壁に見え 行き止まりかと 嘆けども

   涙のあとに 扉は開けり

 

 初夏の風が心地よく,小鳥は軽やかに囀り,澄み切った青空の広がっていた,穏やかな一日でした。

 

 予定していた田植えを終え,ホットしているのですが,今年は田植えまでの作業が,天気の関係でスムーズに進まなかったので,

 

 今回の失敗を生かし,来年は天気・機械・土地の状況を把握して,自分で納得のいく田植えを行いたいと思ったところでもありました。

 

 ところで,人生においては,時に深い闇の中にいるような錯覚に陥る瞬間があり,「もう駄目だ」「ここが終点だ」と思えるような絶望の淵に立たされることもあるようです。

 

 しかし,多くの人が語るように,その行き止まりと思えた場所にこそ,次の扉の入り口があるのだと思われ,

 

 涙を流し,嘆き,もがき苦しんだ先に,

 

 ふとしたきっかけや,誰かの言葉とか,自分の中から湧き上がる小さな光が,扉の鍵となって,思いがけず道が開けることもあるのでしょう。

 

 人生は直線でなく,迷路のように曲がりくねっており,その一歩先に何があるかは見えないところ「もう駄目だ」と思った先にこそ,新しい道が待っているので,

 

 希望は捨てず,信じて歩み続けることが,大切であると思われたのです。

 

 今回は,朝ドラ・あんぱんを見ていたら「泣いても笑うても,日はまた昇る・絶望の隣は希望じゃ」との名言が心に残り,これで詠めないかと,一首にしてみました。

 

 気がかりも 不要な考え 起こさずに

   平常心で 心騒がす

 

 気になるも 不要な念力 使わずに

   平静を保ち 波風立てず

 

 日々の生活においては,誰しも気がかりなことを抱え込みながら,生活することがあり,自分の場合は,メモをして,予定をこなしているので,何とか落ち着いているのですが,

 

 人は「不安」に焦点を当てやすい傾向があるところ,それを和らげるためには「小さな安心・感謝・満足」に意識を向ける習慣をつけると,心が安定しやすくなると思われ,

 

 「平常心で心騒がす」「平静を保ち波風立てず」との気持ちを大切にしたいと考えていたのです。

 

 また,人生においては,思わぬ事故を避けるために,不要な考えや念力を起こさないことも大切であるとも思われたのです。

 

 空を見て 平和願えば 鳥の声

   争うよりも 優しく響き

 

 祈ること ただそれだけで 風となり

   遠き戦地にも やがて届かん

 

 テレビのニュースによれば,ドイツがウクライナに供与した兵器で,ロシアに長距離攻撃を行うことを,ドイツが容認したことに,

 ロシアは,実際に決定されたなら危険な決定であると非難したと,放送されていたが,

 

 「窮鼠猫を噛む」ではなかろうが,ロシアが「これでも降参しないのか」と言わんばかりにウクライナへの戦争を続けておれば,長距離攻撃で反撃したくなるのも,人として自然な気持ちではなかろうかと思われたのです。

 

 しかしながら,実際に長距離攻撃を行ったなら,その次は何が待ち構えているのかと考えれば,慎重に作戦を立てた上での,攻撃が必要なのでしょう。

 

 一農夫の寝言になりましたが,ロシアとウクライナの戦争が,一日も早く終結して欲しいと願って止まないのです。

 

 武器を捨て ただ手を取りて 語らえば

   涙はかわき 草木も笑い

 

 今日の三首は、トラクターで代掻きを行っていた際に,思い付いたのですが,停戦すら行えないロシアとウクライナに対し,全世界の人々は,この戦争に対し,関心が薄れているのではなかろうかとも思われたのです。

 

 迷わずに 踏み出す一歩 尊けれ

   誰も知らねど 行くは力なり

 

 比べずに 我が歩幅こそ 標べなり

   遠きがゆえに 見える景色も

 

 今日一日も,無事に暮れたことは有り難く,飽きもせずにパソコンのキーボードを叩き始めました。

 

 今回は,どんな内容が良いのかと考えつつも,ネタ切れというのか,上手く詠めないのですが,

 

 前回の短歌では,日常の言動について,気がついたことを,詠んでみたので,

 

 今回は,禅の言葉の「踏み出せば,その一足が道となる」との名言から,

 

 ひたすらに,己の道を歩む姿について,自分なりに閃いた言葉で,二首を認めてみました。

 

 後先を 考えもせず 言動す

   後で泣いても 時は戻らずに

 

 順番を 頭に入れて 急がずに

   一手のミスが すべてを崩す

 

 雨の一日でした。

 

 この雨で,畑仕事は休み,家の中で過ごしていたのですが,テレビとパソコンの画面ばかりを見て過ごすのは,目にも良くないので,

 

 午前中は,台所のシステムキッチンの汚れている箇所を掃除し,午後からは,米を保管している貯蔵庫の掃除を行っていました。

 

 今日の二首は,台所での掃除中に閃いたのですが,

 

 何かを始める前に,「ほんの一瞬,立ち止まる」という癖をつけてみることは大切であり,「自分は,何故この行動を取ろうとしているのか」と自問するだけで,無意識の流れに乗ってしまうのを防げ,

 

 一瞬の軽はずみな行動が,取り返しのつかない結果になることもあるので,

 

 作業を行う前には,急がず順番を頭に入れて,一手のミスにより全てが駄目にならないように,気を付けたいと思ったのでした。

 

 何やら,お説教じみた言葉を並べてしまいましたが,作業だけでなく,人生の場面ごとに「ほんの一瞬,立ち止まる」という癖をつければ,物事が少し穏やかに整うのではなかろうかとも,考えていたのです。

 

 取り敢えず 身体を休め 様子見て

   焦らず一歩 それで十分

 

 その一歩 踏み出す前に 深呼吸

   未来の自分 守る為にも

 

 人生においては,思いもよらぬ出来事が,訪れることがあるようです。

 

 職を失うことがあれば,病に倒れて入院を余儀なくされることもあり,

 

 そのような時に,心は揺れ,先の見えない不安に,包まれることがあるのでしょう。

 

 しかしながら,そんな時こそ,まず立ち止まり,焦らず,急がず,静かに呼吸を整えてみることが大切で,

 

 無理に前に進もうとせず,身体を休め,今の自分を労わるとともに,状況を冷静に判断し,次の一歩を踏み出すための「間」を持つことも選択肢であり,

 

 思わぬ困難の中にあっても,自らを見つめ直し,冷静に行動することが肝心であるとも考えておりました。

 

 さて,人生においては,嵐の後にこそ新しい風が吹くので,その風を感じられるよう,心に余裕を持ち,変化を受け入れる準備をしておくことが,何よりの力になると思われたのです。

 

 我が命 神仏に預け 覚悟して

   子や孫の為に 苦労を厭わず

 

 五月晴れの一日であり,そろそろ本格的に田植えの準備を始める頃となったので,本日においては,前回に引き続き水田予定地の耕運を行っていました。

 

 トラクターで耕していると,ムクドリ10匹くらいと,カラス3匹が飛んで来て,土の中からミニ蛙や虫を取っては食べており,自然界の営みを身近に感じていたところ,

 

 昨年はムクドリ0匹で,セキレイが15匹くらい飛んできていたのですが,野鳥の世界にも縄張りがあるのだと納得していたのです。

 

 また,トラクターで田を耕していると,何となくですが,セキレイがウクライナなら,ムクドリはロシアであり,カラスは〇〇〇〇と4文字のカタカナで表される国を想像したり,

 

 猿は木から落ちても猿だが,議員は選挙で落ちればただの人との言葉を思い出し,選挙で落選しても,米が蔵に売るほど有れば,食べるには困らないとも思ったのですが,

 

 妙な妄想はそこそこにして,無事に作業が終了するよう,慎重にトラクターを運転していたのでした。

 

 本日の一首については,以前に思い付いて,パソコンの片隅に保存していた短歌であり,こうした生き方は,自己犠牲でなく,祈りと誇りを伴う,生き様でもあると確信し,この気持ちを大切に,これからも生きてゆきたいと,改めて思ったのです。

 

 大腿部 鍛えて心臓 強くする

   重ねる努力 息も軽やか

 

 最近は,チャットGPTに質問した内容を記載することがあるところ,専門的な内容なので,自分が調べたとするより,第三者の意見を聞いたとした方が,信頼性が高まると考え,今回においても,そのままを転記してみたいと思います。

 

 大腿部を鍛えれば,心臓が強くなると,テレビの健康番組で,放送されておりました。

  なお,心不全で,心臓の機能が衰えていても,普通の人のように,回復するとも説明しておりましたが,本当でしょうか。

ChatGPT:

はい、ご質問の内容には、医学的な裏付けが、ある程度あります。

以下、ポイントをわかりやすく整理してご説明します。


大腿部を鍛えることと心臓の関係

◎ 下半身の筋肉は「第二の心臓」

特に大腿部(太もも)の筋肉は非常に大きく、血液を下半身から心臓へ押し戻すポンプの役割を果たしています。

このため、大腿部を鍛えると血流が改善し、心臓の負担が軽くなるという仕組みがあります。


心不全と運動の関係

「心不全の人に運動は危険」だったのは昔の話

昔は「心不全患者に運動は負担が大きいからダメ」とされていましたが、現在では、

  • 適切な運動(特に下半身中心の有酸素・筋トレ)は
  • 心不全の進行を遅らせたり、改善につながるとされています。

これは、心不全患者でも筋肉を鍛えることで心臓の機能を補助できるためです。

特に軽度〜中等度の心不全(NYHAクラスII~III)で顕著な効果があるとされます。


どのような運動が推奨されているの?

心不全患者に対しては以下のような運動が安全かつ効果的とされています。

  • 軽いスクワット
  • 椅子に座っての足上げ運動
  • ウォーキング(1日20〜30分を目安)
  • 呼吸法を伴うストレッチ

もちろん、重度の心不全の方は医師の指導のもとで行う必要があります。


回復は「完全」ではないが「改善」は十分可能

テレビ番組で言われていたような「普通の人のように回復する」には語弊がありますが、

  • 症状が軽くなる
  • 再入院リスクが減る
  • QOL(生活の質)が向上する

といった意味では、普通に近づくことは、十分に可能です。


まとめ

ポイント

内容

太ももを鍛える理由

血流改善 → 心臓の負担軽減

心不全でも運動可能?

はい。正しく行えば改善に有効

完全に治る?

状況により異なるが、回復は可能

注意点

医師の指導のもとで行うこと

 

このように、説明されておりました。

 

 曇天の 裏に広がる 青き空

   希望や願いは 雲の向こうに

 

 ここ数日は,好天が続いており,農作業をしておれば暑くて,初夏になったと実感していたのですが,

 

 今日は曇天となり,トラクターのロータリーの右側に取り付けた鋤(レイキ)で,水田の畔際を掘り下げた後に,畔に付いて取れなかった土を,鍬にて削り落としていました。

 

 水田の周囲を掘るのは,除草と水持ちを良くするためであり,今年も淡々と作業をしていたのです。

 

 本日の一首は,作業の途中で閃いたのですが,曇り空の向こうに,青空があると信じれば,

 

 それは,目に見えなくても確かに存在する「希望」や「願い」を信じる姿勢と似ているようであり,

 

 人生においても,困難や迷い,悲しみに覆われているとき,希望がすぐには見えなくても,「その向こうに,きっと光がある」と信じる心が,人を前へと進ませ,努力を生み出すのだと思われたのです。

 

 また,雲が晴れるその日を思い描くことが,歩みを止めない力になり,

 

 そんなふうに,人は見えない未来に,手を伸ばして生きているのかも知れず,

 

 曇り空を見上げながら,心の中に青空を描ける人こそ,希望を育める人であるとも考えておりました。

 

 米不足 何処に消えたか その米は

   知らない間に 価格が上がり

 

 新米の 取引価格は やや上がる

   手間や肥料も 去年以上ぞな

 

 米が不足し,価格が上昇していると,テレビで放送されているところ,身近には感じられない米不足について,何故だろうかと考えていたら,本日の二首となったのですが,

 我が家では,家で食べるだけの米は栽培しており,米不足に対し無頓着になっているところ,

 農家では,米の在庫が有り,売るにしても,玄米30kgを1万円では高くて,買ってもらう人に気の毒やけん9,000円ですと話しているのを聞いたことがあります。

 ちなみに,令和6年度の玄米の取引価格について,農協で聞いたところ,

 一等米8,200円・二等米7,700円・三等米7,200円であり,

 以前に比べたら,1,500円ずつくらい,高く買取っているようでした。

 さて,今年は玄米30kgが,9,000円になれば,農家としては有難いのかなと,勝手に想像しているのです。

 さてさて,米の価格については,相場という言葉のとおり,常に変動しており,明確な答えがないものの,生産量と関連づけて,以下のとおり調べてみました。

・・・・・

 今日は、令和7年5月14日です。米不足であると、テレビのニュースなどで、報道されていますが、毎年に同じ条件で生産し、なお売り買いしているのに、生産量が少なかったのかは不明であるところ、何故に米が足りず、米の価格が上昇するのですか。

ChatGPT:

ご質問ありがとうございます。

令和7年(2025年)4月現在、テレビなどで報道されている米不足と価格上昇の背景について、以下に主な原因を整理して、ご説明します。

1 天候不順による収穫量の減少

近年、猛暑・干ばつ・長雨・台風の影響により、米の生育に悪影響が出ています。特に令和6年の夏は異常高温が続き、稲の登熟(実が詰まること)に支障が出て、全国的に収穫量が落ちたとされています。

2 生産者の減少・作付け面積の縮小

高齢化や農業離れが進み、コメ作りをやめる農家が増加しています。また、農家は収益性の低い米から、転作(飼料用米や他の作物)へ移行する傾向が強まり、結果として食用米の生産量が減少しました。

3 需要の変化と在庫の調整失敗

一時的な米余りの時期があり、政府や流通業者が在庫調整のために作付けを抑制した影響が、今回のような不作と重なってしまいました。さらに、コロナ禍の終息に伴う外食産業の回復で、業務用米の需要が増加し、供給が追いつかなくなっています。

4 国際情勢・物流コストの影響

世界的な物流の混乱や、原油価格の上昇により、肥料や燃料のコストが増加し、結果として米の生産コストが上がり、小売価格にも反映されています。

5 なぜ「毎年同じ条件で作っている」のに不足するのか?

一見すると同じように見えても、気候や農業人口、作付け方針、流通在庫、需要動向は毎年微妙に変化しており、そのバランスが崩れると急に「不足」が表面化します。特に米は「その年の秋に一度しか収穫できない」ため、一度の不作が大きく響くのです。

6 今後の見通し

農水省は備蓄米の放出や輸入米の調整などで対応を検討していますが、価格の安定には次の作付け期(令和7年の秋)まで時間がかかると予想されます。

・・・・・

もしご希望であれば、地域ごとの作況データや、今後の政策対応についても詳しくご説明いたします。

あなた:

地域ごとの作況データや、今後の政策対応について、教えて下さい。

ChatGPT:

ご質問ありがとうございます。

令和7年(2025年)4月現在の米不足と価格上昇について、地域ごとの作況データと政府の政策対応を以下にご説明いたします。

1 地域別の作況データ

農林水産省の発表によると、令和7年産の水稲(米)の全国平均収量は10aあたり539kgで、前年より2kg増加しました。これは、作柄の良し悪しを示す「作況指数」の基準となります。作況指数とは、実際の収量がこの平年収量に対してどの程度であったかを百分率で示した指標であり、例えば収穫量が平年並みであれば作況指数は100、好作であれば100を超え、不作であれば100を下回る形で評価されます。

都道府県別では、北海道、青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、千葉県、山口県、沖縄県が前年産と比べて収量が増加しました。一方、山梨県、長野県、静岡県、愛知県、三重県、兵庫県、高知県、佐賀県、宮崎県、鹿児島県では収量が減少しています。

2 政府の政策対応

米の安定供給を図るため、政府は以下のような政策を実施しています。

(ア)  政府備蓄米の放出

市場の需給バランスを調整するため、政府は備蓄米の買戻し条件付き売渡しを実施しています。

(イ)  価格動向の監視

消費者物価指数によると、令和7年2月の米類の指数は182.6ポイントで、令和2年(2020年)を100とした場合、大幅な上昇が見られます。

政府は価格動向を注視し、必要に応じて追加の対策を検討しています。

3 今後の見通し

令和6年産の米は、全国的には作況指数101と「平年並み」と評価されていますが、記録的な高温により九州を中心に作柄が低下しました。また、在庫水準が低く、約150万トンとされています。

これらの要因が重なり、米の供給不足と価格上昇が生じています。政府は引き続き、備蓄米の活用や市場の需給調整を行い、安定供給に努める方針です。

4 今後の政策対応についての補足

 令和7年度(2025年度)において、日本政府は米の安定供給と食料安全保障の強化を目的として、以下のような政策を講じています。

(ア) 主食用米の作付面積の増加

農林水産省の調査によると、令和7年産の主食用米の作付意向面積は、前年より約2.3万ヘクタール増加し、128.2万ヘクタールとなる見込みです。これは、米の需要が安定的に推移していることや、一部地域で生産者が主食用米への転換を進めていることが背景にあります。

(イ) 水田活用の直接支払交付金の見直し

政府は、水田における主食用米以外の作付を行う場合の所得補填として「水田活用の直接支払交付金」を実施しています。令和7年度からは、飼料用米や米粉用米などの新規需要米に対する交付単価の変更や、交付対象外となる基準の追加が行われ、より効率的な支援が図られています。

(ウ) 新市場開拓用米の支援

輸出や新たな需要を見込んだ「新市場開拓用米」について、産地と実需者との連携の下、低コスト生産等の取り組みを行う農業者を支援する「コメ新市場開拓等促進事業」が実施されています。これにより、米の需要拡大と価格の安定が期待されています。

(エ) 地域計画の策定とスマート農業の推進

令和5年4月に法律が改正され、令和7年3月までに全国で「地域計画」が策定されることになりました。これに伴い、スマート農業の導入や農地の集約化を支援する「農地利用効率化等支援交付金」が設けられ、担い手の生産性向上が図られています。

これらの政策により、米の安定供給と価格の安定化が期待されています。今後の作柄や市場動向を注視しつつ、政府は引き続き適切な対応を講じていく方針です。

 

 米不足 本当じゃろか そんな事

   誰ぞが何処ぞて 儲けよるだけよ

 

 こんな一首も詠んでみたのですが,

 実際には,米が不足して,価格が上昇している現状は否めず,令和7年度の秋には,豊作であって欲しいと,願うばかりなのです。