またまたご無沙汰してしまった滝汗 

 

この数週間いろいろなことがありすぎていったい何を書こうか迷ったが、今日はオーストラリアの空の旅について少し書いてみたい。

 

先週は、あるエネルギー関係の学術大会(英語ではConferenceというけれど、日本語ではこれに該当するようだ)があって、オーストラリア西海岸の都市パースに行っていた。

 

この学術大会は、オーストラリア国内の研究者が参加する2.5日のイベントで、わたしもなんとか発表させて頂いた滝汗 初日に無事に終わって一安心。

 

また機会があればこのトピックについても別の機会に書いてみたいと思う。

 

チューリップ赤チューリップ黄チューリップ赤チューリップ黄チューリップ赤チューリップ黄

 

さてさて、オーストラリア大陸(769万平方キロ)は、日本の国土の約20倍。

 

日本の人口はオーストラリアの人口の約6倍なので、人口密度にすると、日本は平方キロメートルあたり370人に対し、オーストラリアは平方キロメートルあたりたったの3人となる。

 

オーストラリアの東海岸には、シドニー、メルボルン、ブリスベンといった三大都市がある。都市の都市の間の沿岸部は、小さな都市がずらーっと北から南へと連なっている。

 

それに比べて、西海岸には大きな都市はパースしかない。パースは人口規模(200万強)。約10年前に、パースから西海岸を約1000キロ北上するロードトリップをしたが、雄大な自然が印象的だった。野生のエミュやイルカの群れ、砂漠、何万年もかけてつくられた地形、美しい白浜のビーチや延々と続く赤茶色の景色が印象的だった。

 

これまでブログで、さんざんシドニーの住宅不足等について書いてきたが、オーストラリア全体でみると、主要都市の生活は大陸のほんの一部のちっぽけな「バブル」にすぎない。

 

大陸全体でみると、人口のほとんどは東海岸の沿岸部に固まっていて、内陸部はほぼ無人の広大な国土が広がっている。オーストラリアではアウトバックという。

 

シドニー~パース間は飛行機で片道4時間半の距離であり、同じ国内でもなんと時差が3時間(夏時間)もある。

 

シドニー~パース間はなんと鉄道も走っていて(インディアン・パシフィック号)週1本のペースで運行。3泊4日かかるそうだ。一度ぜひ乗ってみたい。

 

わたしはオーストラリア大陸を空から見るのが大好きで、飛行機に乗ると、ずーっと窓にかじりついている。窓から見下ろす場所はどこも陸路で行くとなると、大変困難な場所ばかりだからだ。

 

地図情報やフライト情報と照らし合わせると、シドニーを飛び立った飛行機は南西に飛行し、南オーストラリア州州都のアデレード上空(半島)を通過して、そのまま海岸線沿いに飛び続け、西オーストラリア州の街エスペランス上空で内陸に入ってパースに到着する。

 

帰りのパースからのフライトもほぼ同じ空路を通っていた。

 

 

空から見た写真をいくつか紹介したいニヤニヤ

 

まずはアデレードの西側にあるヨーク半島のピンク色をした塩湖(写真が暗くてすみませんあせる)。

 

ヨーク半島には塩を生産する塩湖がいくつかあって、ピンク色をした湖がいくつかある。一度ぜひこの目で見てみたいと思っていたが、空からなんとか見ることができた。

 

アデレードから行くと車で2時間半かかるそうだが、次回は行ってみたい。

 

https://twitter.com/Go_Australia

 

 

そしてもう1つの絶対いつか行ってみたい場所。

これは「白砂のビーチ天国」として知られるエスペランスの沿岸線。

 

エスペランスに行くには、パースからさらに飛行機で90分かかるか、陸路だとパースから7時間半もかかるそうである。

 

 

 

 

 

そして、エスペランスからパースまでは、延々とカラカラな赤茶色の大地が延々と続く。これらの土地は主に家畜の放牧地として利用されていたりする。

 

 

これが本当のオーストラリア大陸。

 

アボリジニの知人が言っていたけど、オーストラリアは先進国の部分(大都市)と、インフラさえ未整備な発展途上国(内陸部)の側面がある。大都市に暮らしていると、このことをすっかり忘れてしまっている。

 

今年はシドニーという「バブル」を飛び出して、もう少し真のオーストラリアに向きあう機会をつくりたいと思う。

 

とりあえず4月に、アボリジニの方々とのプロジェクトで大陸内部のある集落を訪れる機会があり、楽しみにしている。