『timelesz project -AUDITION-』(2024)Netflix 全18回
マリウス葉の脱退〜ジャニーズ事務所解体を機に中島健人も脱退独立、残った菊池風磨、佐藤勝利、松島聡は2024年4月1日をもってグループ名をSexyZoneからtimeleszと変え、新たな出発を決めた。それはtimelesにニューメンバーを迎えるべく 5月1日より一般から候補生募集をかけ、オーディションを開始。1万8千を超える応募者からまずは書類選考で350人に絞り、自己紹介に始まり課題曲歌唱(アカペラ)と課題曲ダンスの二次審査(オーディション)~最終審査の様子までをドキュメンタリーで配信。
メインキャストはtimeleszの3人はもちろんだけど、ダンストレーナーのNOSUKE、ボイストレーナーの宮本美季。そして都度STARTO ENTERTAINMENT社所属先輩後輩などがゲスト登場する。
いろんな子がいるもので、中には果たしてそれはどうなんだろうと思うような子も。また、そういう子たちを見るtimeleszのメンバーの目が怖い。もちろんtimeleszは真剣に取り組んでるわけで、ふざけた態度で受けられると腹も立つのもわかる。でもこれは炎上するんではないか?と思ってたら、まあ案の定配信翌日にはSNSが沸いていた。これが台本ありきなら、または本人の承諾でも得られているんであればいいけど、オーデションを受けてる候補生たちは(おそらく)一般人だ。炎上まではいかなくても今どきSNSにアカウントくらいは持ってるだろうし、心無い言葉も投げつけられるんじゃないかと老婆心からその子たちの未来将来を心配してしまった。まあ、その辺のサポートなりケアはしっかりしてるか。
…と思いながら見進めた。
ざっくり概要に徹したepisode1から、episode2ではtimeleszの本格的なオーディションプロジェクトがスタートとなる。より仲間探しの色を濃く打ち出して真剣な3人に、オーディションを通してファンのみんなにニューメンバーがすんなり受け入れられることを切望してる様子が見て取れる。だから候補生の付け焼き刃の言動がわかる、怒りが湧く。候補生にはファンと同等にセクゾからのことを知ってて欲しい、好きであって欲しい、そしてSNSで叩かれる覚悟も、と求める。たかがアイドルと侮るなかれ、ファン思いすぎてプロフェッショナルを感じた。
ここで36人にしぼられる。
episode3はスペシャルエピソード「覚悟」。timelesz3人をフィーチャーした回。
SnowMan渡辺翔太を迎えての新規加入メンバーとの関係、心構えを聞く。また、目黒蓮からの手紙で加入する側の意識を認識する。
episode4は36人から15人への三次審査の始まり。候補生は、それぞれグリーン、ブルー、イエロー、レッドと9人の4チームに分けられる。その際行われたのが課題曲V6の「Can do! Can go!」を振り入れ→30分踊りっぱなしで暫定順位からチーム分けというもの。厳しい。
4チームは3日間で課題曲SMAPの「SHAKE」、又は嵐の「Monster」を練習、審査へと向かう。この回でフィーチャーされたのはチームブルー。
ゲスト兼アドバイザーにSUPER EIGHTの大倉忠義。ここでtimelesz自身にも多少の苦言。プロデュースの心得といったところか。
episode5はチームグリーンをフィーチャー。コミュ症や根暗が問題、それぞれのキャラに強みはあるものの活かされてないなど、それを克服する姿が撮られる。
短時間で必死に覚え舞台に立ったジュニア時代の思い出話もあって、ジュニアを経験してないことのハンデもうかがえる。やはりジャニーズの縦構造は、自覚も芽生え具体的な目標や理想も明確になるようでアイドル育成に必要なものなのなのではと思った。
episode6はチームイエローをフィーチャー。リーダーに資質もあり、チームワークが良く団結力がある。しかしそんな中でついていけない人も。テンポが遅れる人…音痴もいて歌に問題がある人…。
timeleszの3人なら2時間でお釣りがくるほどで覚えられる。振り覚えは丸一日あったら大喜びというすごいジュニア修行時代を語る。華やかなアイドルは表面、その笑顔の裏には甘い世界ではない、プロであることの厳しさがうかがえた。
timeleszに入りたい気持ちを示すのが大倉忠義からの課題。10代や小学生の頃からやってることを大人がどうしたら出来るか、見せられるか、というともう気持ちしかない、と大倉。timeleszに本当に入りたいのかなぁと候補生が軟弱に見えた。
episode7はチームレッドをフィーチャー。5人がダンス未経験だが、個人個人が他を思いやるとてもいいチーム。涙出そうなくらい素晴らしかった。
オーディションでわかるのは、お決まりの感想だが、ジュニアってすごいな、だ。すごい関門をくぐってきたんだな、アイドルって生半可じゃできないな、そして私のような一般人にも批判される…って、対価見合うのか!?(^^;;だ。
episode8からは三次審査を抜けた15人に、ジュニアから参加の今江大地、寺西拓人、原嘉孝の3人がプラスされ、四次審査が始まる。合宿特訓ミッションで15+3人から12人へ。
実は三次審査は1ヶ月前に終わっていたが、その後の候補生たちのていたらくぶりにジュニア(というか俳優部)からの参加者3人が起爆剤となる。
3日間の特訓(体力作り、筋力トレーニング、全体ダンス、ボーカルレッスン、課題ダンスレッスン、自主練)、3日目に中間発表会を経て(個々人アドバイス有り)、2週間後本番発表会となる。
A、B、Cチームに分かれて課題曲はセクゾの楽曲から、「人生遊戯」「RIGHT NEXT TO YOU」「Purple Rain」、そして全員でtimeleszの「Anthem」に挑む。衣装はチームごとに自分らで考え統一性を持たせていた。
この回は主にCチーム「Purple Rain」(イエロー)をフィーチャー。鈴木凌、猪俣周杜、北林楓、原嘉孝、西山智樹、本多大夢。
episode9はCチーム本番、その後Aチーム「人生遊戯」(レッド)をフィーチャー。今江大地、岩崎琉斗、橋本将生、浜川路己、山根航海、日野健太。
全体的に暗く、ジュニア上がりの今江ですら歌詞が出ずにプレッシャーを受けてる。候補生の岩崎が足を痛めてる。
episode10は前回からの続きでAチーム本番。久々に集合するが岩崎の足は悪化していた。でも本番は出る気でいる。歌と上半身でのみ練習参加し本番もそれで行くことに。結局パフォーマンス一番良かったような気がする。
それからBチーム「RIGHT NEXT TO YOU」(ブルー)をフィーチャー。寺西拓人、篠塚大輝、浅井乃我、上野凌大、前田大輔、前田大翔。経験者である一番うまい寺西が引っ込みがちなのを指摘されパート変更がなされてヒリヒリする。
episode11はBチームが本番。そして全員での「Anthem」全体ダンス本番へ。四次審査通過者発表12人が決定する。山根航海、寺西拓人、橋本将生、原嘉孝、西山智樹、本多大夢、浜川路己、猪俣周杜、篠塚大輝、浅井乃我、鈴木凌、前田大輔。
episode12はオーディションの裏側。四次審査通過候補生にこれまでのことを語ってもらう。timeleszから候補生一人一人への印象人となり。
このへんから明らかに候補生にファンがついたのが見て取れる。というか、つける算段が見える。
episode13は五次審査、メンバープロデュース審査。本番の審査は1ヶ月後にもうけ、メンバーそれぞれが新曲3曲をプロデュース、つまりメンバー自身のプロデュース能力審査ともいえる。
チームキクチ(パープル)は強い意志を表現した楽曲「New Phase」、リーダー本多大夢、前田大輔、橋本将生、篠塚大輝。
チームサトウ(レッド)はジャニーズの伝統を感じさせる音楽を目指した楽曲「革命のDancing' night 」、リーダー西山智樹、猪俣周杜、浜川路己、原嘉孝。
チームマツシマ(グリーン)はアイドル王道の楽曲「SWEET」、リーダー寺西拓人、山根航海、浅井乃我、鈴木凌。
衣装は各グループの歴代衣装(ジャニーズのお下がりシステム)を使用。その衣装を貸してもらう挨拶にそれぞれ向かう。勝利は20th Century(トニセン)から井ノ原快彦、坂本昌行、風磨は山下智久(「Anthem」は山Pプロデュースだった)、松島はHey!Say!JUMPの有岡大貴と知念侑李に。先輩後輩の関係がしっかりできてるさすがジャニーズ。
episode14ではダンスボーカルレッスン20日間、共同生活5日間(タイプロハウス入居と中間発表:ダンスボーカルレッスン、ビジュアル撮影&懇談、パフォーマンス本番、食事は当番制)が始まる。
この回はチームSATOをフィーチャー。KinKi Kids(DOMOTO)の堂本光一が見にくる。五次はさすがに泣ける。審査する側も表現する側も全力で感動。
episode15は チームマツシマをフィーチャー。自分たちで気づかせる指導。仕事で休みがちだった鈴木が遅れてる。寺西も仕事が入ってるから20日間で全員揃ったのは4日だけ。松島はプロデューサーとしての重圧もあり、さすがに助け合い励まし合い成長しあいと、人の心に触れる展開は感動する。
episode16はチームキクチをフィーチャー。風磨のジュニア時代の経験を話しながら、らしさの追求、負けない欲と強さ、一人一人の踊りを撮って分析など多角的に成長を目指す。やはりここまでくると団結力がはんぱない。遅れる篠塚の底上げに、友情だったり苦楽を共にする絆だったりが見える。
そして結果、六次審査通過者は、浜川路己、原嘉孝、寺西拓人、橋本将生、猪俣周杜、篠塚大輝、本多大夢、浅井乃我、の計8人に決定。全員号泣。。
episode17。ファイナルは2チームに分かれ、timelesz3人と共に新曲「Rock this Party」(作詞timelesz)をパフォーマンス、候補生全員での課題曲「RUN」を、3週間後ガーデンプレイスでファンの前で披露。
チーム分けはレッドチーム、原、浅井、篠塚、本多、ブルーチーム、寺西、猪俣、橋本、浜川。新曲は一緒に振り覚え。木村拓哉が見学に来ていてカリスマ性、自分がここに居られるのは周りの人の協力があってこそという気配りとプロ意識を背中で見せる。
episode18。10ヶ月間の集大成。timelesz3人の関係性も深くなり、timeleszへの思いも同等に共有できるようになる。目黒蓮と原の同期、宇宙sixで共に過ごした時間があることによる友情も少し描かれる。やはりジャニーズのシステムはいいなと思わせられる。
本番有明ガーデンプレイス。司会は櫻井翔。「RUN」は思いっきり感情をのせ、審査するtimelesz3人もされる候補生8人も涙顔。NOSUKEも宮本美季も。発表の場面は泣ける。
新生timeleszは原、寺西、篠塚、橋本、猪俣が加わり8人体制となった。
あっという間に過ぎたかもしれない、または辛い期間だったかもしれない10ヶ月は、やはり重みがあったなと思ったのは、episode1から顔つきが変化してた点。アイドルを職業にしていくんだという心持がだんだんと出来上がっていく、それを見れたのは面白かった。また、予想するのも楽しかった。やはり、ドキュメンタリーとはいえ、映像に映らない部分、見えない部分はあって、予想とは違った結果だったのも当然だと納得もいく。
当初、新生timeleszは元々の3人が潰されるような気がしてならなかった。加入したメンバーの方が総合的に個性的だから。でも、メディア露出がどんどんとなされていく中、明るく見守る3人に、これで正解な気もする、と思えたってこと。
予想は本多、猪俣、橋本が加入して6人体制かと思ってた。この3人だと、互いに潰すことなく元々のメンバーとの棲み分けがきれいにいくように思えた。
そして浜川、浅井、篠塚はキャラクターが濃いので、新しいグループを組むといいなと思ってた。残念ながら落ちてしまった候補生からピックアップして5〜7人のグループにして。これは売れるだろうなぁと思ってた。
寺西、原の2人は助っ人だと思っていたけど違った。やはりアイドルを目指したのだからグループデビューはしたかったのだなぁとじんわり。でも、2人とも芝居はうまいので、グループ活動しながらも極めて欲しい。(寺西は舞台、原は映像で)
ついでに、勝利には光一の跡を継いで舞台を仕切って欲しいな。
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そんでこちら予想と…
…感想など
さて、5月のミュージカル『ダンスオブヴァンパイヤ』が、ただでさえ取れないのに(城田優縛りで)、さらに難しくなったという…。
あと、個人的には岩崎琉斗が俳優デビューしないかなぁと期待している。けっこう力強い印象的な目をしているんで。