淑女との戯れ ダットサン フェアレディ

淑女との戯れ ダットサン フェアレディ

フェアレディSP311の再生記事を中心に、あれこれと気ままにつづっています。

あれば便利なアイテムだよね?・・・

 

自動車整備でスパークプラグを外すことはままあることです。

そんなとき、その辺りに適当に置いてしまうと、転げ落ちたりして順番もわからなくなる時があります。

そんな時に重宝するのが、こんなアイテムです。

順番に焼け具合も見比べることができるので便利です。

 

 

小生の手元にある「スパークプラグホルダー」これも自作品なんですが、思い出も詰まっています。

(かつての)親友K君が会社の廃棄品から拾ってきて小生にくれた「穴が4つ開いたアングル材」を基に作っています。

元は何の用途で作られたのかは知る由もありません。

彼もひとつ、小生もひとつと分かち合いました。

 

加工内容としては、穴にはグロメットを入れてプラグの保持性を高め、エンジンルームの淵に引っ掛けられるように金具を取り付けただけのものです。

 

 

こんな風に使います。

 

 

そのK君とは、また再開することが叶うのか今はわかりません。

彼は、小学校からの親友で自転車もバイクも自動車も一緒に楽しみました。

この淑女さんの1993年の再生にも手伝ってくれました。

再生直後のイベント「新潟クエスト'93」にも一緒に参加しました。

このイベントには過去のブログで少し触れています。

↑(青文字をクリックで読めます。)

このクルマに拘ることになったくだりも書いています。

 

その後、彼は職場や共に活動していた団体でのストレスなどから心の病を患ってしまい。この地を去っていきました。

数年後、渋谷の東急ハンズで偶然再会となるも”当時を思い出してしまうからゴメン・・・“と、ひとこと言って去っていきそれ以来合うことがありません。さらに数年後ネットサーフィン中これまた偶然彼のブログに飛び込みました。ハンドルネームで本名は出てきませんが、そこには小生がプレゼントした小生特製のミニカーが紹介されていたからです。けれども繊細なやつなのでコンタクトは取りませんでしたが、新しい家族ができてクルマ趣味も受け入れてもらってるようで良い環境に恵まれたようでした。元気でいてくれて良かったと胸を撫で下ろしました。

そのブログもいつしかプロバイダーの都合で廃止になってしまいもうわかりません。

今も元気にやっていることと思います。また何かの偶然で再交流できることを望んでいます。

でもお互いじじいになったしまったようだ。

 

このアイテムを見るたびに彼を思い出してしまいます。

せんちめんたる・・・ですね(笑)

見た目は、まあまあだったのだけれども・・・

 

開けてみたら、ちょっと残念な状態。

浸水があったのだと思う惨状で錆が出ていました。

 

 

見てしまったからにはキレイにしたくなるものです。

リムのクロームメッキも痛みが進んでいたので、再メッキしてもらいました。

リフレクターは、鳥取の堀鍍金さん、リムは栃木の宇都宮機械さんにそれぞれ依頼しました。

 

 

中々の輝きです。

キレイにしてくださり感謝です。

 

配線には半田で取り付け元のように戻します。

ケース内には錆が出てましたので、適当に削った後「サビキラー」の塗布で済ませました。

 

 

レンズとリムの間にあるゴムパッキンは酷く変形しており、防水性も疑われるところです。

実際浸水して錆びちゃってましたからね~。

新品は持ってないので下手に外さず、補助するために防水用のスポンジゴム(2mm厚)にて適当に作成しました。

 

 

このパッキンを挟み込んでリムをボディに取り付ければ完了です。

リフレクターやリムの裏面には、防錆効果を期待して軽くシリコンスプレーを吹き付けています。

何もしないより間違いなく効果はあるはずです。

 

 

パッと見は新品に見えますね!

よかよか!

 

 

 

とりあえず費用はゼロ円なのである・・・

 

全部ばらしてしまった足回りは形通りには組み立ててあるのだが、アライメントなど何も手を付けていません。

そこで、車体を浮かしたままなので「仮」ではありますが、トーイン調整をしておくことにしました。

 

とはいえ、そのための測定器など持ち合わせてはおりません。

 

そこで、その辺にあるものをかき集めて測定をできるようにしてみました。

 

こんな感じです。

 

 

・アルミ枠の廃品

・シャコ万力(クランプ)

・巻き尺(メジャー)

・何かのゴム部品

・ガムテープ

 

ただ、アルミ枠廃品には少々の加工を施しました。

 

まず、巻き尺を引っ掛けるための切り込みを入れました。

 

 

更にその中心付近に「ネオジム磁石」を貼り付けます。

 

 

これだけの加工です。

これが「ト-イン測定器」となります。

 

これをローターに取り付けます。

まず、ローターが回らないようにシャコ万で固定します。

次に、測定器の前後の高さが同じになるように定規で測りながら正確な高さに調整します。

磁力だけでは心もとないので、ガムテープでしっかりと補助しました。

 

 

巻き尺の先端を引っ掛けて取り付けます。

その際に、ゴム部品を押し込み固定します。

 

 

反対側には、伸ばした巻き尺を切り込み部に引っ掛けて垂らすようにします。

その際、巻き戻りを制限するためにガムテープで目盛り部分を適当な位置で固定します。

 

 

これで、セット完了です。

 

現状の数値を確認します。

 

前側:1174㎜

 

 

後側:1185㎜

 

 

この状態では、トーイン11㎜で、明らかにきつすぎです。

諸元では、2~3㎜と記載されています。

 

そこで、調整しなければなりません。

 

クロスロッドを回すことで調整します。

 

 

調整後は、前側:1176mm

 

 

後側:1178mm

 

 

これで諸元通りの数値に調整できました。

クロスロッドの固定ナットを締めて終了です。

 

一応、仮のトーイン調整は完了したわけですが、実際にはタイヤを取付けて接地した状態で測り直す必要があります。

それでも、このままの状態で問題なく車検項目の「サイドスリップ」が通るようならばこれが正解ということになります。

さて、どうでしょうかね?

 

いずれにせよ、当初の状態では完全に狂っていたので良くなったとは思います。

 

今回は以上です。

 

 

 

 

意外な収穫だったかも!


ついでに寄ってみた日産ギャラリーってつい言ってしまうNISSAN CROSSING。

エスカレーターで2階に上がるとそこにはステキなブルーの新型フェアレディZとターンテーブル上のGT-Rが展示されていました。


新型フェアレディZはS30型のオマージュという事は周知の事実でしょうか。





なんとなく見ていると、スタッフのお姉さんが乗ってみて下さいとドアを開けてくれたので、ちょっと戸惑いつつも乗り込んでみました。

大概の車には何らかの違和感を感じるのですが、今回はそれが無く妙なフィット感を感じていました。それは本当に意外な感覚でした。


ショールームで走り出すことはできませんが、クラッチの踏み応えも塩梅よい重み、ペダル配置も扱いやすそうな感じを受けました。これなら楽しく乗れそうと素直に思いました。実は新車試乗でこんな感覚を持ったのは生まれて初めての事です。サニトラが新車で売っていた時以来何十年かぶりに新車買うならこれかな!って思いました。 一生クルマなんか欲しくはならないだろうと思っていただけに意外な展開でした。

だからといって買うわけではございませんがね。


以下、車内の写真など。


アナログメーターでないのが残念な感覚ですが、切り替え式の液晶メーターは各種計器をモードに合わせて変えられるとの事。今は競技用?だったかな。タコメーター中心でスピードメーターは無い状態。




6速シフト!








数年前、友人のZ33を運転させてもらった事がありますが、あの時も違和感があった。そう考えるとマイレボリューションな時がやってきたのかもですね。


渡辺美里 マイレボリューション



ホンモノはやっぱいいねー!

 

新橋の田宮模型の話題。

例のタイレルP34以降の展示車両は、全く興味のないものだったので、繁々と眺めることもないまま11月になってしまった。あの炎天下の元タイレルを見に何度も立ち寄った日から暫し経つ。

 

先日、ふと横目で見ると飛び込んできたのは、まさしくホンダのF1ではないですか!

 

 

 

これは立ち寄らねばなるまい。

 

もう余計な事考えずに見入ってしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

かっちょ良すぎます!

 

昔作った1\12キットの全部品展示も、パッケージデザインのポスターもステキです。

 

 

 

 

 

その昔、プラモデル化する為の調査時の写真も複数展示されており偲ばれます。

 

 

当時のレースシーンなどの映像もながれていました。

 

まだ暫くは展示される様なのでまた立ち寄ります。

 

改めてホンモノはいいねー!

 

 

後はタイヤを組むだけですね~

 

中断を余儀なくされていた「スーパーRAP」のカスタマイズも佳境に入り4本目を研ぎ終えたことで塗装作業に入ることができました。

1本ずつ完成させるという方法もあるのですが、最終仕上げでスプレー缶の「ウレタンクリヤー」を吹くことにしたため4本一氣に塗装しなくてはならないので、すべてそろうまで時間を要しました。ウレタン塗料は2液性で、混合後は化学反応によって硬化するため時間をおいての塗装ができないのです。そのような仕様の塗料ですから使い切るのが前提です。翌日吹こうとしても固まってしまっているので新しいスプレー缶を要することとなり、そんな無駄はできません。

 

さて、アルミ素地の研磨は3000番相当まで行いました。鏡面にするならここからまたバフ掛け等の作業が加わるのでしょうがそれは致しません。

研磨後は、目地に堆積した粉塵などの清掃を行います。今回はエアダスターと刷毛(画像とは別に細筆も使用)で目地掃除です。これをしないと塗装中に舞い上がってせっかくの塗装面に付着して台無しになります。

 

 

その後、シリコンオフで脱脂をして、ミッチャクロンを塗布しました。

通常の塗装なら素地との密着度を上げるためなどにサーフェイサーを使用しますが、今回は、アルミ素地仕様の為こちらを用います。

 

 

ここまでで、下ごしらえ完了です。

4本揃うまで保管します。

ミッチャクロンを塗っておくのは、密着性向上のと同時にアルミ表面酸化での光沢変化を防止する目的もあります。

こうしておけば、一定の状態を保持できると考えました。

 

そして先日漸く4本目の研磨が終了したので、クリヤー塗装の作業に入ることができました。

 

場所を移し室内で行うことが可能となったので、雨天でしたが決行することができました。

 

 

例のホイール作業台を低回転で回しながらの塗装作業です。

エアバルブの穴を目安に周回を確認しながら塗装しました。

やはり回転させるとムラなく塗りやすいですね。

気温も下がってきているので、塗装の肌が出にくくつるっとした光沢感に仕上がったと思います。

 

 

スプレー缶を使いきるように塗ったので、4度塗りになりました。

もちろん、エア圧が落ちて肌に影響が出そうな感じがした時点で終了しました。

もったいないからと、本当に最後まで吹いてしまうと残念な仕上がりになってしまいますからね。

 

そして4本完了です。

 

 

今度の作業は、2週間くらい空いてしまうので塗料の乾燥硬化も十分と思われます。

 

今回も妥協の産物です。

メーカーの足付け傷が取り切れてなかったところや磨き足りなかったところもありますし、中古品故の傷も多少も残ってしまいました。

商品なら出せませんが、自分用なので良いのです。走り出せば傷などつくものですからね。

 

これで、文字通りの鉄チンみたいなアルミホイールの完成です。

 

それと、センターキャップも用意しなければなりません。こちらも同時進行でしたので、近々アップします。

 

 

何かが呼んでいる・・・


そんな氣がしたのか、今日のランチは新橋に。

いつものとんかつ屋さん末吉で、メンチ一口ヒレ定食を美味しくいただいた後、ニュー新橋ビルへGO!




ビル内の賑わいのある通路をそのまま通り抜けて駅前広場に。そこにはサブカル情報局、名物古本まつりが開催中なのである。

あゝこれに呼ばれたんだな〜と、ふと思うのです。買わない努力を試されます。




旧い自動車雑誌は元より鉄道、芸能、漫画、歴史、古文書、浮世絵、古地図、書道用品、民芸品、他グッズ、etc…






あまり写真は撮ってませんが、ひとつ一つには只の物体というより、その裏に隠れた歴史を感じざるを得ないのです。もういらっしゃらないであろう過去の持ち主の宝物だったのかもしれませんね。


と、思考は巡りつつも、物色し葛藤し、またくだらないものを買ってしまいました。ナイショ🤫


大正5年の東京市地図は真に面白く見入ってしまいましたが今回は見送りました。

次回再会できたら縁かもネ😅


さてさて、次はどんなものに出会えるかな?




低回転から高速回転まで自由自在に!

 

一応完成としていたホイール作業台だったのですが、塗装に使うには回転が速すぎるということもあって、以前何かに使おうとストックしていた、レギュレーターがあったこと思い出し回路内に割り込ませることにしました。

 

 

と同時に、回転部上部の皿も大きなものに交換して研磨時の粉塵や塗装ミストがローラー部に付着しづらいように改良しました。

 

 

早速ホイールを載せて動作させてみます。

ドリル本体の2段速度切替と組み合わせることで低速から高速まで回せるようになりました。

低回転ができるようになったので、塗装もこれでできそうです。

 

 

今日の時点で、スーパーRAPの磨きはあと1本残っていますが、本日も雨で開店休業ナノデアリマス。

寒くもなりましたしね・・・ハハハ(力ない笑い)

 

 

ミートソースでもナポリタンでもないスパゲッチ・・・

 

幼少の頃、買ってもらった絵本、ディズニーのわんわん物語。

このステキなシーンに登場するのが見たことのないスパゲッチでした。

 

 
そして、幾年も経って観た、「ルパン三世 カリオストロの城」で、ルパンと次元との食事の場面に登場するのも、同様のスパゲッチ。

 

 
この後、二人で取り合いになるほどの旨さ!
なんだろうな~ うんうん・・・
 
なので、まねて作ってみました。
そのきっかけは、ブロ友のmagさんのブログを読んで、このスパゲッチを再現されていたので感化されたのでした。

magさんは、小生も大好きなR411ブルに乗ってらっしゃいます。

 

さあ作りましょうか!

麺はmagさんに倣って2.2mmの太麺です。規定より長く茹でてやわ麺にするのが良いとか。

肉団子も揚げ焼きにて作り、ソースはアラビア―タ風にしました。

ウスターソースと醬油を隠し味に!

 

茹で上がって冷ました麵とソース、肉団子を統合して炒めて出来上がり!

コンソメスープも添えました。

 

 

 
自画自賛ですが、とても美味しかった!
 
二人が取り合うのもうなずけます(笑) 
 
なんちゃって~
 
本日は珍しく食のお題でした!

 

 

作業効率が良くなったとはいえ、手回しは大変疲れるのです・・・

 

そこで、何とか動力を付けて、手回しの労力を無くしたいと考えました。

もちろん当初から、ホイールバランサーのように回転するものが良いなとは思っておりました。

 

さて、どのような動力を付けましょうか?

もちろんお金のかかることはしたくありません。

 

色々と考えを頭の中で巡らせていると思いつきました。

電動のドリルドライバーは使えないだろうかと。

 

通常はドリルドライバーとして使用し、ホイールバランサーを使う時には取り付けて使うというコンセプトで当初は考えておりました。しかし、様々な考察の中で二兎は追わないこととしました。

 

基本的な材料はこちらです。

近所のハードオフで見つけた12V仕様のドリルドライバー(バッテリー欠品)税込み¥880と車種不明のラジエーターホースの各ジャンク品。

 

 

このドリルドライバーをこのようにすることで動力化できないかとの考えです。

 

 

まずは、ホースをカットして、取り付けました。即席ゴムローラーです。

 

 

次にスイッチですが、通常はトリガーを引いた状態に握力で保つのですが、今回の作業時にそんなことはできません。

そこで、単純にトグルスイッチにでも取り換えようと考えました。

 

 

ところがスイッチを分解してみると、制御基板が入っており、いくつかの接点がトリガーの引き具合によって可変するような機構になっておりました。

 

 

これでは単純化ができません。

従って、内部のスプリングのみを外して、ON-OFFの状態が作れるようにしました。

つまり、トリガーを引いても自動で戻らないので手動で戻すようなものにしました。

 

そのために、トリガーにスイッチノブとしてヒートンを付けました。

 

 

そして取付です。

U字ボルトを全ネジを曲げて作成し、台座も木片をオフセットして付けられるように加工しました。

 

取り付けましたが失敗です。

台座の加工方向は仮組でも確かだったのですが、本番ではU字ボルトの固定時の締め付けで引っ張られてしまいオフセットは無効状態になって、結果としてローラー動力が伝わらない状態になりました。これでは意味がありません。

 

 

で、今度は、脚に直接取り付ける方法を考えました。

脚に穴を開けたタップを立てます。

 

 

そこにドリルドライバーをM6ボルトで取付けました。

 

 

このままではブラブラですので、バネのテンションで必要な摩擦も確保します。

こちらもドリル本体にヒートンを付けてバネを引っ掛けています。

 

 

電気を通すとしっかり回転しました。

 

 

電源はバッテリー充電器です。なので、12v仕様のドリルドライバーが良かったのです。

回転速度は、元々高速低速の2段切替ですが、電源側に可変抵抗器を入れれば速度も自在になることでしょう。

塗装する時に使うとしたら回転は遅くしたいので必要ですね。

また、逆転切り替えもできるので、便利です。元のスイッチをそのまま活かしているのでできる芸当です。

 

この作業台は、今回のスーパーRAPの磨き以外にも、売りに出すつもりのホイール研磨の使用しますし、陶芸がやりたければろくろにも使えますね(笑)

窯がないけど・・・

 

あとは、テーブルにすれば中華バイキングもできそうです、なんちゃって!

 

今月中にはホイール作業を終わらせたいですねぇ。