バイクと犬とYシャツと私 -2ページ目

2016年GW旅 ~五日目のつづきは吾妻小富士へ~

 

猪苗代ラーメンを食べ、食欲満たしたあとは走行欲を満たします。

 

表磐梯エリアからまた裏磐梯エリアに移動し「磐梯吾妻レークライン」を走ります。

その前に西吾妻山の南側登山口であるグランデコスキーリゾートへ。

 

けっこう立派なリゾートホテルである。

昨日、西吾妻山の山バッチが買えなかったのでこっちに売ってるかな?と寄ってみた。

果たして・・・・

 

ありました!

良かったよ。

 

 

小野川湖~秋元湖を横目で見ながら「磐梯吾妻レークライン」を走ると目の前におかしな形の山が現れる。

 

なんじゃこれ!

おもいっきり山頂が吹っ飛んでますね。

後で分かったんですが、この山が明日登る予定の「安達太良山」でした。

 

「磐梯吾妻レークライン」から「磐梯吾妻スカイライン」にスイッチし標高を上げていく。

この「磐梯吾妻スカイライン」は現在通行規制されていて通り抜けできません。

浄土平まで行け、その先は通行止め。

夏ぐらいには開通の予定です。

 

そして浄土平に到着。

 

ここには「吾妻小富士」という山があります。

富士山のミニチュア版のような山。

 

 

一時間ぐらいで登り降り出来るお手軽な山ですが、お鉢巡りの感じはまさに富士山。

 

 

 

 

 

 

 

観光バスもひっきりなしにやってきて、たくさんの人が登ってました。

 

山登りしない人でも手軽に富士山気分が味わえる「吾妻小富士」おすすめです。

 

 

そして下山後は翌日登る予定の「安達太良山」登山口にあるスキー場に移動。

駐車場の片隅にテント張らしてもらい、この日の寝場所を確保。

 

ここにある温泉、

新しく、露天風呂が気持ち良かった!

あまりにも気持ちよかったので、夜にもう一回入ってしまいました。

 

ただ今「あだたらスキー場」夜はイルミネーション祭り開催中です!(~6/4まで)

 

 

つづく。

 

2016年GW旅 ~五日目は会津磐梯山はやはり宝の山でした~

五日目(平成28年5月15日)の始まりです。

夜明けとともに起き走りだす。

この一週間、日の出とともに起き、日没とともに寝るという生活が続き、めちゃ元気になりました。

バイクと登山なんて疲れるんだろうなぁと思われますが、規則正しい生活がかえって良かったりします。(笑)

 

 

「磐梯山ゴールドライン」を走り登山口を目指します。

 

この日も朝からいい天気で。

そしてこの「磐梯山ゴールドライン」の途中にある「八方台登山口」から入山します。

 

往復3時間ぐらいのコースタイム。

樹林帯を1時間ぐらい登るとお花畑的な場所へ出る。

 

目の前には磐梯山山頂が。

昨日登った「吾妻山」とか、あっちからこっちを眺めてた「桧原湖」とかが一望です。

 

弘法清水小屋はまだ開店前でした。

下山時は開いていたので山バッチはゲット出来ました。

 

この小屋から約500m登ると山頂ですが、この500mがけっこうな急登で。

そしてたどり着いた山頂。

 

2016東北旅、3座目の百名山クリアです!

 

「磐梯明神」に旅の無事を祈ります。

 

「猪苗代湖」

 

なんともプライスレスなひととき再びです。

会津磐梯山は確かに宝の山ですね!

山の神様、こんな素晴らしい経験をさせて頂き、ほんとにありがとございます!

 

 

昨日の誰もいなかった「西吾妻山」と違って、次から次へたくさん登って来ました。

人気ありますね、磐梯山。

めちゃ気に入りました!

 

なかなか山頂から離れがたかったですが、まだまだ行きたいところがあるので下山します。

1時間ぐらいで下山した後は「磐梯山ゴールドライン」の続きを走り表磐梯エリアへ下ります。

 

日本百名山の著者である深田久弥は書いてます。

 

”本当のすぐれた磐梯山に接しようとするには、ぜひ表の猪苗代湖から仰がねばならない。ここから望んだ形は、さすが会津の名山と伝えられてきただけあって、立派で美しい。”

 

それがこれです。

 

裏磐梯の山体崩壊バリバリの荒々しい姿は見えず、確かに名山の持っている風格が感じられます。

まぁ、裏磐梯も魅力は充分にありますけどね。

 

そして猪苗代湖を一周するんですが、やたらフォトジェニックポイントが多すぎてなかなか前に進めません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして昼飯はここ

 

猪苗代ら~めん?

聞いたこと無いぞ。

まぁ観光地にありがちな・・・・

そして食べた醤油ラーメン

 

ふつぅ~  笑

 

 

つづく

 

 

 

2016年GW旅 ~四日目は山形から福島へ~

「天元台高原ロープウェイ」

 

この日登る吾妻連峰最高峰の「西吾妻山」への登山口のひとつ。

このロープウェイ使えばコースタイムは2時間ぐらい短縮できますが、残念ながらこの日は整備運休中で。

GW中は営業していたようですが、次に再開するのは夏山オープンの6月4日からのようです。

なのでテクテクと林道歩いて途中からスキー場の中を登っていきます。

 

 

標高が上がると残雪も現れ始めました。

 

 

つま先蹴りこんでガシガシ登ります。

スキー場の斜度ってけっこうキツくてキライ・・・。

 

 

踏み跡もはっきりせず、マークもあまり見当たらない残雪の樹林帯でルートをロストすること数回。

Yamapアプリ(←これいい!)でルート確認しながら道無き道を登っていく。

そして「人形石」を越えてからがこの山のハイライトでした。

 

 

スキー場の微妙な斜面、そしてルートがよく分からない残雪の樹林帯を約3時間かけて登り切りたどり着いた場所は、なんとも素晴らしい高層湿原だったわけで。

 

 

 

 

 

 

誰一人いないし。

ロープウェイが動いてないからですか?

それとも、人気の無い山なんですか?

 

 

そんなことより、こんな極上な景色を独り占めできる贅沢。

プライスレス!

 

 

 

そしてそんな贅沢すぎる眺望を経て、たどり着いた山頂は眺望のきかない樹林帯の中でした。w

 

 

これにて日本百名山「吾妻山」完了!

今旅で2座目の百名山です。

 

下りもルートロス&踏抜き大会しながらも昼には下山完了。

そして「西吾妻スカイバレー」(←ツーリングマップル色付き道路です)を走ります。

 

天気が良いもんだから、西吾妻山で濡れた靴とか色んなもん括りつけ、乾かしながら走ります(笑)

 

峠を越え、福島県に入った辺りの景色がいやはやなんとも素晴らしいたらありゃしない!

 

眼下に広がる裏磐梯山の広大なエリア。

 

 

バイク乗りならワクワクドキドキなワインディングが延々と続きます。

 

 

ヤバイね!

 

 

そんなゴキゲンロードを下ると裏磐梯エリアに入ります。

 

 

裏磐梯エリアは火山爆発で山体崩壊した側のゴリゴリな磐梯山が望めます。

 

当初の予定ではこれからその磐梯山に登る予定でしたが、腹が減りすぎた。

道路標識で喜多方まで30kmというのを目にした。

意外と近い・・・

予定変更で喜多方へ。

もちろん、ラーメンなわけで。

 

ギュンとバイクを飛ばしたどり着いた喜多方ラーメンの老舗はここ、

「坂内食堂」

午後3時ぐらいでしたが未だ行列で。

30分ぐらい待たされ食べた本場の喜多方ラーメン。

 

 

肉大盛り。

美味しゅうございました!

 

食後はまた片道30km走って裏磐梯エリアへ戻り、温泉につかり目星を付けていた道の駅の片隅を借り野営。

 

 

またもやブヨの大群に襲われテント内に避難。

さて、明日からはどうしようと・・・テント内で予定を色々考える東北旅4日目の夜でした。

 

 

つづく。

 

2016年GW旅 ~三日目は宮城から山形へ~

三日目の始まりは昨日やり残した松島四大観のラスト「壮観・大高森」へ
夜明けとともに起き、早朝5時から走り始める。


これにて「松島四大観」コンプリート!

ついでに松島のメイン「福浦橋」



「五大堂」で旅の無事を祈願し



蔵王へ向かいます。

その前に気になる場所があったんでついでに寄ってみました。
遠目から見てもなんじゃありゃって感じで見える。



そして到着。
ず~ん!



「仙台大観音」
日本で2番目にデカイ大仏なのだ!
どんだけデカイかというと、

隣に建ってる十数階建てのホテルよりデカイ(笑)
ちなみに日本で一番でかい大仏は茨城県にある「牛久大仏」だそうなのでいつか行かねば。

ナビの設定のまま下道を走る。
1時間もすると目の前にどっしりとした蔵王連峰の峰々が見えてくる。



テンション上がります!

蔵王エリア、山全体がご神体なのでしょうか、こんなデカイ鳥居をくぐり高原道路に入ります。



そして新緑のまばゆい「蔵王エコーライン」でグイグイ高度を上げてきます。



けっこうなコーナー深度でうかつに速度が上げられない。
また久しぶりの過積載大型バイクなんで運転がちょっとフラフラして下手になってたし・・・

途中にあった蔵王寺で御朱印を。



約半年ぶり、そして東北地方初の御朱印です。

通行料380円払って「蔵王ハイライン」へ。
そして辿り着いた山頂駐車場はすでに絶景でした。



ここからは山登りスタイルにチェンジして、蔵王連峰最高峰「熊野岳」山頂を目指します。

蔵王のハイライトといえば「御釜」

独特の色をした火口湖です。



水質は酸性で生物は一切生息していない、とウキペディアに書いてあった。

そんな御釜を横目で見ながら「馬の背」と呼ばれる登山道を1時間も進めば、「熊野岳」山頂です。



2016GW東北旅、1座目の百名山です!
山頂直下まで車で上がれるお手軽百名山ですね!
でも素晴らしく絶景なり。




遠くに見えるは「月山」ですかね?
あそこもいつか行きますよ!



ついでに「刈田岳」もクリアして



名物「釜カツ丼」を食す。


美味しゅうございました。

山バッチも忘れずにゲット。


山登りを終え、残りの蔵王エコーラインを走ります。




そして、さよなら宮城県、こんにちは山形県!



米沢牛でお馴染みの米沢市を抜け、明日登る予定の「西吾妻山」登山口である「天台高原」到着です。



この公園みたいな所の隣には温泉施設があったので調度良い、ここで野営決定!
温泉入って今日の疲れを落とし、ビール飲んでくつろごうとするのだが・・・



ブヨの大群に襲われ、やべぇとテントに逃げ込み、まぁおやすみなさい。
ああ、天気が良いとバイクって最高!って感じの充実した一日でした。


つづく

2016年GW旅 ~初日から二日目はフェリーで仙台港へ~



2016年のGW休暇は5/11~5/18の一週間でした。
世間の休みとずらすことで、渋滞、混雑とは無縁の旅が出来ました。
行き先は中部地方からはなかなか行けない東北地方。
日頃は直前の天気予報で行き先を決めるので晴天率は高いんですが、
今回はひと月前以上からの計画です、天気だけは心配でした。
んがしかし!そんな心配もよそに、天候には恵まれ晴天率約9割のバイク旅でした!
バイク&山の神様アザス!



そして初日(5/11)です。
午後19時、名古屋港から出港の太平洋フェリーで仙台を目指します。


陸上を約650km走って仙台を目指すことも出来ましたが、これから一週間、山登って走って山登って走って山登って走って山登って走って・・・・・・・・
が続く一週間の始まりは体力温存のためにもフェリー選択で。

旅費節約のため二等寝台雑魚寝部屋を予約しましたが・・・


独占状態で!
ケチってトクした気分!

そして翌日。



めっちゃ晴れ!
映画見たり風呂入ったり、めし食ったり本呼んだり、ナンパしたり・・・

そして午後16:40、仙台港入港しました。
宿も取ってない、寝場所も確保してないけどとりあえずの目標は!
「松島四大観」コンプ!

「松島四大観」とは?
~日本三景松島を眺望できる、東西南北4箇所のビューポイント。
「麗観」「偉観」「壮観」「幽観」と呼ばれ1820年頃、舟山万年(だれ?)が名付けました。~

こういった三大なになに、四大ポイント的な場所に目がないのでとりあえずコンプリートを目指しました。

まずは「偉観・多聞山」からのビュー。

ふ~ん。

続いて「幽観・扇谷」からのビュー



・・・・
続いて「麗観・富山」



どれもそんなに変わんないじゃん!


この時点で既に時刻は午後7時、もう寝場所を探さないとヤバイ。
4つ目は明日にして野営最適地とコンビニ探し奔走する。
道路整備のため片側通行だったり、相続人がいないのか津波をもろに受けたままで放置されている家屋とか、やたら更地になってる場所とか未だ震災の影響漂う場所をうろうろしながら・・・
まぁ今日はここで、

「奥松島パークライン」沿いのなんとか公園脇で野営する。
初めての宮城県、少々複雑な気持ちで迎えた初日でした。

つづく。

バイクで百名山 ~丹沢山~

 

まず最初に先日コメントを頂戴した”heritage 91”さん、ゴメンナサイ、お誘いもせず勢いで登っってきちゃいましたm(_ _)m

 

「丹沢山」

深田久弥は記している。丹沢山とはこの山塊中の一峰ではなく、丹沢中央部に連なる山々の総称であると。

ならばどこ登る?といろいろ調べてみると幾つかのキーワードにたどり着いた。

 

”バカ尾根”

”丹沢・大山やまなみ登頂スタンプラリー”

”鍋焼きうどん”

”丹沢クリステル”

 

ふむ、なるほど・・・

全てクリアして丹沢山を満喫しようと今週の休みはバイクを飛ばした。

 

平成28年5月5日~5月6日

朝6時自宅を出発し、新東名使いひたすら東へ。

昼ごろ「大山観光案内所」到着。

 

ここで500円払いスタンプカードを購入。

そしてひとつ目のスタンプゲット!

 

 

ここから大山ケーブルで山頂目指すのも良かったが、この日はこどもの日、観光客でごったがえしていた。

なので「ヤビツ峠」まで移動し、そこから登山開始です。

 

往復で2時間ぐらいのコースタイム。

新緑の樹林帯を登り、開けたところに出たら富士山が。

いいね!

 

約1時間で大山山頂到着。

 

山頂からの眺めもよく、ケーブルで登れる山とあって、祭日のこの日の山頂は人でいっぱい。

秦野とか平塚とかですか、下界から海まで、眺めは最高でした。

 

そしてふたつ目のスタンプゲット!

 

目的は果たした。

下山は来た道をピストンで、午後2時には下山完了。

さて時間が余った。

マップル見ると近くに「宮ヶ瀬ダム」がある。

よし、ダムカードだ、とヤビツ峠を下る。

しかしこの道(県道70号)1.5車線ぐらいのクネクネ道が延々続きます。

そして自転車の聖地なのかサイクリスト?達がいっぱい。

観光客の車、サイクリスト、バイカー、トレラン族、登山客など、こんな細道に集まりすぎだし。

途中すれ違いも出来ず延々バックをする車の隙間をぬって神経すり減りました。

で、到着した「宮ヶ瀬ダム」でダムカードゲット。

 

 

二箇所のカードもらえます。お得です。

おまけにこの辺りのゆるキャラカードも(笑)

 

 

その後、イヤだったけどもう一度県道70号を戻り秦野へ戻った。

途中の展望の良い峠(名前忘れた)からの眺めは最高でした。

 

ここ、夜景は最高なんでしょうね。

こんな展望台もあります。

 

展望台からの富士山。

富士山が身近にある暮らし。

憧れます。

 

そんなこんなで日が暮れる。

当初は「滝沢園キャンプ場」でテント泊と思っていましたが、まぁ寝るだけだし、ひとりだし、バイクから離れたサイトだし、1400円だしでやめた。

なので適当な河川敷探して野宿。

お疲れ様でした!

 

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翌日午前6時、大倉登山道から登り始める。

 

「丹沢クリステル」さんだ!

目的のひとつクリア!

 

そして通称バカ尾根(大倉尾根)を登ります。

 

確か百名山ひと筆書きの田中陽希さんは塔ノ岳まで2時間10分だったような記憶が。

僕も3時間は切りたいなと思いワシワシ登ります。

 

とにかく新緑が鮮やかで目に優しい。

 

山小屋もたくさんあって富士山みたいと思った。

途中の山小屋「堀山の家」に貼ってあった記事。

チャンプ畠山!4500回登頂!

あのボクサー(はたけやまたかのり)最近見ないと思ってたらこんな凄いことやってるんだぁ、と思って通り過ぎた・・・

 

さて、そんなことよりさすがバカ尾根、ぐいぐい一直線に登らされます。

でも標高が上がると見晴らしもぐんぐん良くなるわけで。

 

 

さて、最初の目標地「塔ノ岳」が見えてきた。

もうすぐだと、はぁはぁ言いながら登ってると前方からヘンなおじさんが下りてきて声をかけられた。

 

「僕、チャンプ、チャンプ畑山」

 

そうなんです、さっき山小屋の張り紙で見た”チャンプ畑山”こと畑山良巳さんご本人でした。

はたけやま違いでした(笑)

すでに5000回達成してるようです。

5000回はだてじゃなく、すさまじい太ももしてました。

 

そして「塔ノ岳」到着!

登山開始から2時間40分。

3時間切りが目標でしたので良し。

 

そしてここの「尊仏山荘」で3つめのスタンプゲット!

 

この猫人懐っこく、勝手に膝に乗ってくつろぎ始めた。

可愛いすぎる。

 

次は「丹沢山」を目指します。

 

かろうじて桜も咲いていました。

 

快晴では無いですが富士山も見事に見えています。

 

気持ち良い稜線を歩く事約一時間、「丹沢山」山頂標高1567m到着。

 

ここの山荘で4つ目のスタンプをゲット。

 

そして山バッチも。

 

さて、やっとこの日の半分が終わりました。

来た道を引き返し、次に「鍋割山」を目指します。

 

アップダウンを繰り返し、午前11時40分「鍋割山」到着!

 

そして5つめのスタンプ!あとひとつだ!

 

そして鍋焼きうどん!

鍋割山で鍋焼きうどん!

誰が流行らせたのか分からないがけっこう皆食べてました。

甘めの汁は疲れた体にしみわたり、下山の活力になりました。

あとは延々下山あるのみで。

 

下ること約2時間、午後2時、駐車場の「どんぐりハウス」に戻ってきた。

そして最後のスタンプ押してもらい「スタンプラリー」完了!

 

記念品は”てぬぐい”

 

これ、春・夏・秋・冬と種類が変わるらしく全部コンプリートしたらグランドスラム賞で特製ピンバッチが貰えるらしい。

くそ、僕の収集癖をくすぐりやがる。

 

さて、下山途中から雨が降り始めていた。

車だとさぁ温泉だ!ってなりますが、バイクだし、雨だしでさっさとカッパ着て家まで約380km、高速飛ばしてイッキに帰りました。

久しぶりの雨中走行にほとほと疲れましたが、午後7時には帰宅。

速攻風呂入って冷えた体を温めビール飲んで気を失うように寝ました。

 

ああ、丹沢山を堪能した二日間でした。

これで来週からの東北遠征一週間バイクツーリングの課題と問題点が見えてきた。

 

問題点はバイクで行くなら山登りはほどほどにしろ!ってことですかね・・・

車で行こうかな・・・

 

 

最近の雪山山行をまとめて

みなさんGW楽しんでますか!?
ま、自分は仕事ですが。
私は世間のGW休暇明けから休みに入るので、あれやこれや計画練ってます(仕事しろ!)

最近、このブログの更新頻度が激落ちしてますがその間何もしてないわけで無く、
アップしてないネタはたくさんあります。

それらをまとめてアップしとこう。
自分の老後のためににも。

《雪山登山》
アップした「西穂高岳」と「乗鞍岳」の他に。

2015/12/02
八ヶ岳「阿弥陀岳~赤岳」


初めての御小屋尾根から阿弥陀岳へ。
去年今年は全国的に雪不足でしたが八ヶ岳も例外でなく、年末でも雪がすごく少なかった。
阿弥陀岳から赤岳へ続く稜線もこんな感じで岩が露出していた。



赤岳山頂からはアイゼン外して下山しました。




この日の富士山はすごく幻想的で、神の視点でしたね。



2016/01/26
八ヶ岳「天狗岳」



この頃やっと雪がドカッと降り積もり、ザ・雪山!ッて感じの素敵な景色の中登りました。





西天狗&東天狗とクリアし、八ヶ岳ブルーを堪能した一日でした。




2016/03/30
「御嶽山」ふたたび



噴火後初めて登ってみました。
コースは濁河温泉からのコース。
登りも下りも全く人に会わず静かな静かな山行でした。
剣ヶ峰より向こうは入山禁止ですので、その手前から山頂に向かって手を合わせ下山しました。




2016/04/12
黒戸尾根からの「甲斐駒ケ岳」


あれだけ前回叩きのめされたにも関わらず、また登ってしまった黒戸尾根、それも残雪期に。
へっとへとになりながらたどり着いた山頂はこれまた極上な場所でした。
南アルプスの山々がほとんど全部見渡せた。



そしてオベリスク越しの富士山!




でも残雪に苦しめられ、前回より1時間もオーバーしてしまった山行でした。
もうやらねぇ!


2016/04/20
「木曽駒ヶ岳」マイナールート・上松Aコース

ロープウェイならば簡単に標高2600mまで上がれますが、今回は標高1000mぐらいからひいひい登りました。
木曽前岳手前のナイフリッジで恐怖を覚え引き返しましたが、これまた最高の景色を楽しめた一日でした。



特に御嶽山は神々しかったです。




こんな感じで、晴れの日を狙いホワイト&ブルーの世界を楽しみまくった約3ヶ月でした!

そして暖かくなったこれからのシーズン、そろそろバイクも本格起動せねばと思い、
先週久しぶりにオイル交換もして準備万端!

5/5~5/6が今週の休み。
天気次第で久しぶりのキャンプツーリングを。
まぁ私の場合、また百名山からめてのドMツーですが・・・

ありがとう、キャンディ姉さん

 

その日は突然きました。

15歳の誕生日を目前とした平成28年4月15日、

とうとう、キャンディ姉さんは逝ってしまいました。

 

最近、呼吸が荒く深く苦しむことが多くなってきていた。

それでも少し経てば元に戻りガツガツとエサを食べていたので

まだまだ大丈夫と思っていました。

 

来月のGW休みも、またクルマに乗せてどこか一緒に放浪しようとも計画していた。

しかし見た目は変わらぬとも、確実に彼女の心臓は弱っていたようで。

 

仕事終わって帰宅後、いつもの膀胱しぼって、さぁご飯って時にその時はやって来た。

いつもの発作か、と最初は思ったがどうも様子が違った。

息を吸おうとも吸えないような感じで苦しむ。

目が虚ろで意識が遠のいていく。

どうした、がんばれ、がんばれよ!

 

苦しむ彼女の手を握り頭をさすりながら、徐々に徐々に鼓動が弱く小さくなっていくのを感じ、

もう”がんばれよ”とは言えず、出てくる言葉は”ごめんな”と”ありがとう”しかなかったです・・・。

 

昼間は仕事だったりでほとんど家にはいません。

なので帰ってきたら冷たくなってた、って事も覚悟はしていたんですが、

最後は目の前で看取ってやる事ができた事は良かったです。

最後の最後は少々苦しませてしまったけれど…

 

キャンディと過ごした約15年。

彼女がいたおかげで出来たことがいっぱいあります。

 

四国、九州、中国地方、信州、その他色んな場所、山などを一緒に旅しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

下半身不随になってから2年と5ヶ月

朝晩のシモの世話、シーツ交換、洗濯etc

介護が始まった頃の大変さも、いつしか日常業務のひとつになり

最近はザツな介護になっていた、と思う。

ごめんな、姉さん。

 

 

彼女がいなくなって1週間。

毎日のルーティンが無くなった生活リズムにやっと慣れてきた。

これでこの先もう犬は飼わないと思う。

 

この15年は自分の人生の中でも、30代中盤から40代後半という、仕事、子育て、夫婦間、親との関係など、人生の中でクリアすべき問題が多き時代でした。

そんな中、なんとか進んでこれたのもキャンディ姉さんの存在は大きかったと思います。

色んな悩みを聞いてくれました、黙って、そばにいてくれて。

 

キャンディ、ほんとありがとうな。

そのうち虹の橋を一緒に渡ろうな!

そん時まで、待っててな。

 

ホワイト&ブルーな乗鞍岳

乗鞍岳はあちこちの山からその姿がよく見えます。
我が家からは比較的近場の山ですが今まで登らずじまいでした。
バスで手軽に山頂近くまで登れる山なので少々なめていました。
それに、百名山完登の最後の山に取っておいて、ラストは家族で手軽に登り感動のフィナーレを迎えたいとも思っていた。

「お父さん、がんばったね~おめでとう!」
「ありがとう、みんな、今まで色々とありがとうな!」
乗鞍岳山頂で手を取り合い感動を共有する家族・・・
ってシーンを勝手に夢描いていたわけで・・・笑

まぁしかし、先週登った西穂高岳から見えた乗鞍岳になんか呼ばれた気がして、そんな自分勝手な夢など横に置き、登って来ました乗鞍岳!


平成28年3月22日(火)

乗鞍スキー場から入山する。

バスで手軽に登るのとはわけが違い、延々スキー場を登りつめる序盤戦は気力体力グングン奪われます。
ただ、その地味な登りが終わってからの中盤戦は別世界になります。
ホワイト&ブルーの世界にデラ感動です。


どこをどう登ってよいのか分からず、あそこが山頂であろうと思う一番高いところ目指して直登した。
滑り出したら絶対止まらず振り出しに戻るような急斜面を一歩一歩慎重に登る。

 

途中振り返り下を見た。
結構な高度感にクラクラした。
急がばまわれ、直登せず尾根筋に周れば良かったかなと少々後悔したが今更戻るのも怖いわけで。



ハヒハヒ言いながらもなんとか山頂へ。
今季初の標高3000mオーバーです。



ドピーカンで何もかも丸見えな眺望を目の前にし、ヘンな脳内麻薬がドバドバ出ましたね。


先週登った西穂高岳含め、北アルプスオールスターズ!



中央アルプスから南アルプス郡



今シーズン新規の百名山1座目です。
そしてこれでトータル54座目の百名山でした!



次回はスキー担いで登りたいと思った冬の乗鞍岳。
我々の他は8割方バックカントリーの人たちでした。

ホワイト&ブルーの世界に後ろ髪を引かれながら、山頂を後にする。




今回の動画です。

西穂高岳、今年はどこまで?


去年は独標まででした。 
今年は本峰まで行けました。 
これで、死ぬまでにやりたいことのひとつがまたクリアできました! 

9時の始発ロープウェイに間に合わすため8:30に始発駅に行くもたくさんの人が。 
こりゃヤバイと思ったけれどすんなり始発に搭乗できた。 


朝日輝く中、ロープウェイに乗って標高を上げていく。

今日の目標は去年行けなかった本峰まで行くこと。

ロープウェイを降りてから鼻息上げて西穂山荘までの樹林帯をワシワシ登る。 
山荘まではツボ足でとおうちゃくしましたが、最初からアイゼン装着したほうがラクでした・・ 

西穂山荘からはアイゼン装着しガシガシ登る。

気温もそんなに低くなく、風も弱く、さすがてんくらA日です。 


ひぃひぃふぅふぅ言いながらも独標到着。



徐々に天気は高曇りになってきて空の青さが無くなってくる。

まだ先は長い、帰りのロープウェイの時間も気になる。
ゆっくり休憩するのももどかしく気合を入れ未経験ゾーンへ突入していった。



積雪期の独標先は初めてで、
行けるか?やばくないか?大丈夫か?引き返すか?ここやばくね?滑落したらどうしよう?・・ 
そんな思考の繰り返しで進んで行く。 

龍の背のようなアップダウンを繰り返しまずはピラミッドピークに到着。



更に危険ゾーン続きます。



この日、西穂高山頂を目指したのは4人ぐらいでした。
なので踏み跡が不明瞭で時折りコースを外したりしながらもなんとか本峰へ登り切った。


やったね!

4年前は、雪山なんてとんでもない!と思っていました。 
3年前は、とりあえずアイゼン買ってみました。 
2年前は、冬の赤岳登ってデラ感動しました。 
1年前は、独標まででした。 
こうして人は成長していくのであろう。

さすがにこの先、奥穂へ続く縦走路はノートレースなわけで。

いつかこの先も歩く時が来るのだろうか?

あとは西穂ラーメン目指して下山あるのみ。

下山のほうがおっかない場所が多かったような。

下山途中、ピラミッドピーク手前でハンディカム落っことした事に気づいた。

う~ん、どうしよう、あきらめるか、カメラ・・・

と思ったがまた山頂に向けて登り返した。

20分ぐらい戻ったところで発見!

コースを外れたところに岩に引っかかって止まっていた。

滑り落ちないように気をつけながらピッケルで引っ掛け回収。

ああ、良かったよ。

こりゃ、西穂ラーメンどころか最終のロープウェイにも間に合わんかも、と思いスピードをあげる。


pm2:30「西穂山荘」到着


よし、ラーメン!と注文するも、西穂ラーメン、ラストオーダーがpm2:00だったわけで・・・
ショック!
結局、ビール飲んで暫しくつろぐ。
30分ぐらい休憩し、最終のロープウェイ目指し下山する。

さっきまで薄曇りだった空は、下山途中で青空に変わりスッキリと。



この日の朝早く、ヘリが西穂高方面に飛んでいた。

後で知ったことですが、この日西穂高岳南西斜面で遭難者を収容していたらしい。
今回無事帰ってこられましたが、一歩間違えばそちら側へ簡単に行ってしまうこともあるのだという事を再認識し、今後もより気をつけて山を楽しまねばと思った山行でした。


久しぶりに動画作ってみましたのでよかったらどうぞ(^_^;)