シドニー東部の海岸ではたくさんの海洋生物うお座がみられる。

 

シドニー東海岸はクジラの移動ルートになっている。

南半球が冬になると、南極の海域から越冬のため、クジラたちがオーストラリア大陸の東側を北上し(5~8月)、南半球が春になると南下(9~11月)する。

 

北上ルートは特に海岸線に近いので、この時期になるとシドニーの東海岸では沖にクジラを確認することができる。またシドニーからもホエールウオッチングのクルーズが出発していて、クジラを間近で見ることができる。

 

いるかの群れイルカも、頻繁ではないけれども時々見ることができる。ブロンテビーチで1回、クジビーチの近くで1回、いるかの群れに遭遇したイルカイルカイルカ

 

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今朝は友達のMちゃんと、クジビーチとクローバリービーチの間にあるゴードンベイにシュノーケリングに行った。うちから徒歩10分で行ける距離か。

 

クジビーチからブロンテビーチの海岸線は、アクアティックリザーブに指定されている。岩場が続くことから、海洋生物にとっては重要な生息地・繁殖地となっている。

 

 

そう、快晴の今朝のゴードンベイはこんな感じ晴れ

 

 

シドニーCBDから6キロという距離でも海の透明度はこんな感じ。さすがに夏は海水浴客が多すぎて、海の透明度は落ちるけど、それでもこのレベルだ。

 

岩場を歩いて、海に入る。今の時期は水温もちょうどよくて気持ちいい。ゴードンべーは入り江なので、波も少なく穏やか。

 

自分は泳ぎにそれほど自信がないので、あまり遠くに行かなかったが、沖のほうまで行ったMちゃんはタコやブルーグローパー(オーストラリア固有種)うお座などが見えたそうだ。

 

シドニーにはたくさんのシュノーケリング・スポットがあって、ウミガメやサメ(安全なもの)も見ることができる。

 

シドニーのシュノーケリング・スポットについては、以下のウェブサイトに掲載されている。

 

https://www.abyss.com.au/en/blog/viewpost/380/sydney-snorkeling

 

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ブログ超初心者の自分。初めて広告機能を試してみる。

ユニクロはオーストラリアにも進出していて、大変重宝している。

 

特に下着類は重宝している。

現地のものは体形に合わない、品質の問題などがあって、結局使い慣れたユニクロのものを買ってしまう。

 

以下の商品は、定番といえば定番だけど、長年使用してて特におすすめ↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

金曜の夜がやってきたニヒヒ 今週は静かな1週間で特に大きな事件もなく…。

 

と思ったが、このニュースがあった。

 

1年ちょい前に買ったハイセンス(中国の電機メーカー)の冷蔵庫が2週間前に壊れて、水曜日にやっと修理マンがやっと来た。けれども、「修理不可能」あせると断言された。詳しいことはわからないがガスが漏れていて、冷えないんだそうだ。

 

本当にこの冷蔵庫、買って1年ちょいしか経ってない…滝汗

保証期間中だったので、代わりに同じモデルの新品が届くはずなのだが、あと1週間以上はかかるという・・。それまで冷蔵庫なしって不便極まりない。

 

冷蔵庫に入ってた食品は慌てて食べたけど、傷んで捨てたものも多い。

 

とにかく対応が遅すぎる、カスタマーサービスの対応も横柄ムキームキームキー

このメーカーの電化製品、日本でも発売されているようだが絶対にお勧めしない

 

買って1年で壊れて修理不能な電化製品を量産する会社だなんて、環境問題の面からも絶対にあり得ない。この壊れた冷蔵庫は、リサイクルもされずに処分される。なんたる資源のムダムキームキームキー

 

 

先日Dellのパソコンが壊れたばかり。ところがこちらは2日後に自宅まで修理に来てくれ、素晴らしいカスタマーサービスだったのだが、全く対照的。

 

クローバークローバークローバークローバークローバー

 

ところでシドニーは暦の上では秋になり、日の出時間もずいぶんと遅くなってきた。けれども日中は30℃近くまで上がり、ビーチ日和は続いている。

 

今日は在宅ワークだったが、とても気持ちのよい一日だった。仕事が終わって海でひと泳ぎしたが、水温もいい塩梅。

 

日が暮れた今も心地よい潮風が吹き、半そででもOKのとても気持ちよい夕べ。夕食後に、冷蔵庫が壊れているので、アイスソフトクリームを買いに散歩に出る。夜景は美しいお月様

 

 

夜のビーチには多くの人がいて、思い思いに潮風とおしゃべりを楽しんでいる星空。金曜日の海辺のバーはにぎわっている生ビール

 

 

夜の海は真っ暗だけど、沖に目をやるとうっすらと船の明かりがぽつんと見える。虫の声が聞こえる。

 

夜の散歩が心地よいこんな季節がもう少し続いてほしいと思う。

シドニーに熱波が訪れている。日中は37℃を超え晴れ晴れ、夜7時頃もビーチに人があふれかえっている。夜8時の今も32℃ある。

 

 

日本の8月はこんな日が珍しくないけれど、夏でも30℃を超えがほとんどないシドニー東部では、今年初かもしれない。

 

築100年は経っているだろうレンガ造りの我が家には、エアコンも扇風機もない。去年は冷夏で必要なかったし、今年もこれまで必要なかった。海に近いこともあって、朝夕はちょうどいい具合に心地よい風もあるので、通常は窓を開けるだけで十分乗り切れる感じなのだが。

 

今日は一日外出して窓を締め切っていたので、外気温より室内気温が涼しい。熱波は明日で終わる予報なので、なるべく窓を開けない作戦で乗り切ることにする…。そして明日もオフィスに出社して冷房の恩恵にあずかろうと思うニヒヒ

 

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さて今日は月曜から出社だった。

 

この数か月、うちの研究所には日本から何組かの来客が訪れている。

 

今日も、同じチームの同僚あてに、ある「海外視察団」が、オーストラリアのある事例について情報収集をすべくうちの研究所を訪れた。

 

自分はこのテーマについて専門知識はないが、逆に日本の状況を知りたくてこのミーティングに参加した。

 

事前からこの視察団の名前と所属は頂いていたが、通訳さん以外なーんと11名全員が男性男性トイレ男性トイレ男性トイレだった。もちろん全員日本人。ほとんどが元国営大手企業のエリート社員の方々だけど、非常に古い体質を引きずった業界とも思える。

 

視察団の面々を眺め自分が社会に出た20年以上前から全く変わっていない状況に軽くショックを覚えつつ、日本の失われた30年の理由も、今日改めて実感したポーンゲッソリ

 

残念ながら日本はこの15年間でいろいろな技術競争(携帯電話、電気自動車等々)で世界から取り残されている。英語が苦手なことを理由に世界市場をほぼ見てこなかったこと、企業内での決断力の遅さや、判断間違いがこういった日本企業の低迷を招いたといわれている。

 

その大きな原因が、いわゆる大手の日系企業や政府機関にしぶとく残るモノカルチャー(学歴、性別、育った環境)によるものだと思う。

 

同じ考えの同質な人間だけの閉ざされた環境で、新しいことを創造できる??

少子化が進んで20代、30代が減って、上のポジションを中高年男性が占め続けることでいっそう事態は深刻化しているように思える。

 

ミーティング後、同僚たちと話したことだが、ジェンダーアンバランスに加え、効率性の問題(情報収集にこんな大人数が英語もわからないのに海外に来る必要があるのか等)、日本の働き方の問題点は多くあると思った。

 

自分はこのような保守的な大手日系企業にとっては不要な中年女性だが、常に新しいアイディアやテクノロジーを取り入れて研究をしていきたいと思っている。

 

ちなみにうちの研究所ではダイバーシティーは非常に重要。もちろん、自分は非白人女性として、まだまだ環境改善の余地は大きいと思う。しかしながら、女性リーダーもいるし、多くの女性研究員も活躍しているし、LGBTQやいろいろな国籍の同僚と働いている。

 

確かに皆それぞれ違うバックグラウンドの人々が集まれば、人それぞれで、それなりに大変だ。但し、様々な意見を尊重し耳を傾けることで自分はいろいろと学んだし、様々な視点を取り入れることで、アイディア電球が出たり、新しいものを生み出すことができるのだと思っている。

 

 

 

 

 

 

ブログの更新が滞ってしまった滝汗

 

この1週間にも、職場のイベントがあったり、冷蔵庫が壊れたり(1週間たった今も修理待ち)ゲッソリ、同じニューサウスウェールズ州の地方都市に住む友達がシドニーの大使館にパスポート更新に来たついでにうちに2泊ほどしていったりした。

 

今住んでいるアパートは、1ベットルームアパート(日本でいう1LDK)で、予備部屋はない。友達にはキャンプ用のエアマットレスを、リビングにひいて寝てzzzもらった。

 

日本人的感覚だと、お客様用のお部屋を用意しないのは失礼にあたるのかもしれないが、海外ではゲストが来たときにエアマットレスを使うのは結構、普通なこと。こちらでは日本のお布団はなかなか買えないし、自分も友達の家にお世話になった際に、エアマットレスで寝たことは何回もある。

 

エアマットレスは、使うときにパンプで浮き輪のように膨らまして使う。普段は空気を抜いてコンパクトに収納出来て大変便利。エアマットレスも進化していて、そこそこ快適なので数泊であれば問題ない。

 

以前、シドニーの深刻な住宅事情について書いた。

コロナが収束して、海外からシドニーに人が押し寄せて、家が見つからない、部屋が見つからない状況は続いている。

 

今シドニーに来る人は十分に注意してほしいビックリマーク 何人の人から聞いたが、家探し、部屋探しは非常に困難だ。幸い部屋を借りることのできた人も、高い家賃を払っている。

 

 

部屋も見つからない上、シドニーのバックパッカーも長期滞在者でいっぱいだと聞く。これに付け込んで、シドニーのホテル、エアB&Bの価格も非常に上がってるし、パックパッカーのドミトリー(共同部屋)はほぼ満室。

 

ちなみにシドニーCBDのYHAはドミトリーでも1泊120-140ドルする。数年前は共同部屋なら1泊50ドル以下で泊まることができたはず。全くの異常事態。

 

そんなわけで友達にとっても、安い宿を見つけることがほぼ不可能なシドニーで、多少不便でも宿代も浮いて大助かりだったはず。何より一緒に楽しい時間を過ごした。

 

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ところで、1週間ほぼ前に、不動産屋からついに家賃値上げの連絡があった。

前のブログでも書いたけど、こんな状況で、家賃値上げは非常に心配していたこと。

 

最近、この地域の家賃上昇は10%以上だと聞いていたし、新しい住人が入居した向かいの部屋が今自分が払っているアパートの50%も高い家賃で貸し出されているからだ。

 

ところがどっこい5月からの家賃上昇は週10ドルだけ・・ 

良心的な大家さんでよかった笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

隣の部屋に住む大家さんを知ってるご近所さんの話だと、自分の部屋の大家さんは高齢の女性で、お金に余裕のある方札束。なので、住宅ローン返済中ではなく、金利上昇の影響も受けないし、何よりいいテナントに長く住んでもらいたいと思っているそうだ。

 

不動産投機で儲けようと思う人々がうごめき、価格上昇でかつかつの生活を送る人が多いシドニーで、残念ながらこういう方は相当少なくなっていると思う。

地球温暖化の影響でオーストラリア大陸では気温が上がり、山火事炎や洪水など、自然災害のリスクが高まっている。

 

特に大陸内陸ではかつては水が豊富だった川も干上がり、土地や川などと近い生活をしてきた先住民アボリジニの人々をめぐる環境は相当厳しくなっている。

 

今週前半は、シドニーから西1000キロに位置する内陸の小さな町にいた。シドニーでは夏でもめったに30度を超えることはないのに、連日40度まで上がり、雨量が少なくカラカラに乾ききった土地が広がる。

 

 

昨年から同じ大学の先住民アボリジニの歴史を専攻する研究グループのプロジェクトをお手伝いしている。そのプロジェクトでアボリジニの人たち向けのワークショップがあって、スピーカーとして3日ほどこの小さい町に滞在した。

 

オーストラリアのアボリジニの歴史に少しふれると、1788年にオーストラリアがイギリスの植民地となってから、彼らの苦悩の歴史が始まった。虐殺、奪略、強制労働、差別等々が当然のように行われ、土地に根付いたアボリジニのコミュニティや文化を破壊した。

 

現在のオーストラリア政府は、過去に奪略した政府の土地をアボリジニのコミュニティに返還している。ニューサウスウェールズ州では1983年にアボリジニコミュニティへの土地権の移行が法制化された。

 

ところがニューサウスウェールズ州内陸部で返還される土地の多くは、辺境にあり、やせて農業等への利用に適さない。これらの土地をアボリジニの人たちが経済的にも活かすためにはどうしたらいいのか??

 

そこで、これらの土地を再生エネルギー利用に活かすとしたらについて検討するためのワークショップとなった。再生エネルギーの専門家、アボリジニ・コミュニティと働く専門家が集まって、アボリジニ・コミュニティの代表者へいろいろな情報を提供したり、議論の聞けた有意義な数日だった。

 

日本では投資詐欺事件などでネガティブに考えられがちな再生エネルギーだが、オーストラリアのような広大な土地がありあまる太陽光晴れ晴れのめちゃくちゃ強い国にとっては非常に大きな可能性を秘めている。

 

オーストラリアはそもそも天然資源国であり、日本はオーストラリアからの最大の石炭輸入国。天然資源の採掘も多くのアボリジニの土地の破壊と犠牲の上に行われてきた。この負の連鎖は終わらせなくてはならない。オーストラリアも世界の潮流に乗って、石炭エネルギーからの脱却を目指す方向に進みだした。

 

これに加えて、オーストラリア内陸部のコミュニティーでは、電線などの電力インフラさえおぼつかかず、エネルギー供給が不安定。発電に使うディーゼル価格も高騰して大変なことになっている。地域で生み出せる太陽光などの再生エネルギーは、辺境地に住むコミュニティーの生活向上を図る意味でも重要になってくると思う電球

 

写真はマレー川。年初にこのあたりで洪水があった。

 

 

マレー川はオーストラリア内陸を流れる最長の河川で、ニューサウスウェールズ州とヴィクトリア州の州境となっている。1950年代の灌漑事業のおかげで周辺地域は農業地帯として発展。しかし農業水をめぐる利害関係は複雑で、近年の干ばつ等々による水不足・水質問題などの影響で、周辺コミュニティ(アボリジニコミュニティーも含む)は厳しい状況に陥っている。