マインドフルネスだけでは、人生は豊かにならない
残念ながら、
マインドフルネスだけでは
人生は豊かになりません。
マインドフルネスは、
コンパッション(慈悲・愛)と
セットになってはじめて
人生を優しく、
豊かにしてくれます。
マインドフルネス(智慧)と
コンパッション(慈悲)は
両翼であって
どちらかが欠けても
飛ぶことはできないのです。
私が
マインドフルネスの
スキルだけではなく、
自己受容についてや
心が温まる、慈悲のお話を
頻繁に記事しているのは
そのためです。
いくら「今ここ」に戻れても
そこから
慈悲・愛をベースにした
選択をしなければ
人生は豊かになりません。
慈悲・愛についての過去記事の一部
マインドフルネスの実践を続ければ
私たちは誰でも
「今ここ」に戻り、心の視界を
クリアにできるようになります。
これだけでも
ストレスは低減され、
とても生きやすくなりますが、
クリアに見えてきた現実に
自分がどう対応していくか、
ということも、
クリアな視界と同じように
大切なのです。
極端な話ですが、
マインドフルネスを極めれば
集中力はアップして
目の前のことをクリアに、
落ち着いた心で見ることができますから、
あなたが
そんなキレッキレの心で
ライフルを手にすれば
標的を外すことはないでしょう。
私は、敏腕のスナイパーが
引き金を引く時、
彼・彼女は
完全にマインドフルな状態にあると
思っています。
私の大好きなマインドフルネスの先生、
J先生が
軍隊のトレーニングに
マインドフルネスの導入が
検討されているらしいと
悲しい目をして
話してくれたことがあります。
それが本当のことなのか、
実際に導入されたのか、
私にはわかりませんが、
それは
本来、人の心を豊かにするはずの
マインドフルネスの在り方では
絶対に、ありません。
マインドフルネスだけを
幸せの万能薬のように
考えてはいけません。
マインドフルネスで整えた
クリアな心を、どう使うか。
こちらも決して
忘れないようにしましょう。
1月の講座は全て満席となりました
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