またまた久しぶりの投稿となってしまった滝汗

 

日本から送られてくる満開の桜ガーベラをうらやましく思う今日この頃。南半球は季節が反対なので、これから冬に向かう。

 

シドニーのあるニューサウスウェールズ州では、先週の日曜日に時計の針が1時間遅くなった(日本との時差は1時間に)。冬時間になると、日の入りが一気に早くなる。

 

それとともに、だらだらと続いていた暑さから一転、急に涼しくなったのが先週。今週末はまた素敵な青空が晴れ戻り、秋晴れの過ごしやすい日々となった。

 

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わたしがオーストラリアに来た理由の1つに、「ワークライフバランス」の実現がある。

 

東京で10年間ほど会社員として働いた当時、一部の期間を除いて、自分はそれほど長時間労働した記憶はない。例の電通の問題があってから、日本での仕事への意識も変わったと理解しているが、当時はまだ長時間労働や仕事後のおつきあいシャンパンが普通だった時代。「24時間戦えますか~♪」みたいなCMが普通にあった。

 

分野は多少違うものの、東京時代の仕事は今オーストラリアでしている仕事とかなり似ている。成果物を出してなんぼで、時間管理はかなり個々に任されていた。

 

わたしは完璧主義でもない。比較的容量がよかったのか、多少の残業時間はあったけれども平日のオフ時間も楽しんでいたし、土日出勤もほぼなかったと記憶している。

 

けれどもいつも残業していたメンバーはいて、場合によっては、職場にほぼ泊まり込みしてた同僚もいたと記憶している。

 

当時のわたしは、女性でも長く細く働けるキャリアやライフスタイルを考えていて、そこで海外移住を考えた。特に体力があるわけでもない。長時間労働が前提の職場は、一般的に体力がある男性にとって圧倒的に有利となっている。

 

けれども5年前にシドニーに来て、ここでも実は全員が全員、9時5時の世界ではないことを知ったポーン

 

ある程度のポジションにいる人たちは長時間労働している。基本、家族との時間を大切にしているので家には帰るが、仕事を持ち帰って夜に働いたりしている。前職でも今の職場でもそうだ。

 

特に私の今いる業界は、仕事が半分趣味やライフワークみたいな人が多い気がする。

 

但し、当時の日本と違うのは、長時間労働をポジティブにとらえる人はあまりいないこと(ワーカーホリックと思われる)、上司から奨励されることは決してないということだ。9時から5時の間で、必要な成果をあげられるのが一番望ましい。

 

最近かなり後悔していることがある。それはあるプロジェクトのリーダー(女性)に声をかけられて、仕事を安請け合いしてしまったこと。

 

このプロジェクトリーダーは、とても有能で頑張り屋だ。しかもこのプロジェクトへの情熱メラメラや責任感もとても強い。

 

但し、完璧を目指すゆえに、時間的な管理が苦手なようで、3月はオーバータイムや土日労働で成果物を上げる羽目になった滝汗。内容も私の専門性や関心分野というわけではなく、やる気はダダ下がりでダウンチームメンバーとしては非常に難しいことになった。

 

他に抱えているプロジェクトもあるし、やはりどうしてもこの働き方が普通になっては困ると思い、もちろん自分的にはどこまでつきあうか悩むこととなった。下っ端あせるのわたしは給料を多くもらっているわけでもないし、残業するメリットは全然ない。

 

考えた結果、申し訳ないけれど、やはりぴっちりと線を引くこととした。プロジェクトのサポートはするけれど、オーバーワークや土日には付き合わないと…。仕事の分担はウェルカムだが、業務時間内でしっかりこなすと。

 

今回の件でやはり仕事の安請け合いはよくないと実感あせる

 

このプロジェクト、来年の春まで続く・・・ちょっと前途多難あせる。アパートの問題と重なり、かなり気の重い数週間だった。

 

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写真は昨晩のオペラハウス。

久しぶりにこの場所で夜景を見たが、やはり素晴らしいのでシドニーに来られる方にはぜひおすすめ。

 

イースター休暇3日目ニヒヒ 日曜日の今日がイースターサンデーと呼ばれ、復活祭当日ということになるのだろうか。

 

キリスト教の国では、宗教にちなんでいろいろな伝統行事がある。子供たちはイースターエッグハントというゲームをしたり、家族で食事を楽しむ日である。

 

正直なところ、何年も西欧社会に暮らしても、キリスト教徒でもなく、ここで育ったわけでもない自分にはいまだになじみのないのがイースターである。

 

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今日はスイス人のお友達がBBQパーティーに招待してくれた。

 

 

BBQのバーベキュー真ん中はお友達が用意してくれて、参加者がサラダサラダ、デザートカップケーキチョコカップケーキ、飲み物シャンパンを各自持ち寄って、ゲームや会話を楽しんだ。

 

オーストラリアでは、ホームパーティーが割と普通に開かれる。誰かの誕生日バースデーケーキだったり、新居祝いだったり・・・。ブリスベンに住んでいた頃は、多国籍で料理好きな友達が多いのもあって、家に招きあってパーティー、ピクニック、BBQを結構やっていた。

 

あと、オーストラリアといえばBBQパーティー。ここではBBQ台のある家も多い。あと公園にもBBQ台があって、誰でも使うことができる。

 

事前に多少の調整はあるものの、BBQパーティーの参加者は、各自食べ物や飲み物を持ち寄りシェアするスタイルとなる。ヨーロッパの国ではディナーパーティに招待ってなると、ホスト側がすべて用意することが多いみたいだけど、オーストラリアのパーティーはもっとカジュアルだ。

 

学生時代のパーティは、アルコールと大音量の音楽で深夜まで続くが赤ワイン生ビール(いちおう週末は11時までOKということになっているらしい)、我々世代の大人のパーティなら、ホストとの関係にもよるが長居は避けて適当な時間にお開きとなる。

 

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さて、珍しく連日投稿した理由は、帰宅時に見た夕焼け空をご紹介したくて。

久しぶりに空が真っ赤に染まる夕焼けを見た。

 

 

今日はお友達のおもてなしで本当に楽しい1日となった。心から感謝だ。

 

いよいよ明日が4連休最終日となる滝汗。貴重な最後の一日。

 

韓国式お風呂に、友人宅でのホームパーティーでリフレッシュ出来て、疲れた心も体も元気が出てきた。たくさん食べたし、明日はハイキングにでも行こうかなあ。

 

オーストラリアでは、金曜日から復活祭休暇に入り、待ちに待った4連休中だチョキ

 

前回のブログで、不動産屋の社長から、住んでいるアパート売却予告を受けた話を書いた。

 

その後、このアパートの買取も考えて、不動産関係の職業の方々と色々と話したが、これらの方々に共通するのはお金お金お金への執着、話をするだけで心はかなり擦り切れたハートブレイク

 

今の市場価格では、この超シンプルなアパートでさえヘタすると1億円近くするらしい(わたしはとても気に入ってるけど、築約100年のかなり年季の入った味のある1DKアパートだ)。手に届かないと判断した。

 

それくらいシドニーの不動産市況はすごいことになっていて、正直、日本のバブル期の狂気に近いものを感じる。

 

こんなシドニーに暮らしていると、普段の生活で自分の無力さチーンを感じることも多い。家族もなく自力で頑張っている移住組に共通する話だと思う。

 

その後、オーナーさんからも不動産屋からも、具体的な売却に向けた連絡はない。今月は仕事でも、新しく研究費が取れたり、新しいプロジェクトが始まったり、いい話もあるのだけれど、つまらないプロジェクトの締め切りで忙しく、かなーーりくたびれているチーンチーン

 

なんだか睡眠だけでは疲れが取れず・・・ハイキングにも旅行にも行く気力もなく。

 

とりあえず、この4連休は今ある環境を楽しんで、ゆっくり過ごそうと決めた。

 

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この休暇中はお天気に恵まれている晴れ 日中気温は30℃近くまで上がるけれど、日の出時間もだいぶ遅くなり、朝夕かなり涼しくなって秋の気配が漂う。

 

昨日今日と海に入るも、水はずいぶんと冷たくなった。

 

こう涼しくなってくると、なんだか無性に温かいお風呂にゆっくりとつかりたくなった。

 

オーストラリアには、シャワーしかない家も多い。今住んでいる築100年近いアパートもそう。もともと浴槽があったのだが、その後、洗濯機が普及すると、洗濯機を置く場所をつくるために、浴槽が取り払われてしまったようだ。

 

そこで今日行ってきたのはある韓国式日帰り入浴施設温泉。残念ながらわたしが知る限り日系の入浴施設はシドニーにはないようだ(もしあったら教えてください)。

 

前回、日本の実家でお風呂に入ったのが最後なので、お風呂にゆったりとつかるのは約1年ぶり。

 

韓国系の入浴施設はKorean Bathhouseという。韓国にも日本のような日帰り入浴施設があるようでこの手の施設があるようだ。コロナ後閉業してしまったが、シドニーCBDにもKorean Bathhouseがあり、偶然にも、以前の職場の隣にあったので、通っていたこともあった。

 

システムは日本の銭湯と似ている。今日行ったところもそんな感じだった。

 

わたしが行ったところは、どこも女性専用女性トイレ。こちらの水着着用の西洋式スパとは違い、日本同様に素っ裸でお風呂に入る。

 

日本の掃除が行き届いたアメニティがばっちりそろった銭湯や健康ランドに比べると、値段はかなり高め、日本人として物足りなさを感じるだろう。しかし浴槽のお湯はぬるくもなく熱すぎもなくちょうどいい感じOKで、そこそこ満足できる。

 

今日行った場所では、韓国式あかすりもやってもらった。

韓国風あかすりはたぶん20年ぶりくらいだから、20年分!!の垢を取ってもらったニヒヒ

 

久しぶりだったので、温かいお風呂はとてもリラックスできた。やっぱり温かいお風呂はいい。よく眠れそうだニヤニヤ

 

韓国風あかすりを予約すると(105ドル、約1万400円くらいか)、お風呂、スチームにも2時間ほど滞在できる。今のレートで日本円にすると確かにすごい高いことになってしまうのだがあせる

 

オーストラリアにいるとそのへんの安いマッサージでも1時間80ドルとかしてしまうので、お風呂にも入れて・・・となると、希少価値もあってそこそこの値段なのかな。

 

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写真は、数日前の朝日。最近は日の出の時間も7時頃に。

 

来週末に、夏時間から冬時間に変わり、夏も終わり。一気に一日が短くなるあせる

またまたブログ更新をご無沙汰してしまった滝汗滝汗滝汗 と、いうのも週末はとにかく忙しかった…

 

これまで数回、シドニーの深刻な住宅不足の状況について書いてきた。

 

前回は、わたしの友人が10年間賃貸したアパートが、売却されるため、引っ越し先探しに苦戦した話を書いた。

 

シドニーでは、家はもはや住むための場所、生活の基盤の場所ではなく、投資対象であり、不動産売買でいかに利益を得ることができるかを考える思考が普通となっていて、利益を得ている人たちが幅を利かせている社会構造となっている。

 

もちろん持ち家の買えない我々中間層にとってホームレスという現状は目前である。シドニーでは、いくら専門職についていても、中間層には給与所得だけでは持ち家は買えない状況になっている。

 

連日、ニュースで「Housing Crisis(住宅を巡る危機的状況)」などと報道してみても、市場任せの住宅政策を放置してきた政府。家を新しく建てたところで、多くの庶民には手の出ない価格。もはや手遅れな状況になっている。

 

さて、賃貸でも家を借りるためには、身元確認などの書類と一緒に、職業・収入などの情報を書いたアプリケーションを、不動産屋に提出する。

 

その書類をもとにオーナー側が誰に貸すのか決めるわけだが、なにしろ、コロナ後海外からの移住者・労働者の流入もあって、シドニーは深刻な住宅不足。

 

賃貸住宅の競争率がものすごく、友人はなかなか引っかからないと言っていた。

 

友人は知人経由で最終的には無事に引っ越し先を見つけた。けれど、その道のりはかなり大変でストレスの多い状況だった。

 

 

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実は今回の主役はわたし滝汗滝汗滝汗

 

この友人のような話は、シドニーではよく聞く話で、他人事ではなかったし、自分の身に降りかかるのも時間の問題だと思っていた。

 

1か月ほど前に、不動産屋から急にわたしが賃貸するアパートを見に来たいと連絡があった。

 

これまでも半年に一度、インスペクションというアパートの状態をチェックする名目で、不動産屋のスタッフが来ていたので、またその時期が来たかと思っていた。

 

しかし今回は不動産屋の社長自らやってきた。

 

そして社長から、オーナーさんが90代を迎え、終活のためこのアパート売却の準備を進めている旨を伝えられた。そして、アパートの状態をチェックして市場価格を見極めにきたと思われる。

 

但し、まだ売却のための書類準備中(遺書書き換えという話だった)で、正式な話ではない、そのうちそういう話になるから覚悟してけということを伝えに来た。

 

オーストラリアではいきなり不動産屋からメールで売却と退去期限が伝えられるのも普通なので、かなり親切だと思われる。それはこのアパートのオーナーさんがとても思いやりのある優しい方だったから。

 

わたしは今住んでるアパートが大好きだ虹。築100年の建物でとってもシンプルだけど、ビーチの近くにありながらとても静かに暮らせる場所だった。

 

オーナーの方に直接お会いする機会、その後お話しする機会があったが、このアパートに実際住まれていて、思い入れのある場所であり、わたしが大切に住んでいることに感謝の意を示して下さった。

 

ここ数年のシドニーの家賃上昇は異常であり、周辺の家賃が毎年50%のペースで上昇する中、家賃を据え置きにしてくださったのも、オーナーさん自体がシドニーの不動産を巡る状況をとても異常に感じていて受け入れがたいとお話しくださった。

 

わたしがこのアパートを買い取ることも考え、オーナーさんに伝えたが、市場価格ではわたし単独の収入等ではとてもとても手の届かない異常な価格になっているチーンあせるあせる

(オーナーさんやお隣さんが買われた40年前は庶民でも家の買える場所だった)

 

そんなわけで、週末はシドニー各所の賃貸物件を見に行ったり汗、買取の場合の資金繰りなどを考えたりしていた。

 

けれど残念ながら、新しい場所に引っ越しすることになるのだろう…

 

シドニーは場所によって不動産価格も家賃も大きく変わるけど、2年前と比べてどこもものすごく高くなった。

 

わたしのいる東海岸部はたぶん一番高い場所となってしまって、ここに残ることは考えていない。けれども、これを機に、シドニーの別の場所に移って環境を変えるのも悪くはないと思っている。

 

ちなみに、わたしにこの話があった1週間後。同じチームの同僚が、不動産屋から彼女の賃貸しているアパートが売却される旨、連絡があったと言っていた。彼らも引っ越ししなくてはならない。

 

どう考えても絶対におかしいよ、この状況ムキームキームキー

 

シドニーは素晴らしい場所だけど、オーストラリアで一番不動産価格が高く、貧富の差がめちゃくちゃあって、中間層以下は家賃、住宅ローン、生活費に苦しんでる。長期的な生活の展望を描けないのはこれが理由。多くの人が同じだと思う。

 

特にコロナ後、在宅勤務が一般的になると、シドニーの外に家を買って出ていく人、後をたたない。他のオーストラリアの都市の価格を引き上げているのも、シドニーの人が多く移ってきたからとも言われている。

 

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海の近くに住めた約4年間。貴重な時間だった。残り少なくなった海との時間と素敵な環境を楽しみたいと思う。

 

ちなみに秋を迎えたシドニーだけれども、暖かい日は続いていて、今日も海で泳いできた。人が少なくなったビーチだけれども、その方がいい。

 

 

またまたご無沙汰してしまった滝汗 

 

この数週間いろいろなことがありすぎていったい何を書こうか迷ったが、今日はオーストラリアの空の旅について少し書いてみたい。

 

先週は、あるエネルギー関係の学術大会(英語ではConferenceというけれど、日本語ではこれに該当するようだ)があって、オーストラリア西海岸の都市パースに行っていた。

 

この学術大会は、オーストラリア国内の研究者が参加する2.5日のイベントで、わたしもなんとか発表させて頂いた滝汗 初日に無事に終わって一安心。

 

また機会があればこのトピックについても別の機会に書いてみたいと思う。

 

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さてさて、オーストラリア大陸(769万平方キロ)は、日本の国土の約20倍。

 

日本の人口はオーストラリアの人口の約6倍なので、人口密度にすると、日本は平方キロメートルあたり370人に対し、オーストラリアは平方キロメートルあたりたったの3人となる。

 

オーストラリアの東海岸には、シドニー、メルボルン、ブリスベンといった三大都市がある。都市の都市の間の沿岸部は、小さな都市がずらーっと北から南へと連なっている。

 

それに比べて、西海岸には大きな都市はパースしかない。パースは人口規模(200万強)。約10年前に、パースから西海岸を約1000キロ北上するロードトリップをしたが、雄大な自然が印象的だった。野生のエミュやイルカの群れ、砂漠、何万年もかけてつくられた地形、美しい白浜のビーチや延々と続く赤茶色の景色が印象的だった。

 

これまでブログで、さんざんシドニーの住宅不足等について書いてきたが、オーストラリア全体でみると、主要都市の生活は大陸のほんの一部のちっぽけな「バブル」にすぎない。

 

大陸全体でみると、人口のほとんどは東海岸の沿岸部に固まっていて、内陸部はほぼ無人の広大な国土が広がっている。オーストラリアではアウトバックという。

 

シドニー~パース間は飛行機で片道4時間半の距離であり、同じ国内でもなんと時差が3時間(夏時間)もある。

 

シドニー~パース間はなんと鉄道も走っていて(インディアン・パシフィック号)週1本のペースで運行。3泊4日かかるそうだ。一度ぜひ乗ってみたい。

 

わたしはオーストラリア大陸を空から見るのが大好きで、飛行機に乗ると、ずーっと窓にかじりついている。窓から見下ろす場所はどこも陸路で行くとなると、大変困難な場所ばかりだからだ。

 

地図情報やフライト情報と照らし合わせると、シドニーを飛び立った飛行機は南西に飛行し、南オーストラリア州州都のアデレード上空(半島)を通過して、そのまま海岸線沿いに飛び続け、西オーストラリア州の街エスペランス上空で内陸に入ってパースに到着する。

 

帰りのパースからのフライトもほぼ同じ空路を通っていた。

 

 

空から見た写真をいくつか紹介したいニヤニヤ

 

まずはアデレードの西側にあるヨーク半島のピンク色をした塩湖(写真が暗くてすみませんあせる)。

 

ヨーク半島には塩を生産する塩湖がいくつかあって、ピンク色をした湖がいくつかある。一度ぜひこの目で見てみたいと思っていたが、空からなんとか見ることができた。

 

アデレードから行くと車で2時間半かかるそうだが、次回は行ってみたい。

 

https://twitter.com/Go_Australia

 

 

そしてもう1つの絶対いつか行ってみたい場所。

これは「白砂のビーチ天国」として知られるエスペランスの沿岸線。

 

エスペランスに行くには、パースからさらに飛行機で90分かかるか、陸路だとパースから7時間半もかかるそうである。

 

 

 

 

 

そして、エスペランスからパースまでは、延々とカラカラな赤茶色の大地が延々と続く。これらの土地は主に家畜の放牧地として利用されていたりする。

 

 

これが本当のオーストラリア大陸。

 

アボリジニの知人が言っていたけど、オーストラリアは先進国の部分(大都市)と、インフラさえ未整備な発展途上国(内陸部)の側面がある。大都市に暮らしていると、このことをすっかり忘れてしまっている。

 

今年はシドニーという「バブル」を飛び出して、もう少し真のオーストラリアに向きあう機会をつくりたいと思う。

 

とりあえず4月に、アボリジニの方々とのプロジェクトで大陸内部のある集落を訪れる機会があり、楽しみにしている。