年齢を重ねるほど幸福になる
人生デザインコーチング
９年間、耐えた嫌がらせ、終結まで１５年かかりました
一昨日の記事で
子供の頃のことを思い出したら
日頃、思い出すこともない
ある感情を思い出しました
一昨日の記事は、こちら
ほんとに私は
苦労の多い子供時代で
その1つの原因は
なんと小学校3年生から高校3年生までの
9年間、ある男子生徒に
いじめられ続けていたことだったのです
今日は、長文です
ご了承くださいませ
その原因と言うのは、私の父親でした
多分その男の子は
私のことが好きだったんだと思います
ある土曜日
その男子ともう1人の男の子2人で
私の家の近所を自転車でウロウロと
しているところに出会しました
偶然、私と父親が外に出て
その子たちの存在に気がついたんですが...
実は父親は頭髪が薄かったんです
正直言って
子供心に父親の頭が薄いことを
恥ずかしいと思っている部分もありました
でも、大好きな父親ですし
そのことに触れたことはありません
ところが、その男の子の内の1人が
「今日は曇っててよかったよなぁ
晴れていたら、眩しかったよな」
と父親に聞こえるように言ったんです
多分、父親もコンプレックスを
持っていたんだと思います
その言葉に反応して
なんと父親はその男の子の頭に
ゲンコツのグーを
ぐりっと押し付けてしまったんです
痛くはなかったとは思いますが
体罰ギリギリの線...
父親は明らかに自分の怒りを
そのような態度で表したのです
その子たちは、すぐに帰っていきました
私は、憂鬱になりました...
月曜日、学校に行ったら
何が待っているんだろう...恐怖
サザエさん症候群ではないんですが
日曜日の夕方から、ほんとに憂鬱で
休みたいくらいの気持ちでした
でも、休ませてもらえるわけがなく
月曜日、いつも通りに学校に行きました
その日1日、一見何事もなかった
かのように見えたんですが
帰り際、上履きから外履きに履き替える時
違和感を感じました
よく見たら上履きの内側に
ガムがくっついていたんです
すぐに、それはアイツの仕業だと
わかりました
大人しい私は、学校の先生にも
両親にも言えません...
その後も時々
忘れた頃にガムの嫌がらせがありました
ガムがくっつくと
それは洗濯しても取れなくて
ガムは上履きの甲のゴムの部分に
ついていたので
私の靴下はどれもこの部分が
黒くなってしまいました
母親は洗濯しているので気づいても
おかしくないはずでしたが
何も聞いては来ません
なので私も伝えることはありませんでした
そんな小学校時代を過ごしましたが
中学になってからはクラスも変わり
そういった直接的な嫌がらせは減りました
廊下で、通り過ぎる時に
「こいつの父親は、嫌な奴なんだ」
と叫んだりする場面はありましたが
私はひたすら無視をしました
なんと不幸なことに
高校まで一緒になったのです
高校でも同じ嫌がらせがありましたが
そのことで
ほかの友人たちとの関係が
悪くなったりする事は
ありませんでした
私はただただ憂鬱でしたが…
そして、短大から就職
私は、大手総合商社に入社しました
当時は、短大が人気で
大学に求人が来て
学内選考を通過、試験を受け合格しました
その時に何が起きたかというと
これまで私に嫌なことをした人たちの
顔が実は、浮かんだんです
子供の頃、公務員官舎で
私に嫌味を言っていた大人たち
小学校から高校まで嫌がらせをした男子
あなたたちの子供だって
簡単には入れないよね
そして、NHKで仕事をした時も
きっとこのニュースを見てるはず
私の名前を見てるはず
私は頑張ったから
と言う思いになりました
嫌味を言う大人たちに
当然仕返しはできない
同級生の男の子にしても
父親が原因で、自分の感情を
コントロールできていない
父親に負い目もある
自分が親になってみて
子供のことを考えない
父親の行動にも疑問はあるし
洗濯物の変化にも気づかない
何もケアをしない母親にも疑問を感じる
そんな思いから
ずっと1人で心に留めていました
誰に教えられたわけでもないけれど
自分が頑張るしかないんですよね
悔しい思いをしたら
自分が幸せになるしか
方法はないんです
確か24歳の頃だったと思います
中学の同窓会がありました
その時、既に私は
NHKの仕事をしてしまいました
あの嫌な男子が来ていましたよ
私にとっては、唯一会いたくない奴です
しかし、不意を突かれました
その時あいつは、私に
「ごめん、俺は嫌な奴だった」
と謝ってきたんです
実に、発端から15年後の事でした
大人になって、少しは男性の悩みが
分かったのかもしれません
どういう気持ちの変化かはわかりませんが
私は「やっと終わった」と思いました
勝ち負けではないけれど
正直、勝ったと思いました
我慢勝ち🏅
もしも悔しい思いをしたら
自分は頑張るしかないんです
幸せに向かって
頑張るしかないんです
それが正当な戦い方だと思います
本当は、戦いではないし
私も決着がつくこととは
思ってもないことで
嫌な思い出として私の歴史に刻まれ
葬られることになると思っていたのです
正直、9年間と言う長い私の苦痛
「ごめん」では、済ませたくない
思いもありますが
同窓会のタイミングで
前もって謝ろうと決めていたことなのか
その時、私に会って思いついたことなのか
分かりませんが
彼の勇気は受け止めようと思いました
また私も、自分のそれまでの頑張りが
認められた思いがして
人は真っ当に頑張れば
良いことがある
お天道様は見ている
と言うことを実感しました
もしも悔しい思いをしていたならば
その人ができないことを
自分はやって成功しよう
その人は、気づかないかもしれない
と思わなくて大丈夫！
不思議なもので、どこかで目に触れたり
風の噂で知ることになりますから…
そして、「幸せになっているんだなぁ」
と気づいて、自分の愚かさを
まざまざと感じ、思い知ると思います
私の子供時代は
本当に辛いことが多かったです
高校まで、その嫌な奴とは一緒でしたが
その他の友人たちには恵まれて
今日まで、仲良く50年近くを過ごしています
これは、その友人たちも知らない話です
ブログを読んだら、びっくりするかも！
「誰のこと
」って、騒ぎになるかな？
その嫌な奴は、地元にいるので
もう長いこと会っていません
今は、どう過ごしているのやら...
悔しい思いをしている人
みんな負けるな！
正当に頑張っていたら
いつかは絶対勝つ
幸福度で勝つから🏆
今日は、いつにも増して長文でした
ここまで読んでいただき
ありがとうございました
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谷川みこ・幸せと自己実現のライフコーチ。10年間のテレビのキャスター・リポーターとして2,000人にインタビュー。その経験を活かし丁寧にコーチングします！
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ありがとうございました