昨日、受賞結果が発表になりました。
まだ日本では公開されていませんが、「オッペンハイマー」強かったですね~。
作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞、作曲賞、撮影賞、編集賞、7部門制覇!
主演女優賞が、エマ・ストーンでとても納得!!!
「哀れなるものたち」は、衣装、美術、メイク賞も獲りました。
「ゴジラ-1.0」が視覚効果賞を獲ったのも驚きました。
だってノミネートが「ミッション・イン・ポッシブル」や「ナポレオン」ですから!
制作費が2ケタぐらい違うのでは……?
「君たちはどう生きるか」がアニメ賞受賞。
宮崎駿監督、3度目の受賞。
なんと「千と千尋の神隠し」から21年ぶりなんですね。
感慨深いです。
そんな嬉しいニュースもありながら、トロフィー授与のシーンで、アジア人キャストを無視するような行動があったとの意見がありました。
数秒、切り取られた映像だけでは真意は分かりませんし、俳優個人に対してあれこれ言うつもりもありません。。
でも、今までずっと、前年の受賞者が今年の受賞者にトロフィーを渡し、歴史を繋いでいくような演出だったはずなのに、なぜ急に、プレゼンターが5人も登場したのか?
そこに、何かしら、運営側の意図を感じました。
この演出に関しては、ステージ上に人が多くなって場が華やぐというよりは、動線が定まらず人の動きが美しくまとまらないのに、なぜ敢えてそうしたのか、という疑問です。
2019年の「パラサイト 半地下の家族」をきっかけに
コロナ禍での動画配信では、2021年のイカゲーム
など、ここ数年はアジア(韓国)がブームだったと言えるでしょう。
つまりお金になるコンテンツだったわけです。
これは音楽業界にも当てはまりますね。
2017年当時、ちょっと珍しかったBTSというグループをプッシュしてみたところ、思ったよりヒットして大きなファンダムを作り上げてしまった。K-POPが音楽業界を席巻し始めた。
そうなると「ちょっと違うよ」という態度に急変します。
君たちは客寄せパンダなんだ
身の程をわきまえることだね
グラミーは、絶対にBTSに賞を与えなかったし、ビルボードは、ダウンロード数や再生数のカウント方法を何度も変更しました。
でもこれらは当然の対策とも言えます。
グラミーやオスカーにおいて、取り上げられないということで言えば、ヨーロッパの作品も同様です。
巨大なマーケットを持ち、メジャー作品を扱っているからワールドワイドだと思ってしまいますが、あくまでも「アメリカンアワード」。
想像をはるかに超えるレベルで活躍したBTSが兵役で活動中断、BLACKPINKは、本人たちがもうあまり活動意欲がないように思われます。
NewJeansやTOMORROW X TOGETHERなど、後に続くかと思いましたがちょっと力及ばずな感じ。
このままK-POPブームも、落ち着いてしまうような気がします。
俳優たちも「ハリウッドを目指す!」というよりは、地道にASIA内で活動の場を広げていくことにシフトした感じがしますね。