2017.3.4
7時にホテルをチェックアウトして、出発。
今日は無理やり開店前に予約をねじ込んでもらった、念願のアーユルヴェーダ初体験です。
まず、アーユルヴェーダとはなんぞや、という方のために。
アーユルヴェーダは南インド発祥のインド伝統医学で、病気になってしまってからそれを直すことより、病気になりにくい心身を作ること、病気を予防し、健康を維持するという「予防医学」の考え方がメインの医学です。
基本的にはドクターの問診でその人に必要な施術を決定、何日・何週間かけて体質改善するプログラムが一般的ですが、ハーバルオイルを使ったマッサージなど、施術だけをうけることもできます。
目指すは世界遺産クトゥブ・ミナールのほど近くにある、
カイラリ・アーユルヴェディック・センター（Kairali Ayurvedic Centre）
http://www.kairalicenters.com/
ADD: D-130, Andheria Modh, Mehrauli, New Delhi, Delhi 110074
TEL: +91 95551 56156
ADD: D-130, Andheria Modh, Mehrauli, New Delhi, Delhi 110074
TEL: +91 95551 56156
メトロのクトゥブ・ミナール駅とチャタルプール駅のちょうど中間くらい。
※大きな幹線道路から住宅地に入る道がめっちゃわかりづらくて、30分ほど付近をさまよったので、タクシーやリキシャで行く場合はカイラリに電話してドライバーと直接話してもらったほうが良いです。ほっとくとドライバーはその付近の道端の人に聞いて、間違った場所に行くことが多いので・・・
カイラリは南インドに滞在型のアーユルヴェーダリゾートをもつ大企業で、日本にも支店がいくつかあります。施術に使用するハーバルオイルのクオリティーが高いことでも有名で、決して豪華なスパではないですが、整った設備で安心して施術を受けられる旅行者にもおすすめの施設です。
本来10時から営業らしいのですが、予約がいっぱいらしくて無理やり営業開始前の8時から施術してもらうことに。朝からすみませーん(´・ω・`)
アビヤンガ（ABHYANGAM） -Special Herbal Oil Massage
アーユルヴェーダのハーバルオイルを惜しみなく使ったボディ・マッサージ。 ヘッドマッサージ、全身のマッサージ、顔 のマッサージ、仕上げに効果をあげるためスチームで吸収をよくし、体・肌を活性化します。
アーユルヴェーダのハーバルオイルを惜しみなく使ったボディ・マッサージ。 ヘッドマッサージ、全身のマッサージ、顔 のマッサージ、仕上げに効果をあげるためスチームで吸収をよくし、体・肌を活性化します。
シロダーラ（SIRODHARA） -Dripping of Medicated Oil on the Forehead-
アーユルヴェーダといえばまずはこのシロダーラを連想する方も多いことでしょう。 暖かいハーブオイルを第3の目と言われる額の中心に落とし、人間の五感に働きかけます。中枢神経をリラックスさせるということで、日頃からひどい頭痛もちの方、パソコンをよく使う方、寝つきの悪い方に効果があり、ストレスを軽減し、記憶力や不眠症などの治療にも効果があるとか。
アーユルヴェーダといえばまずはこのシロダーラを連想する方も多いことでしょう。 暖かいハーブオイルを第3の目と言われる額の中心に落とし、人間の五感に働きかけます。中枢神経をリラックスさせるということで、日頃からひどい頭痛もちの方、パソコンをよく使う方、寝つきの悪い方に効果があり、ストレスを軽減し、記憶力や不眠症などの治療にも効果があるとか。
この２つのメニューをお願いしました。
料金は、うちの会社を通して予約したので微妙にディスカウントされてて（旅行会社割引？）、15%引きで3250Rs→2763Rs(約5000円)でした。
日本でやると1万円以上するので、超お得(・ω・)カード決済も可です。
受付を済ませるとまず着替えるお部屋へ。
鍵のかかるロッカーがあり、洋服は下着も含めてすべて脱いで、この不織布のふんどし的なものをつけ、横の大判の布を巻いて出てこい、と(^^;
ふんどし・・・とても心もとないんですけど・・・（笑）
あ、もちろん女性には女性、男性には男性のスタッフさんがつきますのでご安心を。
デリー店には現在４部屋の施術室があります。
ドロニ（Doroni）という、木製のアーユヴェーダ用の施術台（ベッドみたいな感じ）が置かれた部屋に入ります。
8：15 施術スタート。
まず、施術台に上がるときに使う踏み台に腰掛けるよう指示され、ハーバルオイルでヘッドマッサージ。
まず、施術台に上がるときに使う踏み台に腰掛けるよう指示され、ハーバルオイルでヘッドマッサージ。
その後、施術台に横になり、２人のスタッフさんがリズムを合わせて両側から全く同じ動きで全身のオイルマッサージをします、力加減までぴったり同じくらい。指でギュッと押すもみほぐしのマッサージではなく、手のひら全体を使ってオイルを擦り込むような優しいマッサージです。マッサージが苦手な私でも、これなら大丈夫！！
8：45 そのままシロダーラ用の器具が運ばれてきてシロダーラがスタート。
たぶん30分間くらいかな？スタッフさんが横につきっきりでオイルを常にちょうどよい温度に保つためヒーターで温めて継ぎ足し続け、額の上のオイル垂らす器具を左右に漢字の「一（いち）」の字を描くようにゆーっくり動かし続けます。
目の上には布をかぶせられてて、目と額の間にはヘアバンド的なものがあって、目にオイルが入らないようしっかり配慮されてます。
ひたすらオイルの温かさを感じ、何も考えずうとうとする。時間の感覚が全くわからないくらいとても贅沢な時間でした。
その後、先ほど着替えたこの部屋に戻り↓
写真に写ってる木の箱がスチームバスで、この中に入って高温のスチームバスに5分間くらい入り、全身のオイルを浸透させます。
その後、シャワーを浴びるように言われ、スタッフさん退室。
シャワーは固定式で、ハーブの葉っぱを使ったとみられるめっちゃ葉っぱ感満載のボディソープと、めっちゃスパイシーな香りのするハーバルシャンプーを渡されます。
シャンプーのスパイシーな香り、３日間くらい消えなかったので（その間何度も頭洗ったけど、ほのかに残る・・・笑）、もし匂いが微妙そうな人は自前のシャンプー持ってったほうが良いかも。でもせっかくのアーユルヴェーダ効果がもったいないので、なるべくならそのまま使ってくださいませ。
あ、バスタオルとドライヤーはあります。
9:33 着替え終わってロビーへ
スパイシーなお茶が振舞われます。めっちゃ身体がポカポカ。
9:50 精算を終え、カイラリを出発。
この後は本当はお買い物の続きがしたかったんけど、今いるエリアが空港近くなので、市内のコンノート・プレイスやカーン・マーケットまで行くにはちょっと効率が悪い。
昨日買えなかったミッタル(Mittal Store)の紅茶やスパイス買いに行きたいんだけど、本店があったのどこのマーケットだったかが思い出せず・・・
（正解はスンダルナガル・マーケットでした）
そしたらドライバーが、ミッタルはよくわからないけど（え、そうなの？笑）、僕の知ってる紅茶屋さんが空港の近くにあるよ、と。
うーん、これ、怪しいパターンじゃない？と思いつつ、もうミッタルのお店の調べようもないので、そこでいいや、ってことにして、連れて行かれたのがこちら。
PEKOE TIPS TEA
Address: 17, Vasant Place shopping Complex ,Sector 6, R. K. Puram,
New Delhi - 110022, (INDIA)
Phone : +91-11-26179388, 26179488
E-mail : sales@pekoetipstea.com, pekoetipstea@gmail.com
Web: http://www.pekoetipstea.com/english.html
場所が何とも説明しがたい場所なのですが...
↓大きい地図でみるとこんな感じの位置。紫のがデリー空港です。その右側の緑のピンね。
お店に行ったときは、そんなに種類もないし、単価高いなー。とりあえず連れてきてもらった手前、ドライバーの顔を立てて1個くらい買うか…
くらいの感じでこちらの紅茶を購入。
で、空港ついてドライバーと別れてからさっきの紅茶屋調べてみたら・・・
・・・めっちゃ有名店じゃないかーい！！
疑っててごめんー！！笑
チップはずんどけば良かった(ﾟДﾟ;)
まだ紅茶は飲んでないので、楽しみです。
ちなみにウェブサイトにも載ってたこれを買いました。700Rsとかだったような気がするんだけど500Rsって言われて、ん？って顔をしたらディスカウントだと。
何にも要求してないのに、良い人だ！笑
しかも結構な大幅値引き...
11:00 デリー空港のターミナル３に到着。
※９Ｗ（JET AIRWAYS）とＡＩ（AIR INDIA）は国内線だけどターミナル３（国際線ターミナル）発着です。その他６Ｅ（INDIGO）やＳＧ（SPICE JET）等は国内線ターミナル発着。
国内線出発ゲート内のフードコートで時間つぶし。
（まあ昔はフリーWi-Fi自体なかったことを考えればまだいいのかも知れないけど）
この間に、明後日行く占い？的な施設の予約のリコンファームで、担当のインド人に電話。
ちゃんと予約入ってるそうで、安心しました。最初朝9時半ね！って言われたけど、予約は10時半だから、え、私10時半に予約したんだけど、10時半じゃだめ？って聞いたら、いいよ、いいよ、何時でもノープロブレムだ！的な感じで言われたのだが、そんなにヒマなの？笑
インド人が殺到してて当日だと予約とれないって聞いてたのに、あれ？笑
まあ、いいや(笑)
14:30デリー発の便でチェンナイへ。
チェンナイの空港には17：20到着。
現地に赴任中の友達が空港へお迎えに来てくれましたー。
昼過ぎまでお仕事だったのに、ありがとうございますー(ノД`)・゜・。
ひとまずタクシーで友人宅へ向かいます。
そして、ここで事件が勃発！
友達と合流し、すっかり気を抜いていたわたくし。なんとスーツケースの存在をすっかり忘れてて、タクシーを降りてマンションのエレベーターに乗るタイミングで友達が気付くまで、すっかり思い出しもしなかったのです´д` ;
慌ててエントランスに戻ってみるものの、もちろんタクシーの姿はなく・・・
ただ幸いなことに、そのタクシーは友達がアプリのUberで呼んだタクシーだったので、Uberならドライバーの電話番号が履歴で見れるはず・・・なのだが、なぜか今回電話番号の記載がない。
顔と名前と車種しかわからない・・・のでとりあえずUberに問い合わせメールを送り、しばし待つ・・・
すると、ドライバーの電話番号がUberからメールで届いた！
無事に連絡取れて、後で届けてくれるそうです！！
ここまでのやり取り、全部友達がやってくれましたー。
着いた早々、本当に申し訳ない(ノД`)・゜・。
さすが現地に住んでいる方は頼りになります！！
でもさ、これUberで呼んでたから良かったものの、もしお迎えなしで私一人だったらネットつながってないのでUber使えないから、自分で流しのタクシー捕まえて市内に行ってた可能性が高いよね。もしそうだったら、ドライバーと連絡なんて取りようもないし、絶対スーツケース戻ってこなかっただろうな、と思うのですよ。・・・ぞっとしますね(ノД`)・゜・。
お迎え、来てもらってよかったです！ほんとありがとう！！
で、荷物事件も無事に終焉を迎え、お腹すいたね、ということで、夕ご飯。
インドは大好きだけど、インド料理は微妙(=_=)という残念な私。
友達が行きつけのラディソンホテル（Radisson Blu Hotel Chennai City Centre）の日本料理屋さん「Raku楽（らくらく、と読むのだろうか？）」へ連れて行ってくれました。
ポテトサラダが絶品！なんなら日本のその辺の居酒屋よりおいしい！
まあインドなのでお値段それなりにしますけども！
あとは牛のたたき・・・牛が神様の国で牛たたきを食べる背徳感(笑)
蟹クリームコロッケ
握り盛り合わせ。まさかのひかりものまで！そしてわさびの盛りの量！(笑)
なんちゃって日本料理を想像してたんだけど、良い意味で期待を裏切られました！
全部美味しかった！！
ビールはチェンナイが属するタミル・ナードゥ州限定の「ブリティッシュ エンパイヤ(British Empire)」…なぜか金魚がトレードマーク。
あれ？インドのビールといえばキング・フィッシャーじゃないの？と思った方、はい、私もそう思いました！
そしたらなんと！キング・フィッシャー社はどうやら倒産したらしく、ビールも製造中止しているらしい。オーナーはロンドンに逃げたとか…かつては航空会社まで経営していたインド有数の財閥なのに、まさかこんなことになろうとはねぇ。
なんにせよ私はキング・フィッシャーの味が好きだったので、残念。ブリティッシュ・エンパイヤはだいぶ甘いのよねー´д` ;
日本酒も銘柄少ないけど置いてます。
店内には景虎とかのボトルもあって、あれは飲めないのかと聞くと、あれはインテリアとして置いているので飲めない、とのこと。インテリアなら空き瓶でいいじゃーん、と思ってしまうけどね…(´･ω･｀)
めっちゃ高いのにご馳走してもらっちゃいました。
ありがとうございます！！！
明日はのんびりチェンナイでの休日を過ごします(*'ω'*)
→インド旅行記④チェンナイ散策 編 へ続く。