「つまらないことばかりだった日」の終わらせ方
昨日は
つまらないことばかりだった日。
ハードロックダウンが続く
ドイツ。
何週間ぶりかに
書類整理のために出社したけど、
だだっぴろい事務所には
殆ど誰もいない。
不必要にダラダラ続く
ビデオ会議に出て
溜まっていた郵便物を
開封して
数えきれないほどのメールに
ひたすら返信して
いつもなら
みんなでワイワイと
ランチを食べる場所で
一人でお昼を食べました。
夕方
定期健診のために
医者に行く途中
今にも泣き出しそうな空から
とうとう雨が降り出して
人出が殆どない目抜き通りが
いつにもまして
寂しく見えて。
定期検診が終わって
外に出たら
さっき降り出した雨が
土砂降りになっていて
傘を持たない私は
5分もしないうちに
頭から靴まで
びしょびしょになりました。
びしょびしょになりながら
妙に情けない気持ちで
肩をすくめて歩いていたら
お菓子屋さんの店先が
カラフルな
イースターのお菓子で
一杯になってるのが目にとまり
思わず足を止めました。
子供みたいに
思わずショーウインドーに
おでこをくっつけて
思わずにっこり。
この日笑ったのは
朝、家を出て以来のことだと
その時気づきました。
こんな
「つまらないことばかりだった日」、
この日の終わりに想ったのは
あのイースターのお菓子のこと。
どんなにたくさん
つまらないことばかり
起こった日でも
心が何となく温かくなったり
明るくなったりすることは
必ずあったはず。
一日の終わりには
たくさんあった
つまらないことではなくて
ほんの少しでも
笑顔になれたことを
思い出す。
「つまらないことばかりだった日」なんて
本当はないということを
思い出す。
これが私の
「つまらないことばかりだった日」の
終わらせ方です。
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