文教祖は予言書に出てくる再臨主なのか?(6) | ちゃぬの裏韓国日記

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カルト統一教会と世界支配層との関係をあばく
(統一教会=世界平和統一家庭連合)

文教祖は予言書に出てくる再臨主なのか?(5)で日本とユダヤの特徴が酷似している内容が多いと書いたのは、統一教会の「伝統(の本)」の中にこのユダヤの伝統文化をかなり取り込んでいるように思えたからです。そして統一教会の伝統と比較するためです。日本がユダヤ正統継承民族かは私にもわかりませんが、文教祖がかなり日本に対して「サタン」呼ばわりするのには何か別の理由があるとすれば「血統の正統性」にある意味劣等感を持っているからなのでしょうか。

もし失われた10支族が中国・韓国経由⇒日本定着だとしたら、間違いなくユダヤの文化や伝統は日本に密かに息づいているかも知れないし、もしかして再臨のキリストの血統継承者がいるかも知れないと考えると、文教祖は統一教会に血統が正統でない韓国の伝統文化ではなく、再臨主になるためにユダヤの伝統文化をかなり取り入れているように見えるのです。そして、日本の伝統文化そのものを否定するはずです。

■原理講論再臨論では再臨主はキリスト教国家に誕生

文教祖は予言書に出てくる再臨主なのか?(4)ですでに述べたとおり、原理講論再臨論では『イエスは、アブラハムの血統的な子孫たちに再臨されるのではなく、彼らの遺業を相続して実を結ぶ国に再臨されることを我々は知り、また、実を結ぶ国は、東方の国の中の一つであることも知った』とあるように

<再臨主は>
①アブラハム・ユダ・ダビデの子孫ではない
②キリスト教国家に誕生する
③東方の国に誕生する

となります。韓国は確かに日本よりキリスト教は普及しています。しかし、文教祖が誕生した1920年の韓半島での人口に対するキリスト教の割合は、2%もありません。
1890年 17,842(0.18%)
1900年 60,522(0.60%)
1910年 240,869(1.78%)
1920年 305,549(1.77%)
1930年 415,071(1.98%)
1940年 522,000(2.21%)↑韓半島全体集計
---------------------------------
1950年 857,668(4.1%)↓韓国のみ集計
1960年 1,623,396(6.4%)
1970年 3,037,047(9.7%)
1980年 7,176,472(19.3%)
1990年 12,649,403(29.1%)
(資料・韓国における初期キリスト教受容の要因より)
http://leo.aichi-u.ac.jp/~goken/bulletin/pdfs/No13/04TsuneishiN.pdf

これで韓国がキリスト教国家というには無理があるのではないでしょうか?むしろ当時は仏教徒が多かったはずです。今でも仏教信徒数がキリスト教信徒数を上回ります。



■統一教会はユダヤの伝統がいっぱい

統一教会の『伝統』という本をご存知でしょう。
もちろん韓国から派生した宗教で、教主も韓国人ということで、韓国由来で韓国の伝統に似ている内容もあります。文教祖が言われることを弟子の方々が見よう見まねでメモした内容をまとめただけのものです。

・聖塩
・8日目の奉献式
・10分の1献金
・祈祷室と祭壇
・統一教会以外の葬儀後の悪霊分別法(火またぎ)
・心情のローソク
・お産のローソク
・祝日と記念日
・安侍日
・天暦採用
・神殿建設 等々・・・

<ユダヤへの憧れで作った伝統?>

※文教祖は統一教会創立前、イスラエル修道院で学んでいた。

①聖塩
⇒ユダヤも清めるために塩を大事にしている
⇒日本もお清めの塩がある

②8日目の奉献式
⇒ユダヤは8日目に割礼をする(男子のみ)
『娘は生まれれば七日目に奉献し、息子は八日目に奉献式をします。(1961年2月2日のみ言葉)』
1961年当時は男(8日目)、女(7日目)だったが今は8日で統一されている。

③神殿建設(8数は統一教会では再出発数)
⇒ユダヤではハヌカの祭り(神殿清めの祭り)
(お産のローソクは7枝だが、ハヌカは1本(種)+8本で8日間祝う)
⇒ユダヤ人がギリシア軍をエルサレムから追放し、エルサレム神殿の宮を潔めた時、神殿内に聖なる燭台用の特別なオリーブ油が1日分しか残っていなかったのに、燭台の火が奇跡的に8日間も燃えたことから由来し、ユダヤ教絶滅の危機を乗り越えた再出発を記念している。
http://www.h3.dion.ne.jp/~ivrit/khanuka.htm

④安侍日(「安着侍義の日」8数は統一教会では再出発数)
⇒ハヌカ(神殿清めの祭り)も8日で再出発
⇒『サタンは七数以上を越えていくことができません。八数は神様の数であり再出発数です。(1985年8月20日のみ言葉)』
⇒『蕩減復帰することにより、サタン数の聖日を越えて八日を占有するようになるので、「八数が再出発数だ」という言葉が出てくるのです。(「後天時代」出発宣言2004年5月29日のみ言葉)

⑤天暦採用
⇒ユダヤ暦も陰暦(月の満ち欠け)を採用
⇒日本の伊勢神宮暦はヘブライ暦(ユダヤ暦)と一緒(他の神社は違う)

⑥お産のローソク(7枝燭台)
⇒ユダヤは7枝燭台のメノラー使用
(当ブログ参考記事)
http://ameblo.jp/chanu1/entry-10741416790.html

⑦火またぎ・霊媒・占い
⇒聖書では禁止行為(悪魔的行為?)
『あなたが、あなたの神、主の与えられる土地に入ったならば、その国々のいとうべき習慣を見習ってはならない。あなたの間に、自分の息子、娘に火の中を通らせるもの、占い師、卜者、易者、呪文を唱えるもの、口寄せ、霊媒、死者に伺いを立てる者などがいてはならない。これらのことを行う者をすべて、主は厭われる。これらのいとうべき行いのゆえに、あなたの神、主は彼らをあなたの前から追い払われるであろう。(聖書・申命記 18章9節-12節)』

⑧ローソクの灯火
⇒ユダヤ:『貴方(モーゼ)は、イスラエル人に命じて、灯火用に上質の純粋なオリーブ油を持ってこさせ、ともし火を絶えずともしておけなければならない。アロンとその子らは、あかしの箱の前のたれ幕の外側にある会見の天幕で夕方から朝まで、主の前に、ともしびを整えなくては成らない。(出エジプト27章21節)」
⇒日本:伊勢神宮には、常に灯火(ともしび)を絶やさないらしい(理由不明)。神道では夕刻が一日の始まりとされている。

⑨祝日と記念日
⇒韓国統一教会創立記念日5月1日
⇒フリーメーソン(シオニスト)のアメリカ独立宣言の日
(当ブログ参考記事)
http://ameblo.jp/chanu1/entry-10772194837.html

⑩10分の1献金
⇒ユダヤ民族の祭祀担当のレビ族が受け取っていた献金が由来

※ユダヤ由来の伝統を統一教会に持ち込んでいるのがよくわかります。血統的には無理なので形式だけでもと思ったのでしょうか。