるか

を事前課題としてまとめていく。


僕が感銘を受けたのは、上杉鷹山。

「組織に変革を求めるリーダーは、自ら率先垂範しなければならない」ということを彼は実践しており、自分としても肝に銘じておかなければならないと感じた。

人がリーダーに従うのは、リーダーが「リーダーという役職・地位」にいるからではなく、リーダーがリーダーたる人格を備えており、リーダーに相応しい行動をとっているからこそだと思う。



代表的日本人 (岩波文庫)/内村 鑑三



代表的日本人/内村 鑑三





高橋歩氏の『人生の地図』。

いつ読んでもテンション上ります。

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<高橋歩『人生の地図』より>

だれでもいい。なんでもいい。
まずは、憧れることだ。

自分の人生を描いていくうえで、「この人みたいに....」というサンプルを持つことは、とても有意義だ。

すべてのオリジナルは、マネすることから始まるんだから。

            -p.37-
-------------------

人が成長していく上で、ロールモデル(手本となる人物)は重要だと言われる。

単に「あの人すげぇー」だけではダメで、心から「あんな人みたいになりたい」と思えることが重要なのではないかと思う。


その道で“成功者”といわれる、いわゆる企業の経営者やプロのスポーツ選手などは、大抵ロールモデルを持っている。

それは、身近な先輩であったり、過去の歴史上の人物であったりする。



就職活動を前にして、「自分に何が向いているのかわからない・・・」「やりたいことがわからない・・・」「特に興味のある仕事とかないし・・・」と悩む方は多いと思う。

そんなとき、身近な人でも、架空の人物でも何でも良い。

まずはこんな人になりたい!という「憧れ」を持ってみては??


※大学の講義で学生の皆さんに模擬エントリーシート(moguragumo作製)を課題として提出してもらい、上記のような気付きを促すことを目的として下記のような質問を設定している。

「あなたが尊敬する人物(親族以外)は誰ですか? 身近な人、歴史上の人物、物語の中の人物(アニメのキャラクターも可)などでも構いません。 また、その理由についても記述してください。」

各学生が書くエントリーシートには、芸能人やスポーツ選手など、色々挙げられていて面白い。

中には、全く書けないという人もいる。

経営学部の学生なので、経営者をあげる人も当然いる。

中国人留学生は、歴史上の人物(鄧小平とか周恩来)を挙げる人が多く、文化的な背景や受けてきた教育にも影響される部分があるような気がする。


“700万人”


「一体これは何の数字でしょうか??」


株式会社プラスリジョン(http://www.plusligion.com/)
社長 福井氏の講演が始まった。


実はこれは、日本で障害を持っている人の数だそうです。


そしてそのうち、就労可能人口が350万人。

しかし、実際に雇用される障害者の数はまだまだ少ない。

氏によれば、「「障害」というものは、「環境」に依存する。
我々の環境に無理やり合わせようとするから「障害」というモノが生じる」
とのこと。


オニオン・キャラメリゼ(http://www.cafesante.jp/onion/)
は、株式会社プラスリジョンがプロデュースし、障がい福祉サービス事業所WELnetさんだが製造している。

原料の玉ネギは、「大地を守る会」から規格外のものを仕入れているとのこと。


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○社会起業で大事なこと(by福井氏)

「関係者それぞれがwin-winになること」

■【仕入先】大地を守る会
 ニーズ:玉ネギ捨てるのはもったいない!←規格外玉ネギは廃棄しないといけない

■【製造】WELnetさんだ
 ニーズ:安定的に仕事がほしい、工賃アップしたい!
   →安定的に仕入れができる農家と提携したい

■【販売先】ABCクッキングマーケットなど通販サイト
 ニーズ:安全・安心な食べ物がほしい!


「社会起業」とか「ソーシャルビジネス」などというと、どうしても社会貢献にばかり目がいってしまい、ボランティア精神ばかりになりがち。

そうではなくて、通常のビジネスと同じように、それぞれが儲かる(ニーズを満たせる)ビジネスモデルを構築することが大切。
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上記のモデルで注目すべきは、仕入先や販売先、そして消費者は、「社会貢献」とか「障害者のために」などということを第一には考えていないということ。

つまり、ボランティア精神とか自己犠牲の精神などというものではなく、純粋に各々のニーズを満たすべく行動しているということ(もちろん、「ボランティア精神が一切ない」ということはないと思う)である。

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○社会起業で難しかったこと(by福井氏)

「ステップが難しい。徐々に進めていくことが大切。

ビジネスを回していくうえで、スピードが遅いと経済性が危うくなるし、
でも急ぎすぎると社会性が難しい。」



・・・ソーシャルビジネスは経済性と社会性のバランスが難しいようです。



「・・・社会起業(家)は、起業した人だけではない。関係するチームが社会起業(家)だと思います。社会起業にご興味をお持ちのみなさんは、一体自分はどの立場(起業、投資家、消費者、などなど)で関わるのが向いているのか。一度考えてみてください。」by福井氏