アドラー心理学&マインドフルネスコーチ、
ジュバ智子です。
何をやってもうまく行かない。
頑張っているのに成果がでない。
誠意をもってしても、人に誤解される。
今やっていることが、虚しく思えてくる。
そんな「心の雨の日」は
誰にでも訪れるものです。
心の雨の日に必要なものは
傘ではありません。
むしろ、傘など差さず
降ってくる雨に打たれて
泣くだけ泣いた方がいい。
必要なのは、
時間。
それと、
自分を大切にする心。
心が泣きたがっている時には
泣かせてあげてください。
心が怒りを訴えてきたら
怒りが何を伝えているのか
耳を傾けてください。
悲しみや怒りが連れてくる
心の痛みや身体の緊張、違和感、
全部、丁寧に感じてみてください。
眼を閉じ、穏やかに呼吸を感じながら、
「今ここ」の心が
泣いていること
怒っていること
不安に震えていることに
しっかりと気づきます。
そして、
「大丈夫、私はここにいるよ」と、
泣き、怒り、不安で震えている
自分の心を穏やかに受け止めます。
呼吸をつづけながら
呼吸を、柔らかい、自分を受け止める
クッションのように感じながら
自分の心と一緒にいると
心の涙、叫びは
だんだんと弱くなっていきます。
怖がらないでも大丈夫です。
逃げる必要もありません。
厚い雲から降ってきた大雨が
だんだん雨足を弱めて
雲も薄くなっていくように
少しずつ心模様も変わっていきますから。
マインドフルネスのスキルを使って
優しい心で
自分という空に起こる
気象現象を眺めてみるのです。
あなたは空。
感情はお天気。
雲が流れては消えていく。
大きな空であるあなたは、
雲間に切れ目がみえるまで
待っていればいい。
雨足が弱くなり、心の空に
雲の切れ目が見えてきたら、
ここで自分に「勇気づけ」。
「勇気づけ」はアドラー心理学でいう
「困難を乗り越える力を与えること」。
…何をやってもうまく行かない?
でも、うまく行ったこともあったよね。
…頑張っているの成果がでない?
努力してきたことは、糧になっているよね。
…誠意を尽くしたのに誤解された?
ベストを尽くしたんだもの!前を向こう!
…今やっていることが虚しく思える?
そういう時もあるよ。ちょっと休んでもいいんだよ。
…絶対にうまく行かない?
それって本当に本当?未来は真っ白だよ!
こういった勇気づけの言葉が
心に本当に沁みていくのは、
心の雨がやみ、雲の切れ間が出てきた時。
急ぐ必要はありません。
止まない雨はありません。
お天気がだんだんと変わっていくように
心にも時間が必要な時があります。
心の雨の日には、
あなたの心に時間を与えながら
やさしく寄り添ってあげてください。
そして、
あなたが大きな空であること、
忘れないでね。
「興味津々!マインドフルネス」オンラインお話会
7・8月共に満席です・9月以降は告知をお待ちください
マインドフルネス・オンライン瞑想会
7月まで満席・8月以降は告知をお待ちください
SNSやっています。フォロー大歓迎!
ブログでは書かないドイツの日常生活、日々の気づきを書いています。Facebook
Twitter