こんにちは!
このブログにお立ち寄り頂き、有難うございます。
育児・仕事・人間関係に疲れたあなたの心に暖かい風を送る、
アドラー心理学&マインドフルネスコーチ、
ジュバ智子です。
コロナウイルス…
ヨーロッパは日本より事態が深刻で
実際の生活に制限がかかってきています。
ウイルス感染が始まったころは、
娘が学校で
「コロナ~!国に帰れ!」とか
嫌がらせをされていましたが
今はもう、
感染経路も追えなくなってきていて、
アジア人差別云々より
この状態で
社会をどうやって機能させていくか
の方に一般の関心がシフトした気がします。
月曜日には、オランダ人の先生指導の
Interpersonal Mindfulness
(対人関係のマインドフルネス)の
オンラインクラスがありました。
参加者はドイツ、フランス、スイス、
アメリカ、トルコとバラバラですが
全員が「今こそマインドフルネスが必要」
と言っていました。
街単位や国単位でロックダウンがかかり、
外出できない、人と会えない、
そんな状況ですから、
当然、
感染への不安感に加えて
生活や経済の先行き不安も
沸き上がってきます。
(この点、本格的なロックダウンを
経験していない日本の皆さんとは
不安の感じ方がかなり違うと思います)
クラスの中で瞑想して、
マインドフルな対話をする中で気づいたことは、
私も最近は「何となく不安」な気持ちを
心のどこかに常に持っていたこと。
その不安から、
「何となくイライラ」し、
「何となく焦って」いたこと。
社会全体が不安の中なので、
「不安」という物質が何処に行ってもあって、
それを無意識に呼吸していた感じ。
自分では、かなり
マインドフルでいたつもりだったので、
ちょっとした発見でした。
クラスのスタート時の瞑想では
コロナウイルスとその影響に
不安を覚え、
その不安が持ってくる
ネガティブな思考、例えば
リーマンショック級の経済危機だったり
医療破綻みたいなことが
頭に浮かんでは消えていきました。
面白いことに、
クラス終了時には、
「この危機に私ができることは何か」とか、
会社で危機管理を話し合った際、
会社のチームメンバーが見せてくれた
今までに類を見ない協力的姿勢とか、
前向きな、嬉しい想いや記憶が
出てきました。
コロナウイルスは
沢山の不安、悲しみ、怒りを
もたらすと思うけれど、
それでも、
こんな危機だからこそ感じられる、
人とのつながりの大切さや
個人が負う社会的責任の重さと
社会貢献できる嬉しさを
人類全体で味わい、見直す
そんな機会になったらいいなと
思っています。
私たち人間は、
一つの経験から何を引き出すか
自分で決められるという
自由を持っているのですから。
マインドフルネス オンラインお話会は5、6月も開催します
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