グローブボックスの作成 | 淑女との戯れ ダットサン フェアレディ

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フェアレディSP311の再生記事を中心に、あれこれと気ままにつづっています。

人生いろいろ、そしてカスタムとなりにけり・・・

 

第一期の再生時(1994年)に、底の抜けた純正のグローブボックスは取り外して捨ててしまいました。

その際に、アルミ板でカーステレオを取付けていました。

 

しかし今回の再生では、失われたグローブボックスを再現しようと試行錯誤して作成を試みました。

結果としては、他の要因から純正サイズとは異なるもので決着しました。

 

さて、時間は結構巻き戻されます。

まだインパネはベースに戻した状態の時です。

 

 

ひょんなことで入手した日産のサービスダイヤル(車検証や取扱説明書、サービス網一覧、自動車の上手な使い方、愛車整備手帳、等々が入っているファイルです)を写真のように入れたいというのが、グローブボックスの再現のきっかけです。

ステレオは、吊り下げ式の8トラにすることにしたのも一因ではあります。

 

とりあえず、化粧箱の厚紙でイメージサイズのボックスを作成しました。

捨ててしまったグローブボックスを悔やんでいます。寸法取りが厳しいです。

取り付けてあるスピーカーを避ける必要もありました。

 

 

そんなわけで、このような形になってしまい、サービスダイヤルも入らないこともわかりました。

 

 

後日入手した純正のグローブボックスにもサービスダイヤルは入りませんでした。

 

 

となると、コンソールボックスにも入りませんので、トランクにでも入れていたのでしょうか?

ちょっとした“ナゾ”です。

 

ちなみにこの純正品は知人より頂いたもので、破れや湿気による歪みがあるので、寸法取りにしたら良いよ!

とのことで小生の元へとやってきました。

それまでは、微妙な寸法との戦いが続き、少々頓挫しかかっておりましたが、これぞ」天の助けと云わんばかりのプレゼントで一気に工程は進むこととなりました。

 

そこで、寸法を取りながら、スピーカーの逃げも考慮して新たに作成することとしました。

 

素材は、本来なら厚紙製なのですが、この厚さのものは入手がしづらく、文房具のデスクトレーを流用してツギハギで作ろうかとも考えましたが、メリットも少なく返って面倒が多いのでやめました。実際、紙は湿気に弱いのもありますし。

 

次に、樹脂ボードで作成を試みましたが、樹脂の種類によって割れやすいこともあり、良いなと思った素材も高価なので断念。

 

そこで、行きついたのが、養生ボードです。一般的なプラダンの薄いものです。引っ越し屋さんなどがエレベータや廊下などに張り付け使い捨てされるものです。一般的なプラダンの厚みは4mmありますが、こちらは2.5㎜です。しかも非常に安価。1畳分で300円くらいのものです。

 

それでは、切り出して作成します。

 

 

内側には、それらしく黒ボール紙を張り込んで純正の雰囲気を出してみました。

 

 

一応完成し、純正品と比べてみます。

スピーカーの件があるので、奥行を短くしています。

 

 

これで仕上げれば完成!

 

とは問屋が卸さず、仮止めしてダッシュボードを仮組すると・・・

 

なんということでしょう!

 

スピーカーにまだ当たってしまいます。

酷い誤算です(泣)

 

そこで、気を取り直して、潔く凸部を無くした短いものを作りました。

 

 

これならモンクあるまい! ウヒヒ!

 

後は、黒ボール紙を張り込めばOK!

 

と、そこに脳髄の奥の方から囁き声が・・・

 

どうせカスタムなんだし、明かりを付けたらいいんじゃない?

 

そうだね~ そうしよう そうしよう!

 

で、マテリアルショップ ダイソーでこんなものを見つけました。

 

 

これをそのまま使うわけではなく、バラシて部品を失敬いたします。

 

電源部も同じくダイソーのUSBカーチャージャーをバラシて使います。

つまり部品代は200円(税抜)となりますね。

 

 

これは仮に繋げて失敗したものですが、イメージはわかりますよね。

 

この回路を本体に取り付けます。下からUSBも差せる仕様です。

 

 

インパネに仮組して電源を通すと、点灯しました。

 

 

夜が待ち遠しいです。

 

いやいや、早く走らせたいです。