ホロスコープで効率の良い学び方を見る【3ハウス】【9ハウス】 | ホロスコープ勉強部屋 ~見えるものにも見えないものにも偏らない均衡を目指して

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教科書通りのリーディングにしっくりこないことには、大きな意味があるはずです。納得できるまで遊び心を持って考察していきます!

子どものときは、社会人になって学校へ行かなくなれば勉強なんてしなくていいし羨ましいと思ったものです。

実際はいくつになっても勉強すること、学んでいくことからは遠ざかれないなと感じます。それは私の3ハウスに土星があるからかもしれませんが、時代としても年齢問わず新たなチャレンジを試みる方が増えている風潮を感じます。新たな試みの裏には必ず「学び」の時間があるはずですが、学ぶ分野も学び方もどんどん多様化していますね。

 

私は学校での勉強はできるタイプでした。でもそれは「学ぶ」というよりも、テストの点をとるための「作業」であったように感じます。学校で習ったことについて、驚くほど何も覚えていないのですw

そして、占星術について学びたいと思っている今も、なんとなく一般的なイメージで「基礎からひとつずつ」といった形式でやろうと思っては、挫折してを繰り返してきて、「3ハウス土星め…!」なんて思ったりw

 

最近少し目的をもってホロスコープを見れるようになってきて、自分が知らず知らずのうちに前提としてきた「基礎からひとつずつ」学ぶ方式は、自分にはあっていないという事に気づきまして泣き笑い

そこを理解したことで、学ぶことへの苦手意識がぐっと減ったのです!

 

自分に合った学び方を知る要素として以前、水星と才能を絡めた記事を書きましたが、今回注目したのは3ハウスと9ハウスのカスプサインです。どちらのハウスも「学ぶ」ことがテーマに関係しています。

 

3ハウス=知性の部屋。物事を理解したり判断したりするための能力を発達させる部屋であり、古典的には「初等教育のハウス」とも呼ばれているようです。内向的に知性を発達させるだけでなく、情報を発信したり、人との情報交換をすること、コミュニケーションもこのハウスの管轄です。

 

9ハウス=探求の部屋。何かを求め、何かを探して未知なる世界へ飛び出すイメージ。自分の世界を意識的に広げ、精神的な成長を遂げることに繋がります。古典的な解釈では「哲学」「旅」「高等教育」などのキーワードで語られるようです。どのような理想を持ち、学び、知性や精神の拡大を達成させるかをこのハウスで見ることで人生を充実させる鍵を知ることができます。

 

私のネイタルは3ハウスカスプ=射手座、9ハウスカスプ=双子座になっています。

3ハウス的な学びや情報発信、コミュニケーションは、理想を大事に、壮大で抽象的な色合いをもって取り組むとしっくりくる。

9ハウス的な自己成長につながる、理想を追求するための学びは、興味の赴くままに目先の知識を収集する雰囲気で取り組むとしっくりくる。

 

字面でみるとすこしぎくしゃくする組み合わせなので実生活に例えてみます。

 

ブログ発信は3ハウス的です。自分の発信内容を振り返ってみると、自分の理想や探求心がなかなかに表れています。本当はもっ「各ハウスの意味」「各天体のアスペクトの解釈」みたいな感じでがちっとやりたいと思っていたんですが、それだとどうも億劫で続かず、自分のやりたいように書いていたら射手座の雰囲気がでているような気がします。

 

占星術を学ぶこと自体は9ハウス的です。こちらについては書籍を1ページ目から順番に読んで理解をすすめていきたいと思っていましたが、全然頭に入らずw 順を追って学んでいると興味がなくなっていってしまうんですよね泣き笑い

「ハーモニクスって何?才能とか分かるの?すごい!知りたい!」とか「ミッドポイントって何?相性でシナストリーにでないことまで分かるの?気になる!」など、とにかく自分が気になったことから調べていくと、それらが蓄積し繋がり、気が付けば結構成長してるかも?といった感じになっていますw

 

私は火・風・活動宮が多く、土・水・固定宮が極めて少ないチャートなので、後者側を過剰に意識する傾向があります。そこから「学ぶ」ことに対しても自分にない雰囲気で取り組まねばならぬ意識を知らず知らずのうちに持っていました。

学ぶことと関連する3ハウス・9ハウスカスプを読むことで、自分に合った学習スタイル、勉強の進め方が理解できました!

 

職場の先輩に射手座や天王星が強い方がいるのですが、彼女とはいつも理想的なビジョンについてテンポの速い会話でガンガン話すことができ、お互いとても気が合っている感覚があります。ただ、それを実行に移すために「調べる」「勉強する」というフェーズに入ると、やりかたが全然違います。私は先に挙げているように、柔軟宮っぽくふらふらとやっていますが、彼女はがちがちに根拠のある論文や書籍をしっかり読み込むのです。チャートを見ると3ハウスカスプ蠍座、9ハウスカスプ牡牛座でした!固定宮っぽい学び方となるわけですね。

カスプの重要さが身に染みると同時に、ハウスの計算システムを考えた人すごすぎるのではと驚愕です!!!

また、カスプを重要視していると、改めて12星座どのようそも皆もっているのだなと感じます。目立つ天体、強い天体を見ることも大事ですが、それに引っ張られすぎないことも同じくらい大事だと感じました。