ホワイト&ブルーな乗鞍岳 | バイクと犬とYシャツと私

ホワイト&ブルーな乗鞍岳

乗鞍岳はあちこちの山からその姿がよく見えます。
我が家からは比較的近場の山ですが今まで登らずじまいでした。
バスで手軽に山頂近くまで登れる山なので少々なめていました。
それに、百名山完登の最後の山に取っておいて、ラストは家族で手軽に登り感動のフィナーレを迎えたいとも思っていた。

「お父さん、がんばったね~おめでとう!」
「ありがとう、みんな、今まで色々とありがとうな!」
乗鞍岳山頂で手を取り合い感動を共有する家族・・・
ってシーンを勝手に夢描いていたわけで・・・笑

まぁしかし、先週登った西穂高岳から見えた乗鞍岳になんか呼ばれた気がして、そんな自分勝手な夢など横に置き、登って来ました乗鞍岳!


平成28年3月22日(火)

乗鞍スキー場から入山する。

バスで手軽に登るのとはわけが違い、延々スキー場を登りつめる序盤戦は気力体力グングン奪われます。
ただ、その地味な登りが終わってからの中盤戦は別世界になります。
ホワイト&ブルーの世界にデラ感動です。


どこをどう登ってよいのか分からず、あそこが山頂であろうと思う一番高いところ目指して直登した。
滑り出したら絶対止まらず振り出しに戻るような急斜面を一歩一歩慎重に登る。

 

途中振り返り下を見た。
結構な高度感にクラクラした。
急がばまわれ、直登せず尾根筋に周れば良かったかなと少々後悔したが今更戻るのも怖いわけで。



ハヒハヒ言いながらもなんとか山頂へ。
今季初の標高3000mオーバーです。



ドピーカンで何もかも丸見えな眺望を目の前にし、ヘンな脳内麻薬がドバドバ出ましたね。


先週登った西穂高岳含め、北アルプスオールスターズ!



中央アルプスから南アルプス郡



今シーズン新規の百名山1座目です。
そしてこれでトータル54座目の百名山でした!



次回はスキー担いで登りたいと思った冬の乗鞍岳。
我々の他は8割方バックカントリーの人たちでした。

ホワイト&ブルーの世界に後ろ髪を引かれながら、山頂を後にする。




今回の動画です。