■原理講論にも記載されている予言書「鄭鑑録」

統一教会の初期のころは韓国人になじみ深い「鄭鑑録」を用いて韓国にメシア(正道令)が再臨すると語られていた。

韓国民族に下された明白な預言者の証拠として、第一に、この民族は啓示によって、メシヤ思想をもっているという事実である。第一イスラエル選民は、預言者たちの証言によって(マラキ四・2~5、イザヤ六〇・1~22)、将来メシヤが王として来て王国を立て、自分たちを救ってくれるであろうと信じていたし、第二イスラエル選民たちもメシヤの再臨を待ち望みながら、険しい信仰の道を歩んできたのと同じく、第三イスラエル選民たる韓国民族も李朝五〇〇年以来、この地に義の王が現れて千年王国を建設し、世界万邦の朝貢を受けるようになるという預言を信じる中で、そのときを待ち望みつつ苦難の歴史路程を歩んできたのであるが、これがすなわち、鄭鑑録信仰による韓国民族のメシヤ思想である。韓国に新しい王が現れるという預言であるので、執権者たちはこの思想を抑圧し、特に日本帝国時代の執権者たちは、この思想を抹殺しようとして、書籍を焼却するなどの弾圧を加えた。」
(原理講論・再臨論より)

「したがって、多くの宗教において、啓示によって韓国に再臨すると信じられているそれらの開祖は、別の人物ではなく、実は、将来来られる再臨主ただ一人を指しているのである。すなわち、将来イエスが再臨されることを、仏教では弥勒仏が、儒教では真人が、天道教では崔水雲が、そして、「鄭鑑録」では正道令が顕現すると、教団ごとに各々、異なった啓示を受けてきたのである。」
(原理講論・再臨論より)

■文教祖の予言書についてのみ言葉

「終わりの日に至っては、どのようになるでしょうか。これが交替するのです。悪魔の愛、悪魔の生命、悪魔の血筋を受け継いだので、神様の愛、神様の生命、神様の血筋を受け継ぐためには、「真の父母」が出てこなければならないのです。「真の父母」は一人行くのではありません。先生が「真の父母」という名前を宣布するまで、神様がどれほど苦労し、宗教がどれほど血を流したか分かりますか。
 『格菴遺録』という本があります。その本は『鄭鑑録』よりもあとに出てきたものですが、見ると、もうその時から先生の名前が預言されて出ていたというのです。
 先生が生まれもしない前に、先生を見た人がたくさんいます。先生が生まれもしない前に、どうして先生を見たのでしょう。霊界は先生が生まれる前からあったので、このような人が生まれなければならないということを教えてくれたのです。それでこそ、地上で受難を受け、苦痛を受けた人たちが、霊界では先生の統治圏内に入ってくるのです。神様は、そのような作戦をされるのです。その方に仕えて暮らしたために、仕えたその方に従うようになっているのです。それゆえ、愛する神様は、私を生む何十年、何百年前に、みな見せてくれたのです。ですから、歴史的な人物です。今は、歴史的な人物だと言ったとしても、韓国人や世界の人に夜中や明け方に一言言っても、白昼に聞くように「そうだ」と言うのであって、「違う」と言う人は一人もいないのです。」
「真の父母 第3章 「真の父母」の決定は先見的予知・予定圏1991年1月13日)

「一昨日、『格庵遺録』(注¨李朝中期の易術家、南師古、一五〇九年生~一五七一年没の遺録)という、『鄭鑑録』よりはあとに出たものが見つかり、それを見ますと文総裁の名前が既にその時から予告されているのです。私はそのような男なのです。私が生まれる前に私を見た人が多いのです。皆さん、何の話か分かりますか? 私が生まれる前にどのようにして私を見ることができるのですか? 霊界は私が生まれる前からあるので、「このような人が現れなければなりません」と教えられるというのです。地上で受難を受け、苦痛を受けた人たちが霊界に行って、先生の主管圏内に入るために、天はそのような作戦をするのです。何の話か分かりますか?天は苦労した人を失わないために、その方に侍って生きれば、その方が後世に現れたとしても侍ったその人は、その方に従っていくようになっているというのです。愛する神様は私が生まれる前、何十年、何百年前にみな、そのように見せているのです。ですから、私は歴史的な人物なのです。今からは昼夜どこでも、「文先生は歴史的な人物である」と言っても、世界中の人々は、「そうだ」と答えるのです。「違う」と言う人は一人もいなくなるのです。戦いはみな、終わったのです。」
(サタン側習慣性の打倒と天側秩序の確立1991年1月13日)

※「ついに解明された1999年(光言社刊)」は1994年7月14日発行(上記のみ言葉でもわかる様に、教会内での準備期間が1991年1月からあったと推定されます)

『鄭鑑録』というものもありますが、『格菴遺録』というものがあるのです。五年前に、その原本を私は誰からかもらいました。私は、そのような本を読むのは好きではありません。世界からそのような本がたくさんきています。今回、コディアックにいる時、小山田氏が『ついに解明された一九九九年』という本をもってきたので見ました。
 一五〇三年にノストラダムスが生まれ、一五〇九年に南師古が生まれたのですが、南師古が予言した内容とは何でしょうか。イエス様が再臨するということを言っています。聖書のようなものは何でもありません。八つの条項で、文鮮明先生は再臨主に間違いないという結論を出しています。「その方は北朝鮮で生まれる」と言っています。北朝鮮から出て、島国に行ったのちに、韓国に入ってくるというのです。日本を経て入ってくるという説明までしているのです。それから、「世界の善男善女のペアを組んであげる」と言っています
 アラスカ、この地方に対しても出てくるでしょう? 主が海を誰よりも愛し、海洋事業をするということもすべて出てきます。結局何かというと、格菴遺録では、救世主は誰かというと、イエス様が再臨した方だと出ているのです。四百年前は、キリスト教が入ってくる前なので分かりません。ソ連とアメリカが出てきて闘うことをすべて話しています。アメリカという国がない時にです。驚くべき事実です。「神様はいない」と言うことはできません。すべての歴史は、そのように偶然になされるものではなく、計画的なプログラムによってなされるのです。そのようなことを理解して、皆さんがこのように修練を受けるのも、過去のすべての計画のもとでなされているということを知って、意義深い出発から始めて締めくくることを希望します。」
(海洋摂理二十周年記念行事 1994年8月1日NYベルベディア修練所)


■高坂満津留著・光言社発行

◎1994年7月14日発行

「ついに解明された1999年(ノストラダムスを超える南師古、驚異の大予言)」
予言研究家・高坂満津留著 光言社発行(1994年7月14日初版、1994年10月14日改訂版)

◎1995年2月28日発行(続編)
「大預言が証す救世主 奇跡の1999年(恐いほど当たる南師古の世紀末啓示 )」
 高坂満津留・佐藤昌樹 共著 光言社発行(1995年2月28日初版)

(作者紹介)
●高坂満津留(こうさか・みつる)
1951年、福島県生まれ。予言研究家。
法政大学文学部卒、新聞記者、フリーランスライター等を経て、予言関係の研究、日韓史、戦後史等の研究をする。歴史・文学等に造詣が深く、的確な書評にも定評がある。著書に「風水大予言」、「出口王仁三郎の救世主大予言」、「解読されたノストラダムス最終暗号」、佐藤昌樹氏と共著に「奇跡の1999年」がある。
http://www.chojin.com/history/2/kousaka.htm

※結局、統一教会の光言社からの発行本です・・・。


http://ameblo.jp/chanu1/entry-10843730721.html

http://ameblo.jp/chanu1/entry-10844622437.html

http://ameblo.jp/chanu1/entry-10845692788.html

http://ameblo.jp/chanu1/entry-10846723205.html

http://ameblo.jp/chanu1/entry-10853316257.html

http://ameblo.jp/chanu1/entry-10855377172.html

http://ameblo.jp/chanu1/entry-10870965001.html



鄭鑑録は、李氏の祖先である李沁という人物と、鄭氏の祖先である鄭鑑という人物の会話という形式で記されている。漢字の分解(破字)や暗喩などのさまざまな暗号 的技法で記されており、文言は多様な解釈が可能である。また、多くの異本がある。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%84%AD%E9%91%91%E9%8C%B2


格庵遺録はでたらめ

http://plaza.rakuten.co.jp/yurinonamida/diary/200902110003/


1920年当時の「鄭鑑録」に対する民族意識について

http://www.chojin.com/history/teikanroku.htm

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