MML林道を訪れるのは久々だった。去年の8月15日に行ったぶりだった。昨日の雨も上がったばかりなので林道は地面がジメジメしているが、さすがに森の空気がおいしい。ウグイスやアカショウビンのさえずりがひっきりなしにこだましていていやされる。林道から見える杉の林はシダなどの下草が生い茂り、まるで太古の森にいるような眺めだ。
エゴノキ
ジャケツイバラ
アマドコロ
最近は雨が多いからなのか、林床にときどきキノコが生えているのを見かけた。
菌ちゃん農法をするようになり知ってから、キノコは菌類の胞子を作る器官であって、その地中には本体である菌糸のネットワークが張り巡らされていることを想像するようになった。
折り返し地点にある豚舎跡
ここできた道を後戻りするか、それとも尾立の方へまわって元に戻るか思案する。尾立の伐開地は去年ススキが生い茂りイノシシのけものみちになっていたはず。今では通って降りていけるかどうかも怪しい。
尾立の伐開道は案の定鬱蒼としたけものみちになっていた。棒で前の草藪ををたたきながら進んでいく。
どきっ(゜o゜)
目の前に突然アオダイショウが。舌をシュルシュル出してこちらを威嚇している。かなりの大物だ。伸びたら2mくらいはあるかもしれない。棒で注意をそらしても逃げて行かない。遠巻きに除けてこちらが退散するしかない。