3月31日から苗床のシートをはいでいた。晴れた日には直射日光に当たっていた。夏の雑草が芽吹いているはず。
これはイヌビエだろう。
苗床の両側に浅い溝を作る。底を固めて雨水が溜るようにして置く。周りの草や朽ちた稲わらを溝に詰めていく。苗床の水分保持、およびスクミリンゴガイ対策の意味がある。スクミリンゴガイは雨水が堪った溝に集まる。あえてジャンボタニシとは呼ばない。ほんとの名称はスクミリンゴガイだし、私の田んぼにはジャンボな個体はほとんどいないので。原産地には10cm越えの個体がいたりするらしいが。確か昔を思い出してみると、自分が大学生のころから既に近所の用水路ではジャンボタニシの姿を見ていたような気もする。(30年以上前)
今年は苗床に自然農でいうところの「おぎない」をしてみる。
下水処理場で熟成生産されているサツマソイル。1月に購入していた。すぐに封を切って風通しの良い倉庫に置いておいた。当初は黄土色でアンモニア臭も強いのだが、3か月経つと白っぽく変わり、臭いも土のように変わっている。
拡大すると白い繊維状なので、菌類(Fungi)かもしれない。
これを少なめに全体に薄く伸ばした。下水汚泥原料なので重金属の不安があるかもしれないので、それは量、濃度を微量にすれば問題ない。
最後に黒マルチと防草シートを二重にかけた。
芽吹いていたイヌビエなどは光合成ができなくて死んでしまうはずだが、混合栄養性の雑草が生き残る可能性はある。(-_-;)