コロナ禍から、あなたならどんな世界を作り出す?
ヨーロッパは
秋からずっとロックダウンで
冬になってからは
感染者が増加の一途で
ヨーロッパ内で比較的
ロックダウンが緩めだったドイツでも
ハードなロックダウンになり、
先日、その延長も決まりました。
娯楽施設は閉鎖、
レストランも閉鎖で
外食もできないし
人と会うにも制限があって
気をつけないと
気持ちはすぐに鬱々と
してしまいます。
先日ちょっと雪が降った時
外から子供たちが
はしゃぐ声が聞えたのですが
「外で子供が笑っている」、
それさえも
本当に久しぶりなことで
日常のほんの
当たり前の風景さえも
無くなりかけていることに
気づきました。
でもね、
こういう時こそ
アドラー心理学の
「自己決定性」という考え方が
役に立つ時。
「自己決定性」というのは
人はどんな状況にあっても
自分の言動を選ぶことが出来る
という考え方。
人生の舵を握っているのは
自分であって
周りの状況がどうであれ
どっちの方向に舵を切るか
自分で決められるよ、
ということですね。
私の今の上司(駐在員さん)は
とっても朗らかな人。
こんな時期でも
笑顔を絶やしません。
単身赴任で
身の回りのことを自分でやり、
仕事においても
ものすごい多忙なのに、
いつもニコニコしていて、
ちょっとしたことで
弾けるように大笑いします。
どんな時でも
光の方に舵を切れる、
自己決定性の
お手本みたいな人です。
そんな彼は、普段、
街の日本食レストランで
食事を済ませていたのですが
ロックダウンで
それもできなくなってしまって
さぞ困っているだろうなあと
思っていたら
何と、さすが彼、
自炊を始めていました
料理の腕が上がっちゃって、ヤバイ!
俺の肉じゃが半端なく旨い!
レパートリーが増えまくり!
ロックダウン終わったら
みんな俺んちに食べに来てね!
って言ってます
自分の進歩を
ちゃんとわかっていて
人に伝えている姿も
まさにアドラー流!
こういう人を目の前にすると
本当に自己決定性の力って
すごいなあって思う。
状況が暗いのに
全く動じないどころか
そこからさらに
自分のポテンシャルを
伸ばしているんだもん。
人と会えない
行きたいところに行けない
生活に不自由がでている
からこそ、
手に入れられること、
新たに体験できること、
成長できること、
気づけること、
必ずあります。
コロナ禍から
何を学び、
どんな世界を作り出すかは
本当に、自分次第。
私は今、
読書の時間を増やしています。
こんなに家にいられる時期って
後にも先にも
今しかないかも知れないから。
さて、あなたは、
どんなことを学び、
どんな世界を作っていますか?
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