紅いビーツで心臓をととのえる

陰陽五行では

夏は心臓と小腸に

負担がかかりやすいと

言われています。

春は肝臓と胆のう

土用は胃、すい臓や脾臓

秋は肺と大腸

冬は腎臓と膀胱

です。

ケアの仕方は

食生活、生活習慣全般をベースに行うのですが

ひとつ面白い考え方に

その臓器に似た食材をいただく

というものがあります。

例えば腎臓に似ている小豆

肝臓に似ている干しシイタケ

心臓に似ている赤玉ねぎや赤かぶ

肺に似ているカリフラワー

脳に似ているキャベツ

身体の部分にどこか似ている食材は

たくさんあります。

リアルでややグロテスクでもあって

驚かれるかもしれませんね。

でもこういった理屈ではない感覚的なとらえ方は

自分は好きで共感します。

似ているわけではなくイメージでとらえて

根気を強くしたい時は根の長いごぼう

呼吸器系を改善したい時は穴が通っている蓮根

性格を丸くしたい時は丸い野菜全般（玉ねぎ、カボチャ、キャベツ、カブその他）

・・・面白いものには、調理実習で

白菜の中に複数の湯で野菜を入れて巻いていく

野菜の巻きずしの断面が

背骨の断面に似ていて

そういったお手当にもなり得ると

習ったことがありました。

上の写真はビーツ。

真っ赤な砂糖ダイコンです。

山梨県北杜市産の有機のものを入手しました。

甘いわけではありません。

あっさりした風味の固い固い赤いカブです。

季節のケアをしたくて

今日はこのビーツのスープを作りました。

煮込むと色が抜けて

真っ赤な色にはならず

良い感じにナチュラルになります。

色の移ったゆで汁ももちろんスープに加えます。

外国ではこのビーツを

茹でてお塩やビネガーで

たくさん食べるのですが

お肉食や油の摂取が多いからでしょう。

大根には不要な脂肪分を排出する

優れた働きがあります。

普段なかなか食べない野菜を

何かの折にいただくと身体が喜びます。

こういうものをお料理すると

食材からエネルギーを直接もらえることを

感じます。

そういうこともあるのでしょうか。

今年は夏バテの気配がなく

元気に過ごしています。

皆さんも

睡眠、お食事、紫外線や乾燥に気を付けて

過ごしていきましょう。

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