食品によって消化の速度はちがう/食事は「食べ合わせ」が大事「アダムスキー式腸活法」 | おかあさんとこどものための自然療法ホメオパシー「一粒で笑顔に」

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クラシカルホメオパシーのホメオパス・今井美香子のブログ。英国、米国、シンガポールで暮らし、三人の子どもを育てて来た豊富な育児経験から、
家庭で手軽に使える自然療法をご紹介します。健やかな時も病気の時も、笑顔で我が子を見守りたいおかあさんのために!

こんな本があります。

 

 

著者は、自然療法士でオステオパシストのフランク・ラポルト=アダムスキー氏。

 

この本で提唱された「アダムスキー式腸活法」は、1992年に発表されて以来、欧州では30年近く愛され続けているとか。

 

 

 

本の帯にもある通り、腸で「体と心の健康が決まる」と行っても過言ではなく、健康を維持する上でとても大事な器官です。

 

栄養素と水分を吸収する働きと同時に、人体の免疫システムの約6割を腸が担っているといいます。

 

 

 

 

アダムスキー式腸活法のポイントは、食べ物が消化管を下りてくる速さを把握して食事をとり、腸の流れをスムーズに保つというもの。

 

腸の流れが低下すると、身体にいいものを食べても、肝心の成分は取り込まれなくなります。

 

そして、腸の流れが滞って長時間、食べ物がとどまると、腐敗して腸壁にこびりつき、ますます腸の流れを悪くします。

 

 

要は、いかに腸の流れをスムーズにするかというのがカギになります。

 

 

そのためにアダムスキー式腸活法では「7つの基本」を実践することを勧めています。

 

 

① 食事に集中し、よく味わう 

ひとりでもきちんと食卓を整え、じっくりと食べ物を味わう。

“どのように食べるか”は食事が健康にもたらす効果を左右します

 

② 理想的な“腸の流れ”を知る  

食べたものは4~5時間後に胃から十二指腸へ、さらに7~9時間かけ小腸で消化され、盲腸、大腸を通って28~30時間後に体外に排出されます 

 

③ 腸に必要な“すき間”をつくる  

食事と食事の間を4時間あけて、腸に空っぽのまま何もせずに休む時間をつくるようにすると自浄作用で腸壁にこびりついた汚れがきれいに

 

④ 果物、非加熱オイルをとる  

消化管にこびりついた汚れを落とすには、柑橘類などの果物と、高品質の植物性オイル(パーム油は除く)を非加熱でとる

 

⑤ 食事のときは携帯電話を手放す  

食べ物をしっかり味わうため、食事中はスマホを手放そう。

電話もメールもこれからやるべきアレコレも後に回して、食事を楽しむこと

 

⑥ 水は“軟水”を選ぶ  

身体にとり入れる水は“蒸発残留物=無機ミネラル”の少ない“軟水”がおすすめ。硬水は体外に排出されにくく体調不良のおそれも

 

⑦ 食べ物を“コーディネート”する  

食べたものを完全に消化して健康になるためには、どう組み合わせて食べるのかが重要です。“コーディネート”の規則を身につけよう!

 

 

 

 

「アダムスキー式腸活法」がユニークなのは、食品を消化されるスピードに着目しているところです。

 

食品を

●速い(ファスト)

●遅い(スロー)

●どちらでもない

の3つに分けていますが、

わたしたちがふだん口にする食品の大半は「スロー」なので、覚えるのはそれほど大変ではありません。

 

 

 

① ファスト(消化の速い食品)

30分~2時間で消化されるもの

 ・ほぼすべての果物(ドライフルーツや梅干し、ジャム、砂糖漬けの果物を含む。ただし、ココナッツやアボカドはスロー)

 ・フルーツジュース、果実ベースのお酒(ワインとグラッパを除く) 

・ハチミツ、メープルシロップ、ヨーグルト、緑茶 ・トマト、かぼちゃ、パプリカ、唐辛子(カレー粉やパプリカパウダーなどの唐辛子やパプリカ由来のスパイスも) 

 

② スロー(消化の遅い食品) 

8~10時間かけて消化されるもの 

・消化の速い食品(ファスト)以外の食品のほぼすべて

・生か加熱ずみかは関係なく、アボカドを含む野菜全般(玉ねぎやなすはニュートラル)

・穀物(米、パン、麺類、ピザ、いも類)、こんにゃくなどの加工品 ・動物性・植物性タンパク質 ・ナッツ類、オリーブなど

・海藻類  

私たちが栄養成分を摂取している食べ物の大半はスロー 

 

③ ニュートラル(どちらでもない食品) 一緒に食べた食品の消化スピードを速めるもの 

・油、酢(ワインビネガーを含む) 

・にんにく、玉ねぎ、エシャロット、ケッパー、バジルなどのハーブ、わさび、こしょう、マスタードなどのスパイス(ただし、カレー粉とパプリカパウダーを除く)

 ・ワイン、ビール、コーヒー、紅茶、牛乳、砂糖 ・ビターチョコレート(ミルクチョコレートを除く)

 

 ファストはファストと、スローはスローと食べるのが基本になります(ニュートラルはどちらと組み合わせてもOK)

 

 

 

 

しかし、この分類に従うと、

トマトソースパスタやピッツアマルゲリータ、カプレーゼなどはNGに。

 

和食でもカレーライスや梅干し入りのおにぎり、かぼちゃの入ったほうとうもNGです。

 

でも、どうしても食べたいときは、消化管のダメージを緩和してくれるので、エキストラバージンオリーブオイルをひと口すすってから食べるとよいそう。

 

ただし、食べすぎには気をつけた方がいいようです。

 

 

 

この「アダムスキー式腸活方」、食べ物を消化速度に応じて分類したところが面白いので、ご紹介させていただきました。

 

 

 

 

世の中にはいろいろな健康法があり、そのいずれも”なるほど!”と思わせる理論がありますが、大事なのはひとつの方法にこだわり過ぎないことではないかと思います。

 

 

試してみて、取り入れられるところは取り入れ、取り入れにくいところは無理しないようにする。

そうすることで心身に負担がかからず、ひいてはそれが健康の秘訣になるのではないかと思います。

 

 

 

 

♪これからの予定♪

 

 

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