レイジングループの作者amphibian氏がケムコを退社されたとのことで、
今後どんな創作活動をなさってゆくのか気になるところではありますね。

その氏が原作を手掛けた漫画作品「こっくりマジョ裁判」が、
7月に単行本として発行されました。
作画は中山敦支氏。

チラシの紹介文はこんなんでした(一行)。


ゲーム界の新進気鋭×漫画界の鬼稀輝才!少女たちの極限爆殺デスゲーム!!


内容については、詳しく書くとすぐネタバレになってしまうので、
amphibian作品が好きな人、興味がある方は読んでみて~
と言うしかありませんが、
紹介文に違わずデスゲーム「こっくりさん」が繰り広げられる、
殺伐とした話です。
個性的でインパクトのある絵は好き嫌いがわかれると思いますし、
爆殺という言葉から想像できるようにグロシーンもあるので、
そういうのが苦手な人はご注意下さい。
私としては海の仲間達が登場するシーンが強烈で印象に残りました。

といっても残酷場面ばかりが見どころではなく。
少しずつ真実に迫ってゆく過程など思考ゲーム的で面白かったので、
私としてはもっと長めの物語にしてほしかったなぁと思いましたが、
残念ながら全1巻。
サクッと読めてしまう長さですがamphibian氏のがっつりした長文に
慣れていると物足りなさを感じてしまいます。

巻末に収録された対談は、トガビトノセンリツのwebコンテンツと同じノリで
大変楽しかったです♪
 

 

 

 

 





以下ネタバレ含むつぶやき
amphibian氏の手掛けた作品、
トガビトノセンリツ、レイジングループ、こっくりマジョ裁判の
ネタバレが含まれますのでご注意下さい。
 

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登場人物が死にまくるのに凶悪犯の自滅以外に死人が出ない、
結果的にまさかのハッピーエンドなレイジングループより、
絶望的な結末だけど僅かな救いがあるトガビトノセンリツのほうが
私としては好みの展開でした。
いや両作品とも好きなんですけどね!

こっくりマジョ裁判の「こっくりさん」に参加させられた者が
死んだらそれまでというのはトガビトと一緒。

死んだふりして生きていた黒幕という流れも同じでしたが、

私は素直に騙されてしまいました。海の仲間が強烈すぎてな……

そして一度ゲームフィールドに召還されたらほぼ生還できない。
生きて帰るには人外であるマジョになるしかないという、理不尽ぶり。
難易度インフェルノのクソゲーよりもヒドイけれど、
これぞデスゲームという気がしないでもない。
そういえば作者によるとトガビトはデスゲームではないということなのですが、
私はデスゲームの基準がイマイチわからないからスルー。
こっくりマジョ裁判は色々面白い設定だし、
主人公があのあとどうなるのか続けて読みたかった……
ラストで先輩は完全に死んだと思っていましたわ(笑)

巻末対談は、死人もしれっと出てきて和気藹々?と会話しているのが楽しい。
裏設定などサラッと語られているんですが、
先輩の眼帯の理由がぶっとびすぎでした。ちょっと!(笑)






 

オリンピックのない普段の年なら
夏コミの真っ最中でワクワクって感じなのでしょうけれど、
今年は5月に変更になった上に中止とあって、二重にがっくりですね。
いやもう私は灼熱の夏コミ一般参加は体力的に厳しいから行かないけど。
ただ、友達とは毎年お盆に予定を合わせて会ったりしていたので
そういうのまで封じられてしまったのが淋しいですわ。コロナめ……

そんなわけで仕事以外はひたすら家にいまして、
ゲームやアニメを楽しむ機会が爆裂増えています(笑)。

現在niconicoのプレミアム会員限定でいくつかのアニメ作品が
全話無料で観られるというサービスを実施中で、

7月は「ウマ娘 プリティーダービー」
8月は「がっこうぐらし!」

を観ることができました。
両作品とも良い作品で、がっつり堪能できました。
これら2作に興味を持つきっかけとなったのはまらしぃさんの配信。

 



ウマ娘 プリティーダービー」は競走馬の美少女擬人化という内容で、
イロモノ系かな?と思ったりしましたが(失礼)、
観てみるとコメディ寄りの健全な、かわいいアニメでした。
作り手の愛を感じます。
競馬というよりスポーツ+アイドルものという感じかな。
レース中の疾走感が素晴らしいし、絵コンテ演出もキレがある。
次回への引きもうまい。コメディシーンでしっかり吹いちゃう。
常に目にダメージをくらうゴルシ(笑)。
実在の競走馬の史実を踏まえた部分もあるので、
それを知っていると、いっそう心がざわめくのではないかと。
視聴中にサイレンススズカの歴史を調べてみたら……ううっ(つд⊂)
ホロリとさせられて、してやられました。
以前物見遊山的東京競馬場見物に行ってきたことがありますが、
私はスタンドのでかさに気分が盛り上がりました。
巨大建造物ってだけでグッとくるんですわぁ。
競馬博物館も行きましたが、ウマ娘を見たあとに行けば
展示物がもっと楽しめるのかもしれないなー。
あとJRA、金持ってんなぁという感想。
客層は一攫千金を狙うギラギラした方々、のほほんファミリー
など多種で、なんとなくカオスですが面白い空間でした。
あっウマ娘の世界って、
競馬場なのに客席がギラギラしてない!



 

がっこうぐらし!」は、第1話が放映された当初は
ほのぼの日常アニメという印象のみを前面に押し出し、
第一話のラストで真実の光景を明らかにして
視聴者を恐怖のどん底に叩き落とすという流れになって
いたそうですね。
それでいて最後までノリノリの明るいOP曲なのがまた凶悪。

OPが回を追うごとにじわじわ変化しているのも恐怖。

アニメを全話観て、続きが気になって原作を一気に読んだのですが、
原作第1話も同様の演出がとられていました。
これは、何も知らずにネタバレなしで見た方がいいのでしょうかね。
ほのぼの日常ものだと期待して観た人はうなされるのでは。
私は「そう見せかけて実は」ということは知った状態で見始めたので、
おおコレは怖い演出だなぁすげぇとドキドキワクワクしておりましたが。


プレ会限定ですが、8月いっぱいニコニコで無料で全話見られますぜ!
ネタバレコメントが多く、かつ全力で笑わせにくるので、
初見はコメント見えないようにしたほうがいいけど。



↓以下、「がっこうぐらし!」アニメと原作のネタバレありの感想です。
これから観る、読む方はご注意下さい。





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怖くて切なく力強い青春物語でした。
学園内で寝泊まりして生活しているという状況だけ見ても
異様な設定なのですが、ゆき視点で描かれるのは
平和だった頃の学園なので、わざとらしいくらいほのぼのしていて
始めから違和感がハンパなかったです。
めぐねえも突然現れて突然いなくなることから、
あーこの人、ふつうの人間じゃないんだな、と気づくわけで。

謎のパンデミックによって瞬く間に人類がゾンビ化。
ゾンビに噛みつかれた者がゾンビ化してどんどん連鎖してゆく。
隣り合わせの死が蔓延する取り返しのつかない崩壊世界が舞台。
校舎内に取り残された4人の少女が、そこでギリギリの生活をしている。

というのはアニメを見てゆくうち徐々に判明してくる設定で、
周囲はゾンビだらけなのにほのぼの感もしっかりあって……
でも、ほのぼの感の大半はゆきの妄想から生じるもので、
しかし周囲はゆきの明るさに救われているところも多々あって、
そのぶん余計に絶望感が強まる印象。
ゆきのメンタルが不安定で怖いけど、最後に鍵となるのだなと。
めぐねえの存在が辛いです。妙にかわいいぶん、特に。
めぐねえがなぜシャッターの向こうにいたのか、アニメでは詳しく
語られませんでしたが、原作では具体的に描かれていて、切ない。
アニメと原作は物語の流れは同じですが、キャラの初期配置や
オリジナルエピソード等、異なる要素も多く、違いを楽しむのも一興。

原作は全12巻。
6巻以降、少女達が高校を後にした続きのエピソードが語られます。
ヘリ墜落はデモンズという映画を思いだして吹いた。
ゾンビ調べないと人類積むじゃんと思っていたらようやく
研究者出てきた!
「難易度インフェルノのクソゲー」で笑い、
「人類はどっかのバカが手洗いをサボったせいで滅んだ」で
今現在のコロナ禍と重なりまして、心底ゾッとしました。
リアルと漫画を重ねるな、と思います?
最近は現実のほうが、漫画みたいな出来事が多くないですか?

感染するゾンビ現象は致死性が高いのに感染速度も早く強いという
とんでもなく異常で厄介な災禍なわけですが、
コロナウイルスがもしそんな脅威だったら、
人類は坂道を転がるように滅びの道を突き進んでしまっていたかも。
ゾンビ化なんてフィクションだと鼻で笑うのは簡単ですが、
ウイルスは変質するということですし、ゾンビ化はともかく、
コロナが今より凶悪なもの、
致死性の高いものになってしまったら一体どうなるのか。

取り返しのつかない事態になる前に本気で対策をしないと。
(作中では人類のほとんどが超スピードで滅亡しており、
感染の真実を追求・研究する余裕もなかったという設定。怖い)
でもどうすればいいのか。難しい問題。
せめて「うがい、手洗い、人の多い場所はマスクを」
はしっかり守りますが、一般人にできる対策なんて少ない。
あとはもう一刻も早い治療薬の完成を願うしか……

作中、生存者同士の諍いもリアル。
生存者同士で争っている場合ではないと思う反面、
物資が不足してきたら取りあいになるのも事実。
自分が感染したら他人も巻き添え、
どさくさに紛れて殺人、疑心暗鬼で言いがかり→攻撃、
作中に出てくるような人物が実際にいそうでマジ怖い。
そんななか良い人もいるのが物語の救いで、そんな仲間達と共に
最後はなんとか生存、それぞれが未来に向けて歩み出す――
でもこれはあくまでフィクションの世界だから。
ノンフィクションの世界は、
そもそもそんな絶望的な状況に至らないように
阻止しなければなりません。

なんだか感想が脱線しましたが、読んでいた時に感じた事を
つらつら書いてしまいました。感染状況が怖かったんだよー!(泣)

ゆきの最後の妄想に死者2名とくるみちゃんがいたので、
「ああ彼女も逝ってしまったのか……」と思ったのですが、
しっかり生き延びていてくれて良かった。

「がっこうぐらし!」は見応え、読み応えのある
考えさせられるガッツリした作品でした。





 

ノベルゲーム「結婚主義国家
読み応えバッチリ、なかなかの良作。
「刺激的な隠れた傑作!」と声を大にして言いたい。


ウォーターフェニックス×ケムコのノベルゲーム
「最悪なる災厄人間に捧ぐ(さささぐ)」ですが、
メインシナリオと別視点のシナリオを平行して再読し、
先日ようやく読了しました。

やっぱり引き込まれ、読了しても離れがたいお話でした……
二度目読みとなると伏線などが見えてきて、初読で「ん?」と
ひっかかった部分なども理解できたりして新鮮ですね。
先がわからない状態だと次々がしがし貪り読んでしまって、
初読で読み流していたシーンなどもあり、再読も充分楽しめました。

さてそんなウォーターフェニックスの世界観が気になってしまい、
前作である2作品にも手を出してみました。
いずれもandroid版アプリにてプレイ。


「一緒に行きましょう逝きましょう生きましょう」(←タイトル)

滅亡世界を二人で旅するノベルゲームで、
選択肢なしの一本道ストーリーとなっています。

選択肢ナシだと、ゲームじゃなくてゲームの形式で読む小説
のような気もしますが、では紙の本で読む小説と同じかというと
やはり違うし、私の中でジャンル分けに悩む部類の作品です。

それはともかく、やはり読了後の離れがたさがありましたね。
主人公鏡夜と、死に続ける少女アサギリの切ない旅路と
二人が辿り着いた結末を見てどう感じるかは人それぞれかと。
ネタバレになるので詳しく書けませんね。
ヒロインのみ全編ボイス入り。
少女のすごい絶叫が耳にこびりつくのは「さささぐ」と同じ。
あと「鏡夜」と「豹馬」って響きが似ているなぁと思いました。



「結婚主義国家」

18歳の時点で結婚できなかった者は処刑される国に生まれた男女の物語。
ウォーターフェニックスの作品だから読む気になりましたが、
知らないメーカーなら正直、
タイトルと設定を見ただけで、そっ閉じしてしまったかも(失礼)。

アプリ版は第1~4集とSS集があり、1,2は無料配信、3,4,SS は有料。
全部そろえるとアイコンが5つも並ぶので邪魔です(笑)。
それぞれ読み切りの短編ですが、
素直に第1集から読みはじめましょう。
短編のタイトルは、

独身監獄
単独結婚

脅迫恋愛
年齢制限

恋人死亡
儀式失敗

婚前監禁
変人縁談

ひとつのアプリに2話収録されています。
短編連作ノベルということで、1話がだいたい1時間くらいで読める感じ。
まとまった時間で一気に読みたくて休みの日に1~2話ずつ、
ゆっくりペースで読んでいたら読了するまで1か月程かかってしまいました。

第1集から、かなりクセのあるキャラが登場し、
なかなか刺激的なストーリー展開が待ち構えています。
初期段階で好き嫌いがハッキリ分かれそうな物語かも。
2話目のアイツとか第一印象から最低でロクデナシだし嫌んなっちゃうかもですが、
第1集で何かしらひっかかるものがあれば続きを読むことをおススメします。

男性視点で語られる物語はシリアスありコメディあり、それでも
ひとつ間違えれば死が待つ崖っぷちな恋の駆け引きにハラハラさせられます。

そして……8話分読み終えてからが本番と言っても良いでしょう。

これ以上の先入観もネタバレもなしで読んだ方がイイです。
SS(外伝ショートストーリー+α)はクリティカルなネタバレが含まれるので、
1~4集を「最後」まで読んでから開けるのがオススメです。
私は自爆してしまいましたが。
見た瞬間「ああああああ!」と叫んだよ(笑)。

 

公式サイト↓

http://water-phoenix.com/kekkon/

 

Windows版はこちら↓

https://dlsoft.dmm.com/detail/waterphx_0002/

 

 

 

 





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↓以下、ネタバレあり感想です! 
未読の方はご注意を。





第4集読了時点で(それともどこから読んでも全話読了しないと出現しない?)
全ての物語の続きとして「愛情試験」が出現するのは必然でしたよね。
やばいヒト雅文さん視点のまさかの長編。
しかもそれまで読んでいた短編に深々と彼が関わっているというか、
実はところどころ登場までしているという。
読んでいる時はまったく気づきませんでしたが、綺麗に騙されたのが心地良く。

雅文視点で語られてゆく短編の補完とその続きが、気になって気になって
貪るように読み進めてしまいました。
しかしこのアプリ、なぜかスマホがめっちゃ熱くなるうえ
バッテリーもガンガン消費するので一気に読めず辟易しました。
読める環境にあるならWindows版を利用したほうがいいかもです。


「独身監獄」
裕福な立場の者が人間が足掻いて死んでゆくさまを見て楽しむ、
というえげつない設定自体は、割と昔から見るネタではありますが、
昴と桔梗の話はけっこう心をえぐりにきました。
看守おまえが雅文だったのか! もうひとりの看守は悪役として
最後まで強烈なインパクトがあったのに名無しのままで残念。
昴と桔梗が辿った運命が物語全体や結末に影響を及ぼしていく流れが
一種の怨念というか呪いのようにも思えました……

「単独結婚」
ひたすら「雅文こえーよやばいよこいつ」と思いながら読みました。
一人称視点の文章は普段、その人物に感情移入しつつ読みますが
こればかりはさすがに引いてしまいましたねぇ。
葬式で号泣する洋一さんの兄馬鹿ぶりがかわいいというと不謹慎?

「脅迫恋愛」
巨大なオレンジに吹きました。
クールツンデレな椿さんがひたすらかわいい。
椿一筋になっていいように操られる聖也もかわいい。
愛情試験でもさまざまな活躍をしてくれて、
見ていて楽しいカップルになりました。

「年齢制限」
「恋人死亡」
「儀式失敗」
この3作は「愛情試験」を読み終えてから再読すると更に深みが増しそう。
雛菊と信治の物語はドラマチックだったはずなのですが、
二人の逃避行が「愛情試験」のいちエピソードに組み込まれてしまって、
ドラマに次ぐドラマに埋もれていまひとつ印象が薄くなっているのが残念。
雅文の同僚さん、とてつもなくイイ味を出しているキャラですが、
これまた名前がないままでもったいないなと思いました。

「婚前監禁」
前半は小百合がひたすら怖いけど、後半は思いがけない苛烈な展開に。
どうして物語の登場人物って時折取り返しのつかない選択をしてしまうのか……
物語が終わっても、全ての人が幸せになれないのがリアルで切ない。
のちのち明斗と関わってくる昴の元カノ。
クズ中のクズだなと思っていましたが後悔しているだけマシでしたね。

「変人縁談」
これ小百合の話のあとにくるから落差が激しすぎて乾いた笑いが出る。
結局ガーベラさんの本名は判らずじまい。というか夫も知らないままか?
ヘンなカップルですが幸せそうだからもういいです。
さすがの雅文さんも理解に苦しんでいるので、ますますおかしい。


これらすべてのエピソードを経て、
雅文さんが人間失格男から娘の桜を守る親へと劇的変化を遂げる姿は
深く、そしてすがすがしいものがありました。
結婚式場で鐘を鳴らし大演説を繰り広げるも失敗、娘と離れ離れにされて
暗黒画面でスタッフロールって、そのタイミングは凶悪でしたね~。
こっちまで絶望的な気分になったわ。
そのぶん、最終章の存在が強いのですけれども!

独身監獄へ乗り込み、昴と桔梗が辿った道を駆け抜けて、
もうダメだーってところで、洋一さんがピンチ救済役という
おいしいとこ全部取っていくのも素敵すぎて見事(笑)。

しかし、この狂った制度が世論で変化する国だと思っていなかったので
あっさり崩壊したのは少々意外でした。

とはいえ、読後感はとても心地よいものでした。
素晴らしい作品をありがとうございました。

次回作も楽しみですね。
 

まらフェス ONLINE LIVE 2020年6月20日開催!
ニコニコ生放送とYouTubeの同時配信。


2020年5月に大阪で開催予定だったピアニストまらしぃの「まらフェス」は、
コロナの影響で中止となってしまいました。
そのうえ、大きな会場でのイベントができない状況が
いつまで続くかわからない、エンタメ業界にとってかなり重苦しい現状。

そんななか、ネットライブという形でまらフェスが開催されました。
自宅にいながらにして、ゆったりかぶりつき特等席で楽しめる配信。
せっかくのライブなのでやはりリアルタイムで見たい!
しかし当日は休日出勤の可能性が……と思っていたのですが
なんやかんやで回避できてラッキー、心置きなく、
開演前からアクセスすることができました~わーい(^▽^)


私はパソコンでニコ生で観ていました。
ニコ生のコメ&弾幕が好きだし、
コメントギフト投下するのも参加している感が強くて楽しいのです。
つべのコメは高速滝のぼり状態で読むのが追いつけないというのもある(笑)。


開場18時、開演19時。
会場入りして待つ時間を味わえる、1時間前からの配信開始。
大阪のフェスでお披露目予定だった「Okini」が流れるなか(可愛くて陽気な曲!)、
ご本人が主コメントでちょこっと顔出ししたり、
グッズ紹介があったり(買ったよ!)、
ちょっとつよいCMがあったり、
まらしぃさんの前説的挨拶があったりわくわく感も高まります。
トイレ行ってきますってそんな正直に言わんでもいいのに(笑)。
こーゆーあけっぴろげなところも皆に愛される理由。



そしてお待ちかねのライブ開演~♪
こういうときヤマハのスピーカーが搭載されているマシンにしておいて
良かったなと思えたりするのです。良い音!

最近、自分の記憶力がゴミ状態になってきて、
色々諸々長く覚えていられないので、今回は一曲ずつタイトルをメモしつつ観ました。
家だからこそできるリアタイ記録(笑)。


スタインウェイのグランドピアノで
大好きな「Love Piano」からの開幕、
そして畳みかけるように「ネイティブフェイス」
ふぉぉ、最初からクライマックス感!

次いで、ちょっとつよい「エリーゼのために」と「トルコ行進曲」
スピード感がめっちゃ激しいwww
\(^o^)/の弾幕が定着しつつあるのがいいね。


ここからゲスト有。
ピアノとベースとドラム構成のlogical emotion(ろじえも)演奏で
「アマツキツネ」「空想少女への恋手紙」
「ラーメン+デュエル」

marasKによる「PianoNinja」「SigSig」
ろじえものdrmさん(ベース)が加わっての「情熱大陸 marasKリミックス」
そして新曲「Okini」おーきに♪

H ZETT Mさんとピアノ二台で「残酷な天使のテーゼ」と
「太陽曰く燃えよカオス」
(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!の弾幕がスゴイ。
勿論演奏もすごい。

ドラムの与野氏が登場し、まらおバンドによる
「運命 まらおバンドver.」「めっちゃつよいクシコス・ポスト」
鬼畜的スピード感のあるパワフルな演奏に超エキサイト。

そこにベースのIKUOさんが加わり「meteorite」
初めて聴く曲だと思ったのですが持ってるCDに入ってた……私の記憶力orz

更にKOUICHIさん(ギター)と初音ミクのボーカルが加わり「青く駆けろ!」


ここでゲストは一旦終了。


再びグランドピアノのソロ。
現在TVCM放送中の「tadu」フルバージョンの初お披露目!わーい!
美麗で綺麗な曲。
そして「霖と五線譜」こちらも心地よい旋律です。
でもライブの時に雨はいやーんww


ここで9月に発売される新アルバムの告知が挿入。
実はこれより先に情報を入手しており即座に予約入れていました。
発表されている曲の他には何が入るのかなーワクワク。
CD未収録のオリジナル曲まだまだあるはず。楽しみ♪


ラスト一曲は「ナイト・オブ・ナイツ」
おなじみのおでかけナイツ(ナイツから始まるメドレー)です。
オーエン、えーりん、六兆年、Godknows、マッスル、ぐれんげ、
夜に駆ける、シャルル、コネクト……おおお耳が追いつかない。
ライブは時間制限もあり、普段の配信よりだいぶ短めなのが残念。

ここでまらしぃさん退場。
当然ながらコメントはアンコールの嵐となりまして~(^▽^)


帰ってきたら出演者全員がまらフェスのTシャツに着替えていました。


ここからアンコール曲。
logical emotion「Forever Shootingstar☆ミ」
marasK「play time!!」
H ZETT M「千本桜」
与野+IKUO+KOUICHI「カノン まらおバンドver.」

立て続けのノリノリでカッコイイ楽曲たち!


そんでもって恒例の「お誕生日」♪

最後に「夢、時々…」
この曲を聞くと、夢心地の音色とともに
「ああ、終わっちゃうよぉー」という寂しさと
「次また聴きに行くよ!」という思いが交差します。


そんなこんなであっという間の2時間半でした。
嬉しすぎて泣けたー!
歓声や拍手、手拍子等、客席と舞台の一体感を会場で味わうのが好きなのですが、
ネットライブでもほかの視聴者さんの存在が感じられて、
とても楽しく盛り上がることができましたね。
手拍子と拍手でリアルに参加できなかったのは残念ですが、
そのかわり流れてくるコメントが楽しすぎて~♪
そして参加者の統一感も素敵。
まらしぃニコ生配信のコメントはいつもまったり平和で居心地が良いですね。

ニコ生視聴者数は終了辺りで3万人超、つべが2.5万人超えていました。
つべニコ2窓している人、ニコで出たり入ったりする人の数はダブっている
かもしれませんが、それでもすごい人数。


チャンネル会員限定の「打ち上げ会場」では、
まらしぃさんからゲストさん達への
インタビューっぽいフリートークが楽しめました。
しかし乾杯はありましたが、運転する人が多いようで
ノンアルコールの人が多数でしたね。
周囲がおかたづけをしながらなのでなんとなく落ち着きがなく、
そもそも会場からの撤収作業は大変そうです……
そのあと泊まりなしで車で名古屋まで帰るらしかったし、結構強行軍だったのでは?
出演者、スタッフ、関係者の皆さん無事に帰宅してゆっくり休んで、
今後も元気に活動されることを祈ります。


とにかく刺激的で楽しかったです!
贅沢で素敵な時間をありがとうございました。

 

NINTENDOSWITCH(他機種でも出ていますが)で出ているコナミの
「アーケードクラシック アニバーサリーコレクション」をDLしました。
いつも時代遅れな感想日記ですみません。

収録作品はシューティングゲーム(STG)中心で、

スクランブル
ツインビー
グラディウス
沙羅曼蛇
A-JAX
悪魔城ドラキュラ
グラディウスII GOFERの野望
サンダークロス

 

さらにボーナスコンテンツとして英語版まで収録されているのです。

NEMESIS(グラディウス)

LIFE FORCE(沙羅曼蛇)

TYPHOON(A-JAX)

HAUNTED CASTLE(悪魔城ドラキュラ)

VULCAN VENTURE(グラディウスII )

THUNDER CROSS

海外版のタイトルってこんなだったのかー。

 

ふぉぉ、なんだこのエキサイティングなラインナップ~!
A-JAXが! A-JAXが入ってるよ奥さん!
かつてゲーセンでコインを飲まれ続けたゲーム達が当時のまま、
手の中でやりたい放題ですよダンナ!

といっても私のは下手の横好きだったから。
STGで愛していたのは専ら音楽部分で、本編自体は
うまい人のプレイを鑑賞するという消極的楽しみ方をしていました(笑)。

このSWITCH版、残機数の変更や難易度設定ができるのです。
いやしかし、難易度を下げてもコナミのSTGはコナミでしてね……
難しいのよ!(泣)

攻撃のパターンは読めるんですが動きがついていかない。
弾がけっこう容赦ない。
せ、せめてジョイスティックがあればorz
いや、大して変わらないか。

特にアイテムを取ってパワーアップしていくものは、
一度ロストしたら復活が困難なのよね!
これやってたら猛烈に肩が凝りそうです(笑)。


音楽はいま聴いても……いいなぁ。
欲を言えばサウンドテストモードが欲しかったですね。
一応収録されているCDはほぼあるけど……CD劣化してるかもしれんし。

 

追記・CD発掘して劣化状態を確認してみました。

表面上は問題なし。

懐かしいので撮影。楽譜集まであったわ。

 

 
 

 公式のページ↓

https://www.konami.com/games/50th/ac/arcade/jp/ja/