2023年12月7日(木)〜10日(日)、2歳児(2歳3ヶ月)のうーちゃんを連れて2泊4日で台湾旅行に行ってきました。
前回、1日目の記事を書きまして、今回は2日目、下の日程表の色付き部分の記録になります。
ざっくり日程表
出発前夜
一緒に行く私の両親の家にお泊まり
1日目
早朝: 羽田空港出発
午前: 台北(桃園)到着、ホテルチェックイン
午後: 昼食(常青餃子館)、お昼寝、恐竜の遊園地で遊ぶ
夜: 夕食(龍都酒楼で広東ダック)
2日目
午前: ホテル朝食、昔住んでた天母エリア散策、昼食(圓山大飯店の金龍で飲茶)
午後: 公園散策、お昼寝
夜: 夕食(北海漁村で海鮮)、雙城夜市
3日目
午前: 朝食(屋台の麵線、一之軒のパン)、花博公園散策
午後: 雙蓮・中山エリアで買い物、MRTで空港へ
夜: 空港で夕食、台北(桃園)出発
深夜: 羽田空港到着
2日目:2023年12月8日(金)
9:00 バスで天母へ
朝食付き宿泊プランなので、朝食はホテルの食堂に食べに行きましたが、品揃えは必要最低限な感じで、2歳児が食べられそうなものはトーストくらい。けどマーガリンがものすごい色(人工的な黄色...)だったので恐ろしくて塗らず笑
一応ルーローハンとかもあったので旦那は食べてました。八角の香りがしたので私は食べず。
食後、ホテルのすぐ近くの「大同公司(晴光市場)」のバス停から612番のバスに乗りました。
私が昔、家族で暮らしていた辺りを散策するべく、私の両親も一緒に天母エリアへ向かいます。
台湾のバスはかなり運転が荒いです。
うーちゃんも、バス怖い!としっかりつかまっていました。
今から向かう天母エリアは、35年程前、私が小学校低学年の頃に父の転勤のため3年ほど住んでいたエリアです。
車窓からの懐かしい景色に嬉しそうに見入る両親。
バスには20分ほど乗車。「台北美国/日僑学校」で下車して少し歩くと、私と兄が通っていた台北日本人学校がありました。外観がすっかりおしゃれになってる!昔はただのコンクリートの建物だったのにー。でも守衛室の面影はあるな...
この学校、ちょっと面白いシステムがあって、お昼ご飯は基本的にはお弁当持参なんだけど、学校の近くにマックやケンタッキーがあって、朝、学校に送って行った帰りに親が何年何組の〇〇です、って注文しておくと、クラスと名前が書かれたマックやケンタッキーの紙袋がお昼時に守衛室に届けられるので、頼んだ子供はそれを受け取りに行く、という。
子供あるあるでマックやケンタ食べてる子は羨ましがられるので、うちも親に頼んで何度か注文してもらった記憶があります。
そしてこちらが日本人学校から徒歩15分ほどの、当時住んでいたマンション。
全く変わってない!!!
毎朝挨拶してた管理人のおじちゃんはさすがにもう別の人に変わってしまっていたけど、この家に住んでた時の電話番号まだしっかり覚えてるし(逆に帰国後の実家の電話番号が出てこない...)、家から学校までの途中にあるお寺や保育園がまだ残ってて懐かしかったり、多感期を過ごした台湾での生活は、今まであまり覚えてないと思ってたけど、実は自分、色々細かい部分の記憶あるなぁと今回新たに発見しました
さて、懐かしいお散歩を終え、このあとは新光三越の交差点まで戻ってタクシーを拾い、ランチを予約してる圓山大飯店へ向かいます。
と、その前に、うーちゃんのおむつが残り少ないので、『康是美』というチェーン店のドラッグストアがタイミングよくあったのでおむつを探しに入店。
日本のドラッグストアだとおむつ置いてるところ少ないんだけど、ここはありました!!
しかもXLがあるー!ありがたやー!!
マミーポコXL 5枚入り 89元
ついでに、うーちゃんのご機嫌取り用の袋菓子(5つくらい小袋が縦に繋がってるタイプのやつ)を2種類ほど購入。日本のお菓子がそのままありました。ポテコとかコアラのマーチとか。
あとトミカの靴下が可愛かったので購入
新光三越前から圓山大飯店まで、タクシーで約20分、215元でした。
10:30 圓山大飯店に到着
懐かしすぎるー!ここは住んでた当時、日本から誰かお客さんが来るとここでご飯食べることが多かったので、何度かきた記憶があります。
台湾で一番最初にできた5つ星ホテルで、数々のVIPがここに宿泊してきました。
父がここの飲茶をランチに食べたいそうで、公式から13時に予約を取ろうとしたんだけど、予約可能な枠が下の画像の通り11:30か12:00のみで、
ダメ元で初日の夕食の予約をお願いしたMUFGプラチナアメックスカードのコンシュルジュに、これ以外の枠で予約可能かを問い合わせてみたところ、あいにく13時は満席だがこの2枠以外に12:30でも予約可能との返事が来まして。
で、家族で会議の結果、本当は午前中に故宮博物館を見て13時にランチ、がベストだったんだけど、それなら逆にランチの後に故宮に行くことにして、11時半で予約をとってもらうことにしました。
公式サイトだと備考欄がなくて席の希望は出せなかったので、これもついでにコンシュルジュに、確約不可で問題ないので窓側席が希望の旨伝えてもらえるよう依頼。
その後、下の回答が入りました。
さて、窓側席リクエストがどうなっているか、ドキドキです。
父はもしかしたら最後の台湾訪問になるかもだから、大好きだという景色を十分堪能させてあげたいなぁ。
ホテルのロビーはすっかりクリスマス仕様になってました
スノードームみたいに雪が降り続いているランプが気になるうーちゃん。
このタイミングで、1日遅れで合流する友人とこの圓山大飯店で待ち合わせているため、ホテル内を散策しながら待ちます。
彼女はツアー手配じゃなくて航空券だけの個人旅行なので、空港でたらすぐ台北駅に出て、MRTに乗り換えて圓山に来ます。
桃園到着後から連絡とってたんだけど、8:50に桃園到着→9:50に台北駅→10:25圓山駅到着、10:40のシャトルバスに乗車→10:45圓山大飯店に到着、というタイムスケジュールでした。
台湾慣れてる人なのでスムーズな例ですが、桃園から圓山大飯店まで約2時間見れば来れますな。次回の参考にしよう...
ロビーで、ホテルの方がうーちゃんにバルーンアートのお猿さんをくれました!
せっかくなので外に出てホテルと共にパチリ
5つ星ホテルなのにキッズフレンドリーで大変ありがたい
11:30 圓山大飯店でランチ
無事に友人とも合流し、2階の金龍レストランへ向かいます。
2階フロアの、レストランへ向かう道中には金龍レストランの名前の由来の「金龍」が鎮座しています。
この場所、実は日本統治時代には台湾神社があったところで、敷地内の池には銅製の龍神が鎮座していました。戦火の中、台湾神社は消失しましたが、唯一池の中の銅龍は焼け残ったそうです。日本敗戦後、台湾の神社はすべて廃止されましたが、蒋介石総統と夫人の宋美齢女史が国賓を接待する場所としてこの地を選び、1952年に圓山大飯店が建てられた際、無傷で残った銅龍もここに設置され、その後1987年のリニューアル工事の際に金箔が施されいまの金龍の姿になり、様々な願いを叶えてくれる「百年金龍」と呼ばれ、台北のパワースポットとしても有名だそうです。
天井が透明になっているのは、金龍が太陽と月のエネルギーを吸収できるため、そして仕事が終わったら、天へ飛んで帰られるように金龍は上を向いているそうです。
歴代の国賓を招いた金龍レストラン、昔何度か連れてきてもらったんだろうけど全く記憶にないので、私にとっては今日が記念すべき初入店のようなものです笑
入店して、案内された席はばっちり窓側
これにはみんな喜んでくれて、コンシュルジュに頼んで本当に良かったです!
天気も良くて見晴らしもバッチリ。
さすがにここには無いだろうと思っていたキッズチェア、しっかりご用意いただいてました
しかもテーブル付きの一番助かるやつー!!
さて、どんどんオーダーしていきます!
まずは前菜ぽいやつ。
青菜炒めと大根餅。
エビシュウマイとエビの腸粉
これなんだっけ...なんか肉団子的なやつと揚げワンタン
これも忘れた笑
チャーシューマン
なんかの腸粉wとカラスミチャーハン
カラスミチャーハン、マジで今まで食べたチャーハンの中で一番美味しかった!(カラスミ大好きな個人の感想です。ちなみに他のみんなはそこまでではなかったらしい)
なお、うーちゃんはチャーハンちょっとと青菜炒めちょっと食べて、白飯もらって持参したふりかけかけてご満悦
お会計は約3500元でした。
5つ星ホテルの大人気レストランでこれだけ食べてこの値段ならコスパいいと思います。
やっぱり飲茶は人数いると種類たくさん食べられていいですな
じいじとおてて繋いでごちそうさまでしたー。
13:00 圓山駅行きのシャトルバス乗車
他の人たちはタクシーで故宮博物館へ行くそうで、私とうーちゃん&父は散歩しながらホテルに戻ろうと思います。
圓山駅行きの無料シャトルバスは20-30分間隔で正面入口から運行してます。(圓山駅行きの他に剣潭駅行きと、有料で桃園空港行きもあります)
所要時間約10分の記載だったけど、5分くらいで圓山駅に着きました笑
圓山駅から泊まっているグリーンワールド山水閣までは徒歩約20分。
道中、花博公園という大きな公園があり、その中の「舞蝶共融遊戯場」というエリアが子供向けの遊具エリアなので、そこでうーちゃんを遊ばせて疲れさせてからお部屋でお昼寝させようという魂胆です
13:20 舞蝶共融遊戯場で遊ぶ
こちらが舞蝶共融遊戯場。花博公園自体はめちゃくちゃ大きな公園で中山北路を挟んで大きく2つのエリアに分かれてます。公園には何か所も入口があり、このキッズエリアからかなり遠い入口もあるので要注意。
全体的に人工芝やおがくずが敷いてあってカラフルな遊具がたくさんあるので子供は何時間でも遊びそう
お砂場には先客がいて、うーちゃんもお砂場道具を貸してもらって一緒に遊びました。
30分弱遊び、帰りたくなさそうなうーちゃんを引っ張ってホテルへ。
部屋でお昼寝させようと思ってたんだけど、うーちゃんベビーカーで寝ちゃったので、しめしめ、これは母のショッピングタイムにできるぞ
ということでホテル前で父と別れ、ホテルから徒歩7.8分のドラッグストア「POYA(宝雅)台北林森店」へ。
ここでのお目当ては、コスメやお土産にできそうなコスメやお菓子を漁ることもそうなんだけど、車大好きなうーちゃんのために、台湾の車のおもちゃが売ってるらしいという噂を信じて探しに来ました!
見つけたのがこちらー↓
これ結構大きくて、トミカの5倍くらいあるかな。電池を入れると、振動時サイレンが鳴ります。パトカー以外にもはたらくくるま系のが何種類かありましたが、一番台湾っぽいパトカーをチョイス。お値段275元でした。約1100円!結構いいお値段…
ホテルに戻ってもまだうーちゃんはすやすやだったので、そのまま部屋でお仕事タイム
16:45 うーちゃん起きたのでお散歩
1時間半くらいねんねしたかな?
夕飯までまだ時間があるので、ホテル近くのスーパーにお土産候補の下見に行きました。
グリーンワールド山水閣の近くには、PX MART(全聯福利中心)中山林森店が徒歩6分、そこからさらに2分あるけば小型店だけどカルフール(家楽福超市)台北農安二店があります。
品揃えはPX MARTの方が若干いいかなー、だけどカルフールにしか置いてなかったものもあるので時間あるなら両方見てもいいかも。
ただ、さっきのPOYAもPX MARTも、入口には数段の階段があるのでベビーカーでワンオペだとちょっと大変
30分程見て回り、ホテル戻って荷物整理しながら故宮博物館組の帰宅を待ちます。
18:10 タクシーで北海漁村へ
故宮博物館組も戻ってきて、ホテル前からタクシーで夕食を予約している北海漁村へ。
タクシーで約10分、990元でした。
ここも父の思い出の店らしく、行きたいとリクエストがあったので、MUFGプラチナアメックスカードのコンシュルジュに予約を入れてもらいました。
店内には生簀もあり、うーちゃんは水族館さながらの大はしゃぎ
とりあえず賞味期限が18日間しかない18天台灣生啤酒があったので注文!!これ、フルーティーだけど軽すぎず美味しいのです
そしてお料理。先に言っておくと、完全に頼みすぎました笑
大人5人+二歳児の量ではなかった...
まずは絶対に外せないカラスミ大根とイカ団子
冬瓜の炒め物と...これなんだっけなんかひき肉揚げた感じか?
牡蠣の炒め物とイカとネギの炒め物
あおさとしらすのスープとアワビ
牛肉野菜炒め?かな?とかぼちゃビーフン
お会計は4862元でした。
1皿がめちゃくちゃ量あるので、大人数がおすすめです!
少し残してしまったので部屋飲み用にテイクアウト。
北海漁村から15分ほど夜風に吹かれながら歩き、オレンジラインの忠孝新生駅に到着。ホテルのある民権西路の1つ手前の中山国小駅で降ります。
食後の腹ごなしに雙城街夜市を散策してからホテルに戻ります(腹ごなしと言いつつ、屋台で何か食べる気満々w)
21:15 雙城街夜市で有名水餃子を食す
思ったよりこじんまりだけど、士林みたいに人でごった返してないから子連れでも安心。
お目当ての鴻水餃牛肉麺はニラ水餃子が有名なお店。
5.6人並んでる感じでした。回転早いので席も少し待ってればすぐ空きます。
あんなにお腹いっぱい食べた後でも、チュルンと食べられてしまう、ニラたっぷりでパンチの効いた美味しい水餃子でした
営業時間は18:00〜23:00/定休日:水曜日です。
部屋飲み用についでにQQ球もー!
これ好きなんです。さつまいもカリッとあげたやつー。
なんか色々なフレーバーがあって好きな味の粉ふりかけるらしいけど、味無しのノーマルでお願いしました。結構1コが大きめで、50元で6.7個入ってたかな。揚げたてホクホクめっちゃ美味しかったけど、さすがにお腹いっぱい
そしてその後、事件発生
夜市に行ったのは女子3人だけで、父と旦那子供は先にホテルに帰って寝てたんだけど、私がホテル着いて部屋に入ろうとしたら鍵かかってて入れない事態が発生
どうせ先に寝るだろうと思ったから、別れ際にカギ、父に預けておくように言ったんだけど(父母は2つ隣の部屋でまだ起きてるから)、預かってないって言ってて、携帯に鬼電しても、子供起こす覚悟でピンポン押しても全く起きない
見かねた母が、ダメ元で下に行って鍵借りられるか聞いてみるって行ってきてくれて、見事鍵ゲット!
なんとか部屋に入れ、いびきをかいて寝ている旦那さんにキックをお見舞いしてから寝たのでした
明日は夕方までのんびりお散歩と買い物してから夜の便で帰国しまーす