文教祖は予言書に出てくる再臨主なのか?(2)

http://ameblo.jp/chanu1/entry-10844622437.html

ちゃぬさんのブログより転載一部加工


■予言書「格菴遺録」の内容がなぜ文教祖と当てはまっているのか

<文教祖の予言書に関するみ言葉>
「一五〇三年にノストラダムスが生まれ、一五〇九年に南師古が生まれたのですが、南師古が予言した内容とは何でしょうか。イエス様が再臨するということを言っています。聖書のようなものは何でもありません。八つの条項で、文鮮明先生は再臨主に間違いないという結論を出しています。
(海洋摂理二十周年記念行事 1994年8月1日NYベルベディア修練所)

上記は、日本人の高坂満津留氏が統一教会の光言社から南師古という人物の予言書「格菴遺録」を根拠にした本を出版した直後のみ言葉です。「文教祖は予言書に出てくる再臨主なのか?(1)」でも書きましたが、出版前の1991年から文教祖がこの「格菴遺録」のみ言葉を語っていることから、教会内で準備されていた内容なのでしょう。しかも「格菴遺録」という予言書自体が「ニセモノ」でした。

その後、光言社は日本人ではなく韓国人の具成謨氏「格菴遺録」解釈の「彼は誰なのか?」(日本語版)を1998年10月2日に出版します。(この時点でまだ統一教会側は「ニセモノ」だと気がついていなかった可能性もあります)

しかし、なぜ「格菴遺録」の内容が一致するかは、「格菴遺録」の写本を文教祖と共に金百文氏のイスラエル修道院で学んだ「朴泰善」を証するためのものだったからです。つまり、朴泰善氏の教義と文教祖の教義は金百文氏から学んだものであるため一致するのです。



■文教祖と予言書が一致する8項目
南師古の予言書「格菴遺録」の解釈本
具成謨著「彼は誰なのか?(日本語版)」1998年10月2日光言社出版
※「南師古」は16世紀、朝鮮第13代王の「明宗」の時の風水地理学者

1. 北朝鮮に生まれる
   (「大陸東方 海隅半島 三八之北 出於聖人」
   ‐‐‐‐‐大陸の東方にある韓(朝鮮)半島にある三八度線の北に聖人が生まれる)

2. 北朝鮮から日本に一時渡り、最後に韓国に戻る
   (「北海島に胚胎し、東海島に暫沈(ざんちん)するが、南海道に渡り来て」
   ‐‐‐‐‐北朝鮮から東海の島である日本にしばらく留学するが、やがて韓国に戻る)

3. 宗教一致を教義とする
   (「弥勒出生 万法教主 儒仏仙合一 東西教主」
   ‐‐‐‐‐ミロクとして生まれ、すべての宗教の教祖にも当たり、儒教や仏教や道教や
      キリスト教を一つにする使命を持つ東西の教主である)

4. 神を信じる未婚男女を結婚させる
   (「仙官仙女 作配処」‐‐‐‐‐神を信じる未婚男女を結婚させる使命を持つ)

5. 非難中傷を一番浴びる人物
   (「陥地死地 嘲笑中、是非が多い真人」‐‐‐‐‐死ぬような目に何度か陥る。
     よく嘲笑され、毀誉褒貶(きよほうへん)が多い人物である)

6. 子女の数が多い
   (「中国の実在上の人物・石崇公(せきすうこう)と同じように福(子女)が多い」)

7. 必ず獄中生活をする
   (暗号によって「獄」の苦しみを受ける人物であることが示されている)

8. 「文」という名前を持つ
   (「天上姓名隠秘之文」‐‐‐‐‐天上から隠された名前は「文」である)

※「日韓太郎のブログ(「格菴遺録」予言の救世主)」より引用
http://ameblo.jp/tanipaku0207/entry-10769400432.html



■文教祖と朴泰善の学んだイスラエル修道院

「日本統一協会は1959年に発足していますが、この統一協会のルーツは、韓国における神秘神霊教団の一派、李龍道の流れをくむものです。李龍道・白南柱・黄国柱・金聖道・金百文・・後でテストはしませんので、覚えにくい韓国人の名前を暗記する必要はありませんが、知っておいて頂きたいことは、1930年代に起こった神秘神霊教団・李龍道派の流れをくむ組織であり、当時の既成教会では異端と断定された霊体交換派であるということです。
当時の韓国キリスト教会では、このような団体はいかがわしいグループとして、一般のクリスチャンとは一線を画していたものですが、そのような中で、文鮮明は1945年に金百文のイスラエル修道院で半年間学び、そこから統一協会を興していくのですが、この金百文のところで学んだ講義ノートが原理原本となるのです。とにかく、その原理原本から劉孝元がそれを体系化して原理講論を作ったのです。
師匠の金百文は聖神神学とキリスト教根本原理いう本を出すのですが、一方弟子であった文鮮明は金百文の元を去った後に、原理原本・原理解説・原理講論というものを改訂版として次々と出していきます。一方、イスラエル修道院で学んだもう一人の弟子、朴泰善なる人物も同じような教義で「伝道館」という団体をつくっていくのです。面白いことに、この3人の師弟がみんな「私が再臨のキリストである」と言っているということです。
(倉敷めぐみキリスト教会(宗教問題研究会・第13回統一協会対策セミナー1)より)
http://kmcc.sakura.ne.jp/mind_i.html



■文教祖が関わった神霊集団

[神霊集団(地下教会[混淫・血分け派])相関図]

※1932年9月白南柱、李龍道、李浩彬たちが鉄山の金聖道を訪ねてきて同年10月に合流(後に統一教会に入教する鄭錫天は金聖道の息子)

   洪順愛(信仰)
 ↓    ↓    ↓
金聖道 →許浩彬  ↓
 ||⇒⇒⇒⇒⇒⇒黄国柱・朴雲女(鄭得恩)⇔(血分け)文鮮明
 ||     
白南柱 →(17歳で弟子)金百文 →(弟子)朴泰善・文鮮明(イスラエル修道院)
(劉明花)
 ↓
李龍道 ←(信仰)洪順愛
 ↓
(後継者)
李浩彬 ←(信仰)洪順愛
 ↓
(弟子)
文鮮明(新イエス教)

※大母様(洪順愛)と文教祖はほとんどの(血わけ教理)教団と教祖に学んでいます。

※この相関図をみると大母様(洪順愛)が統一入教前に文教祖と会っている可能性が高そうです。ちなみに大母様(洪順愛)と文教祖の故郷(定州)は近所です。



■神霊集団(地下教会)についてのみ言葉

イエス教の李浩彬牧師、韓俊明、朴在奉牧師など、幹部たちを私はよく知っています。このような人々が、先生と本当に近かったのです。それゆえに、聖進のお母さんと結婚する時、新イエス教に行って、その李浩彬牧師を私が引っ張ってきたのです。それほど近いのです。なぜ近いかといえば、平壌の新イエス教の日曜学校の学生が千名近くいましたが、私が立ち寄ることができれば、いつでも日曜学校の教育をしていたからです。私はその学生たちの間でうわさになっていたのです。そのように牧師たちと親しかったために、李浩彬牧師ともよく知る間柄になったのです。それで聖進のお母さんと結婚する時、李浩彬牧師が主礼をしたのです。
(真の御父母様の生涯路程1より)

李浩彬牧師は、新イエス教の総帥です。私がソウルに上がっていくとき、そこに寄れば、青年や学生たちを呼んで集めてくれたのです。私が黙っていても、その牧師たちが一つになって、学生たちに話をしなさいと言ったのです。話をしなさいと言えば、私は上手にするのです。数千人を泣かせることができ、ありとあらゆることをしたのです。青年たちを感動させる覇権をもっている文総裁だということを知らなかったでしょう。」
(「以北出監五十四周年・霊界統一解放四周年」記念式での御言2004年10月4日)

「この韓国の地を中心として、ある天的な摂理があるとすれば、この地で内的使命を果たす運動が始まらなければならないのです。その中で、外的使命は男性たちが責任を負わなければなりませんが、内的使命は女性たちが責任を負わなければなりません。堕落した型を見れば、エバがアダムを主管したがゆえに、復帰路程では婦人がアダムに代わって内的使命に責任を負ってきます。アダムがエバの主管を受けたがゆえに、男性たちは復帰路程で外的使命を担当して、堕落した当時の基準を尋ねていくのです。しかし全般的な内外のすべての内容を収拾して、勝利の基準を築くためには、必ず決定的な権限がなければなりません。これは再び来られる主、すなわち第三次アダムとして来られる主だけが解決することができる問題です。韓国の地は東と西に分けられます。東側には山が多く、西側は平野が多いのです。韓国の東側は男性的な姿をしていて、西側は女性的な姿をしています。神様の摂理も韓国の地形と同じ形態を取りました。すなわち、東側部分には男性的な特質を、そして西側部分に女性的な特質をもたせたのです。
それゆえに、西側の鉄山では婦人たちが神霊役事をし、東側の元山を中心として男性たちの神霊役事が展開しました。
女性たちを中心として、三代の女性が天の摂理に備え、それを迎えるための準備をしなければならないのです。なぜでしょうか。エバが堕落したために、エバが天の前にまず呼ばれて、女性として、今後、主がどのように来られるかを知って、これを三代を経て準備しなければならないという、摂理史があるためです。そのような混乱期において、皆さんが知っているように、金聖道から、許孝彬から三代を経てきたのです。すなわち女性を中心とした摂理は、金聖道、許孝彬、主なる神の夫人だと主張する朴老婆につながり、男性を中心とした摂理は、白南柱、李龍道、金百文につながりました。」
(真の御父母様の生涯路程2 第二章 韓国解放と摂理の出発)

※ちなみにここの出てくる「主なる神の夫人だと主張する朴老婆」は文教祖が朴老婆に血分けをしてもらうため妻子を置いて会いに行った人物です。教会信者の玉世賢ハルモニは証の中で『その翌日、朴ウルリョンハルモニ(朴老婆=朴雲女=鄭得恩)が人を送ってきて、私に「来なさい」と言うので、行ってみました。そうすると、「今からは私の言葉だけを聞いて、私の所にだけ来なさい。文先生は心が真っ黒になったので、ソウルにいる金百文先生を連れてこなければならない」と言いました。その話を聞いてから先生にお話しすると、ただじっとされながら「私の所にだけ、しっかりと通いなさい」と私に言われたのです。』と血分け(性行為)しに来た文教祖を「心が真っ黒、金百文がまし」と言っているのには、すでに朴老婆(朴雲女=鄭得恩)は動機を見抜いていたようです。

「神様がユダヤ教を中心として役事された内容と、ヨセフ家庭を中心として役事された内容とは、大いに異なります。それと同じく、キリスト教を中心として今まで役事してこられたことと、韓国で成された新しい神霊役事も違うのです。神様は、み旨を立てるべき様々な神霊団体をして、ヨセフ家庭と同じ使命を果たすことができるようにさせました。
(真の御父母様の生涯路程2 第二章 韓国解放と摂理の出発)

※これはとても重要な点です。「神霊団体をしてヨセフ家庭と同じ使命を果たす」とは、イエスのときの再現、ヨセフ・マリア・ザカリア・エリザベツの三角関係から、メシアを誕生させるという意味でしょうか。言い換えると不倫関係で「歴史的なすべての蕩減条件」の清算とでも言えばいいでしょうか。

「言い換えれば、歴史的なすべての蕩減条件を引き受けて出ることができる家庭的基盤を準備するために、このようなものを一〇〇パーセント準備したのです。しかしその当事者たちは現れる結果は分かりましたが、その内容を理解して責任を負って出る人はいませんでした。
数多くの歴史路程を通じてこの時代圏内に現れたその集団の歴史は十余年にすぎませんが、その歴史の背後には六千年の長い摂理の内容が連結していたのです。それゆえ彼らが新しく来られる主と完全に連結され、すべての社会と環境をここに一致させ、一つの盾となり、完全な軸となって、その周囲を完全に守ることができる基盤になっていれば、そのような基盤の上で新しい歴史を出発させることは難しくなかったでしょう。それが実現さえすれば、キリスト教が信じようが信じまいがそれは問題になりません。
それゆえ結局、神霊集団がキリスト教を引っ張っていかなければなりません。キリスト教と神霊集団が、カインとアベルの立場に立つようになるのです。神霊的集団がアベルならば、神霊的でないキリスト教はカインです。既成教団の神社参拝をしたすべての者は、サタン側に行きました。そのような俗化されたキリスト教は、カインの立場にいるのです。サタン圏内の支配を受けたために、これを一つにしなければなりません。それでそのようなことを連結させるために天は様々な神霊的団体をつくったのです。」
(真の御父母様の生涯路程2 第二章 韓国解放と摂理の出発)



■神霊集団(地下教会)の教義は「混淫・血分け」

<文教祖が金百文(イスラエル修道院)から学んだこと⇒「男女間の性的交際において肉体の情欲性を聖化」>

「一九四六年はじめ、当時二六歳になったばかりの文鮮明に大きな転機が訪れた。混淫・血分け派の<巨匠>金百文との出会いである。当時、京畿道坡州郡臨津面ソプジョン里でイスラエル修道院なるものを主宰していた金百文のものとに彼は弟子入りする。(中略)この金百文は、文鮮明より四歳年上の一九一六年生まれ。このとき三〇歳であった。彼はのちにも詳しくふれるが血分け教を理論化した大著『聖神神学』で、「男女間の性的交際において肉体の情欲性を聖化すること、すなわち人間すべての本質問題である肉体的性欲を、神の太初創成期の本性や本質で聖化することによって神に立ち帰らせる」ことを力説、これこそ聖なる神の歴史的大業」だと書いた。(中略)その恩寵を自分一人のものにすることなく万人にキリストの道の根本原理を示す恩寵の機会としようとして、金百文は二冊目の著書『キリスト教根本原理』の執筆に着手した。その執筆プランをまず三回にわたる講義形式で少人数の弟子に「いわゆる臨床学的(実験)としてくり返し、一つ一つの信仰の心霊学的(体験)成果を再検討しながら」明らかにしていったという。
面白いのは、韓国の統一協会の研究者朴英官神学博士は、この少人数の講義の受講生の中に文鮮明が含まれていたと指摘していることである。となると、文鮮明は金百文の著書『キリスト教根本原理』の素材をナマの講義で聴くことができたわけだ。(中略)ともあれ、一九四六年一月、文鮮明は血分けの巨匠金百文を訪ね、そこで六ヶ月間親しく薫陶を受けることになった。
金百文のもとで文鮮明がなにを学んだかはのちに詳しくふれるが、ここではじめて文は混淫・血分けという醜悪な教義とその実技を学んで目を開かれた。六ヶ月の修業ののち一九四六年六月六日、またも<神の啓示>で文は北朝鮮の平壌に行く。平壌は当時混淫・血分け派の本拠であり、李龍道や黄国柱というこの道で知られた<教祖>たちがいた。」
(萩原遼著「淫教のメシア・文鮮明伝」(晩声者)より)

※文教祖と「混淫・血分け派」の関係については当ブログ(ちゃぬさんのブログ)記事「地下教会と母子協助」「血統転換の奥義」等でも書いています。別の項を設けて詳しく書きたいと思います。


文教祖は予言書に出てくる再臨主なのか?(1)

文教祖は予言書に出てくる再臨主なのか?(3)

文教祖は予言書に出てくる再臨主なのか?(4)

文教祖は予言書に出てくる再臨主なのか?(5)

文教祖は予言書に出てくる再臨主なのか?(6)

文教祖は予言書に出てくる再臨主なのか?(7)

文教祖は予言書に出てくる再臨主なのか?(8)


預言書の正当性は?

http://ameblo.jp/mikan-ha417/entry-11532666686.html


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