ハウスのカスプサインと、在室する天体のサインが違うときの考え方 | ホロスコープ勉強部屋 ~見えるものにも見えないものにも偏らない均衡を目指して

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教科書通りのリーディングにしっくりこないことには、大きな意味があるはずです。納得できるまで遊び心を持って考察していきます!

タイトルの意味伝わるでしょうか?

鏡リュウジ先生のネイタルの画像があるので、例に使わせていただきます泣き笑い

 

 

鏡先生の太陽は8ハウスの魚座です。

8ハウス太陽の解説は、平たーく言うと「後継ぎ」のように表現されるのを結構見かけますが、現代においては後継者が必要な伝統的な家業のあるお家柄の人はかなり少ないのではないでしょうか。

働き方はどんどん自由になっていていますので、8ハウスが表す活動の意味するものを幅広く捉えてリーディングに活かしたいところです。

8ハウスは「継承」以外にも、心理学的なことを象徴する場合があるという解釈も結構みかけます。たしか鏡先生の著書には「心理学者の大家のホロスコープは8ハウスが強調されていたり、MCルーラーが8ハウスにとんでいることもある」的な解説があった気がしたのですが、ちゃんと見つけられませんでした…

ユングのMCルーラーが8ハウスにあることから「心の深みを追求し、人の心の変容を導こうとしていた」と表現されていた文章は見つけられました!

他にもネットで見ていくと、医療や研究関係なども挙げられていたり、配偶者との関係、生と死、性、などなかなかに幅広い解釈があるハウスのようです。とにかく「他者」がいる前提で「深く」「融合」「変容」あたりをキーワードに考えて発展させていけると良いですかね…。。

 

8ハウスの話が長くなりましたが、「8ハウス魚座太陽」だけをとっても、まさに鏡先生は心理的な深みのある分野においてスピリチュアルなお仕事をされているので、なるほど!となりますよね。鏡先生の持たれる世界観はとてもロマンチックで、誰を責めることもない慈悲深さを感じられます。とはいえ水星金星水瓶座ということもあり、しっかり論理だった思考や表現もお持ちなので、風サインが強い人からも好まれそうな雰囲気です。(語彙力も考察も未熟で上手く書けずもどかしい悲しい

 

それだけでもリーディングは成り立つのですが、「8ハウスのカスプ」に注目するとまた見えるものが変わってきます。

鏡先生の8ハウス的活動の象徴はあくまでカスプの表す「水瓶座」的性質を帯びているという事です。

先に挙げたように先生は水瓶座にも天体をお持ちなので、そちらから受ける影響ももちろん大きいと思いますが、鏡先生が心理的に深みのある分野で活動される時は、「魚座的な溶け込むような雰囲気」だけではなく、むしろ「水瓶座的な自由さや理論性のある雰囲気」の方が基本にあると読めそうです。

 

そう思うと太陽のあるハウスのカスプが、太陽のサインと違うときはかなり重要になる気がしてきました!

 

私自身、カスプがサインの後半ばかりなので、ハウスのカスプサインと在室する天体のサインが違うパターンの方が多いんですよね。

カスプに注目することでかなり腑に落ちる部分がでてきたので、また別の記事で考察していこうと思います!