はいっ。







しまった‥!!余韻で5月に後ろ髪をひかれているあいだに6月だ。



アメリカツアーの準備中です。




その前にしっかりRiP SERViCEのお話をここに記しておかないと。

ということで#LiSAリップサービス @日本武道館

改めてありがとうございました。



















RiP(切り裂く、葬る)、SERViCE(儀式)

ということで

切り裂く楽器隊。(弦を弓で切り裂いてるように弾く)

リッパーストリングスの4人に仲間になってもらってお届けしました。















去年のアリーナツアーでは、カクテルパーティーと称して

派手にパーティーを行ったわけだけれど

今回はよりシンプルに、原点に戻るような気持ちで

気持ちを音楽を研ぎすまして届けるライブハウスのような武道館を目指して挑戦した日でした。





今回はとくに自分で自分を知るような、丸裸になるような、誰も気が抜けない、誰も代わりの出来ないデート(LiVE)を

証明するような日になっちゃったなぁ。

本当にすごいバンドができちゃったなぁ。































わたしのねりねりを、サウンドプロデューサーの野間さんとバンマスのゆーこーさんに相談するところから始まるのだけれど

どの曲も、わたしのライブで進化していく曲ばかりで

仕掛けた私たちの想像をはるかにはるかに超えた景色や歓声で


曲をデート(LiVE)を完成させてくれるのがフロアのアナタ。






わんタンにゅーメンズのみんなが


ひとりひとりありっっったけの技量と想いを込めて


一瞬一瞬をつくりあげてくれる。


CD通りの曲が一つもなくて

いつも進化していくことを追求し続けてる。

こんなにすごい人たちとステージに立たせてもらえるLiSAのデート(LiVE)を届けさせてもらえて


本当に幸せです。







わたしの心の中と会議して、

タイトルを決めてから

タイトルに合わせてセットリストを作るのだけれど

一曲目は絶対に明け星だった。

14周年の武道館で最初に歌いたい、明け星の冒頭のフレーズがこのライブを作らせてくれました。







RiPPER STRiNGSのみんなのイントロから

「思い出よ 哀しみよ 僕らを


明るい方へ送り出してよ 


東の地平空高く 明け星


遥か遠い道の上に」


と、願いを込めた


わたしとストリングスで武道館に歌う




PABLOさんのエレキとRiPPER STRiNGSとノナさんのパーカッションのみで

始まった明け星。


























RiP SERViCEの世界へ一気に引き摺り込む

繊細でひりひりした1曲目は

カクテルパーティーでSOURメドレーを弦アレンジしてくれた彦さんに

このライブの為にアレンジいただきました。





今回のOP以降のストリングスアレンジは

吉田宇宙さんにお願いしました。

その魂を連れて

林田さん率いるストリングスチームが一緒にステージで最高な音を届けてくれました。






ステージセットは、切り裂いた想いが新しい形になっていく

まる、さんかく、しかく、を基調に無骨なセットに

めいっぱい照明さん、電飾さんの力を借りて作り上げたステージでした。

ReawakeR (feat. Felix of Stray Kids)までは

電飾色と、白、だけで表現したい。


科学的な物を感じないステージ、自然の中で動物的に表現できる限界を作りたい。というわたしの無茶ぶりルールのもと





さまざまな場面を作ってもらいました。


一晩でこのステージと、この量の照明を作ってくれたみんな、ほんんんんんんっとうにすごすぎる。


もうこれ本当に最高で、初日終わって定点映像観て一人でスタンディングオベーションした。











































それから、今回のばらばらになったり、さまざまな形を成して

場面を彩ってくれた三角の照明たち。

明け星でこの子たちの紹介もしたくて、1曲目からふんだんに力を発揮してもらいました。

「血の色に濡れた」以外は、こちらもルールにのっとって

電飾色と、白だけでやり遂げてもらいました。

(「血の色に濡れた」で赤い血が落ちてきてこの子達の全貌を見せたときの会場のどよめきで、めちゃ鳥肌たった。ヨッシャ)





















































初めてのこの子達(三角の電飾)が、ちょっと映像もうつせちゃうかも!ってなって、いつもはLEDを担当してくれるやっさんがリーダーになってやってくれたんだけど、システムを理解するところから背負ってくれて、本当に素晴らしいものになりました。


分かんないから、これやりたい!あれも出来ますか?こうなったら最高だなーー。

なんてわがままたくさん言ってごめんなさい!笑







衣装も、RiPされたたくさんの白い生地で仕上げた勲章付きのドレス。

散々感情を爆発させた後

メイドさんに手伝ってもらってステージの上で着替えたのは

大切な感情を神聖な気持ちで葬るエクソシストのような黒いドレス。

一気に危険ゾーン、RED ZONEに突入した会場と限界突破へ向かう赤くレースで切り裂かれたワンピース。

どれもステージに居られるように

早替え仕様でわがままに叶えてもらいました。

どれも好きだったなぁ。
































































細部の細部まで一曲一曲のこだわりは山のようにあって

全部意味や最高な瞬間やみんなのすごいところを隅々話したいけど

全然文字で書けないから

どっかで言葉で話す時間ちょうだい笑




LiSAをやるのも本当に大変なんだけど

LiSAッ子をやるのも本当に大変で

LiSAバンドをやるのも、LiSAチームをやるのも本当に本当に大変なのよ。





私ったら、ちょっとやそっと練習しただけじゃできないような

無茶なセットリストや、曲のアレンジを相談するし

みんなが作ってくれるものが素晴らしすぎて

どんどんどんどん新しいワクワクを思いついちゃって

最後の最後まで、細部の細部までねりねりしちゃうし

でもそれを、一緒に最後の最後まで、細部の細部まで、

本番が終わるまで一緒に戦い続けてくれるチームで






わたしにとって、ライブ、生バンドの楽しさは

人がその日の感情や温度、その瞬間の心や感覚

その一瞬に込める緊張感や本気。

そんな"人"が奏でる音楽が好きで

そして、それが


わたしが音楽に心を掴まれた原体験。



こんなにすごい人たちとこのステージに立てている

LiSAを届けさせてもらっている凄さとか感動とか

最高なオーディエンスと混ざり合った最高な瞬間の最高瞬間風速みたいな

限界突破記録みたいなものを

この12,13回目のホーム武道館で、みてみたかった。




わたしソロアーティストなのに、それぞれのみんなの重圧大きすぎる。

でも、それくらいみんなが全力を注いでくれているデート(LiVE)なの。

私にとって本当に本当に誇りです。





そんな中に

召喚して、新しくチームには入ってくれた

RiPPER STRiNGS のみなさんも

なみなみならぬ覚悟と本気度でこのステージを一緒に背負ってくれて

だって開幕から4人だけで始めたいとか私言い出して

さらには、じゅんぴーさんには、チェロソロとか任せちゃったりして
(2日目の「炎」のラスサビ前に林田さんの感情のこもった足音が一発聴こえて、ギリギリで保たれてた感情崩壊した。)

最強なチームが、もっと最強すぎるチームになった。







ヒリヒリしたアレンジの明け星から、一斉ノ喝采への情緒も

正直少し心配していたけど全然関係なかったね。

音楽の間も静寂も心途切れさせず一緒に浸ってくれてありがとう。

カップリングやアルバム曲まみれで久しぶりの楽曲たち、それから初めて披露する新曲も

一緒に創ってきてくれて本当にありがとう。

会場に駆けつけてくれるアナタを、みんなを楽しませたいわたしを

信じて本当によかった。



































こんなに素晴らしいアナタと14周年の武道館を迎えられたこと

最高な2日間を武道館に刻めたこと

本当に本当に誇りに思います。

8角形の武道館、絶対16角形になるくらい破れたと思う!!





また絶対やろうね。

今日を超えていけ!!






















Photo by. VIOLA


今日もいい日だっ。

ばいちっ。