休日日曜百姓の野良流宇夢(ノラリュウム)実践記

休日日曜百姓の野良流宇夢(ノラリュウム)実践記

休日日曜百姓の想像と実践
半自然植物栽培
semi-natural plants cultivation ,my imagination and practice
畠、田んぼの生物多様性を増幅して農園を作っています

今年は田植え前の田んぼの草刈りが絶好のタイミングで出来たので、例年になく田んぼの状態は稲の栽培に適したものになっている。つまりイヌビエなどの草が全くと言っていいほど生えていない。こんなに田んぼらしい見た目の田んぼになったのは何年ぶりの事か。

 

過去の同じ6月23日の田んぼの様子と比べると良く分かる。

 

2023年6月25日

 

2022年6月22日

 

2021年6月20日

 

2020年6月21日

 

2019年6月23日

 

鳩にとってたくさん食べられそうなものが多いらしく、連日田んぼは鳩の群れでにぎわっている。彼らはいったい何をあんなにしきりについばんでいるのか?見えないので分からない。草の種か。それともミジンコなどの微生物か。幸い稲の苗には見向きもしない。

 

毎年どうなるか分からない田植え時期の六月。今年はまた難題が多い。

一つに、仕事の繁忙期ががっつり重なっている。休みはおろか、残業もありそうで、なかなか田植えの時間が取れそうでない。

一つに、田んぼに多年生の夏草があちこちに生えている。

一つに、降雨が少なくて苗の生育が遅れ気味。しかも苗床にイヌビエが多く生えてしまってい稲の苗の選別に時間が取られる。

 

こんな状況でも、気持のあきらめ(いい米作りをするではなく、とにかく米を作るという)が肝心で、とにかくコツコツ気根に稲苗を植えていくしかない。

 

菌ちゃん農法の畝の夏野菜がうまく生育している。これまで自然農法でこんなに夏野菜がうまくいったためしがないので、すくすくと緑を伸ばしていくのを見るのは、実にすがすがしい。まさに食べられる観葉植物といったところだ。

 

 

田んぼの冬の草は結実の時期を過ぎている。変わってイヌビエなどの夏の草が芽生えて蔓延る夏がやってきた。私の田んぼは耕さず代掻きをせず米作りを始めてかれこれ10年目になる。

 

これまで何とか米つくりがうまくいっていたり、悪かったりと、どちらともいえない。

ここにきて代掻きしないことのデメリットが顕わになってきていて、昔ながらの耕して代掻きする米作りの必然的帰結というものを理解できるような気がする。10年もやらないと分からない自分が単に頭が悪いからだけなのかもしれないが。

 

※一つに、草をどうやって退治するか。厄介な草は種類としては幾種類かに限定されるが、耕して代掻きすると稲以外の草は毎年稲作の出発点としては一掃される。

 

※一つに、代搔きされたトロトロの田んぼに田植えをするのはとても簡単で早くできる。能率がとても良くなる。手で植えるのはもとより、機械化も容易で田植え機を使うと何十倍も速くできる。

 

草の種類を見ると、帰化植物なので昔は無かったのかもしれないが、オガサワラスズメノヒエはとても厄介だ。まだ一枚目の田んぼにしか入ってきていないが、今年は早くも枯れた冬の草の上に覆いかぶさるようにして茂り始めている。こうなっていてはこのまま不耕起で田植えをしたなら、この草に田んぼ全面が覆われて、稲はさっぱり大きくならないだろうと思われる。

 

一部にはまたケキツネノボタンが群落を作っているが、去年までこの状態で不耕起で植えたところ、さすがに稲の生育は遅れてしまった。

 

ここは枯れ枝を冬の間積んであったので冬の草が茂らなかったところで、枯れ枝をを除去したらタチスズメノヒエやイヌビエがどっさり生えてしまった。

 

こんな状況なので今年はハンマーナイフモアーで田んぼ全体の草の地上部を粉砕することにした。

タイミングとしては最高のコンディションと言える。晴天続きでスクミリンゴガイが活動していないので土にもぐっている彼らをミンチにしてしまう心配はほぼない。草も粉砕後乾燥するので復活もしにくいだろう。

しかし草むらにはコオロギ、バッタ、カエルやヘビなどがいたので機械の前で逃げ惑うのが多く見られた。ヒヨドリたちが集まってきてバッタなどの小動物をついばんでいた。

やりながら、人間のコロニーに巨大化したハンマーナイフモアーをかけるところをつい想像してしまう。田んぼの小動物に対してやっていることはそういうことだ。

 

 

5月3日に種おろしをした稲の苗がそろって発芽して育っている。ただ先月までは雨の日が適度にあったのに今月はあまり雨が降らない。今日明日は週間予報では雨が降りそうだったが、今日は良く晴れている。稲の苗は雨が多くて土が湿っていた方が他の草よりも優位に育つはずなので残念だ。

 

稲に交じってちらほらとイヌビエが生えているようだ。(黄色の矢印)

 

苗の列から外れているものはすぐにイヌビエと分かるが、稲の列の中に生えているのは分かりづらい。

株元が赤っぽかったり、薄い筋模様があったりするので識別する。そしてイヌビエは触ったら稲よりも柔らかいので分かる。

 

 

ヒエ取りを始めた場所がたまたま雑草がたくさん生えていたので、今年は何でこんなに雑草が苗床に生えているのかショックを受けていたが、苗床の他の大部分は例年どうりあまり生えていなかったので安堵した。黒マルチを使った直射日光露出後遮断処理の効果だろう。

 

 

 

ほったらかしだったネギの苗が、育っていた。雑草も一回除草しただけだったが、草に負けないで育っていた。追肥をして中耕してやったのでもっと良く育つだろう。

 

 

今年は新たに種もみを購入していました。

今年はこの にこまる を栽培してみます。

塩水選(比重高め)して沈んだものを優先的に蒔いていきます。

芽出しの浸種では去年までよりも一日短くしました。(去年までは5日間、今年は4日間)

それでも芽が伸びすぎの籾の割合が多かったです。

 

 

 

今日の稲の種おろしに向けて準備していた苗床の黒マルチを剥がしてみました。

夏草の芽生えはすっかり消えていい具合の苗床になっているようです。

 

ここにノコギリ鎌でV字型の溝を切って、その中に種もみを降ろしていきます。

列の幅は10cm弱。この上にもみ殻を被せるようにふって、鎮圧器で押さえます。

 

目標は5000株、2本植えなので本数は10000本以上の苗を目標に育苗していきます。苗が足らないのはいけないので多めに種は降ろしていきます。今日は畝の8割くらいまで行けました。

 

連休なので明日もあるので今日はここまで。

 

あの映画「ゴジラ-1.0」が本日お茶の間にやってきた。

私は結局映画館で4回鑑賞していたが、早速今朝5回目を家のテレビで鑑賞した。

家のテレビでゴジラ-1.0を見るなんて何という新鮮さ、そして高揚感。

司馬遼太郎が言っていた、明治維新の人々が初めて国民になったとき感じた高揚感もこれと同じだったのかもしれないと思ったりする。(おおげさかな、いやそれくらい)

自分の過去に見知っていた昔の事柄などが思い起こされ結びつき感動して涙が出る。映画でこんなに感動するのは初めてだ。何度見てもそのドラマや音楽や映像が自分の中の何かと結びついて感動する。これはシンノ名作だ。

 

 

 

MML林道を訪れるのは久々だった。去年の8月15日に行ったぶりだった。昨日の雨も上がったばかりなので林道は地面がジメジメしているが、さすがに森の空気がおいしい。ウグイスやアカショウビンのさえずりがひっきりなしにこだましていていやされる。林道から見える杉の林はシダなどの下草が生い茂り、まるで太古の森にいるような眺めだ。

 

エゴノキ

 

ジャケツイバラ

 

アマドコロ

 

 

最近は雨が多いからなのか、林床にときどきキノコが生えているのを見かけた。

菌ちゃん農法をするようになり知ってから、キノコは菌類の胞子を作る器官であって、その地中には本体である菌糸のネットワークが張り巡らされていることを想像するようになった。

 

 

折り返し地点にある豚舎跡

ここできた道を後戻りするか、それとも尾立の方へまわって元に戻るか思案する。尾立の伐開地は去年ススキが生い茂りイノシシのけものみちになっていたはず。今では通って降りていけるかどうかも怪しい。

 

 

尾立の伐開道は案の定鬱蒼としたけものみちになっていた。棒で前の草藪ををたたきながら進んでいく。

 

 

 

どきっ(゜o゜)

目の前に突然アオダイショウが。舌をシュルシュル出してこちらを威嚇している。かなりの大物だ。伸びたら2mくらいはあるかもしれない。棒で注意をそらしても逃げて行かない。遠巻きに除けてこちらが退散するしかない。

 

 

 

 

 

菌ちゃん農法の盛り畝が成功し続けている。その必然的理由のカギは菌根菌に違いないと思う。

しかし菌根菌に関する詳しい日本語の書物はそう多くはない様だ。とりわけ農耕に関連した分野ではほとんどないので(あるのかもしれないが)、ネットで探すときに英語で検索して探すことにしていた。

面白そうな題名の本が見つかった。早速購入していた。


 

Mycorrhizal Planet (菌根の惑星)

MICHAEL PHILLIPS 著

 

この本は紙の本で買ったが、PDFファイルもダウンロードできたので自分で翻訳するのも便利なようだ。

Google翻訳すると、早速イントロの部分だけでも興味深いことがたくさんある。

 

 

イントロ(序論) FUNGAL CONSCIOUSNESS のGoogle翻訳

 

菌類意識


菌根菌は人々が理解するのを長い間待っていました。
 乱さないという原則をたった一度理解するだけで、土壌構造と肥沃度の構築は長きにわたり続きます。これだけでも、例外的でありながらあまりにも忘れられがちな土壌の味方の運命を導くことになる。菌根菌は地球上のほとんどの植物の根のシステムとパートナーになる。菌類と根との共生関係の背後にある物語は、あらゆる種類の地球意識を高めます。「人間による埋め合わせ」が達成する見込みよりもさらに有意義な方法で炭素は固定されます。健全な植物の代謝は、菌類の仲間によってもたらされるバランスの取れた栄養素交換の鍵となり、彼ら菌類は植物が光合成によって生成する糖分を求めて賢明に取り引きします。この地下経済には深遠な知性が存在し、それが私たちが食べる食物の栄養密度を決定します。古い原生林の土を一握り拾うと、42 キロメートルにも及ぶ線状の菌糸体が得られ、そのほとんどは菌根です。
 共生的菌類の科学を探求することは、平たく言えば、多くの分野での実践的応用を可能ならしめます。マルチを使ったガーデニング、巾広鋤での掘削、浅耕、林縁の果樹園、不耕起農業、環境負荷の少ない林業、そして「全てのパーマカルチャー」の背後にある本当の原動力は、土壌をできるだけ乱さないことです。これにより、菌類が繁栄することが可能になります。このとき美徳とは、物事を台無しにしないように行動を減らすことにあり、この教義は私たちのほとんどが対処できるのではないかと私は思います。
 すべての生物学の書物は科学的な概念から始まります。この言葉に人々が初めて出会ったときに「菌根」と言おうとするのを聞いてみて下さい。彼らには多くの基本的事項を会得している必要があることは明らかです。植物を扱う際にすでに菌類の知識を得ている私たちは、土壌の食物網が重要であることを知っていますが、地下で何が起こっているのかについての完全な機微に必ずしも注意を払っているわけではありません。これらすべてについてさらに詳しく知ることは、博士の領分というよりも、植物や土壌生物がいかに驚くほどうまく健康を「実現」しているかその価値を認識するということです。菌根ネットワークにおける酵素合成の複雑さと双方向の原形質の流れは、母なる自然のより豊かな時間を反映しています。
 私たちは、共生菌類や植物の健康などの複雑なテーマに取り組む多くの人々の研究を基礎にしています。分子学的探索を通じて最近得られている新たな洞察を、微生物学者、土壌科学者、植物生理学者による数十年にわたる献身的な観察と共に組み合わせることができます。私がすべての研究を読破するのは大変な旅でしたが、まあ、あなたには私にひとつの借りがあるとだけ言っておきましょう。私は、システムの視点を提供する科学への感謝の気持ちを持ちながら、農家の実践感覚を持って、これらの広大な知識分野に取り組んでいます。人間の健康と植物の健康の間には類似点があるため、この説明はさらに豊かになります。トーマス・ジェファーソンは、農業民主主義への深い信仰に裏打ちされた、限りない好奇心の持ち主だと評されています。この国の 3 番目の大統領は、高等教育のための大学の設立から自然権としての幸福の追求に至るまで、すべてにおける広い視野を考慮に入れました。今はもっとこれが必要です。菌類を知る人は植物を知る人と語り合わなければなりません。植物化学の発展を知っている人は、畠の畝の豊かな土の匂いを知っている人と語り合わなければなりません。
   私たちの集合的な未来は、土壌菌類が重要であること、植物の生態系は尊重されなければならないということ、土壌管理は私たちの最高の使命であることを多くの人々が理解するようになるかどうかにかかっています。前にもそのようなことは言われていましたが、現在は治具は本当に進歩しています。私たちは、この重大な岐路の緊急性を認識するのか、あるいはそうでなければ次の世紀に必ずしも人類が存在するとは限りません。あなたが望むなら、これらを運命論的な発言として受け取ってください。木を植える。 堆肥を作る。 カバークロップを蒔く。 薬草を収穫する。 石の基礎を作る。 木を切る。 鶏を歩き回らせる。私たちはそうした追求を多くの皆さんと共有しています。あらゆる種類の素晴らしい農家、牧場主、庭師、薬草学者、果樹栽培者、造園専門家、そして林業家が先頭に立って働いています。人々は、家畜、商用菜園、在来種の植栽、そして多年生作物を多面的なシステムに統合しています。モノカルチャー、耕起、そしてむき出しの土よさようなら。 クリアカットやモンスタースキッダーのわだちにさようなら。 土壌を再構築し、多様性を高めることは、楽しめる本格的な仕事で生計を立てることと密接に関係しています。これらの取り組みをサポートするコミュニティも同様に重要です。地元の農業を存続可能にすることから、地域の森を巡るガイド付きキノコツアーの企画まで。 都会の屋上でガーデニングをすることから、ひどく傷ついている地面を修復することまで、私たち自身を支えてくれる土壌とのあらゆる直接的なつながりを通じて、私たちはより健康になります。ありふれた場所に奇跡を発見することは、これらすべてに対する菌類へのまなざしでしょう。 非常に小さな生き物たちの日常的な生き方は、地球への貢献という点で、私たちの種にとっての教訓をもたらします。 顕微鏡的な領域で菌類と根の相互作用を直観的に見る能力を磨くことで、菌類への認識が定着します。 私たちが菌類から学ぶべきことがあるというのは、それほど大げさな話ではありません。 菌糸は栄養を与え、コミュニケーションを図るために伸長します。 もし菌類意識だけを持って、人々があらゆる菌根ネットワークに見られるのと同じ供与の感覚を反映していけば、私たちの周りは繁栄するでしょう。 胞子は私たちが子供たちに与える夢になります。 生命は本当に続いてゆきたいのです。
 はい?何ですか? 裏の質問がありましたか?
菌根菌や植物の健康について詳しく説明できる私は何者なのでしょうか? そのような科目では、博士号も修士号も学士号もありません。しかし、土壌、そして多くの果樹への愛着を発見しなければ、私にとっては、おそらく地下への冒険は決してなかったかもしれません。首都の環状道路内の自治体建設プロジェクトで土木技師として始まった日々は、私がより心のこもった道を模索するために 23 歳で離職し、辞職したときに根本的に変わりました。 ソローとベリーの入ったリュックサック、そしてホームステッド雑誌の求人広告を眺めているうちに、すぐに私はニューハンプシャーのホワイト山脈にたどり着きました。早い話が、私は地球に手を突っ込んだのです。自分の中に、ほとんどすべてのものを育てたいという情熱を見つけることで、あなたは「植物人」になります。「木の人」はたまたまその枝に沿ってもう少し外側に行く、それだけです。微生物を食べる微生物の気まぐれ、裸の根を菌根の種菌に浸す最初の瞬間、そして果樹が菌類の地味な生態系で成長したいという始まりの認識に入りましょう。根の先端は前衛組織の後ろを進み、最も微細な菌糸以外はほとんど進入できない土壌団粒や岩の割れ目を掘り下げます。細部にズームインすると宇宙がどんどん大きくなることに気づいたことがありますか? 私は土壌の食物網と、長期にわたる土壌の肥沃度を構成するものについてもっと学ぶことに夢中になりました。受け取る側の話に戻りますが、自然が一番知っているということを尊重すると、植物はより健康になることがわかります。別の言い方をすれば、私のリンゴの木は最高の教師であることが証明されました。妻の薬用植物の研究は、男性が生きていくために必要なことという観点から、私にだけ、癒しの合成の驚異に目を開かせてくれました。植物と菌類は、お互いに気を配ることによって、より回復力が強くなります。結果として生じる植物化学物質の連鎖反応は、農家と薬草学者の両方に役立ちます。魅惑が先導し、世界は再び融合しました。
 これがどのように機能するか分かりそうですか? 菌類的に考え、菌類的に探索し、菌類的に直観します。私たちはそれぞれ、自分に与えられたものを受け取り、さらに前進することができます。
 その旅を信頼することで、菌根菌とリアルタイムの植物の健康に関する実践的な教えを共有することが可能になります。この 2 つは、総合的なアプローチをより正確にする上で密接に関連しています。私はコーネル大学のリバティ・ハイド・ベイリー氏の言葉がいつも好きでした。少し言い換えたものです。「栽培者は理由を知っていれば、そのやり方を自分から学ぶ。」植物の知恵をたっぷり取り入れ、人間のユーモアを散りばめて、物事をうまく盛り上げようとしています。飛び回ってください。 役立つものは取り入れてください。 あるいは楽しんでください。成長期ごとに更新される緑の世界に驚異をもたらすチャンスです。
 私たちは、菌根菌と健全な植物の代謝のより深い理解に向かうために、必要な科学への取り組みから始めます。第 1 章では、実際の応用につながる関連する菌類の概念を紹介します。率直に言いますと、種の適応性、栄養繁殖体、栄養素の伝達メカニズムについて知ることは、私たちをより良い地球の執事にするのです。「菌類の根」の誘惑は、それが緑の植物だけに関するものではないことを理解すると、その真価を発揮します。第 2 章では、植物生理学と有機化学の側面を取り入れて、植物化学の進歩の核心に迫ります。おそらく難しく聞こえるかもしれませんが、これは自然界をより深く理解できるように細かく調整されているということを知ってください。土壌生命を虐待した結果生じる無数の問題に対処するよりも、健康への投資の方がはるかに好ましい理由を園芸家が認識することで、すべてがうまくいき始めます。私は、家族や地域社会のために食料を栽培する際に、「菌根の惑星」の総合的な手段をぜひ取り入れていただきたいと思います。 もちろん、この健全な植物の会話を聞いた後はそう思うでしょう。耐性代謝物や味方の菌類を扱うことは、有毒な思考を徹底的に打ち破ります。
 科学への最先端の取り組みにより、より広範な生態系を検討しながら、共生の利点をさらに探求することができます。第 3 章では、地下経済において植物群落全体が広範囲に及ぶ菌根ネットワークによってどのように結びついているかを探ります。売買の言語は、取引がどのように行われるかを理解するのに役立ちます。自然界には深遠な知性が存在するので、畏怖の念を抱く準備をしてください。そして、非の打ち所のないものを邪魔しないように準備してください!第 4 章では、栽培者として特に菌類の動態を有利にし、それによって良好な土壌耕起性を作り出す方法について説明します。生物学的に促進された秘術と最も考えられる中において、土壌団粒は、菌類の主要な役割を尊重した直接の結果です。第 5 章では、菌類的要因をさらに解明するための接種材料の機微と伝統的な技術について詳しく説明します。「炭素経路」に特に注意を払ってください。実際、この経路は、このきわどい時代における私たちの唯一の救いです。
 私たちが大切にしている土地で健康という統合されたタペストリーを織り上げることは、実際の行動を通じて実現します。 第 6 章では、私たちは外に出て、仕事に向かうことに熱心になっています。 菌類学的に考えることで、ガーデニング、風景のデザイン、木の実の栽培方法に適切な枠組みが生まれます。 菌類に対する教訓を育むことで、より回復力のある森林と農場が生まれます。 私と同じように細部を愛する人は、すべての行為で強調される菌類のリフを楽しむでしょう。
  菌類グルメのインスピレーションは、第 7 章で見つかります。野生の菌根性キノコの中から食用のものを見つけることは、それ自体が情熱です。
最後に、第 8 章ですべてがまとめられ、炭素の流れに精通した世界がどのようなものになるかについての全体像が示されます。 私たちの種はいくつかの気の遠くなるような選択を迫られていますが、最終的には私たち一人ひとりが菌類のような方法で喜びを見つけることになるでしょう。 私たちがあらゆる場所の土壌をより良くしようと率先して行動すると、変革が起こります。 菌類はそこからそれをつかみとります。


「菌類にくすぐられる植物の足の指」 が私たちの大切な地球に命を与えているというこの考えは、多くの二本足動物には何の手がかりさえありませんが、菌根菌についての全容を語るべき時が来たことを意味しています。

 

 




 

 

3月31日から苗床のシートをはいでいた。晴れた日には直射日光に当たっていた。夏の雑草が芽吹いているはず。

 

 

これはイヌビエだろう。

 

苗床の両側に浅い溝を作る。底を固めて雨水が溜るようにして置く。周りの草や朽ちた稲わらを溝に詰めていく。苗床の水分保持、およびスクミリンゴガイ対策の意味がある。スクミリンゴガイは雨水が堪った溝に集まる。あえてジャンボタニシとは呼ばない。ほんとの名称はスクミリンゴガイだし、私の田んぼにはジャンボな個体はほとんどいないので。原産地には10cm越えの個体がいたりするらしいが。確か昔を思い出してみると、自分が大学生のころから既に近所の用水路ではジャンボタニシの姿を見ていたような気もする。(30年以上前)

 

今年は苗床に自然農でいうところの「おぎない」をしてみる。

下水処理場で熟成生産されているサツマソイル。1月に購入していた。すぐに封を切って風通しの良い倉庫に置いておいた。当初は黄土色でアンモニア臭も強いのだが、3か月経つと白っぽく変わり、臭いも土のように変わっている。

拡大すると白い繊維状なので、菌類(Fungi)かもしれない。

これを少なめに全体に薄く伸ばした。下水汚泥原料なので重金属の不安があるかもしれないので、それは量、濃度を微量にすれば問題ない。

 

最後に黒マルチと防草シートを二重にかけた。

 

芽吹いていたイヌビエなどは光合成ができなくて死んでしまうはずだが、混合栄養性の雑草が生き残る可能性はある。(-_-;)

 

 

夏野菜の種蒔きが先週は大雨で出来なかったが、今日は朝から暖かい春の陽気だったので助かった。

田んぼの草はぐんぐん伸びて分厚い緑の絨毯のように茂ってきていた。

 

苗床に被せていた防草シートを剥がしてみると、夏草の新芽はすべて消えていた。

 

今年購入した夏野菜のたね↓

ミニトマト、キュウリ、ナス、ピーマンはどれもF1の種を購入した。値段の割に一袋に10粒から20粒くらいしか入っていないので、貴重だ。ミニトマトの種が10粒ってくしゃみで全部吹き飛びそうなのだが。

 

一粒ずつ蒔いて、もみ殻をかけて鎮圧した。

 

最後に不織布シートを掛けておく。

 

菌ちゃん盛りの畝に植えていたわせ玉ねぎが収穫期を迎えている。

3株抜いてみると十分に大きいサイズになっていた。

 

 

菌ちゃん農法は本物だ。( `ー´)ノ