米不足 何処に消えたか その米は
知らない間に 価格が上がり
新米の 取引価格は やや上がる
手間や肥料も 去年以上ぞな
米が不足し,価格が上昇していると,テレビで放送されているところ,身近には感じられない米不足について,何故だろうかと考えていたら,本日の二首となったのですが,
我が家では,家で食べるだけの米は栽培しており,米不足に対し無頓着になっているところ,
農家では,米の在庫が有り,売るにしても,玄米30kgを1万円では高くて,買ってもらう人に気の毒やけん9,000円ですと話しているのを聞いたことがあります。
ちなみに,令和6年度の玄米の取引価格について,農協で聞いたところ,
一等米8,200円・二等米7,700円・三等米7,200円であり,
以前に比べたら,1,500円ずつくらい,高く買取っているようでした。
さて,今年は玄米30kgが,9,000円になれば,農家としては有難いのかなと,勝手に想像しているのです。
さてさて,米の価格については,相場という言葉のとおり,常に変動しており,明確な答えがないものの,生産量と関連づけて,以下のとおり調べてみました。
・・・・・
今日は、令和7年5月14日です。米不足であると、テレビのニュースなどで、報道されていますが、毎年に同じ条件で生産し、なお売り買いしているのに、生産量が少なかったのかは不明であるところ、何故に米が足りず、米の価格が上昇するのですか。
ChatGPT:
ご質問ありがとうございます。
令和7年(2025年)4月現在、テレビなどで報道されている米不足と価格上昇の背景について、以下に主な原因を整理して、ご説明します。
1 天候不順による収穫量の減少
近年、猛暑・干ばつ・長雨・台風の影響により、米の生育に悪影響が出ています。特に令和6年の夏は異常高温が続き、稲の登熟(実が詰まること)に支障が出て、全国的に収穫量が落ちたとされています。
2 生産者の減少・作付け面積の縮小
高齢化や農業離れが進み、コメ作りをやめる農家が増加しています。また、農家は収益性の低い米から、転作(飼料用米や他の作物)へ移行する傾向が強まり、結果として食用米の生産量が減少しました。
3 需要の変化と在庫の調整失敗
一時的な米余りの時期があり、政府や流通業者が在庫調整のために作付けを抑制した影響が、今回のような不作と重なってしまいました。さらに、コロナ禍の終息に伴う外食産業の回復で、業務用米の需要が増加し、供給が追いつかなくなっています。
4 国際情勢・物流コストの影響
世界的な物流の混乱や、原油価格の上昇により、肥料や燃料のコストが増加し、結果として米の生産コストが上がり、小売価格にも反映されています。
5 なぜ「毎年同じ条件で作っている」のに不足するのか?
一見すると同じように見えても、気候や農業人口、作付け方針、流通在庫、需要動向は毎年微妙に変化しており、そのバランスが崩れると急に「不足」が表面化します。特に米は「その年の秋に一度しか収穫できない」ため、一度の不作が大きく響くのです。
6 今後の見通し
農水省は備蓄米の放出や輸入米の調整などで対応を検討していますが、価格の安定には次の作付け期(令和7年の秋)まで時間がかかると予想されます。
・・・・・
もしご希望であれば、地域ごとの作況データや、今後の政策対応についても詳しくご説明いたします。
あなた:
地域ごとの作況データや、今後の政策対応について、教えて下さい。
ChatGPT:
ご質問ありがとうございます。
令和7年(2025年)4月現在の米不足と価格上昇について、地域ごとの作況データと政府の政策対応を以下にご説明いたします。
1 地域別の作況データ
農林水産省の発表によると、令和7年産の水稲(米)の全国平均収量は10aあたり539kgで、前年より2kg増加しました。これは、作柄の良し悪しを示す「作況指数」の基準となります。作況指数とは、実際の収量がこの平年収量に対してどの程度であったかを百分率で示した指標であり、例えば収穫量が平年並みであれば作況指数は100、好作であれば100を超え、不作であれば100を下回る形で評価されます。
都道府県別では、北海道、青森県、岩手県、宮城県、福島県、茨城県、千葉県、山口県、沖縄県が前年産と比べて収量が増加しました。一方、山梨県、長野県、静岡県、愛知県、三重県、兵庫県、高知県、佐賀県、宮崎県、鹿児島県では収量が減少しています。
2 政府の政策対応
米の安定供給を図るため、政府は以下のような政策を実施しています。
(ア) 政府備蓄米の放出
市場の需給バランスを調整するため、政府は備蓄米の買戻し条件付き売渡しを実施しています。
(イ) 価格動向の監視
消費者物価指数によると、令和7年2月の米類の指数は182.6ポイントで、令和2年(2020年)を100とした場合、大幅な上昇が見られます。
政府は価格動向を注視し、必要に応じて追加の対策を検討しています。
3 今後の見通し
令和6年産の米は、全国的には作況指数101と「平年並み」と評価されていますが、記録的な高温により九州を中心に作柄が低下しました。また、在庫水準が低く、約150万トンとされています。
これらの要因が重なり、米の供給不足と価格上昇が生じています。政府は引き続き、備蓄米の活用や市場の需給調整を行い、安定供給に努める方針です。
4 今後の政策対応についての補足
令和7年度(2025年度)において、日本政府は米の安定供給と食料安全保障の強化を目的として、以下のような政策を講じています。
(ア) 主食用米の作付面積の増加
農林水産省の調査によると、令和7年産の主食用米の作付意向面積は、前年より約2.3万ヘクタール増加し、128.2万ヘクタールとなる見込みです。これは、米の需要が安定的に推移していることや、一部地域で生産者が主食用米への転換を進めていることが背景にあります。
(イ) 水田活用の直接支払交付金の見直し
政府は、水田における主食用米以外の作付を行う場合の所得補填として「水田活用の直接支払交付金」を実施しています。令和7年度からは、飼料用米や米粉用米などの新規需要米に対する交付単価の変更や、交付対象外となる基準の追加が行われ、より効率的な支援が図られています。
(ウ) 新市場開拓用米の支援
輸出や新たな需要を見込んだ「新市場開拓用米」について、産地と実需者との連携の下、低コスト生産等の取り組みを行う農業者を支援する「コメ新市場開拓等促進事業」が実施されています。これにより、米の需要拡大と価格の安定が期待されています。
(エ) 地域計画の策定とスマート農業の推進
令和5年4月に法律が改正され、令和7年3月までに全国で「地域計画」が策定されることになりました。これに伴い、スマート農業の導入や農地の集約化を支援する「農地利用効率化等支援交付金」が設けられ、担い手の生産性向上が図られています。
これらの政策により、米の安定供給と価格の安定化が期待されています。今後の作柄や市場動向を注視しつつ、政府は引き続き適切な対応を講じていく方針です。
米不足 本当じゃろか そんな事
誰ぞが何処ぞて 儲けよるだけよ
こんな一首も詠んでみたのですが,
実際には,米が不足して,価格が上昇している現状は否めず,令和7年度の秋には,豊作であって欲しいと,願うばかりなのです。