瞑想者だからと言って、なんでも受容はしない!
マインドフルネス瞑想では、
自分の心の中に
沸き上がってくるもの全てに、
穏やかに、優しく
OKを出していきます。
自分の心模様が
どんなものであれ、
そこから目をそらさずに
穏やかに見つめていると
知らないうちに
自分の「不完全さ」は
ネガティブなものではなく
むしろ興味深く、
面白いものだと
思えるようになります。
自分の不完全さを
受けいられるようになると
他者に対しても
寛容になっていくのですが、
だからと言って、
理不尽なことでも
なんでも受け入れてしまう
体質になるかと言うと
そうではありませんし、
そうなってはいけないと思います。
自他への温かい想いで
満ちている心の状態は、
とても心地よいものですが、
だからと言って、
人の言うこと、すること、
何でもかんでも
すべてを受け入れて
OKを出すような、
「許容の駄々洩れ体質」は、
マインドフルネスが
目指すところではないのです。
起こっていることを
あるがままに観て、
異を唱える時は唱えていいんです。
フィルターの外れた目で
相手と自分を見た時
自分と相手にとって
何が建設的なことなのか
自分は何をどこまで受け入れ
何を拒絶すべきなのかが
ハッキリと見えてきますので
穏やかに、
罪悪感無しに、
適切な言葉を選んで、
それは嫌だ
それはやめて欲しい
その点は同意できない
ということを伝えればいい。
マインドフルネスは
実践を続けると
自分の気持ちを伝える時に
自分の心の状態を
俯瞰できるようになってきます。
結果として、
落ち着いて、言葉を選んで
伝えることが出来るようになります。
実際、私が
アドラー心理学の
勇気づけの言葉を
上手く言えるようになったのは
大切なことを伝える時に
自分の心がどういう状態なのか
掴めるようになってからでした。
自分を大切にすることは
して欲しくないことに
しっかり「NO」と
言えることでもあります。
いい人を気取って
言うべきことを言わなかったり
嫌われたくないから
悪い人だと思われたくないから
我慢をし続けるのは
自分に対する不誠実。
自分の心に正直な気持ちを
相手にも伝えましょう。
あなたがしっかりと
「今ここ」に立っていれば
その時に適した言葉や
表現方法が必ず見つかります。
自分を大切にすることについては
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